フォト
2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

私のフェイスブック

日の出、日の入り時刻

現在の気象衛星映像

リアルタイム地球の姿

無料ブログはココログ

Persimmon Marsh  掲示板

カテゴリー「新みかぼフィル」の5件の記事

2024年6月16日 (日)

第43回新みかぼフィル定期演奏会・・・満員の聴衆

Img_3838
 
写真は群馬県南部に聳える東御荷鉾山と西御荷鉾山、どちらの山頂にも数回登頂しました。特に、西御荷鉾山頂では冬の吹奏楽部合宿中に、リクリエーションとして部員全員が登頂し、北アルプスが望める頂上で金管打楽器と木管群に分かれて雪合戦しました。彼らはすでに50代後半。日頃、高崎、前橋からよく見える山なので、御荷鉾山を見るたびに、あの山の山頂で雪合戦した青春を思い出すことでしょう。 】 
................................................
 昨日6月15日、第43回新みかぼフィルハーモニック定期演奏会が藤岡市みかぼみらい館大ホールで開かれました。先ず、70名を超す楽団員全員によるFの音で始まる「エグモント序曲」の出だしに圧倒されました。このようにユニゾンで始まる楽曲は珍しく、響はシンフォニックで壮大この上もなく、直後にディミヌエンドした移り変わりは、天から地の底へ吸い込まれるようでした。
  
 その前に楽員全員がAの音でチューニングしてることから、指揮者登場後、タクトが下りる第一拍目の音の高さFを想像するのも楽しいものです。
 
 曲は途中、二刀流奏者【直子さんか】の解説通り、悲劇性から歓喜へと推移し、恰も、同じベートーベンの第5交響曲「運命」を彷彿させるかの如くです。このように「エグモント序曲」は変化の連続であり、拍子と表情が次々と変わる謂わば「指揮者泣かせの曲」ということが分かります。このため、指揮者コンクールの課題曲して用いられることが頷けます。
 
 このように本格的に芸術音楽に打ち込んでるシンフォニックオーケストラが藤岡市に存在することは群馬県の誇りです。楽員は平素、仕事と家庭を持ちながら、更に土曜日の練習会で腕を磨いてるとのことで頭が下がります。次回の年末には、「ウィリアムテル序曲」及び「未完成」が予定され、また、楽しみが出来ました。楽員の皆様いつも楽しみを有難うございます。
 
Dear my friends abroad
 The simultaneous interpretation for your understanding will be after my radio gymnastics held in the nearby park and breakfast in Japan time.
............................
 Yesterday, June 15th, the 43rd New Mikabo Philharmonic Regular Concert was held at the Mikabo Miraikan Large Hall in Fujioka City, Gumma prefecture. First of all, I was overwhelmed by the opening of the Egmont Overture, which began with the F sound by all 70 members of the orchestra. It is rare for a piece of music to start in unison like this, and the sound was symphonic and magnificent, and the immediate diminuendo that followed seemed to suck me from the heavens to the depth of the world.
 
 Because all the musicians had tuned to the A pitch before playing music, it was fun for me to imagine the pitch of the F on the first beat of the conductor's baton as he came on.
 
 As explained by the dual-wielding player [if possible, Ms. Naoko], the music seemed to progress from tragedy to rapture as if it were reminiscent of Beethoven's Fifth Symphony, "Fate". In this way, the Egmont Overture is a continuous series of changes, and the beats and expressions change one after another, so it is a piece that makes the conductor cry. For this reason, it will be used as a set piece in conductor's competition.
 
 The existence of a symphonic orchestra in Fujioka City that is so seriously dedicated to artistic music is the pride of Gumma Prefecture. It is admirable that the musicians hone their skills at Saturday practice sessions, in addition to their regular jobs and families. Next time at the end of this year, their concert is scheduled to perform "William Tell Overture by Rossini " and "Unfinished Symphony by Shubert ," so there is something for us to look forward to. Thank you to all the musicians for always giving us so much fun.
 
  

2023年6月16日 (金)

土曜の朝は「おんがく交差点」

おんがく交差点(BSテレ東)の番組情報ページ | テレビ東京・BSテレ東 7ch(公式)

6月17日【土】朝8時です。BSテレ東の「音楽交差点」でウクライナから来たサクソフォーン奏者の演奏があります。
夜は「新みかぼフィルハーモニック」の定期演奏会があります。
 
June 17th [Sat] 8 am. There is a performance by a saxophone player from Ukraine on BS TV East's "Music Crossroads".
In the evening, there is a regular concert of "New Mikabo Philharmonic".
 

2019年8月 5日 (月)

コントラバス演奏会で、倍音と情熱に酔いしれる

 8月3日(土)午後2時より、行われた「コントラバス研究発表会」を聴きに行きました。とりわけ猛暑の午後ということで、気温は大丈夫かと事前に心配しましたが、会場は地下一階で涼しく、アンサンブルには理想のホールです。

 実は、私も以前にギャラリーと名付けられたこのホールを利用したことがあり、懐かしく感じました。それは県立前橋高校の生徒たちを引率し、アンサンブル・コンテストに出場した時の練習会場がここだったからです。確か成績は良かったと思います。

 今回、若い高校生から、コントラバスを生涯の友としてる方々、そしてプロの演奏家に至るまで、次から次へとコントラバスのみのプログラムが進み、無伴奏曲以外は、プロのピアニストが共演されました。

 平素、一般の人にとって、どちらかというと馴染みの少ないコントラバスのみによる独奏や重奏の形態は、予想に反して、その響きが圧巻で、観客は男性の声域より更にオクターブ以上低い低音による音楽空間に浸り、私は暫くぶりに低弦特有の微かに響く倍音にも耳を傾けることができ、通常の音楽会とは一味違う低音の世界が楽しめました。一方、高校生による演奏を見て、併せて、人間が生涯に亘る楽器との関係についていろいろ考えました。

P1050912  

 ところで、先ず一般的に、楽器を奏でる人は全体の人数から見てほんの一握りではないでしょうか。私はインドで小学生を教えていたときから、機会ある度に「何でもよいから生涯に亘り、一つ楽器が演奏できる人になりなさい。それにより自己表現の手段が広がります。」を口癖のように話し、同時に授業で実践してきました。その彼らも現在、還暦を迎えてる年齢です。私が担任した一人は香港の日本商工会議所会頭の重職にあります。

 帰国後、特に最後に私が勤務した前橋高校では、部活動ではなく、音楽の授業内でかなり本格的に「全員に必修としてクラシックギター奏法」を3~4ヶ月、時間をかけ、20種類ほどのコードを含む数種のアルページョ奏法の学習を実践しました。

 生徒たちは前の授業が終わるや否や、音楽室へ向かい私が音楽室に着いたときは全員が練習してる状況になり、楽器を演奏したい気持ちはどの生徒にもあることが実感できました。ギターは弾きながら自ら歌える特異性もあります。ギターの有名な独奏曲「禁じられた遊び」や「グリーンスリーブス」の伴奏も必修としました。

 ですから、私が勤務してた7年間に前橋高校を卒業した人は全員がクラシック奏法でギターの基礎が弾ける人という私の夢が実現しました。このように一部の人でなく、全員が楽器演奏できる音楽教育こそ、彼らが生涯に亘り、音楽を愛好し、自己表現の分野を一つ広げることになるのではないでしょうか。

P1050910

 さて、今回のコントラバス演奏ではコントラバスならではの曲も取り上げられ、象や一億六千万年前に生息してた恐竜を思い起こさせる四重奏曲もあり、観客にとって、コントラバスが独奏楽器や重奏楽器であることも知ることになり、誠にユニークなプログラムです。

 オーケストラでは縁の下の力持ちとして通奏低音や低音パートに回ることが多い一方、未完成交響曲では作曲者シューベルトの死後、約40年ぶりに楽譜が発見されたこの曲の様子を物語る有名な冒頭の部分や、運命の第三楽章の冒頭や、中間部のハ分音符によるめまぐるしい4分の3拍子の動きのように旋律を奏でることでも、大活躍のパッセージは至る所で見られます。その中にあって、コントラバスの最大の価値は豊かな倍音(overtone)を生ずることで、他の楽器との快い調和を産むのではないでしょうか。

 今回、大きな楽器で運搬も並大抵ではないコントラバスに挑戦されてる半数が女性であることも驚きです。それぞれが高校や大学でのオーケストラに所属され、一方、今回のように独奏にも挑戦されてます。

 また、平素は会社員として母として多忙な中、時間を作り出して練習に次ぐ練習に挑み、全楽章暗譜で演奏される姿に、真摯に音楽芸術と人生に立ち向かう姿は感動以外ありません。このように子供さんに「母の頑張る姿を見せられる方」は世の中にそうはいないでしょう。最大の教育です。

 今回、コントラバス奏者が数ある楽器の中からコントラバスを選んだ理由はそれぞれです。上手な先輩の演奏に憧れて始めたり、オーケストラでコントラバスの魅力に嵌ったり、一方、長いこと演奏してることから、目や指の具合がよくなくても、心身に鞭を打ちつつ、練習に明け暮れしてることが共有でき、感動ものです。

P1050911_20190805104201

 最後に、ピアニストとして4人が出演され、コントラバスは大きく重いこともあり、共演練習は練習場所と練習時間が限られても、上手く生み出され、この日の演奏会を迎えられ、この面でも称賛ものです。

 それにしても特筆すべきは、男性ピアニストです。前述の前橋高校で拙い私の授業を受けた伊藤正ピアニストが出演したことは誠に驚きです。オーストリアで研鑽を積んだ演奏は流石に一流です。懐かしい生徒の時は高校文化祭に出演しました。

 また、いつも温かく接して下さる小野瀬直子ピアニストにはジムと日々フェイスブックを通じて、私は彼女の柔軟にしてアグレッシブな生き方に影響を受けてます。一方、司会を務められ、演奏もされた群馬交響楽団コントラバス奏者・若林氏の「来年はもう来ない人いますか。」というユニークな進行ぶりや、彼の全体的な指導にも温かな情熱が感じられました。

   

2018年3月 5日 (月)

指揮者コンクールを彷彿させる「エグモント序曲」

Photo【エグモント山2518mニュージーランド北島】

 一年ぶりに藤岡市で開かれた新みかぼフィルメンバーによる低弦楽器を中心とした発表会を聴きに行きました。プログラム内容はオーケストラ楽員が個々に、あるいはパートごとに行なった練習成果の発表です。
 
 曲はバロック音楽の頂点バッハによる「無伴奏チェロ組曲第三番」に始まり、作品は一台のチェロで旋律と伴奏を同時に弾き、時折、対位法パッセージが含まれ、この曲はチェロ奏者にとって難曲でも、挑戦し甲斐ある名曲です。伴奏の合間にメロディーが浮かび上がって聞えたとき鑑賞者は嬉しいものです。
 
 すべてのプログラムについて感想をメモリましたが、それを述べることが目的ではなく、あくまで室内楽の楽しみを追い求める私がいました。
 
 有名な作品であるモーツアルトの「クラリネット五重奏曲」イ長調を聴いて、弦楽四重奏と共に、古典派純音楽として響きが本格的であり、クラリネットの音色は低音から高音まで、そして細かい音の動きまで、それぞれクラリネットの特徴ある音色が発揮され、ずいぶん変化が感じられ、特に幅のある低音の響により魅力が感じられます。モーツアルト固有の雅やびな音色が会場に伝わり、私の心は集中して拝聴できました。彼女とは以前に浜川のジムでお会いしたことがあり、演奏後挨拶でき嬉しかったです。
 
P1020730
 
 私は若き日、東京で行われた民音主催による指揮者コンクール本選会を聴きに行きました。審査員は斎藤秀雄氏をはじめ、外山雄三氏などそうそうたる指揮者たち。このときコンクールに参加したのが今や大御所の若杉氏や小泉氏です。
 
 一次予選の課題曲はべートーべン「エグモント序曲」で、本選会の課題曲はウェーバー「魔弾の射手序曲」、自由曲では若杉氏は確かモーツアルトの40番シンフォニーを指揮したと思います。オーケストラは同じ「エグモント」や「魔弾の射手」を幾度も繰り返し演奏することから、楽員は大変な精神力を使うことになりました。また、それは指揮者の今後の命運がかかってるからです。
 
 今回の低弦発表会で珍しくホルン八重奏による「エグモント序曲」は、その編成と挑戦に驚きました。しかし、拝聴するとロングトーンやフォルテはアンサンブルの領域を超える迫力に満ち、特に下降するパッセージが圧巻です。このような名曲を聴くことは心から楽しいことです。曲を聴いて何の曲でもいろんな編成で名曲を演奏することが可能であり、角度を変えた楽しみ方があると認識を新たにします。
 
P1020732【今が盛りの紅梅しだれと白梅しだれ】・・・拡大してご覧ください。
 
 同様のことは、十三名のチェロによるフィツェンハーゲン作曲「アベマリア」にも見られ、4パートに分かれて、一心にアベマリアに取り組む姿には平素からシンフォニーなど難曲に挑む仲間としての姿に、強い絆が溢れ、高音域の第一パートから低音域の第四パートまで、少しの対位法と多くの和声に弦の醍醐味をこれでもかと観客に訴えます。「チェロパートの絆よ永遠に!」です。
 
 コントラバスによるブルッフのコル・ニドライは長い曲をすべて暗譜で奏する記憶力と、それは音色と音程、そしてビブラートを含み、何より柔軟な表現を求め、終曲まで集中する彼女の精神に感服の至りです。N響に女性コントラバス奏者がいますが、彼女は群馬出身です。群馬県には凄い、若い、何より美しい女性コントラバス奏者が2人います。
 
 モーツアルトのピアノ三重奏曲第2番「ケーゲルシュタット」K498は最後を飾るに相応しい演奏で、ピアノ、クラリネット、そしてチェロ3人のテクニックと音色・音程に、表現上この上ない美的感性が漂います。特にピアノタッチの軽やかさとダイナミックな奏法両面に、そして「水を得た魚」のように生き生きとモーツアルトに向かう姿は感銘そのもの。
 
 ピアノ三重奏としての本格的な響きに室内楽の真髄に触れることができました。プログラム最後にこの演奏を拝聴でき、十分に心が洗われ、個人的には13年間、毎日一人での生活ですが、明日からまた希望を持って生きる力が湧いて来ました。新みかぼフィル楽員の皆さんに心底よりお礼申し上げます。
 

2018年2月 5日 (月)

「上を向いて歩こう」に昨秋登った御巣鷹山を偲ぶ

Photo【お昼のミニコーンサートが開かれた浜川プールは写真の上方】

 「春は名のみの風の寒さや」で始まる「早春譜」が似合う立春の日、群馬県高崎市浜川プールロービーで開かれた「お昼のミニコンサート」は今年で9回目を迎え、会場いっぱいの市民の前での演奏は「みかぼ室内管弦楽団」です。
 
 客と楽員の一体感を強調する指揮者のユニークなトークに始まったコンサートの母体は「新みかぼフィルハモニック」で、こちらは年二回の定期演奏会を行っており、私は時々、拝聴してます。
 
 初めてこの「お昼のミニコンサート」の存在を知ったのは、私が以前に通ってたここで行なわれてるジムで知り合ったピアニストのNさんに教えてもらったことに始まります。ある冬の日、トレーニングしてる私に「ミニコンサートに来られませんか。」と声をかけて下さった彼女の誘いがきっかけです。
 
 まさか、ジムでトレーニングしてる方々の中にクラシック音楽の専門家がいるなど想像してなかった私は、とっさに「えぇ~私は前高で音楽を教えてました。」と応え、言わば共通の仕事を持つ彼女と出会えて、ホッとした思い出があります。それ以来、藤岡での定期演奏会を幾度か聴きに行ったり、その後、彼女が発信する楽しいフェイスブックを毎日拝見するようになりました。昨日のミニコンサートでは、演奏後、暫くぶりに直接お会いでき、彼女に備わる不変な「若さと真摯に音楽に向かう生き方」に感動です。
 
 私は早めに会場に来たことから、前から2列目に座り、演奏はもちろん、幾度かお顔を拝見したこのある楽員の発する一音一音の表情をも汲みとることができ、冒頭、指揮者の言われた「一体感」は生の音楽を通じて十分堪能できました。
Photo_2 【弦楽器群】
 
 プログラムは丁度よい一時間ほどで、プーランクやレスピーギなど大作曲家の作品の一部でしたが、充分にその触りを楽しめ、音楽に対する楽員の真剣な眼差しに惹かれるとともに、フランスやイタリア音楽が十分に味わえました。寒さを忘れ、未熟な私の精神は西欧音楽の世界にグッと惹き込まれてました。
 
 可能であれば、事前にプログラムを示した看板かチラシがあれば、鑑賞者は事前にどう演奏されるか期待が膨らむと感じます。おそらく後方の方々は何の曲目か分からなかった可能性があります。
 
 楽器紹介では女性クラリネット奏者の音に安定感と輝かしい音色が心に迫って感じた客が多かったのではないでしょうか。また、多くの客が毎朝聴いてるNHK朝ドラ「わろてんか」の主題にお客はにこにこ顔で、一体感はこんな共通点からも生まれました。
 
 「オーバーザレインボー」について、私は次女の結婚式でSoprano Saxophoneでこの曲を演奏したことがあり、懐かしいです。今回、トロンボーン独特のポルタメントを生かした奏法に、他の楽器にはない自由なユニークさに客はずいぶん惹きつけられてました。
 
 「クシコスの郵便馬車」はピアノで耳にする名曲で、今回、音楽の楽しみの一つであるテンポ・リズムの動きが会場いっぱいに伝わり、途中の低音部による下から突き上がるフォルテに客は身体を乗り出して童心に帰ったようです。音楽の楽しみは多面であっても、心拍に結びつくのでしょう。楽しいテンポとリズムを伴う音楽に人間はウキウキし没頭しますね。楽しいミニコンサートの曲として「クシコスポスト」は相応しく効果があります。
 
P1000991 【昨秋、御巣鷹山の尾根で520名の御霊よ安らかに・・・レース鳩を飛ばす】
 
 ところで、昨年の初秋、私は歌手「坂本九さん」が眠る標高1600mの御巣鷹の尾根に墓参し、趣味として小学4年から飼育を続けてるレース鳩を籠に入れ、高低差200メートルある御巣鷹への急峻な登山道を登りました。
 
 10歩歩いては休み、10歩歩いては休む連続で11羽のレース鳩が入った籠は重く、でも、どれ程、無念であったか想像できない墜落直前の「坂本九さん」たちの気持ちを思うと、こんな辛さは何でもないと自らに言い聞かせ、籠を右手に持ち替え、左手に持ち替え、家を出たのは朝なのに正午にやっと高い現場に到着です。
 
 座席番号で分かるのでしょう。尾根の斜面には推定200メートル四方に亘りそれぞれの乗客の墓が散在してます。坂本九さんの墓前には娘さんと奥さんの写真が一緒に飾られ、私は暫くそこに留まり、心より一礼しました。
 
P1000984【籠の中で揺られたレース鳩も登山道の途中で休憩】
 
 昨日の「みかぼ室内オケ」によるミニコンサートで最後に全員で歌った「上を向いて歩こう」に私の内面はすぐ「御巣鷹山が思い出され、無念な最後を遂げた坂本九さんへの思いが蘇り」歌は好きでも、歌詞にある「涙がこぼれないように、幸せは空の上に、一人ぼっちの夜」などの言葉に、これからという人生の途中で、取り返せない運命に遭遇した、彼の最後の心境を感じ、思い切り声が出ませんでした。
 
 一方、若き日、海外日本人学校教員としてインドに住んでたとき「上を向いて歩こう」は夜の高級レストランでもよく聴きました。日本人であることが分かると専属の楽団が「この音楽」を演奏し始めました。「上を向いて歩こう」は若き日の思い出としても蘇り、今回、充実したミニコンサートになりました。
 
 音楽とは生活体験と結びつくといっそう旋律が際立ち、深く心に迫るものです。いつも音楽の深さと楽しみを教えてくださる新みかぼ管弦楽団楽員の方々に心よりお礼申し上げます。
 

その他のカテゴリー

anti sarcopenia anti-aging anti-arrhythmia anti-cancer measure anti-constipation anti-diabetes anti-heat stroke anti-hypertension Anti-locomotive syndrome anti-sarcopenia anti-senile dementia anti-stroke antioxidant Audi TT Quattro Covid 19 English pronunciation facebook ISSからの景色 Marie persimmon Marsh Mars Retrograde migratory bird My Soprano Saxophone natural phenomenon New Year's resolutions rehydration soprano saxophone studying English pronunciatoin β―カロチン 「さんぽ道」 いすゞ117クーペ うっかりミス お気に入り喫茶店 お薦めの散策コース お酒の飲み方 がん予防 ご挨拶 さそり座 しだれ桃の世話 よい睡眠 イクステーリア インドの思い出 インドの自然 インドの言葉 インド生活の思いで ウォーキングの効用 エクステリア エコの実践 ガーデニング グルメ・クッキング ゲーム サイクリング サマータイム サルスベリの育て方 シャクナゲ ストレス解消 ストレッチング スピーチ スポーツ スマホ スムースな血流の促進 トキの野生化へ ハイビスカス パソコン ビール ピアノの練習 ファッション・アクセサリ フェアプレー ブログについて ホームコンサート ボケない方法 ボランティア―活動 ミネラル ユーモア レース鳩 レース鳩の世代交代 レース鳩の交配 レース鳩の夏の健康管理 レース鳩の血統 レース鳩の訓練 レース鳩の雛の餌 レース鳩の餌 レース鳩の馴致 レース鳩の高度ある舎外 レース鳩・帰還後の手当て レース鳩持寄り前の調整法 レース鳩梅雨時の管理 レース鳩飼育者の健康維持 ロフト ロマン 一人暮らしの健康維持 一生勉強、一生青春 七五三 七夕 七夕について 上毛新聞「ひろば」に掲載 上毛新聞に掲載 上毛新聞に連載 不思議なこと 世の中、捨てたものではない 世代交代 世界の指導者 世界の標準時 世界経済 両親に感謝 中国語 中生代 予防 二十四節気 五感 井戸水 交通安全 人との出会い 人前での話し方 人命救助 人生 人生これから 人生の不思議 人生の基盤 人生100年時代を生きる 人間の喜びとは 人間の知恵 今年を振り返って 今日は何の日 会話の仕方 低体温を防ぐ 低栄養を防ぐ 住まい・インテリア 体脂肪率 便利な生活と盲点 倉賀野のすばらしさ 倉賀野のよい所 倉賀野の七不思議 倉賀野の歴史 倉賀野小 倉賀野小学校 健康 健康的な冬の過ごし方 健康的な夏の過ごし方 健康的な春の過ごし方 健康的な秋の過ごし方 健康管理 健康診断 健康長寿 健康食 健康食品 偶然性 備えあれば憂いなし 先人の努力 先人の知恵 先祖 全員必修の意義 八重桜 六曜について 内視鏡による検診 再生可能エネルギー 再確認 冬の星座 初夏の花 初夏の過ごし方 前立腺 剪定 剪定の必要性 創意工夫 助け合い 動物愛護 動物愛護について 反省 収穫の喜び 口腔衛生 古代史 可能性を導く 君子蘭 君子蘭の育て方 吹奏楽演奏会 味覚 呼吸 呼吸筋 和風住宅 国際交流 国際宇宙ステーション 国難のとき 地区とのつながり 地殻変動 地球 地球の動き 地球温暖化 地球環境 夏の星座 夏の花 夏季の花 夏至 夏至の天体 多年草 大切な栄養素 大相撲 大腸の健康 天体 天体のランデヴー 天体ショー 天敵 太陰太陽暦 太陰暦 太陽太陰暦 太陽系 夫婦 夫婦の絆 失敗から学ぶ 奇妙なこと 姿勢 子どもの交通安全対策 子供の頃の思い出 季節と黄道十二星座 季節の移り変わり 孤独感からの解放 学問・資格 学習に遅すぎることはない 孫娘たち 宇宙に浮遊してる私たち 宇宙は暗黒 安全な入浴法 安全パトロール 安全運転 室内楽の楽しみ 害虫 家庭内の整頓 家族 寒中の過ごし方 寒暖差 寛大な心 小学校の英語教育 少子高齢化の結果 川柳 巨樹から学ぶ 常識を覆す 平和 平和の使者 庭いじり 庭の石の不思議さ 庭作り 心と体 心の弱さ 心の温かさ 心肺機能の強化 心配な雹によるダメージ 思い出 恋愛 恩師 情熱 惑星 惑星の動き 想像力 愛車の手入れ 愛鳩の友に掲載記事 感染症 感染症対策 我が家の仕来たり 我が家の菜園 抗酸化作用 持ちつ持たれつつ 持寄り前の調整 指揮法 挑戦は続く 挿し木 換気の必要性 携帯について 携帯・デジカメ 支え合い 教育 文化・芸術 文章の力 文章を書く 料理法の改善 新たな発見 新みかぼフィル 新聞投稿文 旅行・地域 日の出、日の入り時刻 日ロ友好 日中友好 日本に関する英文表記 日本の安全 日本の未来 日本の素晴らしさ 日本シャクナゲ 日本シャクナゲの育て方 日本文化 日没 日照不足 日米関係 日記・コラム・つぶやき 旧暦 早春 早朝の時間帯 早起きは三文の損 旬の野菜 昆虫 昆虫の生態 星座 星食 春の過ごし方 春への憧れ 時代の波に乗る 晩夏から初秋へ 晩秋から初冬へ 暦について 月の満ち欠け 月までの距離 朝の習慣 朝ドラ 朝飯前 未来ある子供の安全 本との出合い 杉の木 果実酒 果物の木 枝垂れ桃 柴犬「ころ」 柿の良さ 栄養価ある野菜 栄養素 校歌 梅の花 梅雨の健康管理 梅雨の過ごし方 梅雨の頃の花 植え替え 植物から学ぶ 植物の不思議 植物の天敵 植物の植え替え 植物の生態 植物の越冬 楽しい川柳 横隔膜 樹勢よくする方法 樹木の健康 樹木の剪定 樹木の天敵 次女Marie Persimmon Marsh 歯の健康 歯の健康管理 歯の渋 歴史 母の思い出 母の教え 比較文化 毛細血管 気候変動 気圧配置 気流に掲載 気象 気象と健康 気象病 水分補給 決意 決断と実行 決断の時を知る 洗車 流星群 流通 海外日本人学校 海馬 深まる秋 渡りの習性 渡り鳥 温度、気圧、湿度 温暖化 温活 源平しだれ 漢字を手書きする習慣 火山の噴火 火星の接近 災害への備え 烏川 父の思い出 牡丹 狂い咲き 環境衛生 生命力 生活の知恵 生活改善 生活様式の変化 生活習慣病の予防 異常気象 疲労回復 発声法の研究 発電所 登山 百日紅 目の健康 相互依存 相手の気持ちを考える 真冬から早春へ 睡眠法 石楠花の手入れについて 社会の変遷 社会生活の基本 祖父母の情熱 神秘なこと 私のウォーキング 私のクリスマス 私の先祖 私の夢 私の家族 私の愛読書 私の料理 私の経済展望 秋の星座 秋の月 秋分の日 秋田犬 種鳩の管理 立春とは 笑いは健康によい 第九 筋トレ 筋肉トレーニング 筋肉維持 精神の安定 精神力 素敵な女性 経済 経済・政治・国際 経済効果か、人間か 経済活性化 経済講演会 美しいもの 美肌効果 群馬のいい所 群馬の日帰り温泉 群馬の歴史 群馬の秘湯めぐり 群馬の素晴らしさ 群馬の自然 群馬の高速道路 群馬県の世界遺産 群馬県民の声援 翻訳 考古学 肉体の鍛錬 肉体作業 肩甲骨の健康 肺の健康 胃の内視鏡検査 背骨の運動 背骨を鍛練 脳の働き 腰痛対策 膝の健康 自分を変える 自然 自然の恵み 自然の脅威と恩恵 自然の脅威に対処 自然散策 自然現象 自然環境の保護 自然界の不思議 自然界の掟 自転車的生活 花木 花桃 花梅 芸術性 若き日 若さの維持 英作文 英語のボキャブラリー 英語の勉強 英語の発音 英語の発音留意点 草花 菊の美しさ 落ち葉の再利用 蔵人 藤の咲かせ方 藤の花 虐待防止 蝉の一生 血圧 血圧の変化 血圧対策 血流 血流の促進 血液検査 血糖値を下げる 衛生について 西洋シャクナゲ 西洋シャクナゲ大輪 見えない所での努力 親から聞いた話 親の役割 親の役目 親離れ、子離れ 観葉植物 言葉の重み 記憶力 語学 読売新聞に掲載 谷川岳遭難救助の鳩 豊かに発想 資源ごみ 赤紫の藤 超音波による検診 趣味 足の運動と手当て 足腰のトレーニング 足腰の鍛錬 車の安全運転 車の運転 車の運転心得 車検 辞書の使い方 近所の交流 迷信 道具 選手鳩鳩舎の構造 選挙 選挙の投票 野鳥の楽園 野鳥の生態 野鳥の飛来 長寿について 長寿会「お知らせ版」 防災 除草 集中力を高める 雨水の有効利用 青春真っ只中 音感 音楽 音楽会 音楽教育 頭の切り替え 頭の活性化 風物詩 風邪対策 食事 食物繊維 香りを楽しむ 骨の検査 骨粗鬆症対策 高崎のいい所 高崎のよい所 高崎市 高速運転について 高齢化社会 高齢化社会を生きる 高齢者の運動 高齢者の運転 高齢者講習 鳩による国際交流 鳩レース 鳩月刊誌ビクトリアル 鳩舎の改築 鳩舎の構造 黄道十二星座 鼻の健康 鼻の健康法 1年を振り返って 1月1日の天文 1月1日の天文学上の意味 4月に咲く植物 MRIによる検査 SNS

カテゴリー