カテゴリー「鳩舎の改築」の7件の記事

2013年1月10日 (木)

温度調節できる鳩舎に・・・夜間の低温はマイナス

P1030315 【ランボー号の二重近親であり、ミス・バルセロナ号の二重近親でもある。性格は自己主張が強い♂・・・ピジョンクレージー鳩舎作】

 当地群馬県も一年の内で最も寒い日々が続いてます。あと1ヶ月は、特に夜半から日の出前にかけて、鳩舎内も氷点下となり、飲水器の水のみならず糞が凍るほどです。寒暖計を舎内に設置すれば、その低さに驚きます。

 レース鳩の体温は【昼40°夜36°】といわれ、一般的に寒さに強いと考えられてます。しかし、それは大空を飛翔するために備わってる体温であり、鳩舎内でじっとしてる1月~2月の夜間・氷点下の室温は、体調維持にマイナスであっても、プラスはないでしょう。特に脚は毛で覆われてないので夜間は体温が下がると考えられます。

 夏季の暑いとき、及び飛翔中は脚がラジエタ―の役目をし、体温を「下げて」調節すると考えられます。

P1030309  鳩舎見学された方や獣医さんも、当舎の選手鳩鳩舎の窓の面積が小さいのではないかと指摘を頂くことがあります。もちろん、小さいことは私の考えでそうしてます。

 しかし、夏季は北側に開閉できる窓があり、鳩舎の外壁と内壁の中、及び天井に断熱材を入れてます。また、二階の床と一階の天井の一部は小さなスノコで空気を流通をさせてます。空気の流れは横のみでなく、上下もあるからです。

P1030310  東の窓は内側から閉められる構造です。ですから、早朝に鳩舎に入っても寒くありません。

 ところで、連合会の訓練はすでに開始され、次回は日光霧降高原80Kです。レース鳩が鳩舎内にいるときは「猛禽によるストレス」から精神的に解放させたり、「身体を温かい状態」に維持し、次の訓練やレースのために「巣房に対する愛着」と「エネルギー蓄積」が必須でしょう。

 このため、夜間~日の出前における鳩舎内の極端な低温は体力を消耗してしまい不利と考えます。人間とレース鳩は異なっても、もし、私たちが小さな窓を開けたまま就寝すれば朝になって風邪の状態です。

 このようなことから厳寒期は、レース鳩の体力温存に夜間の窓を閉じておいた方が有利と考えてます。

 P1030308_2   これは1階の種鳩鳩舎の出窓です。こちらは窓のすべてを閉めないです。鳩は自ら奥の寒くない方へ身を寄せてます。この行動を見ても、寒さを嫌うようです。

 特に選手鳩はコンディション作りが大切なので、一年中同じ構造でなく、温度変化に対応できる鳩舎構造を試みてます。

 コンディションづくりは舎内を適温環境にする他に、腸の状態を健康に保つため、時には薬を使用したり、餌に試行錯誤でいろいろ塗してます。いじり過ぎてはならず、何もしなくては平凡な成績となり、実に深遠なレース鳩飼育です。

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2011年10月 3日 (月)

選手鳩にとって安住で快適な鳩舎を試みる

P1020317  ブログのタイトルはPersimmon Marsh Loftと銘打って、レース鳩の成績向上を期して立ち上げましたが、レース鳩に関係ない皆様からも多くのアクセス頂いており、現在では可能な限り私たち人間を取り巻く森羅万象の神秘さ、不思議さについて取り組み、何事も取材を行い自らの目で確認し、自ら感じたことを書くよう無い頭を絞って広いカテゴリーに挑戦します。

 アクセスに関しては、毎日、全国(海外も含む)のレース鳩飼育者からが8割ほどを占めてます。しかし、私は近年、顕著なレース成績を上げてないので必勝法などについて、なかなか書けないのが実情であっても、55年間レース鳩飼育を続け、9回の優勝や、上位入賞、羽幌900Kを現在の連盟1羽帰り、稚内レース翌日帰還を顧みて、レース鳩をいかに日々管理するか、現在でも日々に新たな気持ちで研究に勤しんでます。

 個人的な都合もあり、今年度の春は雛を30羽ほどしか作出しなかったです。このため今秋はレースをしてません。

 故に今がチャンスと思い、来年に向け選手鳩鳩舎の内部を改造しました。久しぶりの肉体作業でしたが、レース鳩の気持ちになっての改造は、結構、頭を使い、心身ともに疲れと充実さが交差します。それでも、出来上がった時は新たな自分と出会ったようで嬉しいものです。

564  上の写真は展望台と入舎口が兼用で、右から雛を入れて引き戸を開け馴致します。1週間くらい展望台(最初の写真の右)で過ごさせると、雛たちはここが自分の住みかと認識します。展望台の中には水と餌を用意するので終日生活でき、景色を覚えたり、独立心の陶冶、そして外界の刺激を受けさせます。レース時はトラップがある自動入舎の方へ行くよう引き戸を閉めます。

P1010988 これが改装なった選手鳩鳩舎内です。今まで最上階はすべて巣房にしてありましたが、短距離・中距離では使用することがなかったので、今回の改造では天井までドイツ製の止まり木にしました。鳩は高い止まり木に安心感を覚えるような気がします。

 そして巣箱は止まり木の下に設置したり、南側にまとめ長距離時に使用します。平素、飼育者も丁度良い高さにあり何かと使いやすくなりました。巣房を使って抱卵や育雛状態でレース参加ができます。巣房の入口は引き戸で本来Wシステム用です。

 なお、窓に付いては蚊の侵入を完全にシャットアウトする網つき鳩舎です。その甲斐あって鳩痘は年間を通じて皆無です。それはサッシの網では細か過ぎ毛羽で詰まるので、もっと粗いナイロン製の物をホームセンターで探しました。換気はよく蚊の侵入を防ぐ優れものです。

P1010989  概して舎内は薄暗いですが、換気は必要に応じて開け閉めできる装置にしてあります。先日、掲載しました床からの換気と採光も2ヶ所です。

  来春は今年より多く雛を引き、成績の向上を図りますが、血統も新たに短距離系2ペアーと長距離系♀1羽を導入しました。作出が楽しみです。現在はサムデヨングの♂を導入予定です。

 水浴は週に1度ほど行なってます。高さは床から1mあり、蛇口を捻れば水が出て栓を開ければ下水に流れる構造なので、飼育者にとって水浴が億劫でなく、腰も痛めないのでお勧めです。最近は蛇口の交換ぐらいは自分で工事できるようになりました。ホームセンターで部品を売ってるので便利です。なお、蛇口からは井戸水が出ます。鳩の飲み水も井戸水です。

 鳩舎改造はいろいろ考え「創意工夫の賜」ですから、管理面から帰還向上や勝利を目指すとともに、飼育者が高齢になっても、認知症とは縁のない生活をめざすことになり大きな意味があります。 

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2010年11月 7日 (日)

鳩が健康維持し、飼育者が管理しやすい巣房作り

 レース鳩飼育者にとって一年中、休みはないでしょう。レースに参加しないシーズンオフも、毎日、朝晩の管理は欠かせません。

 レースに参加するには種鳩と選手鳩の二つの鳩舎が必要で、常時100羽飼育する当舎では毎日の餌と水やりは大きな仕事です。しかし、それは健康を維持するために最小限の管理です。

 この他、毎日することは舎外運動=loft trainingです。これは決まった時間に鳩舎から放し、大空で自由に運動させ、約1時間の遠征=runningが目安です。

3527 しかし、この舎外運動はレース鳩本来の帰巣本能=homing instinctを陶冶することはできません。あくまで、肉体的に調子を上げるのみです。

 レース鳩が数百キロ~1000Kの遠方から自鳩舎めざし、海峡、山、谷を越え、何故、帰還するかについては、学問的な分野になり、本当のことは分かっていないというのが正しいでしょう。

 一方、訓練と称し、車で運んで遠方から放鳩を繰返すことにより、レース鳩の脳に潜む帰巣本能が刺激され、より確実に、より速く帰還することを飼育者は経験上、知ってます。訓練によってレース鳩自体も見ちがえたように生き生きしてきます。

 レースで勝つためには、飼育者は日常の管理のみでなく、鳩の精神面、肉体面について研究し、餌を吟味したり、伝染病回避の鳩舎消毒、内服薬、輸送コンテナ内感染後の処置、水浴、鉱物資料の研究などが考えられます。

 しかし、すべての管理の中でもblood sportといわれる鳩レースは何と言っても血統を考えた異種交配=crossbreedingがその中核をなすでしょう。

 このため、地元の系統はもとより、北欧を中心とした最新鋭の血統導入も疎かにはできません。自鳩舎の筋に「新たな血」を導入することは飼育者の楽しみです。

 当舎では来春は1月交配を予定してます。孵化は2月で飛び出しは3月です。作出開始時期については、日程的な効率を考えなくてはなりません。クラウン賞3回授賞された茨城・高塚鳩舎は毎年1月に交配されてます。

 そんなことで、良い雛が誕生することを願い、本日は一日中かけて種鳩鳩舎内に新たな巣房を4部屋作りました。写真下です。

134  巣房の到着台は錐で穴を開けスムースに回転できるようにしました。今回の巣房の広さは間口70センチ、高さ45センチ、奥行き48センチです。右側の網は取り外せるようにしました。巣皿の出し入れや、巣房内の掃除が楽です。

 しかし、本来、飼育者の便利さより、「鳩自身が安心して交尾でき、健康な産卵につながる巣房であること」が優先されるべきで、これが巣房づくりのポイントでしょう。

 今回、床は後ろの壁との間に2センチの隙間を開けました。隣の巣房との壁の下方にも2センチの隙間があります。これは換気でき湿気予防とともに細菌が溜まらないです。隅が空いてると掃除が楽です。

Dscf6498  【既存の巣房における高い位置の巣皿】・・・これはお薦めです。

 まだ、作ってませんが、写真のように巣皿は床から20㎝ほど高い所に設置します。常に巣皿の底が空気に触れるので巣皿の底が湿気ません。また、親鳩が2番仔の卵を産んでも、1番仔が入らないです。

 ところで、今回、岐阜県・香山鳩舎より導入なったBCWP♀は「スチール号」の孫です。同時にバルセロナN7567羽中総合26位、ペルピニャンN8627羽中総合4位、ペルピニャンIN25471羽中総合5位の「ヨング89号」の孫で、GN267羽中総合2位の「SGN.151号」の孫で、オルハン・ミラー号やスーパーイヤリング号の血も入ってます。

 鳩質はかなり良いと感じます。当舎代表鳩「スチール号」との近親交配=inbreedingを予定してます。

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2009年1月19日 (月)

創意工夫した鳩舎の展望台作り

Photo   私がレース鳩を飼育するようになったのは5才頃「お釈迦様と鳩」という紙芝居を見たことがきっかけで、その後、生涯50年以上に亘りレース鳩と共に過ごすようになったことを考えると、幼児教育は人生を左右させる重要なことと認識できます。大切な心的刺激や興味関心は成長してからではないようです。小学生時代ではないでしょうか。こう考えると子育てほど夢のあることはないですね。小さな子には【五感を刺激するいい環境】をたくさん与えたいものです。

 同様にして、私には2人の姉が中学校の音楽教員であったことにより、家の中では兄弟揃って合唱する雰囲気がありました。末っ子であった私も知らず知らずに合唱の楽しさを感じて育ったと思います。こちらも子供のときからの影響が大で、ついに私の職業につながりました。

 鳩もよく飽きないで飼育し続けているものです。きっと、これは他の動物と異なるからでしょう。それは遠くへ行って放しても本能的な方向感覚により、人間のこしらえた小屋に舞戻る不思議さがあるからです。

 レース鳩を飼育するには小屋(鳩舎)を作らなくてはなりません。小学生の頃から材料等は家にあるものを工夫し、金槌と釘そして鋸や金網により、小さい鳩小屋から人の入れる大きい鳩舎まで、今まで合計して10個ぐらい作りました。

 鳩の住み心地と人間の使い良さを考えるので、より良い鳩舎作りをめざします。結果的に、その腕は次第に確かになり、見た目もきれいな鳩舎作りとなり、「完成した喜び」を感ずるようになりました。小学生時代に作った鳩舎の記憶が今でも蘇えります。このため、当時、夢は大工になることでした。しかし、高校時代、出会った先生の影響が大で音楽に傾注するようになったのです。

 結果的に、職業は音楽教育の道へ、レース鳩は趣味への人生が始まりました。不思議なことに、この二つはいずれも外国へ行くきっかけにもなりました。職業として、学校卒業と同時にお釈迦様のいたインド・カルカッタ日本人学校へ赴任となりました。

 レース鳩では1羽の鳩が私の家から中国内モンゴルまで飛んで行ったことがあり、連絡を頂き現地を訪問。北京から11時間の大陸横断鉄道に乗り、我が家で生まれた鳩に再会することにつながりました。

 このように音楽もレース鳩も、どちらも国際交流につながり、これがお陰で、英語を中心として語学に興味が湧き、今もボキャブラリーへ関心があります。このブログまで瞬時に英文になるのはこのためです。

 ところで、本題の大工仕事ですが、昨日、レース鳩のために展望台を今までより広く作り直しました。ご覧のように上から入舎するアルカディア方式で入舎は速いです。展望台の必要性は3月頃から雛が生まれるので、雛たちに周囲の景色をよく覚えさせるためです。レース鳩においても、幼児教育の重要性に変わりないでしょう。

 しかし、結局、増築のようにはいかず、強度を考えると元のものを分解して最初から骨組みを大きく作らざるを得ませんでした。このため手間がかかりましたが、完成した喜びは小学生時代の心と同じです。

Photo_2  ところが大変なことになりました。完成したのはいいですが、設置場所が高くて、どうしても持ち上げられません。一人で設置しようとしたら、けっこう重くて、もうチョットで展望台とともに転落しそうになり危機一髪でした。ついに、知合いの大工さんを呼び、二人がかりで高い設置場所に据え付けられました。  こんなことでも、設置できると大きな喜びです。これは取りも直さず、大工仕事による完成の喜びとなり、夢と創造性の実現でしょう。大工仕事に限らず、「人間の大きな喜びは創造性」と感じています。これからも無い智慧を搾り、創意工夫していろいろ実践していきたいと思います。

 近未来、新たな創造性の一つに国内旅行が加わります。もちろんアウディーTTフルタイム四駆、18インチホイール、タイヤ扁平率40%、ドイツへ特別発注による黄色いスポーツカーです。皆さんお住まいの地を訪ねる時、お会いできるかもしれません。これこそ、最も大きな喜びでしょう。

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2007年6月23日 (土)

3階の屋根がそのまま2階の屋根に

2674  鳩舎改築にともなう危険な作業が無事に一段落し内心ホッとしてます。大型クレーン車に依頼して吊り上げておいて柱を縮めたりする方法をとらず、滑車のみで約400キロある厚いトタン組み込み式屋根を3階から2階へ下ろすことが出来ました。

 プロとはこのようなものでしょう。屋根をばらさず、そのまま使うという大きなメリットのため、あえてリスクに挑戦し、見た目もよい屋根になるという大きなリターンを得るのです。仕事とは、のほほんと行なうものでなく、「緊張感を持ってかっこよく成し遂げるもの」と感じました。

 客観的に振り返って「私は仕事でどうであったか」思い出しました。毎年、同じことの繰返しで進展がないのに給料だけきちんと貰っていたのではないか、と思ってしまいました。未来ある若者たちに、毎回、知的好奇心を刺激するような話が出来たか、自ら発見したり考え出すような方向へ導けたかです。

 今回の大工さんの仕事ぶりを拝見し、改めてリスクがあって新しい分野に挑戦し、お客のニーズに応じるのがいい仕事と認識しました。

 今度は私の方が改築した新鳩舎でよい雛の作出、及び競翔での成果が求められます。インターネットで知りえた全国の鳩友と十分交流を図り、自ら切磋琢磨し、訓練で帰巣本能を磨き、尽きないレース鳩の魅力を追求し、リスクがあっても導入は怠らず、大きなリターンを目標に日々挑戦していきたい。

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2007年5月 8日 (火)

大工さん顔負けの出来栄え!

P1020006  現在、新選手鳩鳩舎の内部を作っています。主に止り木と巣箱の設置です。鳩舎内を空気が横や縦方向にも抜けるようにしました。本来、鳩の住み心地が第一ですが、飼い主も管理しやすいことを念頭にしています。水道の設置はまだです。室内の南東の位置に飼い主の腰の高さに設置予定です。90cm×60cmの流しにして、すぐ右側に蛇口をつけます。流しは毎日の水やりの他、鳩が1週間に1度くらい水浴します。栓を抜けば下水道に流れ、飼育者が腰を痛めないためです。

3607【アルカディア式展望台兼入舎口】

 また、雛鳥は小さいうちに外の景色を覚えなければなりません。そのための場所を作ったり、今後は外に1平米ほどの展望台を作る予定です。舎外運動したり、レースから帰還した鳩がいったん展望台の上に止まり、上から展望台の中にはいるスピードトラップを考えてます。その後、自動入舎装置の上を通過します。

 今回、内部構造が8割がた出来ましたので、後は空いてるスペースに巣房や止り木を設置し、井戸水の水道管や排水装置をつけ、下水道に流れるようにします。

 訓練や持寄りが楽になるよう自動籠つめ装置の設置を考えてます。日本の鳩舎では珍しいですが、欧米ではそのような装置が鳩月刊誌「ピクトリアル」に掲載されてました。国内ではアルカディア鳩舎が有名です。

P1010834 【イギリスレース鳩月刊誌の表紙に掲載されました。】 

 現在、羽幌900Kに参加してる鳩が帰還したら、今までの3階は解体しますので、一気に完成に近づきます。また、本職の大工さんにお願いし屋根や緑の外壁を作ってもらいます。現在、看板の内容についても考慮中です。看板は自動車会社に依頼予定です。

 例えば、上の英文のようにReturn on the day from most northernmost place in our nation!ですが、まだ決定しておりません。

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2007年4月20日 (金)

今日は一日中、種鳩鳩舎作り

407283_124974877625587_100003392251 【オランダ・クラウト鳩舎作翔ボルドーマーチン号】直仔 

※ボルドーマーチン号はイヤリングでボルドー816キロ、IN9686羽中総合2位、N(ZLU)6133羽中総合優勝

 今、私が改革してるのは50年以上、飼育しているレース鳩の種鳩鳩舎をいっそう管理しやすい空間にすることです。今までの鳩舎は3階なので何かと不便です。外階段は急勾配で、上り下りに足を踏み外し転落しても一人暮らしなので、誰にも気づいてもらえず、そのまま時間が経つことが懸念されます。

 また、毎年6月~10月までは換羽で毛や羽根がすべて抜け変わる生理現象があり、鳩舎が3階では何かと近隣に迷惑をかけます。近所には日々いろいろお世話になってるので、好きな動物飼育では近隣に迷惑をかけないマナーが基本です。

Dscf0478 【オランダ、サム・デ・ヨング鳩舎作】

 今度は一階が種鳩鳩舎となり、二階が選手鳩鳩舎です。今春はあと1レース北海道・羽幌から西関東チャンピオンレースがあり、それが終了したら今までの3階の選手鳩鳩舎を解体します。解体の大きな作業は2人の大工さんにしてもらいます。すでに一階と二階の骨子が出来上がり、一安心してます。

Dscf0619  本日は大工さんが休みなので、私が一階の種鳩鳩舎内部に設置しなくてはならない巣房を取り付けました。巣房はとりあえず15部屋です。

 オスとメスをつがいにする巣房は簡単そうに見えても細かい仕事で、一苦労でした。巻尺で寸法を計り、間口72㎝、奥行45㎝、高さ45㎝で、壁側を2㎝程隙間を開け、空気の流通や、糞や羽を押し出して掃き出しできるようにしました。これで湿気予防にもなります。

 扉を固定させ、見た目も良くするには創意工夫が必要です。鳩舎の床の隅には1ヶ所穴を開け、糞や羽などゴミを鳩舎の下に落とす方法にしました。これで塵取りが不要です。毎回、塵取りを使う清掃は屈むので腰を痛める可能性があります。

 材料は以前の物も再利用したので、思いのほか上手く出来、巣皿は巣房の床から15センチの高さに備える木の枠を備えました。これは育雛中の巣皿の底の湿気予防と、先に成長した雛が床に降りてから再び巣皿に入らないためです。大切な卵を保護します。

Dscf6498  小学生時代から鳩舎を10回くらい作り、大工仕事は大分慣れたと言えます。こんなことで子供の頃になりたいと思っていた職業は「大工」でした。しかし、それはなりませんでした。

 普段いろいろのことをしてる私ですが、時には大工仕事もいろいろと頭を使うので、苦労があっても楽しいものです。早く種鳩鳩舎と選手鳩鳩舎が完成し、中距離から長距離レースを重点に、特に東日本稚内GN帰還をめざし、人為的に帰巣本能を高める工夫、魅力の尽きないレース鳩の研究に取り組みたいです。

P1020006 【画像をクリックしてください。】

 水浴場は広くてゆったりです。鳩舎の水周りはすべて井戸水を使います。栓を閉めれば水がたまり、栓を抜けば下水へ流れます。ですから水浴を行うのが億劫ではありません。前述の通り、鳩の飼育者は腰を痛めやすいです。一つでも腰を痛める要素を取り除いてます。

 なお、当舎の特徴はご覧の通り、蚊の侵入を防ぐ網をすべての窓に張り巡らしいあります。それとともに、羽や糞などゴミを鳩舎下に落下させる構造です。また、網の目が大きいと6月~7月頃、蛇が侵入し、雛を飲み込むことがあります。種鳩鳩舎は概して日当たりが良い方が温かくて雛がよく育ちます。

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