地球の重力を利用した筋力トレーニング
個人で身近にできる運動は「有酸素運動」と「筋力トレーニング」です。健康のために、これらのトレーニングは「年齢が増すほど不可欠」で、身体を動かす楽しさを日々習慣にしたいものです。
有酸素運動=aerobicsは平素、呼吸が1分間に18回とすると30回ほどに上げたり、平素の心拍数を70とすると110程度に上げたりして汗が出る運動です。
私の有酸素運動はウォーキングで100mを1分間のスピードに努めてます。有酸素運動は外出し、ある程度のスピードが伴います。安全な土手の上を週2回~3回、必ず食前に行ってます。高崎市街地へ夕食に行くときも線路伝いに5Kをウォーキングしながら向かいます。
一方、筋トレは室内でできます。私は写真上の「ぶら下がり運動」をほぼ毎日してます。私たちは生きてる限り何をしてても、何処にいても常に重力に支配され、身体の重さは脊椎、腰、膝、足首にかかり、下へ行くほど重力がかかります。膝への負荷は想像以上です。
歩行中、片方の膝関節には体重の1.5倍ほど重力がかかり、走るときや階段を下りる時はそれ以上に重力がかかると考えられます。
常に重力に圧迫されてる膝関節を休ませる方法は、二通りあり、一つは足の届かない高い椅子、あるいはご覧の通り、テーブルに腰掛け、1分間、膝から下を前後にぶらぶらさせます。これで関節が重力から解放され弛みます。
二つは、以前に叫ばれた「ぶら下がり健康法」です。専門の器具を購入しなくても家のどこかにぶら下がります。これは膝のみならず、曲がった背骨の矯正と腰に効果があります。
私たちの身体は内臓を含めすべて地球の重力と四六時中、戦ってます。ですから、一日一回は足の届かない所にぶら下がり、固まった関節を伸ばしたいです。ぶら下がったら少し身体を揺すります。肩が一番疲れるので時々休みます。
このように背骨や腰関節を伸ばすことはぶら下がる以外は不可能で、就寝中、膝は休めても、背骨は湾曲したままであることが多いです。
樹齢50年のこの杉は「てっぽう」に便利です。大相撲の力士がこの杉で「てっぽう」してもビクともしないでしょう。「てっぽう」は力士が行っても、一般の人はあまり取り組まないようです。しかし、取り組んでみると上半身が鍛えられます。左右交互に押し、ポイントは右手で押した後、引き続き右足を擦り寄せます。左も同様です。足を擦り寄せることにより、腕に再度重力がかかります。
還暦を過ぎたらサルコペニア【筋肉減少】対策に励みましょう。
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