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カテゴリー「災害への備え」の4件の記事

2023年10月31日 (火)

この写真は何でしょう。

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 Please tell me about this photo.

  ダムに水が溜まり、今までの故郷が沈み始めた写真で私が現地で撮りました。群馬県八ッ場ダムの完成直後の写真です。

 八ッ場ダムは、戦後、昭和22年に群馬県を襲ったカスリーン台風により、群馬県でも592名が犠牲になった台風でした。その後、甚大なこの被害を二度と繰り返さないために、半世紀以上に亘る紆余曲折を経て近年完成しました。

 This is a photo I took while I was there, showing the resident's hometown starting to sink as water from the dam filled up. This is a photo taken immediately after the completion of Yamba Dam in Gumma Prefecture.

 The Kathleen typhoon that hit Gumma Prefecture in 1945 after the war, resulting in the death of 592 people in Gumma Prefecture. Afterwards, The Yamba Dam was completed in recent years after more than half a century of twists and turns in order to prevent this devastating damage from happening again.

 

2020年8月12日 (水)

車の運転中は、前方に予想外のことが起こり得る

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  この道路はラジオ体操会場のすぐ近くにあり、JR高崎線の下を潜る倉賀野町の主要道路です。それにしても最近の道路の路面は滑らかで技術的によくできてます。扁平率35%の愛車も通過しますが、誠にスムースです。

 しかし、命取りになることが起こり得ます。それは大雨が降ると、排水が間に合わず、車が飲み込まれることがあります。車は沈むと水圧でドアが開きません。

 皆さん、これから台風の季節です。地下道を通過するとき水が溜まってることがあり得ることを忘れないでください。特に夜間は水の存在が発見し難いです。


 This road is located near the radio gymnastics park and is the main road in Kuragano-town that dives under the JR Takasaki line. Even so, the recent road surface is technically smooth. The car with a flatness of 35% will pass, but it is really smooth.

 However, it can be fatal. If it rains heavily, the drainage will not be in time and the car may be swallowed by deep water. When the car sinks, the water pressure prevents the door from opening.

 Everyone, it's the season of typhoons. Keep in mind that water may accumulate when you pass through the underpass. especially at night it is impossible to see water.

 

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 話題は変わりますが、どうしたことか、今年は燕の雛が遅く生まれました。例年ならば6月頃に生れます。写真の雛はあと10日ほどで巣立ちし、親に習いながら1ヶ月ほど故郷で飛翔訓練し、9月中旬には日本のはるか南方の推定・ボルネオ島などを目指して海を渡ります。途中、台風に遭遇しつつ、目的地に着けるでしょうか。

 そして、来年4月には日本に戻る習性ですが、こんなに小さな体なのに誠に素晴らしい飛翔能力と方向判定能力を持っています。先ず、これから餌も自分で見つけなくてはなりません。来年、倉賀野に戻っておいで!


 Not change the subject but, what happened, the swallow chicks were born late this year. Every year, they were born around June. The chicks in the photo will leave in about 10 days, and after one month learning to fly by their parents a month, and in mid-September, they will cross the ocean, aiming for the island of Borneo, near the equator. Can they reach their destination while encountering typhoons?

 And although they have a habit of returning to Japan in April next year, they have a marvelous flight ability and sense of direction ability even though such a small body. First of all, they will have to find the bait themselves. Return Japan next year, I am waiting for you.

 

2018年6月18日 (月)

群馬南部地震でなく、群馬中部地震です。

P1020463【夏至の頃に咲く紫君子蘭】

 昨日、私が午後3時前から鏑川の土手を4Kウォーキングしていたところ、近くの田んぼで田植えをしてた人たちが「地震だ」との声が聞えました。その人たち曰く「電線が揺れてるからカラスが飛び立ったのかもしれない。」というほどであり、群馬県南部では大きな揺れではなかったです。
 
 私がウォーキングしてた土手は鏑川であり、対岸は藤岡市です。ここはまさに群馬の南部です。ところが、ウォーキング中でもあり、私はその揺れに全く気づきませんでした。地震に敏感な私でも、それほど大したことはない地震と思いました。
 
 その後、土手の上を通過する北陸新幹線(あるいは上越新幹線)がいつもより幾分が遅い速度で動いてます。地震による対処と想われます。
 
P1030962【土手の右側は藤岡市、左側は高崎市】
 
 帰宅してからニュースで「群馬南部で震度5弱」の地震と流れ、しかも震源地は渋川市と伝えられてます。咄嗟に、何故、渋川市が群馬南部なのだろうと疑問に思った人は多いのではないでしょうか。渋川市は群馬中部です。おそらく命名する人が群馬の地理に詳しくない方なのでしょう。しかし、群馬が震源地であることは珍しく、95年ぶりと伝えられてます。
 
 渋川市は「日本の真ん中」といわれ、地元では「へそ祭り」も行なわれる位置にあります。これは日本の真ん中を体の臍に例えてます。近くには有名な伊香保温泉があり、温泉関係者は地震による温泉の湧出量が心配と思われます。
 
P1030965【地震直後に震源地近くに向かう新幹線】・・・拡大して下さい。
 
 たまたまカメラを携帯してたので、地震直後に東京から来た新幹線を捉えたところ、いつもより明らかに違い、減速しているように見えます。
 
 ところで、群馬県の大災害は天明3年(1783年)に起きた浅間山の大噴火です。巨大な火砕流が麓の鎌原村を飲みこみ、多数の犠牲者が出て、現在もその多くは地下に眠ったままです。時々、私は鎌原観音堂をお参りします。解説によるとその後、生き残った、夫を失った妻、妻を失った夫同士が再婚したとのことです。 
 
P1030799 【ウォーキング中、以前に撮った浅間山】
 
 一方、群馬県で起きた歴史的大災害は戦後のカスリーン台風です。(正式にはCathleen ) 日本列島を縦断したこの台風は群馬県を直撃し、赤城山など山間部に降った大雨は利根川を氾濫させ、群馬県の犠牲者は592名、全体では1100名(国土交通省)と伝えられます。
 
Photo【群馬県庁展望台から見た利根川】
 
 群馬県は大災害に見舞われることが比較的少ないです。しかし、自然災害はいつ起こるか人間には分かりません。平素から、逃げる脚力を鍛え、危険な個所を避け、保存食と飲料水を3日分用意しておきたい。
 
 何より、自然災害による環境が180度変わっても生きられる強靭な精神を持ちたい。
 
 

2016年12月19日 (月)

餅つきと災害時に備え「かまど」を購入

P1020133【新たなかまどを購入し年末の餅つき大会に備える】

 両親の影響を受け、10才頃より毎年、年末に餅つきをしてきたことから、正に「昔取った杵柄」で、私には餅つきの要領が身体に浸み込んでます。それは杵が臼に入ったときの響きが「ドスン」と餅に当たり、地響きするほどです。特に力を入れるのではなく、杵を持ち上げる動作と、下ろす動作の違いです。多くの方々の搗き方を見ると、杵を持ち上げるときと下ろすときの動作が同じです。
 
Photo【搗き終わったあと瞬時に右手を伸ばす】
 
 ポイントは次の通りです。
 
 【杵を持ち上げるときは上の写真のように右手と左手の間隔があきます。しかし、杵を下ろすときは瞬時に右手を滑らせて左手首まで持ってきます。これで杵に加速が加わり、凄い威力になり、力強い響きでよく搗けてることが感じ取れます。杵自体の重量を生かします。】
 
 餅米を蒸かす道具一式は最初の写真で、下からかまど(へっついともいう)、お湯を沸かすお釜、餅米を蒸かす「蒸かし」です。一回に蒸かす量は2Kgです。昨年まではキッチンのガスで蒸かしてましたが、今年から昔風のかまどの火力で蒸かします。本日、実際に火を燃し試してみました。お釜全体に火が届くため、思いのほか早く沸騰です。
 
 私の家には不要の角材や板がたくさんあるので、燃料には事欠きません。それは長年に亘り、鳩舎を作っては壊してることから、今でも処置に困ってる木材がたくさんあります。これを有効利用すれば、餅米を蒸かしても有り余ります。
 
P1020139【実際に火を燃してお湯を沸騰】
 
 すぐに湯気が立ち上り、お勝手のガスとは火力が雲泥の差です。お湯は5分ほどで、ぼこぼこ音を立て煮えくり返り、ご覧の通り、湯気がたくさん出ました。
 
P1020138
 
 湯気によって蒸かすという料理法は大昔に私たちの先祖が体験しつつ知り得た知恵なのでしょう。これは蒸気機関車をも動かす力になります。
 
 昨年から娘たち、親戚、近所の方々をも一緒で、代わる代わるペッタンこ、そして手返しです。ここに「協力」、「真剣」、「笑い」、「美味しい」、「交流」という人間関係にとって大切な基本が生まれます。また、小さな子供たちが餅つきを体験することで、これはしっかり脳裏に焼きつくことでしょう。
 
Photo_2
 
 ところで、現在人の生活は水道、ガス、電気の供給により「ライフラインが保たれ」、また、コンビニにより生活必需品がすぐ手に入ります。しかし、大雪に見舞われたり、大地震、洪水などに災害時には流通がストップすることから、多くの人がすぐ食事に困ります。
 
 カップラーメンや各種の保存食を常備してても、お湯がなければ食べられないものばかりです。このとき、上の写真のような「かまど」があればお湯が湧かせます。運良く私の家には両親が残してくれた井戸があるので「火と水」はいつでも準備できてます。写真のような「かまど」はホームセンターにも殆どありません。しかし、いざというときに役立つ筈なので、用意したらいかがでしょう。私は大切に保存し、子々孫々に残します。
P1020135
 この中に餅米を入れます。蓋をして、たくさん蒸気が出れば蒸けた証拠です。臼に入れ、熱いうちに搗きます。搗けたら「辛味餅」にし、参加者全員で食べます。
 
 

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