脳梗塞を疑いMRIで検査・・・医師の診断は・・・
私の恩師であり、仲人であった内田元彦先生が逝去されました。日本体操協会の指導者であり、海外において全日本女子体操チームの監督の任にあたり、東京オリンピックではNHK実況放送の解説者を務められました。
学生時代に私は体操女子・床運動のピアノ伴奏していたことから、先生と出会い、それ以来広い視野の先生に影響を受け、最初の就職が海外日本人学校につながったと思います。
虫の知らせか、2ヶ月ほど前、私はお会いしたくなり、先生宅に伺い、奥様ともども1時間ほど話ができ、今となっては良かったです。しかし、それが最後になろうとは思ってもいませんでした。今年の冬は例年になく寒冷であることから体調を崩されたのでしょう。
ところで、2週間ほど前、私は腱鞘炎になり、痛くて右手が全く使えなくなりました。右手が使えないとQOL=quality of lofe【生活の質】が低下し、平素、意識してない右手の重要さをしみじみ痛感しました。
顔が洗えず、歯磨きから、ボタンの取り外し、靴下の履き替え、文字が書けなく、箸も持てなく、車の運転もままなりませんでした。ある朝起きたら、すごく痛くて「じゃんけんの動作」ができません。原因に心当たりが全くなく、就寝中に布団から手を出したままになり、冷えたのかなと素人考えでいました。
近くの整形外科に通院し、レントゲンを撮りましたが、骨に異常は無いことが判明し、腱鞘炎と診断されました。電気マッサージや張り薬、そして痛み止めの飲み薬で、1週間でようやく回復に向かい、現在では完治した気持ちになりました。
ところが、昨日の朝、友人Samuel Toddさんから電話を戴き、私の腱鞘炎について原因不明であることに心配され、彼曰く、それは、「もしかして脳梗塞から来た症状である可能性がないとも言いきれない」とのことで、すぐ脳神経外科で脳のレントゲンを撮るように勧められました。
内心、そんなことがあるのかと思った私はかかりつけの吾妻脳神経外科に行き、早速、MRI=Magnet Resonance Imagingで断層画像を撮ってもらいました。
検査時間は30分程度ですが、撮影中は物凄い大きな音が頭に断続的に響きます。これがResonanceの意味である響きであり、耳栓する人もいるようですが、私はその音を直に聞くようにしました。
10年来、お世話いただいてるK医師は、画像を見るや否や「全く心配入りません」と診断してくださいました。私は脳梗塞の疑いが晴れ、何の薬も処方されず帰路につきました。
母上様が手のしびれなどに始まり重篤になられたことから、私に脳梗塞の検査を勧めてくれた友人Samuel Toddさんに診断結果が分かったと同時に病院から電話を入れ、結果報告と感謝を伝えました。心から心配してくれる友人は有難いものです。
私としては、現在続けてる高崎市の浜川トレーニングセンターで「血流を速める運動」を少なくとも週に1回は続け、脈拍130/mを目指し、「スムースな血流の大切さ」を再認識し、これを機会に運動の継続と、栄養面から「朝食中心主義」を継続する気持ちをいっそう新たにしています。
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