【家の前の道・・・近所の人たちと雪掻き後】
恐ろしいほど降り続いた大雪は群馬県高崎市で、ついに60㎝積もり、私は玄関から一歩も庭に出られません。
【降雪中の鳩舎の屋根・・・雪の重みで展望台が落ちそう】
夜中に幾度となく起きて植物の枝に積もった雪を払いのけても、すぐ埋もれ、結局、丹精して育てたツツジやシャクナゲの枝が憐れにも幾本も折れてしまいました。
【高がツツジ、高がシャクナゲ】と思われても、ツツジは亡父が50年前に今の地に移り住んだ記念樹として植えたもので宝です。シャクナゲは私が遠方から取り寄せた5本です。これらは雪の重みで枝が無残に折れてしまいました。それも春に咲く大きに蕾を持ったままです。折れた枝を悔やんでも仕方ないですが、根はそのままなので近未来に再度、栄養を吸収し、きれいな花を咲かせるでしょう。
【昨夏のサルスベリ・・・本当に百日間咲きました】
この他、大きなサルスベリも降りしきる夜中に、棒で幾度となく枝を叩き雪を払いのけました。雪の重みで幹まで折れそうに曲がっています。サルスベリは我が家のシンボルで、私は真剣に雪と戦いました。台風のときも、四方からロープで縛りました。一人暮らしであることから守ってやるのは私だけです。
今後、ツツジや、シャクナゲは初冬のうちに枝をまとめて縛ったり、上から紐で吊ることを決心です。
ところで、今日はボランティア―の日でした。地元・倉賀野小学校校区の巡回当番で午後3時から1時間、もう一人の方と児童生徒の通学路を見て回りました。この日は大雪で学校は臨時休校であることから、近日中の登下校が安全であるか道路状況を確認して回りましたが、歩けるには歩けても、朝の通勤時間帯に車が近づいた場合、子供たちが端によけるスペースがないと気づき危険と感じます。
その後、明日も臨時休校と知りホッとしましたが、道路の端に1m以上積まれた雪は1ヶ月ほど溶けないでしょう。通学の危険はずっと続きます。
ところで、校区を巡回中、驚いたことに軒並みカーポートが雪の重さに押しつぶされた光景を目にしました。失礼なので写真は掲載しませんが、車はその下敷きになり、そちらの方がショックと思います。そのカーポートの殆どは「片屋根」方式です。近所のみならず、多くの知人宅が同様の被害に見舞われてます。
一方、我が家の一つの車庫は同様に片屋根カーポートです。私は雪が降り始めてから二本の太い竹の棒と一本の角材の三本で、屋根を持ち上げるように宛がいました。結局その上に60㎝以上の雪が積もり、降りしきる夜中に幾度も起きて、出来る限り屋根の雪を落とし、結果的に無事で棒のお陰です。片屋根カーポートは大雪の重みに耐えられないのではないかと以前から感じてました。
【太い竹の棒が役に立ちました。】
我が家の片屋根カーポートは放鳩や、所用を足すためのホンダ・アクティーバンの車庫です。Audi TT Quattro 黄色は奥のシャッター付き頑丈な車庫に入っており無傷です。
こんなことから、大雪に限らず何事も平素から危険を予知し、それを未然に防ぐ方法を考えておくべきと思います。
【だいぶ溶けた本日の様子】
昨今の世界的な気候変動は豪雨、豪雪、洪水と昔より猛威が荒れ狂ってます。自然の前で非力な人間が立ち向かえる一つは知恵ではないでしょうか。天災は忘れた頃にやって来るもの。これからも危険を未然に回避する力を身につけたい。
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