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2017年11月30日 (木)

優勝力士インタービューで楽観的私見を語る横綱

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 一年締めくくりの場所として、今回、福岡市で開催された大相撲九州場所11日目、嘉風対白鵬戦では、嘉風に軍配が上がりましたが、その直後、今まで見たことのない光景が目に映り、このシーンに驚いたのは私だけではないでしょう。
 
 立ち会いは成立し、白鵬は嘉風の顔に「一発、張り手を行ない」四つに組み、おもしろくなると思った瞬間、嘉風が白鵬を押し出し、白鵬は土俵下に転落しました。
 
 行司軍配は嘉風に上がりました。しかし、白鵬はその後、起き上がり、あってはならない抗議を表す右手を上げ続け、土俵に戻ろうとしません。勝負審判は誰一人、物言いとして手を上げてません。
 
 大相撲中継が好きな私は毎回、テレビ放送を見てますが、昔からずっと観戦しても、こんな光景を見たことがなく、初めて、極めて大相撲らしくないシーンと感じました。
 
 大相撲の良さは勝負がつけば礼をして、さっぱり終わるものです。しかし、白鵬は土俵下で暫く立ち続け、やっと近くの勝負審判の一人に促され、土俵に上がっても、尚も、依然として抗議を表す右手を上げ続け、いつになっても取組後の礼をしません。それ間、勝者の嘉風と行司は立ったままで、白鵬が所定の場所で礼をするのを待ち続けた状態が続きました。
 
 一方、よく目にする立ち会後、「張り手」と「カチ上げ」が最近の白鵬に多く見られます。これで相手をひるませるのでしょう。「張り手」は見た目に、いわゆる「平手打ち」であり、喧嘩同然の姿です。このルールは今後、改善すべきものです。相撲見る者にとって実に不愉快な動作です。
 
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 ところで、九州場所は白鵬の優勝に終わり、表彰式で八角理事長から優勝杯を受けとると、恒例のNHKアナウンサーによるインタービューです。
 
 この場所はもう一人の横綱・日馬富士による貴ノ岩への暴行事件が発覚した最中での場所であり、協会も 関取たちも、そして大相撲ファンも何かとすっきりした気持ちの場所ではありません。それにもかかわらず、全体としては若手の躍進が目覚ましく、一つの新たな時代へ推移してることを感じさせる場所で、この点は大相撲の将来がとても楽しみな場所となりました。
 
 しかし、表彰式後のNHKアナウンサーによるインタービュー における白鵬の受け答えが大相撲の伝統とは、とてもかけ離れた対応になりました。アナウンサーの優勝おめでとうございますの問いに対し、白鵬曰く「有難うございます。 その前に、今回の不祥事に対し全力士を代表し、お詫び申し上げます。」
 
 それまでは良かったのですが、その後、「すべて膿を出し切り、日馬富士と貴ノ岩には土俵に上がっ来てほしい」と公共放送の生中継を使って私見を述べる姿はあってはならず、驚くほかはありません。
 
 この時点において、警察による事情聴取が始まったばかりでその最中であることや、白鵬自身も暴行事件が行われた酒の現場に同席してたと伝えられ、それを止められなかった白鵬にも責任の一端はある状態です。
 
 このNHKインタービューを耳にし、違和感を感じた人は多いと思います。その後、会場の観客に対し、前代未聞である「万歳三唱」の音頭を取るなど、一連のインタービューの中で、今回の事件に対して「あまりにも楽観過ぎる」と考えざるえません。公共放送を使った自由奔放な言動は今後のインタービューのあり方に対し、NHKに対し問題点を呈しています。
 
 以前に朝青龍が土俵際でガッツポーズを行ない、日本の古式にのっとる伝統ある大相撲には極めて相応しくない態度として問題になりましたが、あの反省はすっかり消え、「勝って兜の緒を締めよ」や「横綱の品格」は見られなくなりつつある寂しさが漂います。
 

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