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カテゴリー「発電所」の2件の記事

2011年12月 8日 (木)

電力不足は水力発電強化で

 「理想の電化に電源群馬」と上毛カルタに詠われ、群馬県には多くの水力発電所が稼働中です。利根川水系の中で県最北部に位置する「八木沢ダム」(写真)へは今まで2回訪れました。住いの倉賀野からはずいぶん遠方です。

 1回目に訪れたのは職場の旅行です。はじめた見た奥利根湖(写真下)の雄大な自然とともに、高さ131m、堤の長さ352mという巨大なダムの存在に、群馬県には素晴らしい所があると改めて驚いたものです。2回目は10年ほど前、レース鳩の訓練でこのダムの上から放しました。

 放鳩後、レース鳩は水面すれすれに飛んでから上空へと舞い上がり視界から消えました。距離およそ80Kで無事帰還です。

 奥山の標高1000m付近の高い位置からは猛禽出現の可能性など、レース鳩にとって非常に危険な環境です。この日はベテランの成鳩のみで方向判定が確実でした。

 ここで放鳩した理由は北海道・稚内から我が家までを直線で結ぶと、この辺りを通過するのが最短距離になるからです。

Img_599825_33497499_1  【群馬県・佐久発電所のサージタンク】

 ところで、年末から数年先まで日本の電力不足は暫く続くと予想されてます。東日本大震災及び、それに伴う福島第一原発事故の影響で、多くの原発の停止が長期化するようです。

 日本原子力産業協会のまとめによると、【2月に70.8%】であった国内の原発稼働率は3月58.3%、8月26%、9月20.6%、 10月18.5%と下がり続けてます。

 10月末時点で、国内の原発54基中、10基が稼働してるのみといわれます。今後、稼働率が上がる見込みは難しい状況です。

 現在の電力不足の補填は主に火力発電に依存してる状態で、このままでは燃費の負担が増え、CO₂排出が多くなります。

 今こそ、豊富な日本の水を生かした水力発電が電力不足解消への大きな味方になります。

 写真は有名な黒四ダムです。インド滞在中の若き日、日本映画祭があり「黒部の太陽」を見た思い出があります。

 黒四ダムへは2度訪れました。1度目は富山方面から立山・アルペンルート経由で来ました。もう1度は長野県の扇沢からです。笑われるかもしれませんが、ここからもレース鳩の訓練をしたことがあります。北海道・長万部700K経験鳩を飛ばしました。よくぞ山岳を克服し無事に倉賀野へ帰還しました。

 前述の通り、電力不足に対処するには今後、水力発電の更なる強化が緊急を要します。政府は河川からの取水制限を緩和し、より多量の水を発電に活用することこそ安定供給への効果は絶大です。併せてCO₂排出は格段に少ないからです。

2011年3月24日 (木)

地震国日本の発電と八ッ場ダムの新局面

Img_599825_33497499_1  これは群馬県にある佐久発電所のサージタンクです。赤城山山麓にある上流の調整池の高さと、タンクの上部を太いパイプを通じて同じ高さに設定し、大量の水を約150m落下させる水力発電所です。付近は数百本の桜の名所で、4月は多くの人々が訪れる行楽地です。

  群馬県ではこの他、奈良俣ダム(写真)、八木沢ダム、下久保ダム、藤原ダムなど利根川水系の大きなダムで水力発電してます。

 【今回の福島第一原発事故により、群馬県の八ッ場ダムは利水はもちろん、下流域の水害防止である本来の治水目的のほかに、子々孫々の電力不足解消のため、発電機能を高める新局面を迎えることは確かでしょう。】

 昨年、友人Samuel Toddさんとロック・フィールドダムである奈良俣ダムに行きました。ここは有名な尾瀬ヶ原の西方に位置します。ここで利根川上流のマイナスイオンを充分に吸収し、その後、坤六峠経由で紅葉を満喫してきました。下の写真が奈良俣ダムの堤です。

 今回の東北巨大地震の被害状況は23日現在、死者9452人、行方不明者1万4671人、負傷2746人、建物13万1619戸(警察庁のまとめ)という未曽有のもので、これは想定外の巨大津波によると想われます。

 その後、この巨大地震が福島第一原発の事故につながり、放射能汚染という、かつてない重大な危機に至ってます。

 これにより、原発はCO₂を出さないというプラス面のみを強調できなくなり、地震国日本の原発は大きなリスクがあることになりました。

Dscf0128 【写真は建設中の八ッ場ダム湖面の橋、現在は完成している。】 

 ところで、現在、日本の原発は電力需要の約30%を賄ってるといわれ、残り70%の大半は水力発電と火力発電である。

 30%とは1日の電力需要の7時間ほどが原発から供給されてる電気なので、この夏は電力不足が心配され、私たちは節電に努めなくてはなりません。

 すべての原発は例外なく海岸近くに建設されており、近年起きてる大地震の多くも海岸付近です。数年前に起きた新潟中越地震の影響で、今なお刈羽原発は3基が稼働してないといわれます。

 一方、フォーブス誌によると、アジアでは現在多くの原発が稼働し、中国78基、インド4基、韓国28基、台湾8基、ベトナム2基、インドネシア4基、タイ4基といわれます。世界中ではその数はどれほどでしょう。

 私の知る限り、アメリカでは現在104基が稼働し、世界の原発の4分の1を占めています。そして、国内の電力需要の20%を占めています。

 今回の福島第一原発の事故をきっかけに、特にヨーロッパで反原発世論が高まり、イタリアでは原発の再開計画を1年間、凍結を決定といわれ、再開の是非を問う国民投票も延期されたと伝えられてます。

Nesjavellirpowerplant_edit2_2  この写真は火山国アイスランドの地熱発発電所です。日本は有数の火山国であることから、可能であれば地熱発電の研究・実践は将来的に適してると考えます。

 また、新聞によると「宮崎県にこのほど太陽光発電所が完成した」と報道されてます。かつて使われてたリニア―モーターカーの実験線の高架橋に発電パネル約1万2500枚を約3.6キロにわたり並べ、長さは世界一で、発電量は年間120万キロワットとのことです。このように今後は新エネルギーの開発・研究に力を入れるべきでしょう。

 しかしながら、水力発電の推進こそ発電量において莫大であり、子々孫々への贈り物となります。加えてCO₂を排出せず、緑の地球環境の維持につながります。現在のままでは日本全体が慢性的な電力不足時代へ突入します。

 八ッ場ダムは後方に浅間山、四阿山、草津白根山が控えており(私はすべて登頂しました。)、大型台風時に流れ出る水量は莫大なもの。群馬県など関東地方を襲ったカスリーン台風の人的被害は歴史が真実を教えてます。大型台風は近未来に必ず来襲します。

 地球温暖化による悪影響が叫ばれ、長期間によるタイの洪水、フィリピン・ルソン島における未曽有の台風被害と近年の水害は巨大になりつつあります。

 人口が集中する関東の広大な下流域の危険性が大いに指摘でき、これを未然に回避することこそ現在生きてる人間の役目です。

 今回の東日本大震災は津波による大水害の恐ろしさ、及び原発の恐怖を人類に再確認させました。利水・治水のみならず、発電量の増加に有効となる八ッ場ダム建設は遅きに失した感があります。

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