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2021年5月 6日 (木)

シャクナゲの 土は通気性と 排水性

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【日本シャクナゲ・・・品種名は筑紫】

 私たちはややもすると、環境や取り巻く状況に何かマイナス面が起こり、それに直面する期間が長いと心身ともに疲弊し、何かと荒みがちです。しかし、物事には裏表があり、そのマイナス的要素を逆にチャンスと捉えて、行動できることがあるかもしれません。

 世界的に蔓延してるコロナ感染症は現代人が体験してない極めて危険な病魔で、私たちはすでに約一年半も人混みを避ける生活行動を余儀なくされてます。生活範囲が限定され、どこへ行ってもマスク着用と手の消毒、特に「三密」を厳守すべき状況下であり、先の見えないこの環境に、子供たちには学校でも家庭でも無理を強いてることで、行動に子供らしい自由がなく、誠に憂うべき環境下にあります。この病魔は人から人へ感染するので、これには国民一人ひとりが徹底して感染対策に取り組まなくては現状を打破できません。

 この大型連休中は昨年に比較して、各地での人出は多かったと伝えられてます。今一歩も二歩も耐えることが今は肝心要と言えます。

 ところで、昨日の天気は群馬県でも午前中から曇りがちで時々雨が降りました。今の季節は、私にとって趣味の庭づくり、植え木の育成に一人で勤しんでる毎日です。小雨が降っていては作業はできず、がっかりしました。

 しかし、前述のコロナ同様、物事に裏表があり、この場合、裏とは一つのチャンスなのです。それは植木を植え替えすには、このような曇りがち、あるいは小雨の時こそ、実は千載一遇の機会と捉えるべきです。日照りのとき、植え替えすと枯れる可能性があるからです。

 写真の日本シャクナゲは今まで、観賞し難い場所に植えてありました。すでに殆ど開花が終わったことから、昨日、思い切って「今がチャンスと捉え」玄関のすぐ東で、しかも、和室から良く見える所を選びました。将来、老いても家の中から好きな日本シャクナゲが眺められることを夢見ています。

 以前にも時々書きましたが、シャクナゲは根が小さくまとまっており、そこへ他の樹木の根が侵入してきて養分が吸い取られ、シャクナゲはあまり栄養が吸収できないことが起こります。こんなことは知りませんでしたが、このブログを読んで下さったオーストラリアの在住の方から教わりました。

 このため、今回は写真の通り、大きな植木鉢で育てることにしました。直径50㎝、深さ50㎝で、土の量もかなり入り、シャクナゲの重量を含めると60kgほどです。少しぐらいならばどうにか移動はできる重さです。

 ここで肝心なことです。シャクナゲは日本種、西洋種を問わず、他の植物より気を遣うへきことは土作りです。一般の密度の高い黒土などを嫌います。また、根が細かく短いので、その根が絡みやすい土であることが栄養を吸収しやすく、併せて、空気が通りやすく、水を与えるとすぐに浸み込む排水性ある土が相応しいです。実は、これらのことは、私の今までの無知による失敗から習得したことです。

 このため、植木鉢の下方には水はけのよい中型の赤玉土一袋を敷き詰め、その上に小粒の赤玉土をピートモスに絡めつつ敷き、そしてシャクナゲを載せ、根の周囲にもピートモスと赤玉土で囲みました。しかも、深植えし過ぎず、シャクナゲの樹形や角度を見つつ、上から太い棒で土を叩き、隙間がないようにして植え替えを終わりました。

 その後、水をたっぷり与え、植木鉢の下から水が漏れることを確認です。上記の土は排水性があるため、水がすぐに下から出て来ます。ですから、シャクナゲに最もよくないのは排水性、通気性がない一般の黒土です。今度の場所は大きな梅の木の近くなので、一日中、半日蔭で、これもポインドです。

 私も年令が嵩んでいるので、重たい植木の移動は体力的に参りましたが、数少ない日本シャクナゲに対する情熱がそれにも上回り、今度こそ、半永久的に管理しやすく、心は来春の開花が楽しみになってます。未だ春だというのに、一年後の春を見据えている私です。良い新芽が出てくればしめたものです。

 

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コメント

面白い内容で、実に興味深く最後まで一気に読ませていただきました。

実は私は山野草の栽培が本来の趣味です。
野草の話で恐縮ですが、イワカガミと言う栽培が難しい野草があるんですが、これがシャクナゲが生える貧栄養な山の尾根とか岩が多い場所に生えるので、イワカガミやシャクナゲ、ツツジの仲間の共通点を調べたら、地中の菌類、エリコイド菌根菌との共生関係があることが分かりました。

じゃあ、このエリコイド菌を増やすにはどうしたら良いかと考えた結果が、枯れ松葉に至りました。

青い松葉は強酸性でPH2くらいですが、枯れ松葉になると弱酸性になるんですが、枯れ松葉の方を集めて来ては露地植えのホンシャクナゲの株元に盛りに盛ったら、花芽も付いてくれて、現在薄ピンクの花が開花中です。

盛りに盛った枯れ松葉は分解と言うか細かく砕けて、体積がかなり減りました。多分栄養はそこまでない感じです。
貧栄養な場所でエリコイド菌は増えると言う話もあります。

このホンシャクナゲの地植え栽培は、昨春から開始したド素人ですが、イワカガミと言う難物野草の栽培からヒントを得て枯れ松葉と言う通気性マルチを利用しました。

今後どう成長して行くか要観察ですね。

投稿: ヤマじゃん | 2021年5月10日 (月) 18時24分

ヤマじゃんさんへ・・・本格的に研究されている姿勢に敬服です。
 私の地区は群馬でも平野ですから、本来の山岳地帯のような育て方はできませんが、すでに30年以上、シャクナゲを育てており、枯らしてしまった失敗もあり、それをばねに原因究明しつつの日々です。
 シャクナゲを購入したときの植木鉢の中の土をよく研究し、それを真似るようにもしています。黒土は殆どありませんね。通気性が大切で、水を与えるとすぐに浸みこんでしまいます。

投稿: カッキー | 2021年5月10日 (月) 18時46分

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