荒海を 進むか如く 荒船山
【写真拡大すると臨場感が出ます。】
Enlarge the image and you will feel such a sense of presence as if you are really near the mountain.
群馬県高崎市から西南に見えるテーブルマウンテン・荒船山(1423m)はその名の通り、頂上付近が広く平らです。恰も荒海を進む大船の姿です。この平らな頂上の端から端までは林の平原で、まさに高天原です。
私は数年前にこの平原を5羽のレース鳩を入れた籠を持って歩いたら約1時間かかりました。また、周囲は推定200mほどの切り立った断崖絶壁で、先史時代に周囲が陥没し、硬い岩盤のみが残ったと推測できます。もちろん、崖の上に柵はないので、誠に危険で時々、転落事故が起こります。
荒船山は私の家から直線距離で50Kほど離れてます。北海道から帰還を目指すレース鳩にとっては、この距離はお茶の子さいさいですが、それでも、猛禽類を避けるため、地上から1000m以上の山岳地帯を飛ぶので理想的な訓練になりました。鳩はみな私の鳩舎に戻りました。
Dear my overseas friends
As the name suggests, Table Mountain Mt. Arafune (1423m) which can be seen in the southwestern direction from Takasaki City, Gumma Prefecture, Japan, is wide and flat on the summit. The scenery is like an appearance of a big ship traveling in the rough ocean. From end to end of this flat summit is the plain of woods which is exactly the dwelling place of the gods in Japanese mythology.
It took me about an hour to walk through this plain a few years ago with a basket of five racing pigeons. In addition, the surrounding area is an estimated 200m steep cliff. Therefore it can be inferred that the surrounding area collapsed in prehistoric times, leaving only hard rock. Of course, there are no fences on the cliffs, so it's really dangerous so that sometimes accidents occurred to fall.
Mt. Arafune is about 50km in a straight line from my house in Kuragano-town. For racing pigeons aiming to return from Hokkaido, this distance is very easy to return, but even so, it was an ideal training to fly more than 1000m higher altitude than the plain because they fly in severe mountainous areas avoiding raptors. All the pigeons have returned to my pigeon loft.
【榛名山系・・・水沢山】・・・拡大してください。後方の景色は渋川市付近です。
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小生は山登りの経験はほとんどなく、山の名前は全く疎い。従って、展望できる山の名前を確定することができません。
花の名前を覚えて楽しむように、山の名を覚えて山に親しみ不動の心を養いたい。北側の窓を開ければ待ち受け画面のように決まって見えるのが水沢山だと最近知りました。
カッキーさんの所から山座同定できる東西南北の山は何ですか。
投稿: 夕焼け坂 | 2021年9月26日 (日) 07時54分
夕焼け坂さんへ・・・おはようございます。今日はだいぶ涼しく、家ではいつも半ズボンに半そで姿の私も、今日は長袖に長ズボンです。
ところで、私の家の三階からは群馬の山並みの殆どが見え、今までに、私はその殆どの山頂を極めました。
ご希望があれば紅葉を見にお供いたします。近年、私が最も感銘した榛名山の雌山から見た、つまり西から見た三角錐の水沢山を本文の下に載せます。
投稿: カッキー | 2021年9月26日 (日) 09時37分