【カルデラ湖・・・群馬県榛名湖】
写真は車で1時間ほどの榛名湖です。水面の標高は1084m、典型的なコニーデは榛名富士【標高1321m】です。湖畔の周囲は約6Kで、ここは時折行う私のウォーキングコースの一つです。周遊ウォーキングコースの大半は半日蔭で、気温は下界より10度ほど低く 空気はひんやりし、これから秋にかけて身体を鍛えるには理想的な環境です。
ところで、本日8月7日は立秋です。地方によっては通称、月遅れの七夕の風習があります。立秋は暦の上では秋の初日であっても平地では依然として猛暑の日々です。2週間後に来る処暑となれば朝夕は次第に涼しくなり、谷川岳など山岳地帯ではすでに本格的な秋の佇まいになります。
【立秋に咲くびっくり草】
立秋は地球から見える太陽の位置で決められてます。具体的には春分の日の太陽を基準とし、このとき太陽の位置は赤経0h、赤緯±0°にあり、赤経は二十四節気と共に1hずつ増えます。本日の立秋は9hの位置に達してます。1hは15°であり、度数でいえば春分点から135°東へ移動してます。逆に星座は135°西へ移動してます。
大暑のときの太陽は「ふたご座」の少し東にありましたが、立秋になると太陽は隣の「かに座」に到達し、天体は刻々と秋に向かってます。地上は太陽の位置とずれ夏至を過ぎても冷め難く、冬至を過ぎても温まり難いことから、立秋でも気温は依然として高く、同様に、立春では依然として寒いです。立秋後は台風の襲来などにより気温は次第に低くなります。
一方、8月7日は高崎など地方では七夕を祝います。しかし、この時季の七夕はとんでもありません。まず、本日の月齢はほぼ満月なので、こと座のベガ【織姫星】とわし座のアルタイル【彦星】は月の光に遮られ、先ず見えません。現行暦7月7日を七夕とすることはもちろん間違いで、昔の人【明治初期】はどうして、大昔の人【平安時代~江戸時代】の考えた優れた天体が織りなす絵巻に気づかなかったのでしょう。間違った仕来たりは既に140年間も続いてます。これについては友人ヒポクラテスさんによる先日、上毛新聞「ひろば」に掲載された文を参照されたい。
【近所で咲く三色サルスベリ】
本題です。以前は、このブログはワンクリックで英文になる機能がありましたが、既に、記事数が1471で多過ぎ、自動翻訳が機能しなくなりました。このため、新たに右サイドにあるグーグル「音声付で多言語に翻訳」を使うと、簡単に英語はもちろん、ドイツ語やロシア語など多くの外国語になり、しかも、その外国語の音声が聴けるので驚愕そのものです。
私は英語に翻訳したものを音声でも聴いてますが、自ら書いた日本文が即座に英語のネイティヴに近い音声で聴けるとは素晴らしい時代であり、昔のことを考えるとまるで夢のようです。
翻訳方法は1、英訳したい文章をドラックし、「コピーをクリック」し、2、右サイドのグーグル「音声付で多言語に翻訳」をクリックして開き、左側に「貼り付け」ます。右側の翻訳された英文の下にあるスピーカーをクリックすると音声が聴けます。
一方、気をつけるべき点があります。原文である私の日本語が、例えば日本語特有なことで主語が省略されてたり、文法的に正確でない文章のことも多く、それでも機械は機能し、無理に訳すことを承知で、この機能を使うことになります。誠に目を見張る素晴らしい機能です。しかし、正確でないことやニュアンスが異なることもあり、参考に使うべきでしょう。一方、この機能の利点は私にとってボキャブラリーに大変プラスになってます。
これからは翻訳機能を生かしつつ、しかし、頼リ過ぎず、フェイスブックなど日常の「よしなしごと」を自力で英文表現する力を養いたいものです。
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