久々に前高校歌を歌う
甲子園を沸かす高校野球は北京オリンピックと重ならないよう日程が前倒しとなり、各地の予選も例年より10日ほど早まってます。群馬県でも連日熱戦が行なわれ、私は久々に県営球場へ行ってみました。
昨日は鳩友「はとさん」のお誘いがあり、前橋高校と桐生高校という甲子園でも歴史に残る伝統校同士の試合です。実は彼のご子息が前高野球部員であり、同時に前高は私の勤務校でしたのでいっしょに応援しました。
甲子園での歴史において、桐生高校は選抜で決勝へ行ったことがあり、春夏合わせて甲子園出場回数は群馬県一です。一方、前橋高校は松本稔投手時代、甲子園で初めて完全試合を達成し、その快挙は高校野球史上に燦然と輝いてます。
今回の試合結果は残念にも5対4で前高が敗れましたが、応援した私はなかなか味わい深い経験ができました。
チャンス到来時の「行け行け前橋」を中心とする応援体制は以前とまったく変わりなく、前高独特の力強い一体感が表れてます。
監督は今春、前高へ転勤となりましたY先生です。母校で采配を振るう初めての夏の試合でしたので、お心をお察しいたします。これからは、秋に向かって心機一転、1,2年生にご指導していただきたいものです。1ヵ月後には早くも選抜の予選が始まります。私は彼が教育実習に来たとき知り合いました。
また、3年生は予想外に早く野球部を去ることになりましたが、これからの約半年間は野球で培った粘り強さとへこたれない体力を持って大学受験にモードを切り替え、ぜひ、こちらの面で大逆転してください。勉強では昔から甲子園常連校です。高い目標に向かって難関突破を祈ります。
ところで、試合では7回にエール交換があり、私も久々に前高校歌を歌いました。作曲家・中田喜直の父・中田章作曲の校歌は代表作「早春賦」とともに、余りにも味わい深い感動的なメロディーです。応援では起立して1番と4番を思い切り歌い、心が昔に蘇えりました。昔とは勤務していた7年間や、インド北部のカシミールです。
以前にブログのどこかで書きましが、前高卒業生のFさんが私が勤務していたカルカッタ日本人学校へ赴任してきました。彼と私は冬休み、シルクロード近くのカシミールへ旅行に行き、水の都スリナガルの湖に浮くロマンチックなホテル「ハウスボート」で新年を迎えたのです。
このとき彼は「流るる水に叫びあり」と前高校歌を歌ったのです。このときの印象は実に逞しい男子校の響きと感じました。ですから、私がこの校歌を初めて聴いたのは世界の屋根の中腹という、とんでもない異境の地でした。
母校を愛する文豪「平井晩村」による歌詞は「男児の粋を集めたる」に代表される前高の校風を的確に表現し、時代を超越した芸術と言えます。生徒や卒業生、教職員はこの校歌を胸に自信をもって社会で活躍してるのでしょう。







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