小長谷先生の鳩舎訪問記に掲載されました
レース鳩雑誌に登場は、イギリス・レース鳩月刊誌「ビクトリアル」に掲載されたことはあっても、日本の「愛鳩の友」誌に載ったことは殆どありません。今回、獣医師・小長谷先生が遥々群馬県高崎市の当舎を訪問され、レース鳩の疾病予防についてスライドを交えてのご教導を頂くことができ、レース鳩の健康について改めて深い刺激を受けました。
世に犬猫の獣医師が多い中、レース鳩のみを専門とする獣医師は小長谷先生がお一人かもしれません。こんな専門の先生に直々に訪問して指導いただけることは感謝の極みであるとともに、これほど光栄なことはありません。
今回は同じ群馬県内の鳩友ピジョンクレージーさんのお取り計らいにより先生の鳩舎訪問が実現し、久々にレース鳩の内臓に関する疾病に改めて深く研究すべきと悟りました。
今回は愛鳩の友誌2013年3月号の138ページに載りました。身に余るタイトル「人に歴史在り」及び「人に夢有り」との見出しで、私が趣味の一つとしている英語を媒介したレース鳩による国際交流を記事にしてくださり、それは中国内モンゴルとの交流、及び「ビクトリアル」の表紙を通じて、世界の競翔家にご覧頂いたことについてです。
鳩舎に掲げてある看板はレース鳩を飼育する私の目標であると同時に、住宅街であることから近隣の方々に、レース鳩飼育にご理解をいただくためです。このため鳩舎の外観はイメージが大切なことから周囲の樹木に溶け込むよう緑色にしてあります。
看板の目標に沿って、それでも、昨春は「モザイク号」1羽の参加で、東日本稚内グランドナショナルレースを帰還し、連盟5位となり、目標に少し近くなってます。稚内は参加が難しいです。それは事前に700キロを体験しなくては帰還の可能性が低いからです。ですから稚内を帰還させるには「如何に700K経験鳩を作るかが前提となり」、今春もそれをめざしています。
今回、小長谷先生のご来訪を節目として、見えない体内の状況を把握すること、そしてその対処を通じて、目先の勝負に拘らず、深遠なレース鳩の長距離からの帰巣性を磨ける飼育者でありたいと改めて感じています。小長谷先生には心より感謝しております。
最近のコメント