カテゴリー「学問・資格」の2件の記事

2013年3月28日 (木)

100日集中すれば、まとまった勉強ができる

P1030548 【源平しだれ桃】…花はすべてClick please!

 私が今までの人生において最も真剣に集中したのは数学でした。それは大学入試の受験準備で12月1日から3月中旬までのことです。その期間、丁度100日。

 というのは、それまでは入試科目に数学のない大学を希望していたからで、数学から殆どかけ離れていました。

 入試の数学は全くの0からのスタート。担任であった数学の先生に事情を伝え、勉強法を教わり、それからは明けても暮れても数学中心の日々が続き、毎晩午前3時頃までやり、1ヶ月もすると何となく分かり始め、目鼻がついてきたように思います。

 その間、昼間は他の科目である国語、世界史、英語、ピアノの練習などをやり、これらの科目はひたすら問題をやりました。

P1030544 【雪柳】

 数学は積み重ねなので集中してやったのは良かったと思います。お世話になった数学の先生はすでに他界し、今では心で感謝するのみです。

 実はそれから、20年ほどして今度は日本鳩レース協会による「距離測定試験」を受けるに当たって、再度、平素使ってない数学の問題に取り組むことになりました。それは私の苦手な対数計算が殆どです。大きな桁の掛け算は対数を使うと計算が楽とのことですが、本当に難解です。

 例えば、問題は「稚内駅から群馬県・高崎駅までの直線距離」を求めるもので、地球が球体なので球面三角法を使います。

 地方において講習会はありませんでした。自ら問題を想定していろいろ作り、2点間の北緯・東経の度、分、秒、その下の位までによって、2点間の直線距離を筆算で計算するものです。

 試験日が8月下旬だったので、このときも6月から勉強をはじめ、夏は1週間ほど苗場の山にこもって、ひたすら距離測定の問題を解きましたが、桁が多いことから、どうしても不注意でミスが多く、机の前面に、ミスしやすいことを箇条書きにして答えを出すように努めました。

 前述と同様、このときも数学は集中学習と感じました。それに比べて英語は集中して行っても、なかなか身につきません。こちらは勉強法の工夫が肝心で、100日では全然足りません。次から次へと新たな単語が出ては忘れ、再度覚えるわけですが、現実に使って覚えるなど工夫がポイントに感じてます。英語は生涯にわたり続けなくてはなりません。どうなるでしょう。

P1030538  努力の甲斐あって、距離測定の試験に合格したときは本当に嬉しかったものです。早速、乾杯です。やはり、100日間の集中は、誰でもひたすらやれば、物事に上達するのではないでしょうか。

 そういえば、全く弾けなかったピアノのバイエルも100日ほどで終えました。その後、クラシックギターも集中してやったことがあり、有名な「禁じられた遊び」が中間部の難しい部分も含め、一応、弾けるようになりました。

P1030546【カイド―】

 実は、先日の読売新聞に数学者の秋山仁先生の記事が掲載され驚きました。それは私が感じてることと全く同じだったからです。

 先生曰く「100日間ひたすらやれば、誰だって少しは上達する。」 「楽器も、語学も、数学も同じ、努力のあとに才能はついてくる。」「新たな挑戦に年齢は関係ない。」というもの。

 秋山先生は隠れた才能として、何とアコーディオンの名手です。東日本大震災の被災地で開かれた子供向けの算数教室や、フランス・パリ大学での講演会でも、弾き語りを披露されたとのことです。

 アコーディオンもずいぶん集中して練習されたのでしょう。先生の「私はまだ66歳の若者、青春真っただ中ですよ。」の生き方に、私も久々に感動を覚え、やる気が出てきました。

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2007年5月22日 (火)

今日は皐月晴れ?

 今の時期 天気がいいと、つい「皐月晴れ」と言ってしまいがちです。しかし、あくまで陰暦(旧暦)の皐月ですから、現在の6月の晴れた日のことを言うので、本来は梅雨の晴れ間のことを「皐月晴れ」というのでしょう。

 桃の節句も私の家の枝垂れ桃は現在の暦で4月中旬に開花します。この時期は旧暦の3月3日頃に相当しますので、明治の初頭までは「桃の節句」は桃が開花する自然現象と「ひな祭り」の時期が一致してたことになります。

 また、年賀状については「新春のお慶び」と挨拶されますが、子供の頃から1月1日の頃はこれから本格的な冬が来るのに、なぜ、もう新春かと思いつつ書いていました。これも旧暦の名残でしょう。旧暦では毎年多少ずれることがあっても正月1日ともなれば現在の立春前後となり、自然界では早春の息吹がほのかに感じられ頃ですから、「新春のお慶び」とは誠に適切な新年の挨拶であったと思われます。

 旧暦から現在の暦への移行は明治の初頭に世界と歩調を合わせる形で広まったのでしょうが、人々の慣習は一朝一夕で変えられません。暦と生活が一致した多くの「言い回し」は140年経過した今日でも脈々と伝えられてるのですね。

  ところで、来月、私に皐月晴れが訪れるでしょうか。

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