カテゴリー「人生」の20件の記事

2019年6月 3日 (月)

肩書なし、人生百年時代、人間らしく

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【家はすっぽり新緑の中に】

 先月末に、川崎市で起きた多くの小学生たちと外務省職員を襲った事件ほど世の中を恐怖に落とし入れた事件はないでしょう。亡くなられた2名のご冥福を祈ると共に、負傷された多くの小学生の心身ともなる回復を祈ってやみません。

 亡くなった外務省の方には著名なアウンサン・スーチー氏から悲しみと彼の国際人としての偉業をたたえる書簡が届けられたと伝えられます。

 聞くところによると、自らも命を絶った犯人は51才で、今まで近隣の人々や社会との交流は殆どなく、引きこもりの状態が長く続いていたようです。昨今いわれてる「8050」の典型でしょう。

 20代の頃は親が50代で、子はそのまま職を持たず、ずるずると年数が経過し、ついに親が80代になり、子供は50代になるというものです。仕事に就いてないことから親または叔父叔母の年金で生計を賄ったのでしょう。

 何の職業でも仕事を持つことは立派なことであり、社会的使命を果たし、働いた代償として賃金を受け、これが自らはもとより家族の生計の基盤になります。同時に、社会的に「一つの肩書」が生じます。犯人に何かの社会的肩書があれば、あるいは凶悪事件を起こさずに済んだ可能性があると考えられます。

 この肩書とは、社会にあって「自己肯定感」を高めることになります。自分の存在意義を確認でき、周囲からも認められるものです。私は現役時代、肩書なるものを意識したことはなく、あっという間の第一の人生でしたが、今振り返れば、周囲からはれっきとした肩書が感じられたかもしれません。あるいは、それにより自信を持ち、社会生活ができました。

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【令和になって完成した西隣との間のフェンス・・・私のお気に入り】

 ところで、若き日、夢を持ち、音楽家として生きる道を志した私です。しかし、当時から芸術家では経済的基盤が揺るぎ、一般的に定職に就くことは困難とも聞きました。定職に就いたところで給料は低く、アルバイトの方が本職になってるとも聞きました。

 結局、進路を音大より、普通大学に変更しましたが、大変なことがありました。それは音大と異なり、入試科目に私の苦手な数学があることです。

 その結果、数学を中心に3ヶ月間、朝3時頃まで猛勉強したものです。人生で最も真剣に、また、あれほど一所懸命に集中したことはその後ありません。

 しかし、数学の勉強で養われた集中は何らかの形で、その後に結びついてる気がします。それは「集中3時間」ということです。何事も集中して3時間行うと結構まとまったことができるものです。その間、殆ど休みを取りません。休むと集中力が減退する気がします。拙いこのブログも、書き始めると殆ど休憩なしに一気に、多くの場合、英訳もすることから長い時は3~4時間かかります。

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 さて、昨今耳にするのは「人生百年時代」です。今や65才以上の人が3人に1人となりつつ、令和時代が進むと2人に1人が65才以上になると推測されてます。今までにない大変な世の中です。

 この人口構造で最も危惧されるのが社会全体の経済状況と、それに伴う各個人の経済基盤です。つまり、収入が安定するよりも不安定要因が大きくなります。若い人の積み立てのみならず、株にも依存してる年金機構は収入より支出が拡大すると考えられます。

 さて、「第二の人生」を迎える人が未曾有の速度で年々多くなり、同時にロコモや心肺機能、何より循環機能の衰えが多くなります。治療を続けると共に、こうなっても、これからの生き方こそ真剣に「より人間らしさを模索する時代」に突入です。

 最終的にはいつまでも健康で経済に裏打ちされた生活基盤はもちろん、「心が何かにずっと集中でき、物事の真理を探究する生き方」こそ、人間としての幸福にアプローチできる道ではないでしょうか。

 

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2019年5月18日 (土)

全員に ギター必修 意義がある

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 昨日は暫くぶりに倉賀野オカリナ会の練習が我が家で開かれました。オカリナとギターは音色がきれいに融合するので、今後、私はギターの練習を再開し、アルページョで伴奏ができるようにしたいです。

 現役時代に、前高では全校生徒がギターが弾けるように授業に取り入れました。例えば「禁じられた遊び」や「グリーンスリーヴス」などです。何か楽器が演奏できることは一つの大きな自己表現になります。きっと、後の豊かな人生につながるでしょう。


 The practice of the Kuragano Ocarina Association was held in my home yesterday after a long interval. As you know, since the tone of ocarina blends nicely with the guitar, I would like to resume practicing the guitar so as to play accompaniment by many kinds of arpeggios.

 When I was a teacher of Maebashi High School in Japan, I taught how to play the guitar in the classes for all the students, so as to be able to play, for example "Romance de Amor" and "Green Sleeves". Being able to play an instrument will turn to one of the big self-expressions, I guess. It will surely lead to a rich life later.

禁じられた遊び・・・

https://www.youtube.com/watch?v=H-ZMYCRJoO4

グリーンスリーブスは歌いながら弾ける曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=HutoYIYxUZ4

 

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2019年4月15日 (月)

諦めず、失敗から学ぶ

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【今朝の西洋シャクナゲ大輪】・・・拡大してご覧ください。

 「継続は力なり」、これは先達が人生を歩む上で体験から導き出した一つの真理でしょう。後世に生きる私たちはこれを忠実に実践すれば、あるいは自ら目指す道は今後、切り開けるかもしれません。

 高齢化社会にあっても大切なことの一つはいつまでも夢を持つことです。いくつになっても自らの夢や大きな目標を持つことの大切さをも、この言い伝えは示唆しています。

 私もいろんな分野で失敗に失敗を重ね、今があります。しかし、中でも親友や妻の他界を考えるとき「本人はどれ程無念であったろうか、なかなか本人の気持ちまで到達できませんが、その気持ちを察すると耐えられません。」元気にこの世で生活できてることに、これ以上の幸福はないと悟る日々の連続でもあります。

 一方、「災い転じて福となる」の言い伝えもあります。失敗の連続であっても、これは本人が努力を継続することで諦めずに挑戦を続ければ、あるいは運良く良い結果に到達することもあるでしょう。

 青春時代は失敗こそ勲章とまで思えませんが、年齢が嵩み、後になって見ると失敗はすべて血や肉となり、その後、それが生き、人生にプラスに働くこともあります。

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【赤紫の藤が開花直前】

 今朝、家の前を犬の散歩で通りすがったご夫妻が庭の藤を見て「私の家の藤がよく咲きません。どうしてでしょう」と問いかけられました。

 藤を購入してから数年間、咲かなかった体験を持ち、その後、試行錯誤の工夫により今ではいっぱい咲くようになった体験を持つ私は、ある程度自信を持って藤の育て方について参考になることが話せました。

 今では、藤の状態を一見すれば、咲かない原因がほぼ分かります。これなど、失敗から生まれた体験に基づくもので、もう二度と同じ失敗せず、それどころか年々よく咲く気配です。ご夫妻の家には近いうちにお邪魔し、藤の様子を拝見することになってます。私には藤の師匠がいないことから失敗から学び得たことです。

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【昨春の開花】

 購入後、失敗を重ね、ついに藤の生態が分かったとき、もう大丈夫と思いました。それは剪定時期と選定方法にあります。また、植木鉢で育てるとき水分不足に陥るので、この対策ができるかどうかです。剪定に関して、蔓がある程度伸びたら止めます。これは養分を蓄えるためです。剪定時期は一回目は8月下旬を目安にします。その後も蔓が延びるので再度剪定します。これで翌春は殆ど咲きます。

 野球の世界大会で、大リーグのイチロー選手が日本選手として出場したときのことが蘇ります。日本は負けてました。この大会期間中しばらくの間、イチロー選手はスランプに陥り、ヒットが打てません。このとき彼は日本の野球に貢献できないことに悩んでしたようです。ところが、ずっと暫く打てなかったのに、ここ一番のチャンスのときイチロー選手は2塁打を打ち、確か二塁、三塁にいた走者をホームインさせました。

 このとき日本のベンチにいた他の選手たちは嬉しくて大騒ぎでした。ところが、対照的に二塁ベース上の本人は深刻な顔をしてるのです。彼は何故、今打てたのか、何故、今まで打てなかったのか、その理由を分析してる顔つきがテレビ画面に映し出されました。イチロー選手は打てなかった理由を考えていのでしょう。また、今打てた理由を考えてたのでしょう。大打者は一喜一憂せず、その原因を追求していました。偉人とはこのようにどこまでも真理を追い求める人を言うのでしょう。

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【実生から生まれ、大きく成長したしだれ桃】

 ところで、このブログをご覧の方はご存じですが、平素、短いブログには同じ意味を持つ英文を掲載しています。この英作文の作業は私にとてもよい英語の勉強になります。自ら考えたこと、感じたことを英文で表すことに喜びがあります。実は、この作業は英語の語彙を増やす手段になってます。英語を学ぶ中心はボキャブラリーです。いくら覚えても、次から次へと新語に出くわします。

 高齢になった今も、日本文と同じに英文が書けることを少年時代のように胸を膨らませて挑んでます。これでは外国人に意図が伝わらないと思ったら、修正に次ぐ修正です。英作文も継続していれば、いつの日にか表現したいことがスラスラ言えたり書けたりできる日が来ることを夢見てます。「継続は力なり」の先人の教えを肝に銘じたい。

  

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2019年3月29日 (金)

平成を 惜しむように咲く 春の花

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 昨秋、チューリップの球根を50個ほど植えたら、2~3日前から咲きだしてます。それにしても黄色い花がいっぱいで、源平しだれなど赤い花もたくさん咲いてます。上はしだれレンギョウです。咲かないのは私だけです。

 
When I planted about 50 tulip bulbs last autumn, it has begun to bloom from 2-3 days ago. Even so, there are lots of yellow flowers and many red flowers such as bycolored weeping peach. The above weeping plant is forsythia planted by my late father half a century ago. It is only me that does not bloom yet. But, I have a great desire to bloom as a life in the near future beyond your expectation.

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2019年2月16日 (土)

週末は 季節も心も 春到来

天気情報は週末から少し暖かくなると伝えています。今日の日の出は6時31分で、日の入りは17時26分ですから、今日の昼の長さは10時間55分です。因みに冬至の昼の長さは9時間41分ですから、すでに1時間以上も昼が伸びてます。一方、太陽高度つまり正午の太陽の角度は、冬至が30°で今日が41°です。もう、暖かくなるでしょう。人生も少しは楽しくなりたい。


Weather forecast is said to be a little warmer from this weekend. Today's sunrise is at 6:31 and sunset will be at 17:26, so the length of today's daytime is 10 hours 55 minutes in Gumma prefecture. Incidentally, since the length of the daytime at the winter solstice is 9 hours and 41 minutes, therefore daytime has already increased by more than 1 hour. On the other hand, at sun altitude, the angle of the sun at noon, the winter solstice is 30 ° and today is 41 °. It will be warmer. And the same as recent climate, the possibility of my life will be on cloud nine rather than cloud seven day by day.
 
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ところで、玄関前のこの梅を昨年かなり剪定しました。昔の人が言った「桜切るバカ、梅切らぬバカ」は経験から生み出された先人の貴重な知恵です。昨年、思い切り枝を剪定したら、はち切れんばかりの蕾に成長しました。きっと、栄養が詰まってるのでしょう。この品種は紅白二色に咲き分ける「思いのまま」です。我が人生もこれから思いのままになるか。今が正念場。
 
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By the way, I pruned this plum tree in front of the entrance last year. "Stupid that cuts cherry branch, Stupid does not cut plum branch" is valuable wisdom generated from experience by predecessors. Last year I pruned the branches, as the result, it grew big bursting buds this spring. Surely, it is packed with nutrition. This variety is red and white bicolor named "as it wishes". Will my life advance as I wish from now on, the same as this plum? Now, I will face the crucial moment of my life.

 

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2018年12月28日 (金)

十四年 面影偲び 墓参する

今日12月28日は亡き妻の14回目の命日です。先程、墓参りをしました。大晦日に行なった葬儀において、私はソプラノサックスで「花嫁人形」「愛の喜び」「恋人よ」を演奏しました。若き日の彼女は100mと4×100mリレーの群馬県選手として和歌山国体に出場しました。職業は高崎市立城山小学校校長でした。合掌


Today December 28 is the 14th anniversary of my deceased wife. So I visited her grave a little while ago. On the funeral ceremony that was held on New Year's Eve, I played "Bride Doll", "Joy of Love" and "Lover" by the Soprano Saxophone. On her young age, she participated in the Wakayama National Athletic Meet as a gumma prefecture's athlete of 100m and 4 x 100m relay. Her occupation was principal of Takasaki municipal Shiroyama Elementary School. Worship !
 
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2018年11月30日 (金)

明日から師走・・・今年の大きなまとめ

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南天の実が赤くなり、明日から、いよいよ12月です。生涯を通じて飼育してたレース鳩に感謝しつつ、年末までに慣れ親しんだ鳩舎を解体する予定です。子供のときから朝晩の餌くれと訓練に勤しみましたが、今後はそのエネルギーを他に向けよう。
 
The fruit of nandin turned red, and from tomorrow it becomes December. Thanking to the racing pigeons raised throughout my lifetime, I am planning to dismantle the familiar pigeon-loft by the end of this year. Since I was a child, I used to train and feed every morning and evening, but from now on I will turn that energy to the other.
 
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2018年10月29日 (月)

友の夭逝に落胆、今後の私の取組み

P1020950【赤城山南面の紅葉】

 高校時代のクラスメートで仲の良かった友人H君が亡くなりました。当時から勉学に才覚を表し、前向きな人柄は友人から人望が厚く、いつも明るく話しかけてくれた印象があります。彼は木部から通学し、倉賀野の私とは学校へよくいっしょに自転車で通学したものです。
 
 その後、暫く連絡が途絶えましたが、彼は群馬県では最大級の弁当を専門とする企業T社の社長に就任してました。彼の姿は時々、陸上競技などスポーツ関係の記事で写真を拝見しましたが、近年は会う機会に恵まれずにいました。訃報を耳にし、もっと会っていろいろ話を聞けば良かったと悔やんでる私です。
 
 彼の経営方針で優れているのは、スポーツ関係の催しものなどを中心に弁当の注文を引き受け、当日、もし雨天で大会が急遽中止になって注文のキャンセルが入っても、1000食位はそれは既に計算済みで、注文者を困らせず、それを上手くさばく流通経路を持っていたと言われます。この大らかな経営手腕が次々にリピーターを生み、多くの弁当注文に対処できる企業に成長させました。
 
 それにしても、人生100年時代といわれる昨今にしては若過ぎる他界です。彼の人柄と手腕は今後ずっとT社に引き継がれることでしょう。
 
P1020959【赤城山・小沼】
 
 一方、最近の私はどちらかというと体調を気にすることが多くなり、ブログを健康法について書くことが頻繁であることから、ご健康な皆様に申し訳なく思ってます。
 
 管理画面の数値から想像するとアクセスされる方々は40代50代が最も多く、今後、もっと人生の中期からの生き方について記述するべきと思っています。しかしながら、浅学非才、経験不足から私自身が毎日、模索中で、ただ、いつになっても新たな生き方をめざしているのみです。
 
 最近、一つの大きな節目を迎えています。それは小学4年以来、60年間飼育し続けてきたレース鳩の趣味を終了することに決意し、「稚内モザイク号」を初めとし、既に多くの鳩を鳩友ピジョンクレージー鳩舎に預かってもらいました。
 
 この鳩と別れるときは早朝、山中での数回の単羽訓練の思い出や、直線距離1039K遠方の稚内から、胸に猛禽類によると思われる引っかき傷をものともせず、私の鳩舎に帰還した瞬間が脳裏にあり、いっしょに訓練を頑張った思い出から涙が出ました。また、英国レース鳩月刊誌「ビクトリアル」の表紙を飾った緑の鳩舎も年末までに解体が決まり、この心の隙間をどう埋めるかが私にとって肝心なことです。
P1070413【3年前の10月に登頂した角落山山頂・・・後方は浅間隠山】
 
 私は今後、認知症防止を生活習慣とし、自らの感想や拙い考えを日本語で書いたら、それを英文で表現することをほぼ毎朝、挑戦しています。これは終わりのない旅のようなもの。これが受動態でなく能動態であることから、頭の活動に効果があると感じてます。「日々新たなことに出くわす」ことが認知症予防に効果があるのではないでしょうか。
 
P1050095 【貴重な日本シャクナゲ】
 また、レース鳩の趣味に替わるものの一つとして、日本シャクナゲ生育を中心とした各種花木の世話は剪定と水遣りが主たる作業で日々休みなしです。これは身体も動かす一石二鳥で、庭を一つのキャンパスにする夢を描いてます。
 

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2018年4月20日 (金)

親しくしてくれた富所三郎さん逝く

P1020970_2 【鏑川の土手は二人でウォーキングした思い出の地】・・・・・・・・・・拡大してご覧ください。

 昨日、親しかった友人・富所三郎さんの葬儀が執り行われ、特に登山と英語での付き合いが深く、若くして逝った彼に私は心底より人生の無常を感じています。
 
 私がこんなに辛くても、本人はそれとは比較にならない程、どれほど無念であったか計りしれません。それは八月に新たなお孫さんが生まれるのに会えず、どんなにか、お孫さんの顔が見たかったことでしょう。まだまだやりたいことが山ほどあったり、行ってみたい山もあったでしょう。
 
 登山について、彼はベテラン中のベテランで、それは日本アルプスを初めとして、何と、マッターホルン登頂体験や、ニュージーランドの山々も登頂し、それ故、我々と同行しても常に安全対策を第一に考え、登山の楽しみを与えてくれました。
 
 彼が誘ってくれた山は群馬県内外の山々が中心で、それは上信国境の四阿山、榛名山の外輪山縦走、群馬三峰山縦走、吾妻耶山、大峰湖、荒船山、西御鉾山、埼玉県の城峰山、妙義山、尾瀬ヶ原散策及び、尾瀬の至仏山、榛名相馬山、榛名山雌岳、赤城山散策、子持山などです。
 
Dscf0229_2【榛名山相馬山登山口で】 
 
 山頂では、常に彼の特製ブランデー入り紅茶を振舞って下さり、大自然の遠望を眺めつつ、楽しい会話は彼はお手のもの。帰路には必ず近くの温泉に立ち寄り、一風呂浴びるコースは毎回、私にとって誠に充実した山の旅となりました。
 
 一方、高崎市の群馬音楽センターで行なわれた高崎商業高校吹奏楽部による第50回定期演奏会で私がシベリウス作曲「フィンランディア」を客演指揮したとき、彼はその姿をすべてDVDに収めてくれました。これは私にとって宝物です。このDVDは私自身が自らの指揮を客観的に見ることができる大変有難いものです。
 
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 しかし、彼には今から数年前に病魔が発覚し、治療を続け、私は時々彼の家を訪ね励ましてきました。その後、入退院を繰り返し、病院に見舞ったこともありました。しかし、ついに病変に勝てませんでした。あれほどの山登りの達人が、どうしてと考えますが、病変は未だ医学では解決できないものがあるのです。
 
 ところで、彼の職歴については誠に驚きます。ニュージーランドの女子高で日本語を教えるとともに学級担任をしたことがある日本の教師では特異な体験の持ち主です。つまり、それらはすべて英語を介しての日常的なホームルーム担任であり、彼にとってニュージーランドは第二の故郷となり、現地には今でもニュージーランド人の教え子がたくさんいます。彼女たちは恩師の逝去を知ってるでしょうか。
 
 こんなことから、彼の英語力は今まで私が巡り会った日本人の中でも桁外れの実力の持ち主であり、私の勤務校にニュージーランド人が訪問したとき、彼は同時通訳され、その姿と英語能力は私のみならず、同席した人は驚愕そのものでした。
 
3029【彼と登った尾瀬の至仏山から見た尾瀬ヶ原】
 
 帰国後、たまたま前橋高校で私といっしょになり、偶然、席も隣になって彼から受けた「英語と山の話」は私の心底を揺るがし、学校を離れても付き合いが深まりました。
 
 英語の本場で日々生活された体験から打ち出されたものでしょう。私が最も印象に残る彼の教えは「英語は子音の言語である」ということです。
 
 なるほど、私たち日本人が英語を読む場合や話す場合、日本語はその特徴である母音と共にある言葉であり、これを聞いて育ったことから、英語を発音する場合、どうしても母音のない所まで母音を入れて発音しがちです。英単語には見かけ上、母音が入っていてもその母音を発音しない場合が多々あります。
 
 この教えを聞いて、私は英語発音の視野が一つ開けた思いです。可能な限り、母音を入れてはならない所は子音のみで発音するよう今でも努めてます。
 
 お陰で英語は日々私の生活に入っており、彼の教えを聞くうちに英作文が私たち日本人にとって、効果的な英語学習法ではないと気づき、今でも、ほぼ毎日、フェイスブックで日本語で書いた後、同様の意味を英訳して掲載中です。このため海外からのアクセスも来て、嬉しいやら責任を感ずるやらの日々です。
 
 富所三郎さんは私の生き方に大きな示唆を与えてくれた稀に見る情熱的な人物でした。合掌
 

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2018年4月16日 (月)

超高齢化という表現から「人生100年時代」へ

P1020964【心肺機能の安定をめざし、今朝6時よりウォーキング】

 今朝、起床したら何となく調子がよく、お気に入り「鏑川の土手」を4K歩きました。辺りは冬から衣替えし、土手には矢車草と菜の花が春の到来を告げ、空には雲雀が高くさえずってます。群馬県の今日の日の出は5時10分、冬至より1時間45分も朝が早くなってます。
 
 それでも、気温は薄ら寒く、ウィンドブレーカーを着て行ったのは正しかったです。800mも歩くと背中がポカポカし、平均スピード1分間で95mほどで歩けました。私がウォーキングする目的の一つは心肺機能の安定です。歩くことで血液循環が速まり、心臓や第二の心臓といわれる脹脛が活動してることが感じ取れます。
 
P1020962【土手には矢車草が咲いてる】
 
 ところで、最近、耳にする言葉に「人生100才時代」があります。超高齢化時代や、後期高齢者などの悲観的な表現に比較すると、この言葉にはとても希望や勇気、そして未来が感じられ、「よしっ、これから何かやるか」と思う人が出でくるでしょう。同じことでも言葉によって人間は気持ちが沈んだり、あるいは夢や希望が湧き、やる気が出たりするものです。言葉の力は偉大です。
 
 こんなことから、私たちが日常、発する言葉は悲観的表現より、また、味気ない言い方より、むしろ、その言葉を聞いた人が積極的になったり、笑顔になったり、身体を動かそうと思ったり、元気が溢れてくるような表現を使いたいものです。
 
P1020939 【西洋シャクナゲ太陽】
 
 ところで、すでに100才になられ、依然として元気な方々の言葉や生き方をまとめると、次のように感じます。
 
 1、高齢になっても未来に夢を持ってる。2、元気で先を見る。3、食べ物では先ず、肉が大好物。4、芸術や芸事が好きで100才になっても続けてる。5、100才になっても何らかの仕事を続けてる。6、まだまだ生きたいという強い欲望がある。7、外出して人と会うのが好き。8、おしゃべりの内容が面白い。9、話題が多面に亘る。10、何事にも好奇心が旺盛である。
 
 これに私は決して悲観的でない生き方を加えます。
 
 ところで、100才以上の人は全国で現在67827人【厚労省】で、このうち女性が87.9%を占めてる。最高齢期は112歳の男性で北海道にお住まいとのことです。
 
 なお、認知症やその他の事情により、社会通念として車の免許証返却が進んでいても、90才になっても免許更新する人もいます。これは私たちの努力目標です。
 
 人生の第4クウォーター【75才以降】が黄金時代であるように、ウォーキングを通じて心肺機能を安定させ、朝起きたら、先ず、がん対策。いつになっても目標や夢は大きく持っていたい。
 

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