カテゴリー「サマータイム」の2件の記事

2008年10月31日 (金)

サマータイムを導入しなかった恩恵

 右側の「人気記事ランキング」には表示されませんが、管理画面では多くの皆様がサマータイムについて関心があることが分かります。それはカテゴリーをクリックしてご覧頂きますと記事ランキングには表示されないためです。

 このため、ブログで二度ほど取り上げましたサマータイムについて、以前に掲載した文をアレンジしてみました。

 summer timeはイギリスでの表現で、アメリカでは「日照時間を有効に」という意味でdaylight saving timeと言うようです。アメリカでは4月の最初の日曜日から10月の最後の日曜日まで時計を1時間進めるといわれます。

 日本では暫らく話題になかったサマータイムですが、再び導入の動きがあります。現在は、高緯度に位置する西欧諸国を中心に、多くの諸外国が取り入れてます。

  理由はいくつか考えられ、その主なものは省エネ対策や温暖化対策につながり、特に涼しいうちに活動を開始し、仕事や勉強の能率を上げ、夕刻に余暇時間を生み出すというものです。

 日本でも戦後、導入されましたが、4年後に廃止されました。日本は西欧諸国より低緯度であることや、夏季に湿度が多いためでしょうか、体調不良を訴える人が多く人気はなかったようです。

 サマータイムを天文学的に考えると次のように言えるでしょう。

 地球は1時間に15度自転するため、日本標準時は英国グリニッチから15度で割り切れる東経135度の兵庫県明石市が基準ですが、サマータイムはこの基準を15度東に変更することと同じです。つまり、北方四島の一つである択捉島(えとろふとう)より遥か東に位置する東経150度のロシア領ウルップ島の位置で、太陽が真南に来たとき日本中を正午にすることです。

 これを考えたとき、日本の国土は西洋諸国と異なり、東西南北に弓状に長く散在してます。南西諸島から道東の納沙布岬までは東経にして約22度の差があります。これは時間にして約1時間半の差です。沖縄県など南西諸島は明石市より遥か西に位置し、現在でもすでにサマータイムの状況に近いのです。

 この状態にありながら更に日本中を1時間早めることは沖縄以西の人々にとって、正午の太陽の位置は見かけ上10時半頃の南東の方角にあることになります。このため活動は夜明けと同時に始めることになり、特に、4月10月の過渡期は暗いうちに起床し、職場や学校へ行かなくてはなりません。

 サマータイムは夏時間といわれますが、4月から10月までの期間においても時間を1時間進ませるのですから、実際には春も秋も含まれます。過渡期の4月や10月は東京など東日本でも特に朝は忙しくなり、家族そろってゆっくり朝食を食べる大切な時間は不可能になるでしょう。眠いこともあり交通事故の多発が懸念されます。

 ところで、今の時期にサマータイムについて考えることは時間的によく理解できると思います。【今まで7時に起きてた人は毎朝6時に起きなくてはなりません。】職場や学校でうとうとしたり、体調を崩す可能性が出てきます。

 このようにサマータイム導入で私が最も危惧するのは1億2千8百万の国民の健康です。諸外国に比べ湿度が多く、気温の高い日本の夏は体力が落ちるものです。

 ご存知の通り、血圧は一日の内で早朝が高く、【特に睡眠不足は血圧にとって最も危険な因子です。】

 朝、活動すると気分は爽快のように感じても、自覚症状のない血圧にとってはマイナスです。脳梗塞、脳出血、心臓病などの発症は午前4時頃から午前10時頃までに集中してるといわれます。この点からも、国民の活動を強制的に朝1時間早めることは危険極まりないです。

 【省エネよりすべての人の健康が優先されなくては本末転倒です。】

 身体のために、朝はゆったり、のらりくらりが血液循環によく、医学的に早朝における活動は良くないとされてます。

 【日本が世界一の長寿国になってるのは医学の進歩や食品の安全が挙げられますが、諸外国が導入しても、日本はサマータイムを導入してこなかったことによる恩恵】が大いに考えられます。

 一度、導入されると国民一律1時間の早起きが毎年継続される可能性があり、若者から中高年の働き盛りの方々まで不調を訴える人が多くなり、GDP=Gross Domestic Product= 国内総生産に影響を与えるでしょう。

 地球が自転するリズムに沿い、太陽の南中に昼食を食べるなど、自然に逆らわず活動することが健康の基盤です。中でも九州以西の方々には大変な負担となり、特に過渡期の朝の時間帯は朝食も落着いて食べられず、眠い状態で職場や学校へ急ぐことになります。

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2008年7月31日 (木)

サマータイムによる早起きは三文の損

 暫らく話題になかったサマータイムですが、再び導入の動きがあります。現在、多くの諸外国は取り入れてます。理由はいくつか考えられ、その主なものは省エネ対策や温暖化対策につながり、涼しいうちに活動を開始し、夕刻に余暇時間が生じるというものです。日本では戦後、導入されましたが、4年後に廃止されました。

 サマータイムを天文学的に考えると次のようなことです。

 日本標準時は英国グリニッチから15度で割り切れる東経135度の兵庫県明石市が基準ですが、サマータイムはこの基準を15度東に変更することと同じです。つまり、択捉島の東に位置する東経150度のロシア領ウルップ島の位置で太陽が真南に来たとき日本中を正午にすることです。

 これを考えたとき、日本の国土は西洋諸国と異なり、東西に長く散在してます。南西諸島から納沙布岬までは東経にして約22度の差があり、時間にして1時間半の差があります。沖縄県など南西諸島は明石市より遥か西に位置し、現在でもすでにサマータイムの状況に近いのです。

 この状態にありながら更に日本中を1時間早めることは沖縄以西の人々にとって正午の太陽の位置は見かけ上10時半頃の南東の方角にあり、夜明けと同時に、あるいは過渡期は暗いうちに活動開始です。

 サマータイムは夏時間といわれますが、4月下旬から10月上旬まで6ヶ月間、時間を1時間進ませるのですから、実際にはスプリングタイムやオータムタイムも含まれます。過渡期の4月や10月は東京など東日本でも朝は特に忙しくなり、大切な家族そろってゆっくり朝食を食べることは不可能でしょう。眠いこともあり交通事故の多発が懸念されます。

 サマータイム導入で私が最も危惧するのは1億3千万の国民の健康です。今のままでも体力の落ちる夏の時期は生理的に苦労です。ご存知の通り、血圧は一日の内で早朝が高く、睡眠不足は血圧にとって最も危険です。

 朝、活動すると気分が爽快のようであっても、血圧にとっては大きなマイナス要因で、脳梗塞、脳出血、心臓病などの発症は午前4時頃から午前10時頃までに集中してることからも、国民を強制的に1時間早起きさせることは危険極まりないです。

 【省エネよりすべての人の健康が優先されなくては本末転倒です。】

 朝は身体のために、ゆったり、のらりくらりが血液循環によく、医学的に早朝運動は良くないとされてます。

 【日本が世界一の長寿国になってるのは医学の進歩や食品の安全が挙げられますが、諸外国が導入しても、日本はサマータイムを導入してこなかったことによる恩恵】と思います。

 一度、導入されると国民一律1時間の早起きが永久に継続される可能性があり、若者から中高年の働き盛りの方々は不調を訴える人が多くなるでしょう。

 自然に逆らわず、地球が自転するリズムに沿って活動することが健康の基盤です。特に九州以西の方々には朝の時間帯に大変な負担を強いることになります。

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