復活を! 昔ながらの 風物詩
今年、私の住む倉賀野町では子供の日前後に勇壮に大空を泳ぐ「こいのぼり」の光景が見られませんでした。昨年、ウォーキングの途中、下町地区で大きな「こいのぼり」が皐月の風に乗る姿を私は確認してます。
以前はあちこちの庭先で数匹の大きな「こいのぼり」見て、あの家では男の子が生まれたと分かったものです。
一方、女の子の「ひな祭り」は残ってます。それでも、五段飾りや七段飾りは少なく、今では三段飾りが主流のようです。
核家族化など、理由はともかくとして、地区のお祭りを含め、日本古来からの伝統・文化、風物詩が減りつつある現代は寂しいことです。将来、復活を願ってます。
Dear my friends abroad
This year, in my Kuragano-town, Gumma, Japan, I couldn't see the "carp streamer" which is swimming bravely in the sky before and after Children's Day of May 5th. Last year, while walking, I saw big "carp streamers" riding the breeze in May at Shimocho district.
Before, we saw the big "carp streamers" in various gardens and we found out that a boy was born in that house.
On the other hand, the girl's "Hinamatsuri" that means the Doll Festival remains. Even so, there are few 5-tiered and 7-tiered decoration. Generally 3-tiered decoration seems to be the mainstream.
Such as nuclear family has increased, but, regardless of the reason, in the present age, it is lonely to disappear the Japanese traditions, cultures and nature poem conveying the sense of the season including the festival in the district which has been continuing since ancient time. I hope for the resurrection in the future.
※上記の英文をネイティブの発音で聴くには英文をドラッグしてコピーし、次に貼り付けて下さい。なお、右上の欄を必ずUS Englishにしてください。https://ttsreader.com/ja/...
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- 復活を! 昔ながらの 風物詩 (2022.05.13)
コメント
季節の移ろい、季節の感じをあらわしている風習、景色が知らず知らずのうちに消えつつあります。
「風」(フウ)の字には、「趣・あじわい」(例:風流)、「自然のけしき」(例:風景)などの意味があるようです。
この時期の風物詩、ツバメの飛翔、青々とした麦畑も見かけなくなりました。「鯉のぼり」も然り。
忙しい日々の中でも、ふと見かけて、心を和ませてくれるものが「風物詩」です。
甍(いらか)の波と 雲の波
重なる波の 中空(なかぞら)を
橘(たちばな)かおる 朝風に
高く泳ぐや 鯉のぼり
投稿: 恋川鯉昇 | 2022年5月13日 (金) 07時06分
恋川鯉昇さんへ・・・おはようございます。
貴殿は今年、「こいのぼり」をご覧になったでしょうか。
倉賀野には冬に山車が出たり、烏川で正月飾りを燃す道祖神があったり、万灯を担いで町内を練り歩く夏祭りもあり、子供も大人も楽しい行事でした。ところが、高崎市に合併し、町長も町会議員も存在しなくなり、同時に、独自の催し物は消え去りました。
それでも、故郷・倉賀野町という町名が残っており、不幸中の幸いです。
その点、例えば、私が勤務してた榛名町では今では町名がなく、寂しく思ってる方たちも、きっといるでしょう。伝統文化はその土地の遺産です。これからの若い指導者には復活を含め、往時の良さを大切にしてもらいたいです。
投稿: カッキー | 2022年5月13日 (金) 08時26分