朝夕に 我が家の庭は 蝉時雨
ちょっとグロテスクな写真で申し訳ありません。私の庭は植物がたくさん植えてあり、今は雑木林のように緑でいっぱいです。このため、蝉も地下から幼虫が出てきて、木に這って登り、ご覧のように背中の殻を破って羽化し、成虫になります。ですから今では、一日中、鳴き声で賑やかです。
地下にいるのは数年間と言われ、地上に出ると今まで考えられていたより長く生き、2週間前後と言われてます。それにしても短い一生です。この生態を見ても、私たちは人間に生まれただけで何と幸せなのでしょう。少しぐらいの悩みなど吹き飛ばし、より自分らしく生活したいものです。
I'm sorry for the slightly grotesque photo. My garden is full of plants so that it is full of greenery like a copse. For this reason, the larvae of the cicadas also emerge from the ground, then they crawl up the tree, and as you can see in the photo, break the shell of their back and emerge as an adult. So now they are lively with ringing all day long.
It is said that they have been underground for several years, and after emerging from the ground, they live longer than we previously thought. Allegedly they live around two weeks. Even so, what a extremely short life cicadas pass through this world! Looking at this ecology, how happy we are just to be born into humans! I want to release from a little trouble and live more like myself.
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土の中で一生のほとんどを過ごす蝉が、抜け殻を残して成虫になって過ごす時間はたった数週間の命とか。儚いものの象徴のような蝉の抜け殻の空蝉(うつせみ)と現世に生きている人間の現身(うつしみ)とは相通ずるものがあるように思われます。空蝉は、もののあわれ、虚しさ、寂しさをも催させます。
夏の熱さを感じさせたり、ゆく夏を惜しむきもちにさせてくれたり、蝉しぐれは夏の風物詩として欠かせない音響です。
音符なく調子揃へる蝉時雨(吉留洋子)
投稿: 蝉蛻 | 2021年7月31日 (土) 15時29分
蝉蛻さんへ・・・昔いたインドでは4月に蝉が鳴いてました。5月が最も暑く午前11時で40度ほどです。ですから学校は5月が夏休みで、8月は学校がありました。日本は温帯に属しますが、世界では地域によって、きっと、いろいろの気候があるのでしょう。
ところで、今の庭には朝からミンミン蝉がよく鳴きます。やはり普通のアブラ蝉よりよく響きます。この蝉は敏感で、私がそばに行くと、次第に鳴くリズムがゆっくりになり、危険を察知してか、ついにどこかへ飛んで行ってしまいます。
いよいよ8月になり、あと2週間もすれば、庭ではコオロギやスズムシが一晩中泣くことでしょう。こちらも儚い一生のようです。
投稿: カッキー | 2021年8月 1日 (日) 01時56分