カテゴリー「二十四節気」の26件の記事

2019年1月20日 (日)

今日は大寒・・・太陽太陰暦では年の瀬

P1070243


今日は二十四節気の一つ「大寒」です。最も寒い時季ですが、春はもうすぐです。公転してる地球から見る太陽は「やぎ座」の手前に達してます。そして、立春には太陽は「やぎ座」の真ん中に入ります。今日の太陽の位置は赤経20hです。つまり、春分点から東へ300°移動してます。私たちの地球は宇宙空間に浮いて秒速約29Kmで公転しています。地軸が23°26′傾いたまま公転することで季節が変わります。

Today is "Daikan=the most intense cold" that is one of the twenty-four solar calendar. It is the coldest season, but spring is surely coming soon. The sun as seen from our Earth is reached in front of "Capricorn". And at "Risshun=the beginning of spring", the sun enters the middle of "Capricorn". The position of the sun today is 20h in right ascension. In other words, it moves 300 degrees to east from the vernal equinox point. Our Earth is floating in outer space and it revolves at a velocity of about 29km per second. The season will change by revolving while the earth's axis leans 23 ° 26 '.

350pxcapricornus_constellation_maps
 

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2018年12月22日 (土)

今日冬至 満月見つつ 柚子の風呂

P1070123_3 【浅間山2560m =Active volcano Mt. Asama】

今日は冬至です。北極星側から見て反時計回りに公転する私たちの地球は、春分の日から270°移動しました。地球から見る太陽は現在「射手座」にあります。今日の太陽は赤経18hに位置します。地軸が23°26′傾いてることに因り、群馬県で昼の長さは9時間41分です。このため気温も低いです。今宵は満月を見つつ柚子湯に入り、温まりましょう。

Today is winter solstice in the Northern Hemisphere. Seeing from the North star side, our earth that continues to revolve counterclockwise moved 270 ° from the vernal equinox and the sun seeing from the Earth is in "Sagittarius". The position of the sun today is 18h in right ascension. Because the axis of the earth is inclined 23 ° 26 ', the length of daytime in Gumma Prefecture is 9 hours 41 minutes. Therefore the temperature is low. Traditionally we will bathe in hot bath scented with Yuzu-oranges seeing the full moon tonight and let's warm ourselves.
 
P1070152【隣で戴いた柚子】
 

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2018年11月22日 (木)

今日は小雪・・現在の太陽は「さそり座」近くに

350pxscorpius_constellation_mapsvg【さそり座】・・・ウィキペディアより転載

 
 今日は二十四節気の小雪です。日本列島では北海道や高山において、例年、この日を前後して初雪の知らせが届きます。天文学的には、北極星側から見て反時計回りに秒速約29㎞で公転している地球から見ると太陽は「さそり座」の頭の位置に達してます。
 
 この位置は太陽黄経240°で、天体の位置を示す赤経で16hです。つまり、地球は春分の日から公転軌道上を丁度3分の2公転しました。実際には眩しくて目で確認できなくても、地球から見ると太陽の背景は日々刻々と変化し、今日の太陽の背景は「さそり座」の頭付近です。
 
 これは半年前の「小満」の日である5月20日の午前0時に「さそり座」の頭が真南にあることで、こちらは目で見て確認できます。
 
P1070033【地球から見て小満の午前0時の真南、及び小雪の太陽はさそり座に】・・・拡大してご覧ください。
 
 ところで、黄道近くには3つの一等星があります。全天で21個ある一等星のうち、それらはアンタレス、スピカ、レグルスです。アンタレスは「さそり座」にあり、スピカは「乙女座」にあり、殆ど黄道上です。レグルスは「しし座」にあり、これも殆ど黄道上にあります。アンタレスだけが黄道よりほんの僅か南にあります。この三つの一等星は、いずれも黄道十二星座にあり、二十四節気の太陽の位置に関係してます。
 
 一方、本日は小雪であることから「さそり座」の中で橙色に輝く一等星アンタレスについて復習すると、その位置は赤経16h29m24s、赤緯-26°25′55″です。このためオーストラリアのブリスベンのほぼ頭上を毎日1回通過し、同様に南アフリカ連邦やチリの頭上を通過します。アンタレスが最も太陽に接近して見える日は、12月2日頃とされてます。
 
 ところで、一等星「アンタレス」の命名について、前述の通り、この一等星は黄道のすぐ南にあることから太陽を初めとして、多くの惑星が通過する道に接近してます。中でも、火星は橙色に輝くことから、近くを通過するとき、同じく橙色してる「アンタレス」と間違いやすく、地球から見ると互いに好敵手のような錯覚に陥ります。このため、火星と対抗【アンティ】するという意味で「アンタレス」と命名されたといわれます。それにしても、アンタレスの直径は太陽の720倍、明るさは太陽の1万倍と推測されてます。地球からの距離は、550光年とされてます。
 
P1020191【私のウォーキングコース・烏川と鏑川の合流地点の土手】  
 
 季節は小雪となり、今年もあと40日。暦の上で何かと忙しく感じる頃になりました。これからますます寒冷となっても、もう少し続く小春日和には屋外に出て、思い切り身体を動かし、歩くことでいろいろ思索にふけったり、全身の血液循環をスムーズにし、脳と身体の健康増進を図りたい。
 

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2018年7月23日 (月)

公転する地球から見る「大暑」の太陽の位置

P1030703【モリアオガエル生息地として有名な群馬県・大峰湖】

 連日、日本列島は猛暑に覆われ、40℃近い気温は今まで殆ど記録してません。この理由は、太平洋高気圧が列島を覆い、更にチベット高気圧なるものが重なってると天気予報では説明されてます。先般、西日本を襲った豪雨による災害では、この猛暑の中、復旧作業は並大抵のことではなく、心底よりお見舞い申し上げます。
 
 さて、日本は温帯に属するため、概して四季がはっきりしてます。しかし、近年は夏季において豪雨が多くなり、一方、冬季は日本海側を中心に列車や車が立ち往生するなど、ほぼ毎年、豪雪が繰り返されてます。また数年前、私たちは平野部でも50㎝ほどの豪雪を体験をし、流通は混乱し、平素の平和な暮らしが乱れました。これら気候変動については科学的な原因究明が待たれます。
 
 ところで、今日は二十四節気の「大暑」です。一般的に考えるならば、一年で最も暑いのは「夏至」の頃であり、一年で最も寒いのは「冬至」の頃の筈です。また、「春分の日」と「秋分の日は」太陽が天の赤道にあり、どちらも気温はほぼ同じ筈と考えられやすいですが、実際に、気温は後にずれることを私たちは体験上、知ってます。
 
 これは地球の表面を取り巻く大気が「すぐには熱しにくく、すぐには冷えにくい性質」があるからと考えられ、実際の暑さは夏至から1~2ヶ月後にずれ込み、実際の寒さは冬至から1~2ヶ月ずれ込みます。
 
 同様に、このずれ込みから春分の日はまだまだ寒く、秋分の日はまだまだ暑いということになります。
 
Photo 【冬のダイアモンドにある双子座】
 
 では、大暑について天文学的に考えます。秒速、約29㎞で反時計回りに公転してる地球から見る太陽の背景は、大暑では黄道十二星座の「双子座」から東へ抜け、隣の黄道十二星座である「かに座」近づいてます。上図にある地球から見た太陽は右から「夏至」、双子座の中に入ってる「小暑」、そして双子座から抜け出て、東の「かに座」に近づいてる本日の「大暑」の太陽の位置です。いずれも二十四節気一つで15°東へ移動します。
 
Photo_2【黄道十二星座の一つ「かに座」】
 
 大暑の日に、地球から見た太陽は上図の右の太陽です。本日の太陽は二つの黄道十二星座の丁度、中間にあります。そして、地球の公転により、逆に、太陽は東に進んで見え、8月7日の「立秋」には「かに座」のすぐ東に進みます。
 
 大暑の太陽の位置は赤経8hで、太陽黄経は8×15°=120°です。春分の日から今日まで地球は太陽の周りを3分の1周したことになります。
 
 ところで、赤経とは天の経度であり、15°は1hであり、hの下は60進法なので、h, m, sで表し、天一周は24hです。このため、それぞれ二十四節気とhは一致します。例えば、春分点は0h、夏至点は6h、秋分点は12h、そして冬至点は15hです。天体の位置はこの赤経と天の緯度である赤緯により、恒星の位置を表わします。
 
 例えば、最も明るい恒星シリウスの位置は赤経06h45m08s、赤緯‐16°42′58秒です。赤緯の表示は緯度と同様ですが、北半球にはプラスを、南半球には-をつけます。
 
 以上のように、大暑の日を通して、太陽とその背景にある星座との位置関係を考えることで、自分は宇宙のどこにいるかや、自分とは何か、を考えることにつながるのではないでしょうか。
 

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2018年6月21日 (木)

今日は夏至・・・若き日、太陽は北を通過した

P1030855【ねむの花・・・夏至の頃咲く】

 今年は天文現象から目が離せません。先ず、7月28に皆既月食があり、時間は夜明け前に西の空です。月食は太陽~地球~月の並び方で直線になり、満月のときです。同様に日食は太陽と地球の間に月が入り、新月のときです。直線に並ぶと言っても地球から二つの天体までは比較にならない距離の差があります。
 
 太陽・地球間の距離はAU1で表わし、これはAstronomical Unitの略で、惑星などの距離を計る単位です。恒星などの距離は光年で表します。
 
 実際にはAU1は約1億5千万㎞です。例えば太陽から水星まではAU0.38、金星まではAU0.72、太陽から土星まではAU9.55、海王星までは何とAU30と計測されてます。
 
 因みに月までの距離はAU0.0025です。実際の距離は平均38万㎞なので、月までの距離は太陽までの距離の400分の1です。
 
 一方、太陽の直径は1391016㎞で、月の直径は3474㎞ですから、月の直径は太陽の直径の400分の1です。つまり、偶然にも距離においても、直径においても、月は太陽の400分の1です。
 
P1030967
 
 このため「三角形の相似形」となり、地球から見る太陽と月の大きさはほぼ同じに見えることになります。
 
 今年の天文現象は月食の他、7月31日に火星が大接近、8月31日にはペルセウス座流星群が極大です。この夜、月明かりはありません。
 
 ところで本題で、今日は夏至です。これは地球から見た太陽が夏至点に到着する瞬間を言い、その時刻は日本時間19時07分と発表されてます。グりニッチ時間の10時07分が基準です。
 
 地球から見た太陽は夏至点にあり、ここは春分点から90°離れた位置です。この位置は赤経6hで、赤緯23.°26′です。夏至点の太陽の背景は双子座近くです。北回帰線が通過してる台湾では、今日は太陽が頭上を通過します。インドにいたとき北緯22度なので、太陽は少し北を通過しました。
 
Photo_2 【双子座と夏至点】
 
 二十四節気に合わせ地球と太陽の関係を考えると、地球は公転を続け、太陽の背景の黄道十二星座はおよそ二つの節気で一つの星座が変わります。現在は双子座で、実際私たちがこの星座を見ることができるのは、半年後の冬至の頃から真冬にかけてです。最も明るい一等星シリウスの左上です。オリオン座が見えれば、その左上が双子座Geminiです。発音はおよそジェミナイ。
 
 

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2018年1月18日 (木)

冬来たりなば春遠からじ・・・いよいよ大寒

P1020497【真夏のオーストラリア・シドニー付近・上が南・・・本日のISSより】

 タイトルは英国の詩人P. B. Shelley(1792~1822)の「西風に寄せる歌」の一節で原文はO, Wind, If Winter comes, can Spring be far behind?です。

 日本は一年で最も寒い「大寒」です。二十四節気の一つ「大寒」とは公転軌道上を行く地球から見る太陽の背景が「やぎ座」付近であることを言います。
 
  しかし、紀元前一~二世紀の冬至には、太陽が「やぎ座」にあったらしく、その名残で現在でも南回帰線を英語でThe tropic of Capricornと表記されます。地軸の方向は千年二千年単位で徐々に移動してるようで、現在、真北に北極星がありますが、遠い未来の真北は他の星座になると考えられてます。
 
350pxcapricornus_constellation_maps 【やぎ座】・・・ウィキペディアより転記
 
 「やぎ座」の次は「水瓶座」であり、その次はいよいよ春分点がある「魚座」になります。およそ一ヶ月で太陽は次の黄道十二星座に移動して行きます。前述の通り、公転してる地球から見て、太陽の背景にある星座が移り変わるという意味です。
 
P1020499 【真夏のニュージーランド・左上がクライストチャーチ、右下の尖がった所がウェストポート・・・本日のISSより
 
 ところで、国際宇宙ステーションは地球が自転する方向に進むことから、その進行方向は北緯50度及び南緯50度付近では西から東へ、それ以外では北西から南東へ、南西~北東へ進み、秒速約7㎞で、地上からの高さ約400㎞の軌道に乗ってます。ですから、日本上空に差し掛かるときのコースは南西諸島~九州方面~北海道方向へ、あるいは大陸から南東方向へと、二通りに決まってます。
 
 私はいつも注意して送られてくる映像を見てますが、今の季節、日本上空はほとんど雲に覆われて見難いです。以前に北海道室蘭付近が見えたことがあります。いつか、鮮明な日本列島を記録に残したいです。
 
 一方、国際宇宙ステーションは北緯51度付近まで、及び、南緯51度付近までをコースとし、極地上空は通過しません。これはISSは地球の引力に引かれ、自転してる地球の周りを常に地球と同じ方向に飛行すること、及びISSは赤道に対して51.6度の角度で飛行してることに因ります。
 
 ところで、今日の群馬県の日の出は6時53分、日の入りは16時55分です。昼の時間を冬至に比べるとすでに23分も伸びてます。このため、植物たち動物たちはこれを察知し、蕾が膨らみ、梅の様子が下の写真です。
 
P1020504 【庭の紅梅しだれ】写真を拡大してください。
 
 あと二週間で節分と立春です。寒さに負けず体力をつけましょう。という私は最近の寒さに身体をこじらせ、実は胃など体調があまり良くないです。いくら若い気でいても、寒さは高齢者に堪えます。
 
 これからは三寒四温が繰り返され、私は温かな日にお気に入りの「鏑川の土手」を暫くぶりにウォーキングします。高齢になるほど足腰に筋肉をつけ、「新たなことにチャレンジ」し、脳の活性化を図りたい。
 

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2018年1月 4日 (木)

「小寒」の太陽は南斗六星に・・・これから冬本番

Photo【南斗六星は射手座にある】・・・ウィキペディアより

 今年になって初めての二十四節気は明日1月5日の「小寒」です。この時季に公転してる地球から見る太陽は毎年必ず「射手座」にあり、この日の太陽の位置は赤経19h、赤緯はおよそ-22°です。ご覧のように「射手座」には北斗七星に似てる南斗六星が含まれてます。
 
 ところで、この赤緯と赤経について、おさらいです。これは天空の位置を示す座標であり、これによって各天体の位置を表わします。丁度、地球上の緯度・経度の様なものですが、これとは少し異なります。簡単な方は赤緯です。これは地球上の北緯と南緯の度数と同じで、どちらも天の赤道を0°とします。赤道を中心に北側は北緯と同じ、南側は-をつけて表わします。赤緯の英語名はDeclinationです。
 
P1020522【春分の太陽】・・・拡大してご覧ください。
 
 一方の赤経は地球上の経度とは異なります。春分の瞬間の太陽の中心位置を0hとし、東の方向へ天空一周24hとします。つまり、1hは度数で15°です。地球上から見る天体は1日で右方向へほぼ一周することから時間を表わす単位を使ってます。このため、h(時)の次はm(分)で、次の秒に当たる単位はSで表します。赤径の英語名はRight Ascensionです。
 
 例えば、今の時季、南に一際明るく輝く恒星シリウスの位置は、赤緯-16°42′58″、赤経06h45m08Sと表わします。
 
 ところで、1月1日午前0時にシリウスが真南にありましたが、ご覧になったでしょうか。日本は東西に長いので、見る位置によって多少異なります。また、地球が太陽の周りを一周するのに365日5時間48分かかり、閏年が生じることから毎年真南に来る位置は多少変化します。今年は福井市と同じ東経にある地域で真南でしたが、どこから見ても毎年ほぼ真南です。
 
P1020474 【ブログ発信基地には換気用窓がある】
 
 一方、今冬は南米ペルー沖の太平洋で、海水面の温度が下がるラニーナャ現象が原因とされ、遠く離れた日本でもこの影響が出てます。日本上空を西から東へ流れる偏西風のコースが南下し、結果的に寒気団も南下し、典型的な西高東低の気圧配置が多くなり、12月から厳しい冬が続いています。
 
 従って、部屋の中は例年より暖房が必要となりました。この状態が続いたときに忘れがちなのが、部屋の換気です。閉めたままでは酸素不足や、空気中の埃、何より気をつけるべきはウィルスが浮遊し、充満しやすく、私たちは時々窓と反対側の窓を開け、1~2分空気を入れ替えることが喉や気管支、肺を守ります。新鮮な酸素を吸ってこそ、血流に乗って酸素が身体中に運ばれ、各臓器がしっかり機能します。これから約1ヵ月間、厳寒の日々が続きますが、換気を忘れないで生活しましょう。
 
P1020455
 
 今年も私はお気に入りウォーキングコースで「呼吸筋」と「足腰」の鍛錬を中心にアンティエイジングに挑戦します。先日のテレビで、健康で90才を超える現役ボクシング指導者の言葉が耳から離れません。彼のフットワークは若者のようです。
 
 人間「生きてるだけではダメ、動かなければダメ」という教えです。私たちの身体はいろいろ動くためにできており、じっとしていては退化します。皆さん、「小寒」に負けず、思い切り身体を動かし、柔軟性と剛健性をめざし、体力増進に励みましょう。
 

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2017年10月26日 (木)

霜降となり太陽は「乙女座」から「天秤座」方向へ

Photo【黄道十二星座の一つ・乙女座】・・・スピカが一等星

 二十四節気の「霜降」とは太陽が赤経14hの位置に来ており、ここは「おとめ座」と「天秤座」の間で、「魚座」近くにある春分点から210°の天空です。
 
 2017年も残すところ67日になりました。今年が終わる12月31日24時には、全天で最も明るい一等星「シリウス」が真南に輝き、一年の節目を伝えます。ぜひ、この現象を見落とさず、一年の終了と新たな年に入る瞬間を天体によって認識してください。この時、「太陽~地球~シリウス」と並び、地球の位置は1年に一度、両者の間に差し掛かります。ですから、一月一日は天文学的に大きな意味を持ってます。
 
 私たちが乗ってる宇宙船・地球号はおよそ9億4千万Kmの公転軌道上を北極星側から見て反時計回りに、太陽から平均1億5千万Km=AU1離れた位置を秒速約29㎞の速度で公転を続けてます。
 
 この結果、一年をかけ、たくさんの星座が日々少しずつ東から西に移動して見えます。中でも、地球から見て太陽の後方には黄道十二星座が、ほぼ一ヶ月ごとに現れ、次から次へと西へ移動し、そして新たな黄道十二星座が東からやって来ます。
 
 紀元前パピロニア人が命名したとされる黄道十二星座が21世紀に生きる私たちにそのまま同じ姿を見せ、季節が移り変わる目安になってることに深い感動を覚えます。
 
 ところで、黄道十二星座はそれぞれユニークな形を成し、一度確認できれば毎年、季節ごとにその姿との再会が楽しみになります。個人的には「さそり座」が地上を睨んでるかの如く、文字通り恐怖を与えてる姿を呈し感動します。しかし、この猛毒を持つサソリは通常、自然界において、日本に住む私たちは見ることはできません。インド、アフリカなど南方の国に生息します。
 
 また、ユニークな形を成す黄道十二星座は「魚座」です。現在、日本上空を午後9時から10時に通過し、インドの形に酷似してます。
 
284pxlibra_constellation_mapsvg 【天の赤道にある天秤座】・・・ウィキペディアより転記
 
 一方、今の季節に太陽が近づく「天秤座」は南半球と北半球を恰も天秤で計るかの如くその一部が天の赤道上に位置し、「おとめ座」と前述の「さそり座」の間にあります。
 
 現在、「おとめ座」と「天秤座」は太陽が輝く後方にあり、見ることができません。半年後の午前0時であれば、ほぼ真南に見えます。半年後、これらの星座は180°移動し、深夜に見えます。
 
 実はこの文章は10月26日午前2時から4時頃にかけて書いてます。ちょっと休憩して、外に出たら快晴のため「冬のダイアモンド」が日本上空を覆ってます。西側に黄道十二星座の「おうし座」が東側に「ふたご座」が、下方には「オリオン座」と「シリウス」が強い光を放ってます。
 
Hosizorawinter480 【冬のダイアモンド】
 
 秋が深まる今の季節、深夜から夜明け前にかけ、巨大な六角形が手に取るように見えてます。神秘な星団「スバル」も右上に見えます。秋の夜長は星座を見て自らの生命は宇宙に漂ってることを認識したい。
 

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2017年8月24日 (木)

地球から見た太陽は「しし座」の中に・・・処暑

自動代替テキストはありません。

【しし座】・・・ウィキぺディアより転記

 半年前の2月23日の午前0時に南中する星座は「しし座」です。このとき太陽~地球~しし座と並び、半年経過した8月23日頃の処暑では地球~太陽~しし座と並んでます。現在、太陽を見たら眩しくて見えなくとも、その背景は「しし座」であると認識したいものです。
 
 黄道十二星座の一つである「しし座」は春の星座として馴染み深く、他の星座より、名称とライオンの形がよく一致し、特徴ある姿です。おそらく2000年以上、昔の古代バビロニア人が命名したと考えられます。しかも、地球の自転に因り、東から昇るとき頭が上になり、南にあっては図のようにあり、西に沈む時は頭を下げるユーモラスな動きをします。
 
 「しし座」という名称は「しし座流星群」でお馴染みです。毎年11月17日~19日にかけて見られる流星群で通常18日未明が極大です。これは公転してる地球が流星群に近づくことにより起こる現象で、昔からずっと繰り返されてきたと考えられます。2017年11月18日未明は運良く月齢1、つまり新月となることから「しし座流星群」を眺める絶好のチャンスとなりそうです。
 
 この現象は「しし座流星群」という名であっても黄道十二星座の「しし座」とは直接に関係なく、私たちの地球から見ると流星が出てくる放射点が「しし座」方向にあるということで、「しし座」から流星が来るわけではありません。
 
 一方、「しし座」ではレグルスという名の一等星が有名であり、それは太陽が通過する道である黄道上にあることも大きな特徴です。同様なことは「おとめ座」にある「スピカ」という一等星です。レグルスは時に月に隠されてしまいます。
 
 レグルスは全天で21個ある一等星の中でも、あまり明るくない一等星であることから、明るさで有名なシリウス【除夜の鐘が鳴るとき真南に輝く星】や南半球でよく見え、日本でも南西諸島の宮古島などで水平線の上に見えるカノープスの光度とは雲泥の差があります。
 
 それでも、冬の巨大なダイアモンドの中で東にある「ふたご座」の少し東にあるので、これを頼りに探せば威厳を放つ「しし座」がどっかり座ってます。
 
P1030107_2【処暑に咲いてるサボテン】
 
  ところで、処暑ともなれば朝夕は涼しくなり、夜間は平地でも虫の音が盛んになり始めてます。この遠因は地球から見た太陽の場所が天空に無数にある恒星のうち、「しし座」の一等星「レグルス」近くにやって来てるからであり、地球が反時計回りで公転してることにより、太陽は恒星たちの中を刻々と東へと移動して見える一瞬です。
 
 現在の太陽の位置は前述の一等星「レグルス」近くにあり、赤経10h、黄道では150°です。赤緯ではおよそ+12°です。
 
 この一等星は現在、太陽近くにあり見えませんが、秋が深まる頃の未明に東の空に「しし座」が頭を上に昇って来るので分かります。その後、日々どんどん見やすい位置になるので、来年の1月~2月には電光の少ない位置で「しし座」を見つけ、8月下旬の処暑に太陽はあの位置にあったと再認識したいものです。
 

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2017年6月19日 (月)

夏至の早朝、珍しく下弦の月と金星がランデブー

P1030041【私のウォーキングコースの一つ藤岡市竹沼・・・本日午前中散策】

 今年の夏至の瞬間は日本時間で6月21日午後1時24分です。これはUTすなわち世界標準時で午前4時24分と発表されてるからです。このように夏至とは瞬間のことであり、これは公転軌道上を毎秒約29㎞の速度で反時計回りに移動してる私たちの地球から見た太陽の中心点が瞬間的に「夏至点」を通過することに因ります。
 
 ところで、この「夏至点」とはどこにあるのでしょう。春分点、秋分点、冬至点などと同様に天空にはその印はありません。しかし、これらは天の位置を表す赤緯、赤経で表されます。実際にはそれぞれは黄道十二星座の近くにあるのでそれを頭に入れておくと夜空を見た場合に理解しやすいです。
 
 例えば、春分点【赤経0h赤緯0°】はインドの形に似てる「魚座」近くであり、秋分点【赤経12h赤緯0°】は1等星スピカで有名な「おとめ座」近くにあり、夏至点【赤経6h赤緯23°26′.】は「おうし座」と「ふたご座」の中間にあり、冬至点【赤経18h赤緯-23°26′】は「射手座」と真夏に南の空から睨みをきかす「さそり座」との中間にあります。
 
 6月21日、太陽は夏至点を通過します。ここは真冬に日本上空に巨大に現れる「冬のダイアモンド」の中です。有名なオリオン座の少し上(北)であり、多くの星が塊のように見えるスバル星団の左(東)です。真冬に巨大なダイアモンドを見たとき中央に夏至点があると認識したいものです。
 
Hosizorawinter480【巨大な冬のダイアモンド】
 
 ですから、もし、日中に星が見えれば上図のような位置関係と考えます。このまま太陽は刻々と東(左)へ移動するかの如くですが、前述の通り、その動きは私たちの地球が北極星側から見て反時計回りに公転してることに因ります。2週間経過した7月7日は小暑です。このとき太陽は「双子座」の中【赤経7h】に入ります。
 
Photo 【冬のダイアモンドにある双子座・・・ウィキペディアより転記】
 
 ところで、表題のとおり、今年の夏至は夜明け前の午前3時半頃から4時過ぎにかけて、東の空に「下弦の月」と「金星」が寄り添って見えそうです。このような偶然の一致はまさにOnce in a blue moonであり、とても珍しい現象でしょう。
 
Photo_2【私の想像図】
 
 Barryさんお住まいのニュージーランドや、逍遥さんお住まいのオーストラリアなど南半球で見る場合、金星が下になり月が上になり、月は右側が光ると考えられます。実際はどうでしょうか。
 

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