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【秋分の日に太陽の背景にある星座はおとめ座】Virgo is the constellation behind the sun on the autumnal equinox today.
ブログにコメントをくださる「時計屋の隣さん」の文章が、本日、群馬県地方紙・上毛新聞の読者投稿欄「ひろば」に掲載されました。つい先日も掲載され、平素から、世の中の森羅万象について、いろいろお考えを文章に残されてることに敬服します。
つきましては、群馬県内外の皆様にもご紹介いたします。
雨続きで、久しぶりに太陽が顔をのぞかせた9月6日、薄暮の迫る南東の空に、きれいな月が昇った。旧暦で言えば8月11日の月だ。米粒をたてたような形をしていた。午後8時半ごろには真南へと静かに移動していた。
今年は10日の晩が「中秋の名月」なので、4日後には満月になる。そんな月を見上げながら、新渡戸稲造の直筆の書に書かれていた「Haste not, Rest not.」を思い浮かべた。もとは、ゲーテの言葉のようだが、和訳は「急がず、休まず」。何事かを極める時、結果を早く求めず、決して急ぐことなく、努力を怠るなと言っているように思えた。
元プロ野球選手の桑田真澄さんも「練習したからといって、すぐに結果が出るものではない。毎日コツコツと努力していると、人間は、ある日、突然、成長する。」と言っている。満月は、まるで向上心をもって精励し、功なり名を遂げた人間の象徴のようだ。
満月には、カメとの競争に不覚を取り、反省したウサギが、ナンバーワンアスリートを目指して、「餅つきトレーニング」を積んでいる姿も見える。
何事も、急がずに、だが、休まずに、やり続けることが大切だ。
今夜の月は見ものです。というのは、午後7時頃より、ほぼ満月の月に木星が東側より大接近します。時間と共にさらに接近し、その後、ほぼ接触する感じとなり、もしかして、午前0時以降に木星が月の後ろに隠れる可能性があります。
そうなれば星食です。こんなことは我々の生涯にあまり見られないでしょう。今夜の天気は味方しそうです。
その後、明日の早朝には、今度は木星が月の西側に再度顔を出しそうです。これはあくまで可能性を述べたものです。
この現象は宇宙空間で太陽~地球~月~木星がほぼ一直線上に並ぶからです。
Dear my friends
Tonight's moon is a sight of one in a million chance. This is because, from around 7:00 pm, Jupiter will approach the full moon from the east. With time, it will get closer, almost touching, and perhaps Jupiter will be hidden behind the Moon after midnight.
"If that happens, it will be a star eclipse." We don't see much of this natural phenomenon in our lifetimes. The weather seems to be on our side tonight.
After that, in the early tomorrow morning , Jupiter is likely to appear on the west side of the moon again. This is only a possibility.
This is because the Sun, Earth, Moon, and Jupiter are all aligned in a straight line in the outer space.
※上記の英文をネイティブの発音で聴くには英文をドラッグしてコピーし、次に貼り付けて下さい。なお、右上の欄を必ずUS Englishにしてください。https://ttsreader.com/ja/...
【写真は今年の1月に撮りました。】
本日、群馬県地方紙・上毛新聞の読者投稿欄「ひろば」に、このブログのコメンテイターである「時計屋の隣さん」の文章が掲載されました。
このことを私は吉井町・牛伏ドリームセンターの休憩室で知り、思わず「おぉ~」と声を上げてしまいました。誠におめでとうございます。つきましては、県内外の方々にもお読み戴きたく思いブログでご紹介いたします。
タイトル「 過ぎゆく夏に」
つい先日まで、猛暑で寝付けない日が続いた。そんな中で、私の体と心を癒してくれたのは、夜明け近くに起きて、窓を開けたときに吹き込んで来る<朝戸風>だった。風を浴びながら深呼吸すると夏の一日を心地よく始めることができた。
日本の季節は、次の季の風情を少しずつ感じさせながら移ろう。夏も終わりに近づくと夜にも微妙な冷んやり感が漂い、ふと、秋を感じる。俳句では、<夜の秋>といい、晩夏の季語になっている。
秋への移ろいと深まりを表現した言葉に<一雨一度(ひとあめいちど)>がある。雨が一回降る度に気温が1度ずつ低くなる様子を表現している。8月末の、秋雨前線による雨の影響もあり、だいぶ涼しくなった。暑さの盛りの中で「こう暑いと、皮を脱いで、肉を脱いで、骨だけで涼みたいものだ」と言っていた漱石の『猫』もほっとするだろう。
ゆく夏を惜しんで、ツクツクボウシが“オーシーンツクツク・・・ウィヨース”と鳴いている。「おいしいつくづく」と食欲の秋を告げ、夏は「もーいーす(もういいです)」と言っているように聞こえる。
「あかあかと日はつれなくも秋の風(芭蕉)」。秋風が、残暑を見送っている。
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