事故多し 年末年始 ゆとり持つ
【倉賀野町の立体交差】
群馬県では12月1日から12月10日まで、冬の県民交通安全運動が行われてます。年間スローガンは「自転車も 止まってよく見て 交差点」、また、サブスローガンは「僕たちの 命をてらす 反射材」です。これらのスローガンの下、運転者も歩行者もひとり一人が細心の注意を払い、悲惨な交通事故を未然に防がなくてはなりません。
群馬県内の交通事故発生状況は令和3年では9月末現在、死者数42人、負傷者数8669人です。昨年の同じ時期では死者数30人、負傷者数8186人ですから、死者数は12人増え、負傷者数は483人も増えてます。
42人の死者の年齢構成は65才以上が27人で最も多く、30歳代が4人、40歳代が6人、50歳代が3人、60~64歳が1人、29歳以下が1人となってます。
死者の事故当時の状態は四輪運転中が17人、歩行中が11人、二輪運転中が7人、自転車乗用中が7人です。
自転車事故の致命傷は約6割は頭部です。このため、群馬県内では自転車を利用するには「自転車ヘルメットの着用」が努力義務化されました。(令和3年4月1日・群馬県交通安全条例改正)
今回の冬の県民交通安全運動の運動重点は三点あり、1、子供と高齢者の交通事故防止。2、夕暮れ時の早めのライト点灯と反射材などの着用促進。3、飲酒運転などの悪質・危険運転の根絶です。
※ところで、日頃、私も車を運転してるので、特に気をつけてることを述べます。
1、対向車側が渋滞してる途中に横断歩道がある場合、車の陰から急に人が横断することがあります。この時が最も危険です。特に子供は「横断歩道を渡りましょう。」と教えられてることから車と車の間から急に出て来て、反対車線を走行中の車を確認せず飛び出すことがあります。ですから、横断歩道の直前で、車は常に減速です。横断歩道の前には、横断歩道の存在を示すダイアモンドの図柄が路上に示されてます。
2、可能な限り、狭い道は通らず、幅員の広い道路を走る。
3、早朝や夕刻時の運転はスピードが出ていたり、特に、薄暗くて見え難く危険が伴うので細心の注意です。
4、いついかなる時も、決して前方から目を離さない。スマホは絶対見ない。
5、制限速度の厳守。
6、信号で右折左折するとき、気持ちが急いていると横断中の歩行者や自転車の動きを見落としやすいので、ゆとりをもって運転する。
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コメント
本日、サラッとですが雪が降り住んでいる北広島に冬が来ました。
北海道の冬季は路面が凍ってアイスバーンになる事が多く車の事故が一気に増えます。
スタットレスタイヤに履き替えて、冬用のワイパーに交換して、スノーブレードを車に積んで、準備に怠りはありませんが交通事故に気を付けて安全運転をしたいと思います。
投稿: デカ橋 | 2021年12月 2日 (木) 12時08分
デカ橋さんへ・・・こんにちは!北海道より拙いブログにコメントを戴き感謝しております。
北海道の冬は想像はできますが、アイスバーンでは車の走行は私にはできないでしょう。群馬とは異なり、冬季は本当に厳しいのでしょう。
お世話になったレース鳩は私の知らない北海道の景色をずいぶん見ていた筈ですが、私も夏季にいつか行きたい夢を持ってます。
冬用のワイパーがあることは知りませんでした。私も未だしばらく車に乗ります。ブログで交通安全を書くことによって自らの気を引き締めています。これからも交流をよろしくお願いいたします。
投稿: カッキー | 2021年12月 2日 (木) 14時05分