« 2023年4月 | トップページ | 2023年6月 »
このブログのコメンテーター「時計屋の隣さん」の投稿文が今朝の群馬県・上毛新聞の読者投稿欄「ひろば」に掲載されました。誠におめでとうございます。
つきましては、群馬県内外の方々にも彼の投稿文をご覧いただきたくご紹介します。
タイトル・・・聡ノ富士の弓取り式を堪能
土俵下で、結びの一番の後の「弓取り式」の出番を待つ吉岡町出身の郷土力士の聡ノ富士の姿は場所中、テレビで毎日見られたが、弓取り式の晴れ姿はなかなか見られなかった。5月24日のNHKの大相撲夏場所11日目中継では、弓取り式が通しで見られ堪能できた。結びの一番の後は、限られた放送時間の中でリプレーや力士インタビューなどが優先され、弓取り式が放送されることは少ない。アナウンサーが「弓取りは、照ノ富士と同じ部屋の聡ノ富士」と紹介していた。番付は現在序二段であるが、大銀杏(おおいちょう)を結い、化粧廻しを締めて土俵に上がっている。弓取り式は基本的に横綱がいる部屋の力士によって行われるそうだ。聡ノ富士は、横綱照ノ富士関の兄弟子で、伊勢ケ濱部屋の最年長の力士として頑張っている。
美しい高速回転で弓を豪快に振り回す弓さばきは見事。弓を背中に当て勇壮に四股(しこ)を踏む場面では館内と一体になって「ヨイショ!」と声を掛けた。
弓取り式の所作は、勝者を祝い、勝ち力士の喜びを表現している「舞」のようだ。結びの一番までではなく、弓取り式までが大相撲だ。聡ノ富士さんは、心の中で、土俵に上がった力士全員の健闘を讃え、弓をさばいているに違いない。頑張れ!聡ノ富士、応援しています。
私の家の前は倉賀野上四地区の集会所ですから、その前に掲示板があります。本日、拝見したら、長寿会のお知らせ版に「シルバー川柳」が掲載されてましたので、ご紹介いたします。
しかし、川柳という日本的な味わいを英文にするには難しいです。頑張ってみます。
Dear my friends abroad
There is a bulletin board in front of my garden because it is the meeting place of Kuragano-Kami-4 district. When I saw it today, "Silver Senryu" that means a witty epigrammatic Japanese poem containing 17 syllables for the elderly was published in the announcement version of the aged association, so I would like to introduce it for you.
However, it is difficult for me to translate the Japanese taste of senryu into English. I'll try to do my best.
〇 If people come to visit me in droves, it's about time to finish my life.
〇 Wealthy people will eventually increase their relatives.
〇 The daughter in law asked me what kind of soup stock about Naniwabushi that means a Japanese traditional story accompanied with samisen instrument, in this case bushi means stock.
〇 The intimate boyfriend that made my heart flutter is now just an old man.
〇 If hanging a sash, even wandering will become a patrol.
※上記の英文をネイティブの発音で聴くには英文をドラッグしてコピーし、次に貼り付けて下さい。なお、右上の欄を必ずUS Englishにしてください。https://ttsreader.com/ja/
このブログのコメンテーター「時計屋の隣さん」の投稿文が本日の群馬県地方紙・上毛新聞読者投稿欄「ひろば」に再度、掲載されました。誠におめでとうございます。つきましては、県外の皆様にも広くお読みいただくためブログにも掲載しました。以下は彼の投稿文です。
・・・タイトル「生老病死」と「老病生死」・・・・
友人から「午前中、病院で処方を受け、夜は幼なじみ数人をしのぶ会に参加した」というメールをもらった。「老病生死」は、「生老病死」の誤りではないかと辞書を引いた。生老病死は「人間がこの世で避けられない四つの苦しみ。生まれることと、老いること、病気になること、死ぬこと。仏道修行の目的はこれらの苦しみを克服すること」とあり、老病生死は「年とって病気になったり、死んだりすること」とあった。
生老病死の苦は仏道修行で消え去ってゆくとあるが、後期高齢者の現実はやせ細りつつある「生」に、避けることができない「老病死」が漬物石のように重くのしかかっている感覚である。
難しい世の中のことをここまで渡り終えてきた身には熊沢蕃山が詠んだとされる「憂きことのなほこの上に積もれかし限りある身の力ためさん」という歌のように困難に立ち向かう元気はもはやなえ、「老病死」が「生」を容赦なく追いかけ、足元をすり抜けて行こうとしている。それでも、健康管理をしっかりしながら今を楽しみたい。江戸時代後期の禅僧で画家の仙崖義梵の辞世「死にとうなぃ」をかみしめている。
最近のコメント