より大きな夢に近づいてる上武大駅伝部
「群馬から箱根へ」の大きな夢は昨年度、創部5年目にして上武大学駅伝部が見事に達成されました。多くの県民にとって箱根駅伝がより身近なものになり、地元の大学への声援に力が入りました。
先日、来年1月2日、3日に行われる本大会のための予選会が昭和記念公園20キロコースで行われ、47大学により11枚の切符を目指す壮絶な戦いが繰り広げられました。
その中にあって、群馬県の上武大学は目標タイムを10人がクリアーするという見事な快走をみせ、結果的に2年連続して3位通過を成遂げ、本大会2度目の出場権を手にしました。このことは県民の一人として、また、以前に大学に関係していた一人として大きな喜びです。
予選会20キロにおける上武大選手の目標タイムは1時間1分台といわれます。それを上位10人が全員クリアーしたといわれ、合計タイムは10時間8分55秒となり、昨年の10時間15分47秒に比較して6分52秒も短縮となり、予想を上回るタイムに花田監督も驚いた程と伝えられます。これは距離にして2000m程の短縮です。
その中にあって、上位10人中3人が1年生であったといわれ、チームの総合力に厚みが出てきたことは将来的にますます楽しみといえそうです。
本大会は前回総合優勝の東洋大などシード校8校に今回予選を通過した11校、そして関東学連選抜が加わり、合計20チームで大舞台のスタートが切られます。
本大会まであと70日丁度。上武大学にとって予選会突破は通過点になりました。本大会に向け、予定通り的確な鍛錬が続けられますよう、インフルエンザが猛威をふるう中、基本的な健康管理もお願いします。
世の中、政権が変わったり、群馬県では八ッ場ダム建設中止という今までにない大きな問題に地元住民は、またもや翻弄され続けどうなるか分からない現況です。経済も一向に明るさが見えません。ぜひ、上武大学駅伝部の活躍で県民の心を明るくしてください。
シード校すべてが必ずしも昨年の実力を保持しているとは言い切れないことを勘案すると、予選会での合計タイムが昨年より6分52秒も短縮したことは、夢の舞台ではシード権獲得も視野に入り、より大きな夢に近づいてるように感じています。
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