マンネリ避け 新たな工夫で 挑戦す
昨日、北高崎駅近くをブルーの車で通過し、高崎市では最大の書店である戸田書店で新たに発売なった「天声人語」英文対照版を購入しました。
目的は時代の先端をゆく新鮮な日本語の文章に触れ、内容については、さまざまな時事問題を網羅し、簡潔で分かりやすい論評を読んだりですが、一方、私の核心は、日本文と同じ内容について英単語やその表現法に触れ、新たな言葉の記憶に挑戦したいからです。
この本は年間に4回(春夏秋冬)発売され、次が発売されるまでに約90日分の内容を読み終えなければなりません。ですから、1日1本の記事の熟読を目標にしてます。通常の本なら1週間もあれば読み終わっても、日英両語なので改めて単語の意味、アクセントの位置、発音記号、その語が含まれる慣用句や例文も辞書で調べ、ノートに書き写します。この本は学生時代の教科書に似てます。
それにしても、語学は辞書を引く回数ともいわれてます。いつになっても学ぶことの多い国語の辞書と共に、私はそれより引く回数が多いのは英和辞典です。また、英作文が趣味の一つであることから、本当に英米人に通じるかどうかを和英辞典で確かめて文章を書くようにしてます。こんな年になって毎日、辞書と睨めっこになるとは思ってもなかったです。
ところで、英単語の記憶について、ただ丸暗記すると忘れる可能性が高いです。「それを実際に英作文で使うこと」、「実際に発音すること」、現役時代のように職場で毎日会ってたAETのようなネイティヴとの会話で使うことが脳に定着すると思いますが、現在はその環境になく、専ら、英作文で使用することにしてます。
如何に脳に定着し、結果として瞬時に書けたり、すぐ口から出るかが記憶の目標である筈です。しかし、学生時代から英語は好きな科目でしたが、どうしても試験のためでした。本来は社会生活で自由に使えることが目的であるなのに、今は亡き当時の先生方も「今度の試験に出題するから良く覚えておけ」などと、言われたものですから、点数が取れても、試験が終われば単語の意味などどこかへ飛んで行ってしまいました。
日本では中学から高校まで、英語の単位数は多く、授業はほぼ毎日で、この6年間で相当の時間を割いて勉強してます。しかし、高校を卒業して英語が自由に使える人は一握りでしょう。
この原因は、大昔から日本では英語を使わなくても、日本語ですべて用が足りてしまう地理的環境にあるからと考えられます。
一方、最近私が感じてることは、小学生はかなり英語に興味を持ってます。私は小学校の英語の授業を拝見してませんが、あるいは中学・高校ような試験をせず、AETの先生により会話を中心としてるからかもしれません。
最近の拙い体験では、小学生に英語で話しかけるとすごく興味を持って、真剣な目をして聴き取ろうとしたり、話そうとする態度が見られます。中には下校途中にわざわざ私の庭の前の道を通り、英語で話しかけてくる子供たちもいます。あるいは英語でのやり取りを望んでいるのかもしれません。
そのようなとき大切なことは「手助けとして一切、日本語を使わず」、彼らから英語で応対する工夫やその体験を試みてます。
折角、学校で英語を学んでも、それを使うことが意外と少ないのでしょう。私も機会ある毎に、将来ある子供たちに笑顔で話しかけてみたい。
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