晩秋は 殺風景でも 味がある
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晩秋の植物は概して落葉して殺風景になりがちですが、紅葉して、葉が赤や黄色になったり、写真のように実が赤や黄色に、そして珍しく紫式部のように実が紫になり色彩豊かでもあります。
写真左はピラカンサツで右は柚子です。前者は最終的には野鳥に食べられてしまいます。後者は香りが良いことから人間に調味料としてや、冬至の日に柚子湯として用いられます。この風習は江戸時代からと考えられ、日が短いことから寒さ対策でしょう。
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Plants in late autumn generally tend to fall so that the atmosphere becomes bleak, but when their leaves turn red or yellow, and the fruits turn red or yellow as shown in the photo, and rarely the fruits turn purple like a "Murasaki Shikibu" that means Japanese beauty-berry. It is also colorful.
The left side of the photo is Pyracantha, and the right side is Yuzu orange. The former will eventually be eaten by wild birds, the later is used as a seasoning for humans because it has a good scent, and used as a yuzu hot bath on the day of winter solstice. This custom is thought to have been since Edo period, and because the daylight is short at this season, it is probably a measure against the cold.
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コメント
ピラカンサには、赤色(橙色)の実が非常に多く生り装飾的です。熟した実はヒヨドリやメジロ、ムクドリ等の貴重な冬の食料源。
棘の付いた枝は徒長して暴れやすいため剪定の時は大変ですが、晩秋の殺風景な庭を彩ってくれます。
「風景を殺す」と書く「殺風景」の漢字の字面は殺伐とし感心しないと思うのは、「殺」を、無意識のうちに「殺す」というイメージで読んでしまうからです。
「殺す」ではなく、「殺(そ)ぐ」と読み直すと、「弱くする、なくなるようにする」の意味になります。「殺風景」は、「風景本来が持っているような魅力や趣が殺がれている」という意味になるようです。
「殺風景な人」とは、面白味のないつまらない人の意。こう言われないように趣味豊かに生きましょう。
投稿: 日向丸 | 2021年11月12日 (金) 07時09分
日向丸さんへ・・・おはようございます。早朝よりコメントを有難うございます。専門のお立場から勉強になります。
今日も、天気は小春日和の典型ですね。
今日は珍しく昭和時代に勤務した高商へ行き、先日、音楽センターで行われた吹奏楽部定期演奏会について、その感想などを顧問で音楽担当の女性教員に会い、話すことになってます。
その前に、校長室で校長に挨拶しますが、校長が私の高商勤務時代の教え子なので、時代も随分移り変わりました。
投稿: カッキー | 2021年11月12日 (金) 08時09分