自民党圧勝で期待される円安・株高
議席数に差が出るのが小選挙区制の特徴であlり、我が群馬県でも選挙区5議席すべてを自民党が独占しました。
これは全国的に共通する追い風、向い風による現象で、今回の衆院選では自民党が圧倒的勝利を収めました。近々、招集される特別国会で安倍政権が発足する予定です。
なぜこんなに圧勝したかについては、自民党の選挙戦が功を奏したことがあっても、同時に、有権者は民主党に対する失望感や、第3極では心配との気持ちで、消去法のように自民党を選んだ有権者も多かったのではないでしょうか。
ところで、安倍政権に期待したいことはいろいろあっても、最優先課題として、長期にわたったデフレ是正、低迷し続けた経済の立て直し、特に国内産業が大打撃を受けてる円高の是正です。
野田首相が解散宣言した直後から、前倒しのように円安傾向が始まり、選挙直後の為替レートは1ドル84円台を示し、本日の日経平均は前日比で150円ほど値上りし、一時的に9900円前後となりました。1万円が目前です。
為替レートについては、一時的に米ドル84円のみならず、ユーロが110円台、豪ドルが88円台、レアルが40円台と最近にはない円安傾向を示してます。この調子で、新年は一層円安・株高に向かい、希望の持てる年であることを期待してやみません。
しかし、自民党は圧勝しても、来夏に参院選があり、これに失敗したら何もなりません。前述の通り、いろんな情勢で結果的に圧勝したことも否めないので、「勝って兜の緒を締めよ」の状況と言えます。
我が群馬4区では引退した福田康夫元首相の長男・達夫氏が初当選し、祖父の福田赳夫元首相から数えると福田家は3代連続して政界入りです。
私の印象では今回当選した達夫氏が祖父の福田赳夫氏に風貌が似てるように感じます。日本で初めて祖父・父とで親子2代の総理大臣になりましたが、今回、達夫氏の当選によって、祖父・父に続いて3代目も総理大臣になる可能性はあり、内心、地元はそれを未来に期待してるでしょう。
本題に戻って、安倍内閣の金融政策に対する期待は大きく、国内産業発展のため、来年3月~4月には1ドル90円台に、日経平均11000円くらいを望んでやみません。
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