カテゴリー「自然環境の保護」の1件の記事

2018年11月19日 (月)

雨水を土に浸みこませ、コンクリートを打たない庭

P1070032【晩秋の佇まいになった庭】

 
 昨日は小春日和だったので久しぶりに草刈りです。草は5月から繁茂し始め、概して8月下旬まで伸び続けます。しかし、この期間、私は体調が芳しくなかったことから草刈りは延び延びになってしまい、時々少しずつ行なってました。故に、庭は草ボーボーになり、一時、手の付けようがなくなりました。
 
 反面、結果的にコーロギなど秋の虫たちの棲みかとしては理想的な環境になり、住宅街にしては、虫の音が十分に楽しめました。8月頃に草刈りするとあちこちから虫が飛び出し、彼らの安住の地を破壊してるようでした。
 
 一方、生きてる短い夏の期間に次代に生きる子孫を産みつけ、晩秋になると虫たちの鳴き声はすっかり影を潜め、短い生涯を終わります。おそらく、これを先史時代より繰り返し、また、遠い未来に引き継いでいます。彼らにとって必要なのは水分と草木であり、敷き詰められたコンクリートが最悪の環境と言えます。
 
P1070030【庭の配置図】
 
 ところで、私の屋敷は母屋、車庫、鳩舎以外の所はすべて土のままにしてあり、庭の入口から玄関までは飛び石であり、庭にコンクリートは打ってありません。鳩舎は年末までに解体します。庭に降った雨水は自然と土に浸みこませてます。同時に庭には梅、シャクナゲ、花桃、百日紅など花木がたくさん植えてあり、夏の期間、これらの植物により庭には日蔭が生まれ、庭を涼しくしてます。ヒートアイランド現象を少しでも食い止める気持ちです。
 
 近年、新たに売り出される新築家屋を見学しますが、庭の広い部分をコンクリートで敷き詰め、雨水を土に浸みこませず、多くの場合、用水路に流れ込ませ、延いては河川へと流れて行く方式です。
 
 これでは夏季は日中、太陽光の照り返しで夜間になっても気温が暑く、逆に冬季は気温がより低くなります。可能な限り、庭にコンクリートを打たないことが熱中症対策の点からも、私たち人間にとって健康的な環境つくりではないでしょうか。
 
P1070028【東の庭】
 
 昨日、草刈りをしたところ、枯れ草の下には既に来春の草の芽が出ていることに気づきました。私たち人間は、光合成をおこなってる草も含め植物たちを邪魔者扱いとせず、人間や動物の呼吸にとって欠くべからざる酸素を生産していることを、ややもすると私たちは忘れがちです。ですから、多くの面積をコンクリート化することは自分で自分の首を絞めることになります。適度に草がある庭こそ呼吸が楽であることを実感できます。もちろん、草にはそれぞれ名前があります。
 
 一方、私が庭にコンクリートを打たない理由は、雨水を土に浸みこませることで井戸水を枯らさないことです。親が作った井戸は地下水をポンプで汲み上げ、蛇口を捻れば、勢いよい水が飛び出し、多くの花木に惜しげなく水を与えられます。井戸水は使えば使うほど新鮮な水が出て来る優れものです。
 
 災害が起こると水道が止まり、生活用水に困る多くの人々の姿が映像に流れます。今後はもっと井戸を掘ることを推奨すべきでしょう。しかし、今では井戸掘り職人がいなくなってます。
 
P1070025 【昨日の草刈りの結果は4袋】
 
 見た目に庭がきれいになることで、コンクリートで敷き詰められてる庭を多く見ます。コンクリートは家の土台など必要最小限にとどめ、土のある生活空間をより多く広げ、平成が終わり、新たな時代を迎える日本と未来ある子供たちへ温暖化のない、酸素に満ちた空間を残したいものです。
 

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