カテゴリー「二十四節気」の32件の記事

2019年6月22日 (土)

夏至の今日 紫君子蘭 開花です

P1050908

  北半球で今日は夏至です。地球から見る太陽は冬のダイアモンドを形作る「おうし座」と「双子座」の間にある夏至点に達してます。ここは「魚座」の下にある春分点から90°東にあり、赤経では6h、赤緯では23°26′の位置にあります。

 今日は太陽が北回帰線上を通過し、北極点では終日太陽が沈まず、一方、南極点では終日夜です。写真は夏至の今朝撮った紫君子蘭とサボテンです。

 紫君子蘭は数日咲き続けますが、サボテンは半日で萎みます。


 Today is the summer solstice in the northern hemisphere. The sun seen from the earth has reached the point of summer solstice between "Taurus" and "Gemini" that form the winter diamond. Here is located 90 ° east of the point of vernal equinox under "Pisces", and it is located at 6 h in right ascension and 23 ° 26 ' in declination.

 Today, the sun passes on the tropic of cancer, and the sun does not sink all day long at the north pole, while it is night all day long at the south pole. The photo is an agapanthus and a cactus taken this morning on the summer solstice. 

 Cactus withers in half a day. On the other hand, purple agapanthus blooms for several days.

P1050907

 

 

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2019年6月 6日 (木)

今日は芒種・・・改めて天文学的な意味を考える

P1070813

【狩入れ直前の麦畑・・・高崎市木部町で昨日撮影】

 紀元前の中国「春秋・戦国時代」に農業の目安として成立したといわれる二十四節気は、日本へはおそらく渡来人によってもたらされ、平安時代ころ使われ始めたと考えられます。

 太陰暦では暦と季節がずれてしまい、これでは種を蒔いたり刈り入れたり、収穫時期など農業にとって不便であり、毎年、季節がずれない二十四節気が天文学者によって考案されたのでしょう。

 しかし、この二十四節気は本来、中国の中原【黄河中下流地域一帯】を中心としたことから、現在の日本列島より多少、緯度が低く、若干時期がずれるようです。ただ基本となる春分、秋分、夏至、冬至については天文のため同じです。

 二十四節気についておさらいすると、太陽の周りを365.2421日かけて公転する地球の軌道を24分割します。つまり、地球が北極星側から見て反時計回りに15°移動すると一つ節気が変わります。このとき、地球から見る太陽の背景となる黄道12星座も東へと移り変わります。

Photo_10 

【地球から見て「おうし座」の中にある芒種の太陽】・・・近くにスパル星団=Pleiadesが輝きます。

 芒種の太陽は真冬に日本列島を覆う「冬のダイアモンド」の西端にある「おうし座」の中に輝き、その位置は太陽黄経75°に達し、赤経では5hです。以前に書きましたが、赤経とは天の位置を示す経度であり、天の春分点を0°とし、東へ数えます。

 一周すると360°であり、一つの節気は1hです。全部で24hです。ですから、hの数と春分から数えた二十四節気の名称は一致します。例えば、春分点から12番目になる秋分点は12hです。

P1070817

【芒種の今朝、咲いてる花たち】

 前述の如く、名称と農業については中原と日本列島の緯度が異なることから、若干の相違がみられます。芒種は本来、稲の種をまく時季を意味しますが、日本ではすでに稲の種は蒔き終わりました。写真の如く、そろそろ麦刈が始まります。その直後に田植えになります。日本では芒種の頃は梅の実やビワの収穫時であり、関東では梅雨の直前になります。

 次の二十四節気は夏至です。一年で昼の長さが最も長い季節であり、私たちは朝夕の涼しい時間帯を見計らい、健康維持に戸外に出て、姿勢正しく歩きたいものです。年齢が嵩むほど基本となるのは「サルコペニア対策」です。如何に筋肉を維持し、増強するかが高齢化時代を生きる核となります。

 下半身の筋肉鍛錬には階段登りが効果があるでしょう。近隣に階段があったら登ることを習慣化したいものです。水分補給はわざわざ塩分の入ったものでなく、普通の水をこまめにです。あるいは、筋肉を作るために豆乳です。塩分摂取は一般の食事で十分摂取してると私は考えてます。

 

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2019年4月20日 (土)

今日は二十四節気の一つ「穀雨」です

今日は二十四節気の一つ「穀雨」です。「穀雨」とは公転してる地球から見て、太陽の背景が「魚座」の少し東にあり、「牡羊座」に近くなりました。その場所は春分点から30°東です。天の位置を示す赤経では2hです。夜間に魚座がよく見えるのは地球が公転軌道上を半周した10月頃です。なお、魚座のすぐ下に「春分点」があります。


Today is "Kokuu" in Japanese that literally means "grain rain" which is one of the old solar calendars divided twenty four seasons in a year. Seeing from our earth that is revolving around the sun, the background of the sun is a little to the east of "Pisces" and it is closer to "Aries". The place is 30 ° east of the vernal equinox point. It is 2h in the right ascension indicating the position of the sky. We can see Pisces well at night around October when the earth makes a half-turn on the orbit. On the other hand, there is a "vernal equinox point" on the equator just near Pisces.

Photo_2

【ウィキペディア】より

魚座はインドの形によく似てます。 

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2019年2月20日 (水)

雨により 命を保てる 私たち

P1070361 【井戸水・汲み上げポンプ】

【この文章は19日の雨水に書きました。】
 
今日は二十四節気の一つ「雨水」です。自然は暦を知ってるかの如く小雨が降っています。暫くぶりの雨です。先日書きましたように、雨不足で井戸水が涸れ、庭の蛇口から水が出ません。モーターが故障かと思って調べましたが、異常ありません。井戸水が減ってるだけです。やはり人間生活に雨が不可欠です。雨が降らなければ生物は生きられません。同様に、私は音楽やお酒が無くては生きられません。
 
Today is "Usui" that literally means rain water in 24 solar calendar in our nation. As if nature knows this calendar, today, It is raining lightly in a while. As I wrote the other day, the well water went dry due to lack of rain and water does not come out of the faucet for many plants in the garden. Although I thought that the motor was out of order, It has no problem. Well water is decreasing only. After all rain is indispensable to human life. Creatures can not live unless it rains. This is the same as no booze no life. The same as no music no life.
 

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2019年2月 4日 (月)

天文現象として「立春」を捉える

P1070304【現在、早朝に並んでる土星、金星、木星】

 
 今日は二十四節気の一つの立春です。「夏も近づく八十八夜」や台風が日本に接近することが多い二百十日は、それぞれ今日から数えた日数です。
 
 さて、太陽系を北極星側から見て反時計回りに秒速約29㎞の速さで公転してる地球から見ると、現在の太陽は黄道十二星座の前を日に日に東へ移動しています。立春の今日、太陽は「やぎ座」の真ん中に入ってます。やぎ座はいかにもヤギの顔かたちに似てます。
 
350pxcapricornus_constellation_maps 【立春では地球から見ると、やぎ座と太陽は同じ位置】
 
 やぎ座のことを英語でCapricornといいます。紀元前に冬至の太陽はやぎ座にあったといわれ、その名残が今でも、南回帰線のことをthe Tropic of Capricornという名で残っています。地球も長い年月にほんの少しずつ変化することからこのような現象があるのでしょう。21世紀では、冬至の太陽は「いて座」付近です。
 
 なお、地球から見る立春の太陽の位置は春分点【魚座のすぐ下】から315°東へ移動したところです。
 
 一方、天体の位置を示す赤経では、立春の太陽の位置は21hです。1hは15°ですから315°÷15°=21hになります。
 
 恒星などの位置は【人類が生存してる期間は】殆ど変化しないことから、地上の緯度・経度に相当する天の赤緯・赤経で表します。
 
 例えばシリウスの位置は赤経6h45m9s、赤緯-16°42′58″です。単位が異なるのは赤経は時間のように読み、赤緯は度数で読むからです。-は南半球を意味します。
 
P1070309【蕾が膨らみ、紅梅の開花はもうすぐ】
 
 立春の日の出【群馬県】は6時43分、日の入は17時12分です。昼の長さは10時間29分になりました。因みに冬至の昼の長さは9時間41分でした。ですから、すでに48分も陽が伸びてます。植物は日照時間の伸びを悟り、スイセンや梅、中でも室内の君子蘭はすでに満開です。
 
P1070305 【廊下の今日の君子蘭】
 
 立春を過ぎた季節の歌として「早春賦」があります。「春は名のみの風の寒さや」で始まり、これからは三寒四温が続きます。この歌の3番の歌詞ほど、今の季節を上手く表現した歌は他にないでしょう。
 
 次第に春という言葉が耳に入ってきます。春という言葉を聞かなければ知らないで済むのに、聞くと何とはなしに急かされる。「春になったら、いったい何から手を付けたらよいのだろうか。」・・・寒さでじっとしてた季節から活動期に入る人間の心情を詠っています。
 
P1070310【スイセンの芽】
 
 春と聞かねば知らでありしを、聞けば急かるる胸の思いを 「いかにせよ」とのこの頃か、「いからせよ」とのこの頃か。
 
 

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2019年1月20日 (日)

今日は大寒・・・太陽太陰暦では年の瀬

P1070243


今日は二十四節気の一つ「大寒」です。最も寒い時季ですが、春はもうすぐです。公転してる地球から見る太陽は「やぎ座」の手前に達してます。そして、立春には太陽は「やぎ座」の真ん中に入ります。今日の太陽の位置は赤経20hです。つまり、春分点から東へ300°移動してます。私たちの地球は宇宙空間に浮いて秒速約29Kmで公転しています。地軸が23°26′傾いたまま公転することで季節が変わります。

Today is "Daikan=the most intense cold" that is one of the twenty-four solar calendar. It is the coldest season, but spring is surely coming soon. The sun as seen from our Earth is reached in front of "Capricorn". And at "Risshun=the beginning of spring", the sun enters the middle of "Capricorn". The position of the sun today is 20h in right ascension. In other words, it moves 300 degrees to east from the vernal equinox point. Our Earth is floating in outer space and it revolves at a velocity of about 29km per second. The season will change by revolving while the earth's axis leans 23 ° 26 '.

350pxcapricornus_constellation_maps
 

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2018年12月22日 (土)

今日冬至 満月見つつ 柚子の風呂

P1070123_3 【浅間山2560m =Active volcano Mt. Asama】

今日は冬至です。北極星側から見て反時計回りに公転する私たちの地球は、春分の日から270°移動しました。地球から見る太陽は現在「射手座」にあります。今日の太陽は赤経18hに位置します。地軸が23°26′傾いてることに因り、群馬県で昼の長さは9時間41分です。このため気温も低いです。今宵は満月を見つつ柚子湯に入り、温まりましょう。

Today is winter solstice in the Northern Hemisphere. Seeing from the North star side, our earth that continues to revolve counterclockwise moved 270 ° from the vernal equinox and the sun seeing from the Earth is in "Sagittarius". The position of the sun today is 18h in right ascension. Because the axis of the earth is inclined 23 ° 26 ', the length of daytime in Gumma Prefecture is 9 hours 41 minutes. Therefore the temperature is low. Traditionally we will bathe in hot bath scented with Yuzu-oranges seeing the full moon tonight and let's warm ourselves.
 
P1070152【隣で戴いた柚子】
 

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2018年11月22日 (木)

今日は小雪・・現在の太陽は「さそり座」近くに

350pxscorpius_constellation_mapsvg【さそり座】・・・ウィキペディアより転載

 
 今日は二十四節気の小雪です。日本列島では北海道や高山において、例年、この日を前後して初雪の知らせが届きます。天文学的には、北極星側から見て反時計回りに秒速約29㎞で公転している地球から見ると太陽は「さそり座」の頭の位置に達してます。
 
 この位置は太陽黄経240°で、天体の位置を示す赤経で16hです。つまり、地球は春分の日から公転軌道上を丁度3分の2公転しました。実際には眩しくて目で確認できなくても、地球から見ると太陽の背景は日々刻々と変化し、今日の太陽の背景は「さそり座」の頭付近です。
 
 これは半年前の「小満」の日である5月20日の午前0時に「さそり座」の頭が真南にあることで、こちらは目で見て確認できます。
 
P1070033【地球から見て小満の午前0時の真南、及び小雪の太陽はさそり座に】・・・拡大してご覧ください。
 
 ところで、黄道近くには3つの一等星があります。全天で21個ある一等星のうち、それらはアンタレス、スピカ、レグルスです。アンタレスは「さそり座」にあり、スピカは「乙女座」にあり、殆ど黄道上です。レグルスは「しし座」にあり、これも殆ど黄道上にあります。アンタレスだけが黄道よりほんの僅か南にあります。この三つの一等星は、いずれも黄道十二星座にあり、二十四節気の太陽の位置に関係してます。
 
 一方、本日は小雪であることから「さそり座」の中で橙色に輝く一等星アンタレスについて復習すると、その位置は赤経16h29m24s、赤緯-26°25′55″です。このためオーストラリアのブリスベンのほぼ頭上を毎日1回通過し、同様に南アフリカ連邦やチリの頭上を通過します。アンタレスが最も太陽に接近して見える日は、12月2日頃とされてます。
 
 ところで、一等星「アンタレス」の命名について、前述の通り、この一等星は黄道のすぐ南にあることから太陽を初めとして、多くの惑星が通過する道に接近してます。中でも、火星は橙色に輝くことから、近くを通過するとき、同じく橙色してる「アンタレス」と間違いやすく、地球から見ると互いに好敵手のような錯覚に陥ります。このため、火星と対抗【アンティ】するという意味で「アンタレス」と命名されたといわれます。それにしても、アンタレスの直径は太陽の720倍、明るさは太陽の1万倍と推測されてます。地球からの距離は、550光年とされてます。
 
P1020191【私のウォーキングコース・烏川と鏑川の合流地点の土手】  
 
 季節は小雪となり、今年もあと40日。暦の上で何かと忙しく感じる頃になりました。これからますます寒冷となっても、もう少し続く小春日和には屋外に出て、思い切り身体を動かし、歩くことでいろいろ思索にふけったり、全身の血液循環をスムーズにし、脳と身体の健康増進を図りたい。
 

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2018年7月23日 (月)

公転する地球から見る「大暑」の太陽の位置

P1030703【モリアオガエル生息地として有名な群馬県・大峰湖】

 連日、日本列島は猛暑に覆われ、40℃近い気温は今まで殆ど記録してません。この理由は、太平洋高気圧が列島を覆い、更にチベット高気圧なるものが重なってると天気予報では説明されてます。先般、西日本を襲った豪雨による災害では、この猛暑の中、復旧作業は並大抵のことではなく、心底よりお見舞い申し上げます。
 
 さて、日本は温帯に属するため、概して四季がはっきりしてます。しかし、近年は夏季において豪雨が多くなり、一方、冬季は日本海側を中心に列車や車が立ち往生するなど、ほぼ毎年、豪雪が繰り返されてます。また数年前、私たちは平野部でも50㎝ほどの豪雪を体験をし、流通は混乱し、平素の平和な暮らしが乱れました。これら気候変動については科学的な原因究明が待たれます。
 
 ところで、今日は二十四節気の「大暑」です。一般的に考えるならば、一年で最も暑いのは「夏至」の頃であり、一年で最も寒いのは「冬至」の頃の筈です。また、「春分の日」と「秋分の日は」太陽が天の赤道にあり、どちらも気温はほぼ同じ筈と考えられやすいですが、実際に、気温は後にずれることを私たちは体験上、知ってます。
 
 これは地球の表面を取り巻く大気が「すぐには熱しにくく、すぐには冷えにくい性質」があるからと考えられ、実際の暑さは夏至から1~2ヶ月後にずれ込み、実際の寒さは冬至から1~2ヶ月ずれ込みます。
 
 同様に、このずれ込みから春分の日はまだまだ寒く、秋分の日はまだまだ暑いということになります。
 
Photo 【冬のダイアモンドにある双子座】
 
 では、大暑について天文学的に考えます。秒速、約29㎞で反時計回りに公転してる地球から見る太陽の背景は、大暑では黄道十二星座の「双子座」から東へ抜け、隣の黄道十二星座である「かに座」近づいてます。上図にある地球から見た太陽は右から「夏至」、双子座の中に入ってる「小暑」、そして双子座から抜け出て、東の「かに座」に近づいてる本日の「大暑」の太陽の位置です。いずれも二十四節気一つで15°東へ移動します。
 
Photo_2【黄道十二星座の一つ「かに座」】
 
 大暑の日に、地球から見た太陽は上図の右の太陽です。本日の太陽は二つの黄道十二星座の丁度、中間にあります。そして、地球の公転により、逆に、太陽は東に進んで見え、8月7日の「立秋」には「かに座」のすぐ東に進みます。
 
 大暑の太陽の位置は赤経8hで、太陽黄経は8×15°=120°です。春分の日から今日まで地球は太陽の周りを3分の1周したことになります。
 
 ところで、赤経とは天の経度であり、15°は1hであり、hの下は60進法なので、h, m, sで表し、天一周は24hです。このため、それぞれ二十四節気とhは一致します。例えば、春分点は0h、夏至点は6h、秋分点は12h、そして冬至点は15hです。天体の位置はこの赤経と天の緯度である赤緯により、恒星の位置を表わします。
 
 例えば、最も明るい恒星シリウスの位置は赤経06h45m08s、赤緯‐16°42′58秒です。赤緯の表示は緯度と同様ですが、北半球にはプラスを、南半球には-をつけます。
 
 以上のように、大暑の日を通して、太陽とその背景にある星座との位置関係を考えることで、自分は宇宙のどこにいるかや、自分とは何か、を考えることにつながるのではないでしょうか。
 

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2018年6月21日 (木)

今日は夏至・・・若き日、太陽は北を通過した

P1030855【ねむの花・・・夏至の頃咲く】

 今年は天文現象から目が離せません。先ず、7月28に皆既月食があり、時間は夜明け前に西の空です。月食は太陽~地球~月の並び方で直線になり、満月のときです。同様に日食は太陽と地球の間に月が入り、新月のときです。直線に並ぶと言っても地球から二つの天体までは比較にならない距離の差があります。
 
 太陽・地球間の距離はAU1で表わし、これはAstronomical Unitの略で、惑星などの距離を計る単位です。恒星などの距離は光年で表します。
 
 実際にはAU1は約1億5千万㎞です。例えば太陽から水星まではAU0.38、金星まではAU0.72、太陽から土星まではAU9.55、海王星までは何とAU30と計測されてます。
 
 因みに月までの距離はAU0.0025です。実際の距離は平均38万㎞なので、月までの距離は太陽までの距離の400分の1です。
 
 一方、太陽の直径は1391016㎞で、月の直径は3474㎞ですから、月の直径は太陽の直径の400分の1です。つまり、偶然にも距離においても、直径においても、月は太陽の400分の1です。
 
P1030967
 
 このため「三角形の相似形」となり、地球から見る太陽と月の大きさはほぼ同じに見えることになります。
 
 今年の天文現象は月食の他、7月31日に火星が大接近、8月31日にはペルセウス座流星群が極大です。この夜、月明かりはありません。
 
 ところで本題で、今日は夏至です。これは地球から見た太陽が夏至点に到着する瞬間を言い、その時刻は日本時間19時07分と発表されてます。グりニッチ時間の10時07分が基準です。
 
 地球から見た太陽は夏至点にあり、ここは春分点から90°離れた位置です。この位置は赤経6hで、赤緯23.°26′です。夏至点の太陽の背景は双子座近くです。北回帰線が通過してる台湾では、今日は太陽が頭上を通過します。インドにいたとき北緯22度なので、太陽は少し北を通過しました。
 
Photo_2 【双子座と夏至点】
 
 二十四節気に合わせ地球と太陽の関係を考えると、地球は公転を続け、太陽の背景の黄道十二星座はおよそ二つの節気で一つの星座が変わります。現在は双子座で、実際私たちがこの星座を見ることができるのは、半年後の冬至の頃から真冬にかけてです。最も明るい一等星シリウスの左上です。オリオン座が見えれば、その左上が双子座Geminiです。発音はおよそジェミナイ。
 
 

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