カテゴリー「レース鳩の餌」の2件の記事

2017年2月 2日 (木)

レース鳩飼育によって考える人間の健康法

3047【飛行機雲と舎外のコラボ・・・もしかして芸術性ありか】

 長い期間レース鳩を飼育して良かったことの一つは、鳩のお陰で職業の同僚以外に、異業種の人脈が広がったことです。レース鳩仲間は広い意味でライバルであっても同じ趣味であることから共通した苦労や喜びを分かち合え、オフ会と称して、県内外の方々との出会いは予想外に広がります。時に彼らは私の家に集まり、一杯酌み交わし、レース鳩を通じたワイドな交流は楽しみの極みです。
 
 ハンドルネームを持ってる彼らとは先ず掲示板などで知り合い、実際に会うチャンスに恵まれ、ずいぶん交流が深まるものです。その範囲は沖縄から北海道まで全国津々浦々に広がり、一方、私も県外へ宿泊を伴ってお邪魔することも多々あります。
 
 訪れたのは国内のみならず、中国内モンゴル自治区を含む広範囲です。国と国との関係は厳しくとも、一人の国民として民間外交は誠に楽しいもので今後も続けたいと考えてます。特に永い年数のレース鳩飼育により、素晴らしい人物との邂逅は生涯の宝です。中でも地元・群馬県内のレースマンであるアルカディアさん、ピジョンクレージーさん、はとさんとの出会いは、血統や飼育法を超越した次元までの交流になってます。
 
P1020326【朝の舎外を終え寛ぐ鳩】
 
 ところで、多くの方々と友人になるチャンスに恵まれる一方、いわゆる強豪鳩舎が飼育者自身の健康上の理由で鳩飼育を断念することが最近、増加してます。近隣連盟を含め折角知り合いになったのに他界した方々はかなりの数に上り、悲しみの極みです。いくら楽しい趣味であっても私たちは「勝負のみに専念し過ぎず」、一度きりの人生なので健康を維持し、いつまでも楽しいレース鳩飼育を、そして、レース鳩を通じて培った友人関係を続けたいものです。
 
  このことはレース鳩以外でも同様で、私の関係してるサクソフォーン関係では、クラシックサックス奏者として世界のパイオニア的存在であったフランスのマルセルミュール氏は世界有名人100才に顔を連ねてます。
 
 近年、故人となられても私が目指すものは氏のような正しい呼吸法の習得と、クラシックサックスの魅力ある音色と共に、この楽器の演奏自体を自らの健康につなげることです。それは心肺機能を刺激です。健康であって音楽であり、レース鳩飼育です。
 
 私たちは動物なので新鮮な酸素を吸うことが健康の基本と考えるとき、生活空間にどれだけ酸素が維持できているか常に意識する習慣が大切です。
 
 音楽家にありがちな、音が外部に出ないために狭い地下空間などで長時間練習することがあると伝えられますが、もしかして酸素不足になり臓器に異常をきたすことも考えられます。どんな場面でも、新鮮な酸素を取り入れてることを第一と考えるべきで、音楽で一流になっても健康を害してはなにもなりません。私たちは大勢が集まる特に狭い室内では、換気を忘れてはなりません。
 
P1020318【今朝の舎外で立てた黒旗】
 
 ところで、レ-ス鳩飼育でも健康上考慮すべきことは舎内の空気です。鳩舎内の空気は上下や縦横に換気できることが基本です。若き日、20代に先輩に教わった話は今でも脳裏から離れません。それは「鳩舎全体を煙突にする」ということです。一般的に意外に気づかぬことです。空気は温まると上昇する性質があり、このように教えてくれたのでしょう。
P1010989【二階と一階の間の換気口】
 
 ところで、毎朝の舎外時間はぴったり1時間で、どこへ行くか出舎と同時に姿が見えなくなり、決まって1時間で鳩舎上空へ戻ります。私はNHK朝ドラ「べっぴんさん」を見ることから、現在は7時15分に舎外を始め、朝ドラが終わるころ集団が帰還するので三階の黒旗を降ろし、飛翔中の鳩を口笛で呼び込み、すぐに餌を撒きます。それは大麦三割の餌です。
 
P1020316
 
 配合飼料に混ぜ、あくまで舎外用でレース用ではありません。レース日に逆算し、餌は工夫して次第に脂肪分を増やします。大麦は一般に想われてるよりエネルギーがあり、腸壁を刺激することから時間の経過とともに極度に空腹感を感じさせる特徴があります。
 
 これを私は日本鳩レース協会元会長で医学博士であった並河靖著「作出と競翔」から学びました。この著作は日本におけるレース鳩専門書の永久保存版でしょう。私にとって福音書です。こんなことから舎外後、鳩は大屋根や電線に止まりません。もし、止まっても一時的で、すぐ入舎します。
 
 舎外では、いわゆる遠征=ランニングしてるので飛翔してる姿を確認したくても、見つける方法はありません。これはレースで飛翔コースが見えないのと同様です。遠征中は鳩舎近辺での飛翔より高度があると考えられ、大麦を与える塩梅はレース鳩調教において有効な方法と実感してます。
 
P1020327  
 実は、私自身もここ数年来、大麦を常食とし、肝心な大腸は快調で、便秘とは縁のない生活になってます。人間がレース鳩から学ぶこともあるものです。
 

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2016年11月14日 (月)

11月~12月のレース鳩には大麦2割の餌

P1020031 【カッキーチェの同腹姉妹・現当舎種鳩】

 近年、北海道の鳩友「デカ橋鳩舎」へ送った当舎作「カッキーチェ」♀の直仔が東舞鶴~北海道間GNで総合7位になり、その旨の連絡をいただいたときの嬉しさは今でも忘れません。この結果を引き出したのは、デカ橋さんはもちろん、銘ハンドラーである奥様のレース鳩に対する感性、及び「カッキーチェ」の配合♂との相性が極めて良かったからと考えてます。

 写真の鳩は「稚内モザイク号」の直仔で種用に作出した♀です。カッキーチェの同腹姉妹でカッキーチェに似てます。同腹2羽のうちどちらをデカ橋鳩舎へ送ろうかと考えた際、一瞬の閃きで少々白っぽい方を北海道へ送りました。

 それには理由があり、少しでも猛禽対策として有利と考えたからです。関東以南などでは一般に白系統は目立つので不利と考えられがちですが、東北地方から北海道にかけての冬から春の季節は遠方の山々が雪をかぶってるので、猛禽から見た場合、背景の白さから白っぽい鳩の方が狙いが定めにくいと考えられるからです。

P1020022

【今の時季、混合飼料に大麦2~3割混ぜた飼料を種と選手に】

 ところで、飼育面ではレース鳩は健康度がレースを左右する最大の要因ではないでしょうか。日々の体験では鳩が餌を食べる動作の観察こそ「飼育者と鳩との対話」の機会です。鳩は空腹のとき飼育者の手の動きをよく見てます。ここがレース鳩飼育者の感性が磨かれるときです。

 餌を与えるときは、いつも空腹で舎外から真っ先に鳩舎に飛び込むことが健康の証明です。空腹とは餌を余り与えないことではありません。【消化が早い餌を与えること】です。

 11月~12月の今こそは春に向け、日常の管理がゆるがせにできないときです。ご覧のように、乾燥した大麦を混合飼料に2~3割混ぜてます。現在は作出前の種も選手も同じ餌です。

 一般に寒い時期は脂肪分の多い餌が選ばれる傾向であっても、同時に繊維性飼料の中心である大麦が健康に有効であることは鳩レースの先進国でも知られてます。つまり、大麦は消化が大変に良いのです。このことは健康的な糞を見て納得できます。

 要するに皮のゴツゴツした繊維が消化に不可欠であり、特に食欲旺盛な時こそ大麦を多めに含んだ餌を与えると、舎外において遠征という形で健康度に結びつき、結果的に1時間の舎外からの入舎は我先の状態になります。近くの電線に止まってることなどありません。この空腹時こそ、レース鳩飼育者の思う壺です。

P1030620

 現・デカ鳩鳩舎の種「カッキーチェ」の両親です。左が父「稚内モザイク号」(当舎作翔)、右が母「ネナ号」直仔(香山鳩舎作)。ネナ号直仔BC♀はValue pigeon鳩舎に在舎してます。

 

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