読売新聞(6・12・4)「Wednesday ぐんま」に掲載
【紅葉と狂い咲きが同時のユキヤナギ】
このブログにコメントをくださる「時計屋の隣りさん」の投稿文が本日の読売新聞「Wednesday ぐんま」に掲載されました。時代の波にマッチした内容です。掲載誠におめでとうございます。
・・・・・テーマ「今年の漢字」SNSの力「濤(とう)」・・・・・
「SNS」とはあまり縁のない生活を送っていたが、都知事選や兵庫県知事選などで、「SNS」の活用が選挙結果に大きな影響を与えたという報道に接し、関心を持つようになった。
「SNS」は、インターネット上で人と人をつなげ、関係をつくり交流できる仕組みであるが、使われ方によっては、敵対的な情報や意見を拡散させ、社会全体に影響を与え、迅速に世論を動かす力をも持っている。特に、選挙のような場面では、影響が顕著に現れることを知った。
SNSの選挙利用は、かなり前からアメリカ大統領選などでも見られたが、私は、今年は日本における「SNS選挙元年」になったのではないかと感じている。
まるで大波が押し寄せるように瞬く間に広がる「SNS」の情報の魔力的大きさは漢字一字で表すと、大波を意味する「濤」という漢字が適しているかもしれない。
SNSの持つ力とその影響を理解し、情報を受け取る際には真偽の冷静な判断を心がけ、賢く活用したい。
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コメント
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早速、ご紹介していただき、恐悦至極に存じます。
今朝の朝刊、読売新聞群馬版に拙文が載っていました。自分の文章が、社会の公器に採用されるということは、素直にうれしいものです。同じコーナーに、国語の教員として同じ職場で頑張った後輩の文も載っていました。こういうのも、奇遇というのでしょうかね。二人が同じ場で輝いているのを見て、何か特別な絆を感じることができた。
募集の今週のテーマは「今年の漢字」でしたが、掲載された文で取り上げられていた漢字は、他に、「震」「乱」「球」「痛」で、それぞれの漢字に込められた思いが語られていました。
投稿: 時計屋の隣り | 2024年12月 4日 (水) 07時26分
時計屋の隣りさんへ・・・おはようございます!
これから選挙に立候補する人は、今まで通りの方法では当選が難しくなるでしょう。
選挙年令が18才に引き下げられたことも原因の一つでしょう。SNSを使うのは殆どが若者だからです。若者は自ら拡散することで1票の重さより、数倍の重さがあることで、自分たちの力で社会を変えられることを覚えてしまいました。
スマホによるSNSの普及と、選挙年令の引き下げが思わぬ方向に向かっています。国で法律を作る人たちは結果的に自分の首を絞めることにも繋がりかねません。昔の人が考えた方向に逆行すると、考えてもみなかったことが起こりうる時代に突入です。
投稿: カッキー | 2024年12月 4日 (水) 07時58分