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2021年6月 7日 (月)

森の中 住まいは隠れ ひっそり暮らす

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【この緑の中から、時にはピアノの音が聞こえます。】

 健康維持のため時々行ってるウォーキング中、あちこち見学しているので分かりますが、私の倉賀野町の中でも、樹木に覆われた家屋は意外と少ないです。

 広い空き地があれば、そこは駐車場になったり、また、新たに大きなに工場が建設されたりで、現代人にとって、樹木は意外と大切にされないように感じます。もっと、樹木を増やしつつ、いろいろ建設して欲しいものです。その上、歴史的に由緒ある大きな樹木は邪魔物として伐採されつつあります。

 倉賀野町で今では大きな樹木が存在してるのは倉賀野小学校前の今は亡き真下次男先生宅の欅などです。また、永泉寺境内も高さがある樹木に覆われています。あとはあまり見受けられません。

 6月の今の季節は新緑に覆われ、樹木の中は呼吸がすごく楽に感じます。最近、拙いブログでは事あるごとに書いてますが、私たちは無意識のうちに呼吸し、その回数は1分間におよそ18回ですから、1日の長さ1440分を乗ずると、一日におよそ2万5千回ほど、肺で二酸化炭素を酸素にガス交換し、心臓と脹脛によって血液循環を行ない、全身の臓器や筋肉に酸素と栄養を送り届け、生命を維持してる現実があります。

 ところで、この酸素を作ってるのは樹木だけです。これが光合成です。こう考えるとこの世で植物ほど大切なものはありません。地球温暖化によって諸外国でも緑が減って砂漠化し、気温が上昇していると伝えられ、この現象は、未来の子々孫々や動物の生命にはマイナスになってもプラスはありません。とりわけ、よくないと言われる化石燃料の発電を徐々に減少していくべきではないでしょうか。

 日本国内においても、山岳地帯では人工林が多くなり、しかし、それは特に葉が小さい針葉樹である杉や檜といった建築用木材の植林であり、経済を優先した植林が多いと言われてます。

 人類の未来を考えるとき憂うべきは、近年では毎年、日本中で大洪水が起き、以前に比較して災害が多く、度々、被災が報道されてます。このままでは子々孫々の時代にはどうなるのでしょう。

 優先すべきは、山岳地帯に元々たくさん生育してたブナなど広葉樹をたくさん増やしたいものです。ブナ林は山にたくさんの水を蓄え、洪水を減らすと考えられてます。

 ところで、現職で他界した亡妻は、退職したら中国奥地の砂漠地帯に行き、植林するプロジェクトに参加する夢を生前に持ってました。しかし、病魔のため、それは実現できませんでしたが、地球の未来と子々孫々の幸せをいかに願っていたかが分かります。

 私はその遺志を引き継ぎ、せめて我が家の庭だけでも、森の中に住んでるかの如く、緑に覆われた環境作りに現在も取り組んでます。未だ未だ、道半ばです。それでも植えるべき土地は多少未だあり、これからも植物に囲まれた新鮮な酸素の下、豊富な井戸水を大切にしつつ、最近、度々耳にする持続可能な環境づくりを日々実践したいと思っています。

 

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