胸部の健康は住まいの雑巾がけから
韓国に多大の被害をもたらした台風18号の影響で、今日の群馬県も曇りがちです。子供の頃は台風が過ぎ去る度に秋らしい気侯になりましたが、昨今は世界的な気侯変動により、日本でも地域によっては未だ30℃を記録します。この分ではやがて来る冬は暖冬か、それとも、反動で厳寒かもしれません。
涼しくなったり、暑さが戻ったりで私たちの体調も崩れがちです。特に就寝中については数時間の長きにわたり無意識であることから、事前に寝室の環境を衛生的にしなくてはなりません。それは先ず、温度管理であり、更に乾燥期に向かうことから湿度管理です。
しかし、私が最も大切に考えることは前述の就寝中の空気の衛生状態です。これは見えないことから、より一層、埃のない空間を作ることに重点を置くべきと考えます。私たちは見えることは気にしても、見えない物質に疎かになりがちです。それが細かい埃です。
実は、私は15年間、一人暮らしで生来の無精なことから、食事についてはバランスを考えたり、エネルギーになるものなど考えて食していても、肝心なことが抜けてることに2日前に気づきました。2年ほど前から、就寝中に気管がむずむずし、咳が出ることが度々です。このため、近くの医院で気管支炎の薬を処方してもらっても一向に回復しません。日中はそのような症状はありません。
上の写真は棚になっており、そのすぐ下がペッドです。この棚には今までいろいろのものを積む重ねたままでした。そして、考えた挙句、ついに気管が不調である原因を突き止めました。
この棚の上に埃がかなりあったのです。平素は高いから見えません。時々、エアコンを使うことから、この埃が空気中に飛散し、それを吸っていたことになります。今まで積み重なってたノートや本をすべて片付け、2日前に初めて雑巾がけしてみました。
そしたら、どうでしょう。その晩から一切、咳が出ず、気管もむずむずしません。物事には必ず原因があるものです。雑巾がけは、昔はよくやりましたが、昨今では電気掃除機なるもので済ませ雑巾がけを殆どしません。
掃除機では一見きれいになっても、細かくて目に見えない埃まで取り去れてるかは不明です。やはり、雑巾は含んだ水分により、目に見えない埃まで拭き取り、昔の人が考えた雑巾がけは衛生面から誠に正しいことを、今回、改めて見直してます。「薬に勝る雑巾がけ」です。
【鈴なりの柚子】
ところで、私たちの身体はこの世に生を受けて以来、絶え間ない血液循環により生命を維持してます。それは心臓と肺と血管により、その機能が果たされてます。つまり、肺から酸素を取り入れた血液が、心臓の左心房から左心室を経由し、動脈を通じて全身に酸素と消化器からの栄養を与えてます。末端の毛細血管で酸素から二酸化炭素などに変わり、今度は静脈を通じて心臓の右心房・右心室経由で肺に戻ります。
呼吸により、肺で再度、二酸化炭素から酸素へガス交換し、ポンプである心臓に戻ります。そして心臓の左心房へ進みます。この一連の全身への血液の流れは約1分で行なわれてます。血流がいかにスピードを持ってなされてるかが理解できます。
ところで、私たちが吸う空気の中には多くの雑菌が含まれ、それが直接、肺に入ると大変な災いとなることから、それを防ぐために迷路のような鼻があり、雑菌を粘膜で取り去ります。その後、気管でも雑菌を取り去り、結果として痰として、咳として外部に出ます。鼻腔では鼻汁として外部に出ます。ですから、埃を含んだ空気を吸い込むと、気管による浄化作用として咳や痰が出ることになり、気管に大きな支障を与えます。
結局、今までの私の就寝中の環境はとても悪い空気の状態だったことになり、今後は日々、細かい埃を取り去る清掃に心掛けます。再度述べますが、埃は目に見えないことから、どうしても疎かになります。きれいな血液循環をめざし、住環境の衛生に努めます。
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