人生途上で出会った友人の中で、私が大きく影響を受けた3人の友人は、実はすでにこの世になく寂しい限りです。もし仮に彼らが現在、生存していれば交流は続き、より豊かな日々が送れ、尽きない会話であったろうと想われます。現実には、私だけがこの世に生き残っり、人生の自由を一人謳歌しているようです。お盆となり、彼らとの出会いや思い出を偲びつつ、改めて自らの生活のあり方を省みる日々としたい。
小学校から中学校まで同級生のK君は同じ倉賀野町に住み、クラスも同じだったことが多くあり、小さい頃からよく一緒に烏川へ遊びに行ったり、お互いの家を訪ねて交流してました。若き青年時代はもとより、熟年になっても、いつも変わらぬゆったりとした話しぶりの中に、社会に対して常に「斯くあるべき」との信念に溢れ、ただ者ではないと思ってました。案の定、市議会議員に立候補することとなり、それが決まるとすぐに私を訪ねたのはつい最近のことでした。しかし、正式な立候補直前になって病に倒れ、目的は叶いませんでした。
若き日、彼は私より数段に勉強ができ、私は大学受験に出た数学の問題について、合格発表の前に私の答えが正しかったか、どうかを尋ねに行ったら、彼は庭の土の上ですぐに計算し、解いて見せました。そしたら、私と同じ答えになり、二人で大喜びした思い出があります。彼は県庁職員になり、それ以来、交流は続いていました。
続いて、もう一人のFさんはカルカッタ日本人学校の教員として私より1年後に赴任してきました。日本総領事館内の宿舎で明けても暮れても生活と職場が一緒で、深く交流ができ、その頃から彼とは生涯の友になると感じられました。彼の専門は美術であり、水泳も得意でした。水泳が苦手であった私をついに1000m泳げるようにしてくれました。
一方、彼の桁外れた英語力は、私にとってどこへ旅行しても鬼に金棒であり、冬休みにシルクロード近くのカシミールへ二人で旅行しても、言葉の面で何の心配も感じさせず、有名なアグラのタージマハールを訪れたときは、左右対称的である大理石の巨大な建物に二人で感銘したものです。帰国後も家族ぐるみで交流してましたが、お兄さんが住むヨーロッパを旅行中、イタリアのフィレンツェ・ボローニャ間のトンネル内で運悪く列車事故に遭遇し、帰らぬ人となりました。
3人目の友人は、ついこの間まで楽しく交流してくれたTさんです。退職後もあちこちの山へ連れてって下さり、山頂での楽しい語らいは数え切れません。山岳部の顧問をされていたことから山のベテランです。前橋高校で私の1年後に赴任され、たまたま職員室内での席が隣同士であったことから、愉快なキャラクターの彼とは毎日楽しく交流ができました。彼は英語教員です。私は音楽の教員で、インドに行ってたことから英語が好きになり、実は彼も以前にニュージーランドの女子高へ派遣され滞在してたことがあるので、私と共通点が多く、現職時代から退職後までずっと仲良く交流が続きました。
彼は退職後、アオテア英語教室を主宰され、若い人たちに英会話を教えてました。時々、外国人を含めたパーティーが開かれたときは私を呼んで下さり、有意義な国際交流の催しとなり、私はソプラノサキソフォーンで参加された外国人の国歌を演奏させていただきました。お陰で、音楽や英語は国際交流にはとても相応しいと今でも感じています。私が開いたピアノのホームコンサートでも奥さま共々聴きに来てくれたのは、ついこの間のことで、あの精力的な生き方をしてた彼が亡くなるとは今でも考えられません。
お盆の期間中、3人の友人と私の両親、そして亡き妻の墓参りをします。
また一人、私が最も信頼を寄せていた人が天に召されました。 それは隣のTさんです。何故、この世には永遠の別れがあるのでしょう。
群馬県教育界のトップにおられた方です。広い意味で私の上司でした。私の父が今のところに土地を買った隣に彼もその翌年引っ越して来られたので、すでに56年間のお付き合いで、正に公私共に深い繋がりでした。
最近、彼は私の生活の現状を心配され、一般的な考えとは異なる角度から精神生活の重要性を話され、今後、私が進むべき人生の道に示唆を与えて下さいました。心より合掌。
A person whom I had the most trust in, was called to heaven. He is Mr. Takano next door. Why does this world have an eternal farewell?
He was the top of Gumma Prefecture's education world. He was my boss in a broad sense. He moved to the next land next year when my father had purchased in 1963, so we are already 56 years of relationships, so it was a deep connection between the public and the private.
Recently, he was worried about my current life and talked about the importance of mental life from a different angle of general idea, and gave me suggestions for my future life.
【今春二回目として咲き出した品種名ぺラローマのバラ】
NHK朝ドラ「エール」を毎朝楽しみに見てます。内容が私の青春時代に共通するところがあり、懐かしく感じます。私も主人公のように一般の金融機関に就職するつもりでしたが、高校時代、吹奏楽部に所属したら、たまたま情熱的な音楽の先生に出会い、音楽の道に進むことを強く指導受け、親も困ったようでしたが、急遽、考えてもいなかった音楽の道に進むことになったからです。私は「エール」の主人公のように作曲家ではなく、群馬県の高校音楽教育の道を選びました。
それでも、今まで作曲をしたこともあります。最初は「喘息体操」の伴奏音楽です。喘息の子供たちの回復のため群馬大学の医師が動きを考案し、同じく吹き込みにおいて群馬大学の体育科教授が号令や掛け声を担当され、どうしたことか、私にラジオ体操のような伴奏音楽を作曲する依頼が来ました。当時、関係する学校では話題となり、当時の支援学校で良く使われていたようです。このことはNHKテレビでも、トピックスとして放送されました。
こんなこともあり、これが元で県下の高校女子体操選手の床運動や、同じく新体操の音楽をあちこちの学校から数年間、作曲を依頼され、動きに合わせて曲を作りました。彼女たちはその音楽で高校総体に参加し演技しました。すでに50代から60代になってるでしょう。
ところで、その後は奉職した4校で高校の吹奏楽部顧問となり、富岡地区の4校合同音楽会、高崎市群馬音楽センターでの定期演奏会、そして、前橋市民文化会館での優曇華で吹奏楽部の指揮を行い、音楽の中でも指揮することは私に合ってると思うようになりました。
今では指揮する機会はなくなりましたが、近年では群馬音楽センターで高崎商業高校吹奏楽部第50回記念演奏会で昔の顧問として呼ばれ、シベリウスの「フィンランディア」を指揮しました。11月が演奏会でしたが、9月より毎週日曜日に学校へ練習に出かけ、暫くぶりに教師に戻った感覚で、若い高校生と本番での良い演奏をめざし、心一つに励むことができました。
【インド・アグラにあるタージマハール】
しかし、私の青春時代の進路はすべてがスムースに行った訳ではありません。前述のように音楽の道を志しても、専攻楽器がサクソフォーンのため、この楽器で生計を得ることはできず、しかも、6人兄弟の末っ子であっても群馬で親と共に生活することが決まってました。就職で東京などに出られず、結局、地元の大学に入り、群馬での就職が私の定めです。
しかし、一転、人生とは先が分からないものです。卒業と共に、当時としては珍しく最初の就職が海外日本人学校と決まり、日本脱出、インド行きということになりました。
これは私の強い希望であり、それほどよくできませんが、たまたま英語が好きなことが幸いしたかもしれません。幸運にも試験に受かり、二年間住んでいたことからカルカッタが私の第二の故郷になりました。
日本人学校での学校業務の傍ら、休日には現地のカルカッタ交響楽団のユダヤ人常任指揮者Bernard Jacob氏の弟子になり、指揮法を教わりつつ、交流ができ、彼の演奏会に幾度となく行きましたが、いつも、観客の中に日本人は私ただ一人という生涯でも誠に有意義な日々を過ごしました。
帰国後、この体験を高校音楽教育で生かそうと教員採用試験の勉強を始め、念願の高校教員になりました。前述の通り、進路については私の高校時代はすぐ就職するつもりでしたが、全く思いもよらず方向転換となり、幸運にも群馬の教員を続けました。その間、全国高校音楽研究会の理事になり、全国の先生方と交流ができるとは思ってもなかったことです。
人生は焦らず、時間をかけて回り道も大いに結構で、悩むのも大いに結構、結果を出すことにのみ専念せず、中身を大切にしたいです。今後も未だ未だあると思われる人生では、中身のある豊かに日々にしたいと、何事も諦めず、前向きに生きたいものです。
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