カテゴリー「レース鳩飼育者の健康維持」の2件の記事

2016年3月21日 (月)

今後の長距離用種として2羽をセレクト

P1020006 【当舎自慢の水浴場・・・鳩が飛込みやすく、使用後、水は下水に】

 60年間レース鳩飼育を続け、11年前に妻に先立たれました。その後、二人の娘は独立し、私は一人暮らしを余儀なくされてます。私自身の食事作りを始めとして、ウォーキングなど健康維持に生活の大半を費やしてることからレース鳩の管理は二の次になってます。

 持寄り後やレース帰還日の時計合わせ後、帰宅してから食事作りが大変であることから、現在はレースに参加せず、通常の飼育をしており、家庭事情が改善した暁には長距離レースにチャレンジできるよう、今春も作出に夢を膨らませてます。

 現在、朝の舎外は1時間をめざし、朝夕の給餌、週1~2回の水浴、清掃、11ペアの交配を実施し、数年後のレース再開に向け、長距離系種鳩の「作出」を中心とした飼育です。

P1000778【緑の鳩舎】

 鳩界にも高齢化の波が押し寄せ、昨今のレース鳩飼育は、飼育者の体調が次第に鳩どころではない状況に追い込まれることが多くなり、鳩より「自身の健康が第一」となり、レースを断念せざるを得なく、近隣の連合会でも飼育断念の会員が増加してます。

2977 【黒井峰遺跡より放鳩訓練】

 レース鳩の病気対策やレース必勝法はプロ級であっても、自身の健康増進に関して、積極的に肉体を鍛える人は少ないようです。 

 レース鳩の舎外を強制したら自身もそれに匹敵する運動を心掛けること位は実践すべきで、足腰に筋肉をつけたり、認知症対策として、脳を使う場面を持ち合わせるべきでしょう。今、叫ばれてる、散歩とは異なる「ウォーキング」は心身の健康維持に実に効果的です。

P1000770_2 【稚内モザイク号×香山氏作デヨング系・・・♂】

 ところで、5年後のレース再開に向け、最近は長距離用の種鳩を作るべく、交配を試みています。写真上のモザイクは1才ですが、動きと表情がよく、姿勢は如何にも健康を表わし、見るからに精悍な顔立ちは父「稚内モザイク」の血統をよく受け継いでます。今後、種♂として期待する1羽としてセレクトしました。

 一方、種の管理については、運動不足から太りがちになりやすく、餌の量と種類、品質には年間を通じて拘ってます。前回も書きましたが、レース鳩にとって、大麦は意外に健康食であると感じてます。食べても早く消化し、空腹感が早く来ます。

 ただ、カビ対策、湿気対策は必須です。私は混合はもちろんすべての餌の天日干しを実践します。

P1070311 【大麦・・・餌の管理はレース鳩飼育の中心】

 鉱物飼料については、国内二種とベルギー製をミックスし、それにレッドストーンを加え、中身を多種にしてます。古いものは思い切り捨て、新鮮なものを与えるようにします。

P1000477 【スチール号×香山氏作ネナ号直仔による・・・♀】

 オランダN1000K総合優勝「スチール号」は3年ほど前に死亡しましたが、直仔5羽が残っており、交配相手を精選し、再度、よく出来たものを種用にして、レースに備えます。

 「追伸、今春は3月25日にこの2羽を交配しました。」

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2013年8月26日 (月)

レース鳩飼育者の健康を考える

P1040201_2【アルカディア式展望台 Click please!】
  本格的なレース鳩飼育者は愛鳩家というより、結果を求める云わば勝負師であることから、レース鳩の健康管理については人一倍の力を持っており、未然に病鳩を出さなぬ予防はもちろん、あるいは、それ以上に「鳩の状態を上げる」工夫をするものです。
 
 血統とともに、選手鳩の管理はレースの最たるもので、その術はいわば門外不出なことが多く、血統は明かしても、必勝法はなかなか明かせない実情があるものです。
 
 同様に、レースとレースの間に行う個人訓練の放鳩地についても秘密裏に行われることが多く、レース放鳩地から直線に近い帰還経路のみならず、レース帰還時における他地区や他鳩舎との「分岐点」を考慮します。このためには個人訓練でなく、3鳩舎ほどで合同訓練を実施し、互いに分岐点から別れ、直線的に自鳩舎へ帰還させる工夫をしています。
 
 餌については、レース時は2週間のスケジュールで内容や量を決め、これらも長距離レースに勝利した場合など結果を出せば、苦労してレース事前に知り得た術を、やすやす人には言えないでしょう。あるいは、これがレース常勝の最大の楽しみかもしれません。
P1040183_2  
 一方、種鳩については、現在、休養と換羽の真っ最中であることから、選手鳩とは異なる管理となり、来春の交配が上手くいくよう健康管理に勤しみ、8月から11月にかけて、「換羽をきれいに仕上げる」飼育を徹底したいものです。工夫はいろいろ考えられます。一般的に、左の餌は「分離用」で、右は「混合飼料」です。画像をクリックしてください。
 
 種鳩に対しては「必要な栄養素を堅持しつつ」、更に、雌を太らせないことが肝心であっても、つい、餌の量を増やしがちになります。時々は「数羽の雌を手に持って確認し」塩梅を見ながらの給餌です。
 
 このようにレース鳩飼育者は勝負師であることから、レース結果に対し血眼になる余り、それ以外の重要なこと、つまり「飼育者自身の健康」、そして「人間関係の大切さ」を見落とすことが起こり得ると考えられます。
 
 勝負のみに走り過ぎると、案外、人間としての重大なことが等閑になりやすく、つまり、「勝負が第一」、「飼育者の健康が第二」、「人間関係の大切さが第三」ということに陥りやすい傾向です。
P1040196_3 【栓を抜けば下水道に流れる水浴場】
  ところで、レース中は掃除をしない強豪もいます。これも一つの大きなテクニックと考えられます。しかし、掃除をしても、しなくても、飼育者は鳩舎内に浮遊してる埃を毎日吸い込んでる事実があります。これが飼育者の健康に「害はあっても、益はない」盲点です。欧米の鳩舎には煙突が見られます。舎内の熱を逃がすことが主眼であっても、防塵対策にもなるでしょう。 
 
 一般的に、多くの人は50才を過ぎた辺りから腰を痛めやすいもので、水浴の盥運びや、放鳩籠を鳩舎から出したり、車やコンテナへの積み下ろし等は腰を痛めやすく、多くを飼育してる場合、その可能性はより大です。
 
 もちろん、鳩舎によっては持寄りなどで腰を痛めない工夫をしてる人もいます。やはり、健康であってこそのレース鳩飼育であることを自覚されてます。レースにかける意気込みと共に、自らの健康を損なわない作業法や飼育法を工夫すべきでしょう。
 
 その第一点は、鳩舎に入る場合、埃をシャットアウトする「防塵マスクの着用」です。また、作業後は「うがいと手洗いの励行」です。埃は細かく目に見えないので、どうしても曖昧になりやすいです。レース鳩飼育者のかかりやすい病魔は肺疾患です。こうなったら鳩飼育を断念せざるを得ません。大好きなレース鳩をいつまでも飼育し、楽しいレースに参加するためには自らの衛生に最も注意を払わなくてはなりません。
 
  その第二点は、水浴作業や、掃除、放鳩籠運搬において、前屈みは厳禁です。重いものを持ちながらの前屈みは腰を痛めます。腰を痛めるとQOL【生活全般の質】が低下します。レース鳩飼育から、一つでも二つでも、健康を害する要素を取り除いてレース鳩飼育を楽しみたいものです。
 
 高齢で亡くなる死因の多くは肺炎といわれ、防塵対策の必要性を肝に銘じて飼育したいものです。

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