「卵饅頭の冒険}
今日の群馬県の上毛新聞・読者投稿欄「みんなのひろば」に、このブログのコメンテーター「時計屋の隣りさん」の文章が掲載されました。誠におめでとうございます。今朝、ラジオ体操会場で仲間のKさんが記事をコピーして届けてくださいました。
つきましては、群馬県外の皆様にもお読み戴きたく、ご紹介いたします。
・・・・タイトル「卵饅頭の冒険」・・・・
妻から「小さめの卵を買ってきて」と頼まれた。この一言に少し戸惑った。もしかしたらウズラの卵を思い出せずに「小さめの卵」と言ったのかもしれない。認知に問題があるのではないかと心配になったが、確認するのが怖くて、気を利かせてウズラの卵を買って帰った。
妻は「Sサイズの卵を頼んだのに」と残念そうに言った。卵を何に使うのか尋ねたら、「煮卵を作り、それをおまんじゅうの中に入れて『卵まんじゅう』を作るの」。テレビで知り、作ってみたいと思ったようだ。曖昧な「小さめの卵」の意味が分かり、ほっとした。
煮卵は、ゆで卵の殻をむくのに苦労しながらも、麵つゆに浸し、しっかり味が付くよう半日ほど冷蔵庫に入れた。煮卵とバランスの取れたまんじゅうの生地作りには、基本材料の他にマヨネーズや絹納豆も加えたそうだ。
でき上った傑作は、甘さと塩みが絶妙で、ふんわりした食感。卵が丸ごと一つ入ってるので腹持ちもいい。卵まんじゅうには、新しいことに挑戦する楽しさと、納得のいくものができた妻の喜びも詰まっていた。
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コメント
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ご連絡いただき有難うございました。投稿時の題名は、「卵饅頭の冒険」でした。
この題名は、妻が新しいレシピに挑戦し、成功への道を歩んだ旅を表しています。小生は、卵のサイズに関する小さな誤解から、妻の創造性と努力を陰から支えるパートナーとしての孫悟空の役回りか。卵饅頭を作る過程での試行錯誤と、最終的に完成した美味しい作品への喜びも、この題名に込められています。
三蔵法師役の夏目雅子主演の「西遊記」における孫悟空の役は、堺正章さんでした。
Kさん、いつもありがとうございます。
投稿: 饅頭怖い | 2024年7月 3日 (水) 10時03分
饅頭怖いさんへ・・・こんにちは!
題名を元に変えておきました。今宵はよろしくお願いいたします。
投稿: カッキー | 2024年7月 3日 (水) 10時51分