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2024年3月26日 (火)

「時計屋の隣りさん」の文章が上毛新聞に掲載される

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タイトル・・・・・・「ジンチョウゲの香りと記憶」
 
 いつもブログにコメントをくださる「時計屋の隣りさん」の投稿文が今朝の上毛新聞・読者投稿欄「みんなのひろば」に掲載されましたので、県内外の皆様にもご紹介いたします。
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 散歩中、花の香りが漂ってきました。周囲を見渡し、小さな白い花がまりのように集まって咲いているジンチョウゲを見つけました。その香りは散歩の間ずっと私を追いかけてきたかのようでした。春のジンチョウゲは夏のクチナシ、秋のキンモクセイと並ぶ「三大香木」の一つで、最も遠くまで香りが届く樹木とされています。
 
 好みは分かれますが、むせ返るような香りは世間の雑臭を消し去るような清浄感があり、深く心に染み入ります。一度嗅いだだけで忘れられないほど印象的です。
  
 新任時の赴任先は、女子高の旧富岡東高でした。自然光が豊かに差し込むモダンなガラス張りの校舎で、廊下で囲まれた芝生の中庭にジンチョウゲが十数本植えられていました。春休みの合宿は、生命力に満ちあふれるその香りに包まれていました。それまでジンチョウゲを知らなかった私は春の訪れを告げる独特の香りに魅了され、以来、引き寄せられています。人生の瞬間と深く結び付いた記憶の香りは、楽しかった若き日を思い出させるよりどころになっています。
 
Dear my friends abroad
  A post by a friend of mine was published in the Jomo Newspaper's reader submission section "Hiroba for everybody" this morning, so I would like to share it with you all.
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 As I was walking, I could smell the scent of flowers. I looked around and found a flowering plant named daphne with small white flowers clustered together like a ball. The scent seemed to follow me throughout my walking. Spring's fragrant tree is one of the "three major fragrant trees", along with summer's gardenia and autumn's fragrant olive, and is said to be the tree whose scent can reach the farthest distance.
 
 Although tastes vary by people, the choking scent has a cleansing feeling that erases the odors of the world, and it sinks deep into our heart. It leaves an unforgettable impression once we smell it.
 
 When I was newly assigned to the former Tomioka Higashi High School, a girls' high school. It was a modern glass school building with plenty of natural light, and there were more than a dozen daphne planted in the grassy courtyard surrounded by hallways. The spring training camp was filled with the scent of vitality. Until then, I had never heard of daphne, but I was captivated by its unique scent that heralds the arrival of spring. The scent of memory is deeply connected to my moments of life and strongly remind me of the fun times of my youth.
 
 

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上毛新聞「ひろば」に掲載」カテゴリの記事

コメント

 拙文をご案内いただき有難うございました。英訳までしていただき、恐悦至極です。
 香りと記憶の結びつきは、人間の経験や感情を豊かにする。私の場合は、沈丁花は、社会人としての新しい一歩を踏み出した思い出深い香りであり、新鮮なスタートの象徴でもあった。
 寺の境内の沈丁花の匂いは、一種の神聖な感じを醸し出し、心を静め、精神を集中させる。

時計屋の隣りさんへ・・・・こんにちは!
 今日の雨が降り終われば、温かくなるでしょう。お陰で、今年の冬は井戸水が涸れる事がなかったです。今度、井戸に昔のようなポンプをつけることにしました。自然災害対策で、もし、電気がストップしても水は調達できるためにです。
 さて、私も沈丁花の香りは脳に染み込んでます。家の庭に父が植えたものがあったからです。しかし、いつの間にか枯れたのでしょうか、なくなりました。また、植木屋巡りして探してきましょう。
 その点、人間に比較して、動物は匂いや音に敏感です。匂いは鼻で嗅ぐものですから、鼻の健康と関係します。長生きの秘訣の一つは鼻の健康と思います。鼻の粘膜で空気を清浄し、肺に送りたいものです。

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