「移ろい菊」にときめく・・上毛新聞「ひろば」に返信
先日、友人でこのブログへのコメンテイターである「時計屋の隣りさん」の文章が上毛新聞「ひろぱ」に掲載されましたので、私はこのブログで取り上げ、群馬県以外の方にもお読み頂きました。
その後、彼の文を読まれ、感銘された女性Tさん(高崎市)からの返信に当る投稿文が昨日の上毛新聞「ひろば」に掲載されていました。
実は、ブロガーの私は、偶然にもこの女性Tさんのご主人と以前より知り合いだったのです。Tさんご夫妻は以前に海外日本人学校の教員としてクエ―トに滞在しておられ、私もインドの日本人学校に勤務していた関係で、群馬県国際理解教育の会でご主人とは幾度もお会いし、お酒も一緒に飲んだ仲でした。しかし、残念にも彼は近年、他界されました。今回、奥さまの投稿文を拝読し、私も在りし日のご主人を懐かしく感じました。
以下、T奥さまの上毛新聞「ひろぱ」への投稿文です。
時計屋の隣りさんの「移ろい菊に背中押されて」(11月28日付)を読みました。霜があたって紫色になる白菊を、特に「移ろい菊」と呼ぶと知り、胸がときめきました。
というのも、赤堀の「小菊の里」で買った小菊を株分けし、白と黄と交互に植えておいたうちの白菊の色が変わってきているのに気付いたからです。よく見ると黄菊は色あせているのに、白菊は白とピンクがかかった紫色のグラデーションが美しく生き生きしていました。寒さに耐えて変身(色)し、再びたおやかに生きる姿に驚きました。
心を癒してくれる花たちがいとおしくて、庭に咲く花をノートにスケッチしています。早速、平安貴族の愛した「移ろい菊」を描きました。「これからも老いの花を咲かせ、美しく晩年を生きよ」というメッセージをみやびな菊から受け取った「時計屋の隣りさん」にあやたりたく、投稿文も一緒にノートに貼りました。
・・ブロガーである私の感想・・・時計屋の隣りさんにとって、ご自身の投稿文「移ろい菊に背中押されて」 に対し、これほど感銘して読まれてる読者がいることを知り、さぞかし、投稿者冥利に尽きることはないでしょう。それにしても偶然ですが、私の関係者同士の紙上における投稿と、それを読まれた感想の投稿となり、世間は誠に狭いものです。
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