烏帽子ヶ岳 そのユニークな 山の威容
【拡大してご覧ください。】
先日、榛名湖一周ウォーキング中に撮った外輪山の一つである烏帽子ヶ岳【標高1363m】の写真です。ご覧の通り、湖の北西側に個性的姿で切り立ってます。なお、烏帽子岳という山は全国にたくさんあります。
命名の由来は下から見ると、奈良時代以降に礼装の際に成人男性が被った袋状のかぶり物である烏帽子に似ているからでしょう。烏帽子は現代でも神社の神主さんが被ります。
20代の若き日に、私はこの烏帽子ヶ岳に榛名高校のホームルーム合宿の引率として登頂したことがあり、登山ルートはかなり急峻な山道だったです。
今回の榛名湖一周ウォーキング中、山容を見上げて懐かしく感じ、同時に、当時の生徒さんはすでに60代半ばとなり、ずいぶん年月が経ったものです。
山頂では、眼下に榛名湖が広がり、北に目をやると子持山、小野子山、十二ヶ岳はもちろん、上越県境の谷川岳連峰が連なり、誠に、ため息が出るほどの光景です。この山はお薦めです。
Dear my friends who like mountaineering
This is a picture of Mt. Eboshigadake [altitude 1363m], which is one of the outer rim mountains of the lake Haruna, taken during a walking around Lake Haruna the other day. As you can see, it stands steeply with a unique appearance on the northwest side of the lake. There are many mountains called Eboshigadake all over Japan.
The origin of the name is probably because when viewed from below, it resembles the eboshi which is a bag-shaped headgear that adult men wore during formal attire after the Nara period. Eboshi is still worn by Shinto priests in modern times.
When I was adolescent in my twenties, I climbed Mt. Eboshigatake as a leader of Haruna High School's homeroom training camp. And the mountain climbing route was quite steep.
During walking around the lake this time, I looked up at the mountain and felt nostalgic. At the same time, the students at that time were already in their mid-sixties. It's been a long time.
At the top of the mountain, Lake Haruna spreads out before our eyes, and if we look to the northern direction, we can see Mt. Komochi, Mt. Onoko, and Mt. Junigaqdake. Furthermore the scenery is really breath-taking. I recommend you to climb this mountain.
※For the Japanese people上の英文をネイティヴの発音で聴くには、英文をドラッグして、コピーし、左サイドの「英文をネイティヴの発音で聴く」に貼り付けてください。なお、右上の欄を必ずUS Englishにしてください。
| 固定リンク
「群馬の素晴らしさ」カテゴリの記事
- 青春に 登った山々 毎日見える(2023.03.01)
- 北へ移動する日没地点 日に日に早まる(2023.02.20)
- いつ見ても ユニークな山容 荒船山(2022.12.14)
- 山頂の 景色はパノラマ 鳩放す(2022.11.05)
- いつ見ても 独特の山容 西南に構え(2022.10.27)
コメント
榛名湖の山気が伝わってきます。
きのうの日中、入道雲が見事に高く湧き上がり、きつい日射しで実に暑かった。夜になって激しい雷雨。夜の稲妻は、実に過激だ。街路灯下の雨は青白く幽霊の如し。肝を冷やした朝方、天空には木星が輝き、冷気に包まれていた。少したって、処々に啼鳥を聞く。今日も暑い日になるだろう。」。
投稿: 掃部岳 | 2022年8月 1日 (月) 05時00分
掃部岳さんへ・・・おはようございます。早くも今年もあと5ヶ月のみになりました。今日も本格的な夏らしい日です。
貴殿の今日のハンドルネームである掃部岳には30年ほど前、一人で登頂したことがあります。榛名山系で最も標高が高く1449mです。
榛名湖の外輪山は、その多くを登頂しました。しかし、体力的にきついこともありますが、それより危険を考慮して、もう、一人では登りません。熊が出没しうるからです。
こう暑いと外には出られないので、家で計画を持って実践しないとだらだら過ごし、心身ともによくないので、しっかり生活したいです。
来る8月25日に天声人語の今年3冊目の「夏号」が発売になるので、それまでに今読んでる2022年の「春号」を読み終わらなければなりません。
投稿: カッキー | 2022年8月 1日 (月) 08時54分