カテゴリー「音楽」の31件の記事

2019年7月 6日 (土)

オカリナは 今日でお別れ ピアノ弾く 

 昨日、午後1時30分~3時30分まで私の家で倉賀野オカリナ会の練習がありました。ところで、今度、この地区に「上四サロン」が私の家の前にできるので、そちらで練習することになり、私の家での練習は昨日が最後になりました。このため、私はお別れ記念にピアノで「雪が降る」を弾きました。


 It was held the practice of Kuragano Ocarina meeting in my house from 1:30 pm to 3:30 pm yesterday. By the way, next time we will have the "Kami Four Salon" in this area, they will practice there, and the yesterday's practice at my home was the last day. So I played "Snow Falling" by the piano to say goodbye.

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2019年6月10日 (月)

生涯を ノクターン1番 弾き続け

 今日は時の記念日です。1日は1440分であることを頭に刻み、このうち440分を睡眠に使い、残りの1000分を効果的に、活動的に使いたい。

 一方、関東地方は梅雨に入り、毎日しとしと雨が降ってます。まだ、梅の木には推定1000個ほど実が生ってるので、梅雨の晴れ間に捥がなくてはなりません。可能であれば梅ジュースを作り、夏の水分補給用にしたい。
 

 Today is the anniversary of time. Keep in mind that one day has 1440 minutes so that we should spend 440 minutes of this for sleep and use the remaining 1000 minutes effectively and aggressively.

 On the other hand, currently, the Kanto region is in the rainy season, and it is drizzling all day long everyday. So there are still about 1000 plums growing on plum tree, so I will pick them at a lull in the rain during the rainy season. And if possible, I will make plum juice to drink for rehydration during summer.

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 ところで、どうしたことか青春時代から【心は今でも青春】ショパンのノクターン1番に魅せられた私は生涯に亘り、この曲を弾いてます。

 実は、35年前の父の葬儀でもこの曲を弾き、私が音楽の道に進むことに理解を示してくれた父を送り出しました。その後も何か事あるごとに弾いてます。全曲を通じて、左手のアルページョがオクターヴを超えるので指に(心に)柔軟性の乏しい私はこれからも練習しなくてはなりません。
 

 By the way, I wonder what happened to me, I was impressed with "Nocturne No. 1 B flat minor composed by Chopin and have played for the rest of my life since I was adolescent, of course young in heart still now.

 In fact, I played this music 35 years ago at my father's funeral ceremony and sent out father to the heaven who showed me an understanding of my going to music course in the futere. After that, I had opportunities to play this music many times when there was an event something. It is difficult for me, who is inflexible both fingers and mind. I have to practice more, because the arpeggio by the left hand exceeds the octave from the beginning to end.
 
https://www.youtube.com/watch?v=Ofi57l0M2H8

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2019年1月11日 (金)

オカリナの 素朴な調べ こだまする

今日の午後、倉賀野のオカリナの人たちによる練習会が私の家で行なわれます。お茶の時間は山小屋風の三階で開きます。時には雰囲気の異なる部屋で寛ぐのもいいでしょう。これから掃除して不足する椅子も運びます。


A practice session by Ocarina of Kuragano will be held at my house this afternoon. The time of the tea opens on the third floor of a mountain hut style. Sometimes it is good to relax in different room. From now on, I will carry the chairs that is shortage after cleaning.
 
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2018年12月24日 (月)

四七抜き音 日本の心を 掴みとる 

Dscf0471【ファとシを弾かないと日本音楽になる】

 今朝、朝食のため珍しくコンビニに「おにぎり」を買いに行きました。途中、きれいな口笛が聞こえました。それは次第に大きくなり、こちらに向かって来る中年の男性の口笛でした。遠くにいるうちから静寂な朝に沁み渡り、何とそのメロディーはお馴染みの「北国の春」でした。
 
 彼は朗々と、しかも響きのきれいな音色の持ち主です。彼は何故、自然に朗々と口笛を吹き鳴らしてるのか、もしかして今日は振り替え休日で、しかもクリスマスイブのことから、自然と心にゆとりが生じたのでしょうか。珍しい光景です。しかし、最近は口笛で歌う人が少なくなりました。
 
 どうぞお歌いください。
 
 私も歩きながら、この曲は何故私たち「日本人に生れ故郷を彷彿させる」雰囲気を持ってるのか、改めて考えてみました。歌詞は一切考慮しなくても、メロディーそのものがいかにも日本人の心情に訴えかけます。
 
3338【遠くに榛名さんを望む黒井峰遺跡でレース鳩の訓練をした写真】
 
 一般的に音楽はドレミファソラシドをすべて使って作曲されてるのに「北国の春」は「ファ」と「シ」が一つもありません。つまり、「ドレミソラ」だけでできてる五音音階です。私はこれが原因で如何にも日本的メロディーになることは知ってました。この曲もご多分に漏れずというより、極めて日本人の心情に打ち解ける音楽であることに違いありません。
 
 私たちが子供の頃から慣れ親しんだ多くの童謡も、この「ファ」と「シ」を抜いた五音音階でできてることが多いです。仮に「ファ」と「シ」が入っていても、経過音としてです。この五音音階を極端に取り入れたのが、いわゆる「演歌」です。ですから、私たちも見よう見まねで「ファ」と「シ」を抜いて何か音楽を作曲すれば、必ず日本音楽的になるので不思議です。
 
 一方、日本の音楽でなくても、スコットランド民謡「蛍の光」も恰も日本の音楽ではないかとさえ思われるほどです。これは偶然にもこの五音音階でできるためです。
 
 日本とイギリスは似てることがあるのでしょうか。イギリスでは今でも大晦日の晩、午前0時前にカウントダウンが始まり、新年になると同時に「Auld Lang Syne=蛍の光」を歌う慣習があるとイギリス人から聞いたことがあります。日本時間一月一日午前9時の瞬間からです。
 
P1040175【万里の長城で】
 
 やがて終わる平成時代の私の思い出の一つとして、飼育してたレース鳩が中国内モンゴルまで飛んで行ったことが分かり、先方の飼育者から、鳩に会いに来てやって下さいと手紙が届きました。
 
 国際間のことでもあり、失礼があってはいけないとの思いで夏休みに私は一人で北京へ行き、内モンゴルパオトウ行き列車に乗りました。これは全長400mほどの大陸横断鉄道です。列車は万里の長城の下のトンネルを何度も通り抜けます。その時、列車内に流れていた音楽の一つが、この「北国の春」でした。四七抜き音階は中国人やモンゴル人も好きということが分かり、あるいはアジアに共通する音楽の基本かもしれません。 
 

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2018年12月 7日 (金)

オカリナの最後の練習、響き合う

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今日は午後1時30分より、今年最後のオカリナ練習会が私の家で行われます。メンバーは女性6人です。私は別の部屋で聴いてますが、途中の休憩には話に加わります。いつも一人の家ですが、今日はオカリナの音と賑やかな女性の声に包まれそうです。

The last ocarina practice meeting this year will be held in my home from 1:30 pm. There are six female members. I will listen to their music in a different room, but I will join the talk on a break in the middle. It is always a single house, but today it seems to be enveloped by the sound of the ocarina and lively female voices.
 
Photo【素朴な構造をしてるオカリナ】
 
 

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2018年11月 5日 (月)

作曲家・福田啓司氏の作品に深く感銘

Dscf0086 【高崎市の群馬音楽センター】

 11月3日文化の日に相応しく、群馬音楽センターで初演された福田啓司作曲「祝典序曲第3番・・・・遥かなる未来へ」を拝聴し、作品の壮麗な響きに感銘したのは私だけではないでしょう。
 
 音楽に携わる人の99%は既に作曲されてる作品を声楽家が歌ったり、音楽愛好家もコーラスとして歌ったり、管楽器や弦楽器、ピアノその他の楽器で演奏します。また、音楽に携わる多くの人は鑑賞者としてです。そして、時には演奏について出来栄えを評価したりします。
 
 話題は変わりますが、日々、私たちに欠かせない物として三度の食事があります。これを音楽に例えれば、美味しく作る料理は演奏家のようなもので、それを食して味わう人は鑑賞者の立場に置き換えられます。
 
 しかし、より深く考えてみれば、それらの基となる食材を作るのは第一次産業といわれ、農業や漁業、そして畜産業に関わる人です。年間を通じて国民の生命維持に不可欠な食の源となる穀類、野菜、果物、そして日本を遠く離れ、危険を冒してまでの遠洋漁業に携わる漁師であり、これら日夜、生産に奮闘している人たちがいてこそ、私たちの生命は守られています。
 
Dscf0085【全国でも珍しい名のシンフォニーロード・・・音楽センター近く】
 
 この農業、漁業、あるいは畜産業に相当する人が音楽分野では作曲家です。どんなに美味しい料理でも、その前に食材を生産した人がいたからこそであり、同様に、いくら卓越した演奏家がいても、その前にその音楽を創作した作曲家がいたからこそであり、これ忘れてはなりません。
 
 私たちは音楽を聴いたとき、ややもするとそれを忘れ、演奏の善し悪しのみに捉われやすく、例えば、今日の演奏には誠に感銘したと感想を持ちやいものです。しかし、私たちはその一歩前まで考え、この作品が持つ本質である美的価値にまで言及する鑑賞態度を身につけたいものです。つまり、演奏云々の前に、作品の芸術性について論議できたり、作品が持つ深遠さまで享受する態度こそ、音楽鑑賞教育の中心とならなければなりません。
 
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 実は、先日、高崎商業高校吹奏楽部・部創立60周年記念演奏会がここ群馬音楽センターで開催され、プログラムの中にこれを祝う祝典序曲が初演されました。作曲家・福田啓司さんにとって、この祝典序曲は第三番といわれます。
 
 彼のでデビュー作品は24才のとき作曲した有名な「青空の下に」です。多くの皆さんはどこかで聴いた体験をお持ちと想われます。この曲は全日本吹奏楽連盟から「下谷賞」を受賞した秀作であり、今日でも、あちこちで演奏され、特に、毎年、高校総体・群馬県大会の開会式では入場行進に演奏され、テレビ放送されます。
 
 今回、発表された祝典序曲「遥かなる未来へ」は、未来へ羽ばたく若者を祝すかの如く、金管楽器による壮麗なファンファーレに始まり、その和声は光り輝き、内包する近代的和音進行に観客は心底より、背中がぞくぞくした一種の美的体験をされたのではないでしょうか。
 
 曲は一転し、中間部ではスウェヤリンジンを彷彿させる若者の好きなリズムを取り入れ、終曲は再度、金管楽器を中心とした重厚な和声進行であり、音楽美とは旋律、リズム、和声が三大要素であることを、改めてこの作品を通じて再確認できました。
 
 私も以前に、彼の作品を群馬音楽センターで指揮させて戴いたことがあり、その体験から、彼の創作の特質は和声に裏打ちされてる壮大にして緻密な対位法ではないかと思いつつ指揮した経験が今回、祝典序曲第3番を拝聴して蘇りました。益々磨きがかかる福田啓司氏の今後の創作に期待します。
 

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2018年7月16日 (月)

群を抜く勇壮なフランス国歌・・・ワールドサッカー

P1040922 【フランス国歌の楽譜】 

 ロシアで行われた「2018FIFAワールドカップ・サッカーのテレビ中継は日本時間では毎回、深夜に放送されました。日本が勝ち進んでいる時はもちろん、フランス対クロアチアによる決勝戦に至るまで、世界中の人を熱狂させるサッカーというスポーツが人々を惹きつける原因はどこから来るのでしょう。

 
 日本でサッカーが盛んになったのは比較的近年であり、私が若いときはそれほどメインなスポーツではなく、日本では野球が中心であり、今でも年間を通じで行なわれてます。ワールドシリーズといえば、アメリカ国内の大会を指すほどであり、これは戦前からアメリカの影響によるものと考えられます。しかし、世界的観点から見ると野球が行われる国は世界の広範囲ではなく、アジアを中心としたスポーツです。近年はオランダなどヨーロッパにも浸透しつつあるようです。
 
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 それに比較し、サーカー人気は今や先進国・発展途上国に関わらず、世界中どの国やどの地域でも行なわれてる世界に共通なスポーツといえます。それは広場とボールが一つあって、蹴ってゴールに入れればよく、ゴールキーパー以外はボールを手で触ってはいけないなど、ルールは比較的簡単であるからと想われます。特に、ゴール直前の混戦からシュートすることに敵味方共に一喜一憂します。昔、インドに滞在中、子供たちがサッカーに興じていた姿が脳裏にあります。
 
 一方、私が中学生時代はサーカー部がなく、野球、バスケットボール、バレーボールなどがメインであり、陸上競技の大会においては、これらの部の中から選手が駆り出されました。因みに、私はバスケット部に所属し、陸上の大会では三段跳びに駆り出されました。バスケットで鍛えたジャンプ力に期待がかかったのでしょうか。しかし、自己記録は11mほどでした。
 
P1040924 【三段跳びする15才の私・・・こんな時もあったか】
 
 ところで、ワールドカップ・サッカーでは試合前に必ず両国国歌が流れます。世界の国歌に関心ある私はとても楽しみなことです。どの国の選手も自国の国歌が流れると熱狂的に歌い、喜びを身体で表現してます。これは応援するサポーターはもちろん観客も同様となり、広大な会場は国歌の渦になります。
 
 日本の国歌もこのような稀に見る広大なスタジアムで、しかも、多くの国々の人々が聴き入る前で流れると、平素、耳にする「君が代」とは異なって高貴なシンフォニックに聴こえ、メロディーを聴いて再度、心の底から日本人である喜びを感じさせます。
 
 ワールドサッカーでは各国の国歌をいろいろ聴きましたが、このようにサッカーの世界大会での私の感想は、フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」が友と自然に肩を組んで歌いたくなる雰囲気があり、それは勇壮さにおいて一際、群を抜いてます。これは国歌ができた時代的背景に起因するかもしれません。メロディーは如何にも革命的で、自由開放を讃えるリズム・テンポによるからでしょう。
 
 1792年、フランスが対プロイセン・オーストリア戦において、南フランス・地中海に面するマルセイユからパリに向かう義勇兵に歌われて以来、革命時代の行進曲として国民に広く普及し、後にフランス国歌となった経緯があります。
 
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 一方、連日行われてる高校野球地方大会でも、戦いが済んで勝者に贈られる校歌を聴くのは楽しいもので、恰も校歌の聴き比べのようです。群馬県大会では前橋高校、高崎商業、前橋工業の校歌が音楽性の観点から断然他を引き離し、魅力的に聞けるのは私だけではないでしょう。高崎高校の以前の校歌は寮歌に通じ、芸術的に深みがあり、味あるリズムに感じました。
 
 前述の三校校歌は日本楽壇の黎明期に活躍した高名な作曲家の作品であり、一度聴いただけで私たちの心底に響くのでしょう。作曲家は順に中田章【早春賦など】、弘田龍太郎【叱られてなど】、中山晋平【カチューシャの歌など】です。
 

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2018年6月14日 (木)

倉賀野町のオカリナ練習会が開かれる

P1030952【練習場所】

 音楽が好きな人は鑑賞するのみでなく、自らも演奏したい気持ちがあります。これは子育てが終わり、年齢が嵩むほど高まるようで、私の倉賀野町にオカリナ愛好者たちがいることに驚いた私は、彼女たちがいつも練習場所に苦労されてることを知りました。
 
 音楽演奏は音が出ることであり、通常2時間ほど練習することから音が外に出ない構造の練習場所が必要です。公民館を当っても所在地の問題や、希望の日時に予約が取り難いとのことです。
 
 この話を聞いた私は「ぜひ私の家で練習してください。」とリーダーの方に伝えました。たまたま、私の家は外に音が漏れない構造にしてあり、外の音も室内に入りません。写真の部屋は18畳あり、6人が練習するには丁度よい広さです。
 
Photo【オカリナ】
 
 このため、今年の4月より既に3回の練習会が行われ、オカリナ特有の柔らかい音色が響き渡り、誰でも知ってる昔からの童謡や、日本の名曲「みかんの花咲く丘」などレパートリーは広いです。暫くぶりにオカリナを聴く私も心が和みます。
 
 先日は私もピアノで参加し、この曲を伴奏しましたが、この曲には前奏や間奏があり、急遽弾いたので楽譜がありませんが、細かな有名な間奏がどうにか弾けました。いつも一人でソプラノサクソフォンやピアノを奏でても、他の人と合奏することは暫くぶりで、音楽を力合わせていっしょに奏でるのは、また一味違う喜びが生ずるものです。
 
P1040953 【インド象が並ぶピアノの部屋で練習】
 
 彼女たちの練習中、私はいつも別の部屋で自分のことをしてますが、先日は、彼女たちがソプラノサックスを聴きたいとのことで休憩時間に吹いてみました。
 
 最近、人に聴かせすることは殆どなくなり、多少、緊張しましたが、演奏ではある程度の緊張感が却って必要です。マウスピースをお湯で温めてから暫くぶりに音を出しました。
 
 声楽では喉の調子が大切であるように、サックスで喉に匹敵するのはマウスピースとすぐ下の部品です。冷たいままでは音程が狂い調子が出ません。これをお湯で温めると、うそのように音が楽に出て音程と音色がずっと良くなります。
 
P1010766【ソプラノサクソフォン】
 
 すぐ吹ける曲は何かと考えたところ、東北大震災支援曲「花は咲く」を思い出し、実音B durで演奏しました。常に音色第一主義の私としてはまあまあの音色でしたが、彼女たちはクラシックのソプラノサックスを聴く経験がないらしく、目を丸くして聴いて下さいました。いつもオカリナの音に慣れてるせいか、違った音色とビブラートが新鮮だったのかもしれません。
 
 ところで、オカリナの有名な曲の一つは「シルクロードのテーマ」です。実にすばらしい旋律でオカリナの音色にピッタリです。これほど音楽と楽器が一致することも珍しいです。4000年の悠久の歴史や、ラクダが行き交う広大な砂漠が目に浮かびます。
 
 同様に名曲「禁じられた遊び」がギターでなければならないように、また、新世界交響曲の第2楽章「家路」がコールアングレでなければならないように、曲によってはその楽器でなければならない曲があります。代用が利かないです。
 
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 これから暫く私の家でオカリナ練習会が続きます。彼女たちは今までいろいろのステージに立ったようで、今後も演奏会という大きな目標に向かい、音楽を共に奏でる楽しさと人前で演奏する快い緊張感を大切にしてほしいです。
 

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2016年6月26日 (日)

野崎由美ソプラノリサイタルを聴いて

P1010427 【榛名文化会館・・・別名エコール】

 昔7年間、音楽教員として県立榛名高校に勤務してたことから、この日、私は懐かしい里見街道を通りながら、一路、「野崎由美ソプラノリサイタル」が開催される榛名文化会館をめざしました。

 この地は当時、榛名第二中学校があったところで、今でも自然に恵まれた広い庭は、当時の校庭の名残です。誠によく整備され緑いっぱいの庭に感銘です。

P1010428 【榛名山と広い校庭の跡は一面芝生に整備されてる】

 この付近は近年まで榛名町として独立してましたが、町長選挙により合併派が当選し、高崎市に合併となりました。財政面から合併に賛成しても、「榛名町という町名がなくなる」とは知らずに投票した人が多かったのではないでしょうか。

 生まれ故郷・榛名町の町名がなくなり、寂しさを募らす町民は今でもきっと多いことでしょう。現在、榛名という名が残ってる公式名は榛名山、榛名富士、榛名湖、榛名高校、榛名中学、新幹線の安中榛名、そして榛名文化会館などあっても、いつかは慣れ親しんだ榛名町という町名を復活したい思いの人は多いでしょう。

 隣の倉渕町や赤城山麓の富士見町など合併後も町名を残してる例はあります。

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 ところで、ソプラノ野崎由美さんの演奏にはこれまで「魔笛」を含め数回拝聴しました。もっと多く演奏会に行くべきと思ってます。しかし、すでに10年以上、一人暮らしの身てあることから、夕食時に開かれる夜の演奏会については、食事時刻がいつもと狂ってしまい健康に差し支えると考えてます。夜の演奏会が終了し、帰宅すれば9時過ぎです。

 その点から、今回の演奏会は開演が2時であり、ご連絡も頂き、ぜひ拝聴したい気持ちになりました。開演時間の設定に感謝です。

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P1010439【プログラムより転記】

 プログラムは彼女が取り組んでると想われる日本歌曲であり、とりわけ木下牧子作品集からで、ご覧の曲を一気に歌い上げた体力と気力に、以前と変わらぬ若さ(美しさは言うに及ばず)にホッとし、生涯を通じて培った発声法を基盤に楽曲に取り組む崇高な精神が会場に漂いました。

 私は「浜辺の歌」を常に車内で聴いており、日本の名歌を歌うソプラノ歌手としてレパートリーの一曲なのでしょう。

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 彼女の声を聴きつつ声楽の根本は、肺を取り巻く数多くの「呼吸筋の弾力性」ではないかと感じます。腹式呼吸といっても、現実に空気は肺のみに入ります。私はウォーキングするとき、強いゴムのように呼吸筋の伸び縮みを意識し、肘を曲げ、呼吸に合わせ前後に振り歩きます。

 有名な話で、正しい呼吸法を生涯求め続けたフランスが誇るクラシック・サキソフォーンのパイオニアMarcel Mule は近年100才という長命で世を去りました。実は著名演奏家で長命は意外と少ないです。いつまでも生命を維持し、年齢を重ねても演奏活動できるには外からは見えない「呼吸筋の鍛練」こそ基本の基ではないでしょうか。

 この点からも野崎由美さんの発声法は時に声量が充分豊かに感じられ、時に驚愕の迫力がホールいっぱいに響きわたり、歌ごころは観客の胸にドスンと入り、時に、この上なく優しいソットポーチェで通る声質を兼ね備え、柔軟に使い分けられる多くの引き出しが感じられます。

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 二部は、日頃、彼女が指導・指揮されてる「玉村町混声合唱団Coroぴあちぇーれ」が賛助出演です。東日本大震災チャリティーコンサートの幹事合唱団として被災地にエールを送っておられ、趣味を超越した活動に頭が下がります。いろいろの所で発表の機会が多い合唱団でしよう。皆さん生き生きして声が前に出ていました。

 ここでも私にとって「びっくりポン」がありました。数少ない男声パートの中に私の高校時代のクラスメートで元・玉村町長のN君がいるではありませんか。野崎由美さんの日頃の芸術活動に対し、玉村町から文化功労章が与えられたとき、彼が町長であったことでのつながりかもしれません。

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 ところで、私も拝聴するNHK・FM「弾き語りフォーユー」でお馴染みの小原孝氏によるピアノ伴奏は彼女の声質と表現法に極めて相性がよいのでしょう。演奏合間に話された彼の説明「昨今は、音楽で人々が元気になり、音楽が必要である時代」になったとの話は、人間にとって苦難に直面したときこそ音楽が私たちの心に深く入るもの。復興を目指す被災者の背中を大きく押す力になるということでしょう。

 どんなジャンルでもこなす彼のオールマイティーナな実力に脱帽です。NHK朝ドラ「あさが来た」のテーマ演奏には会場が大きく湧きました。

 一方、いつもながら野崎由美さんの音楽会は観客との交流に重点が置かれ、「花が咲く」など会場と一体になる姿は、音楽会が単に聴かせものに終わらないと考える彼女の柔軟にして温かい人間性の表れではないしょうか。私も暫くぶりに声を出しましたが、野崎さんに聴こえたでしょうか。

 今回、野崎由美さんの歌声を拝聴しつつ、学校における音楽教育でもっとも大切な基本は、よく通る声、響きある正しい発声法を「一般の生徒」に音楽の時間を通じて先生方による鍛練をお願いしたい気持ちを強くしました。

 彼女の声の余韻が残る中、家路に向かいました。

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2016年1月11日 (月)

G線上のアリアを市民に・・・みかぼ室内管弦楽団

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 1月11日(成人の日)に、以前より楽しみにしてた「みかぼ室内管弦楽団」による「昼のミニコンサート」が高崎市浜川プールのロビーで行われました。

 私はフェイスブック友人Oさんのページでこれを知りましたが、今回は、事前に地元紙・上毛新聞に「ミニコンサート」の記事が掲載されたからでしょう。会場にはたくさんの市民が集まり、実は私もやっと椅子に座れる状況で、立って聴いてる人たちもかなりの数でした。

 この様子を拝見し、高崎市民には音楽好きの人が多く、平素の乾いた「自らの心に潤い」を与えようとする人、あるいは「本物の生演奏に触れたい」と感じてる人が多くいるのではないかと思われました。

 鑑賞者は概して高齢の方が多く、男女は約半々、若いお母さんが幼児を抱いて鑑賞する温かい姿もありました。幼時からバッハなど本物の音楽を聴かせようとする育て方に心が打たれます。私は音楽鑑賞に幼児も大人もないと思ってます。

 いや、それどころか特に幼児期にバッハ、モーツアルト、シューベルトそしてベートーベンなど17~18世紀の「愛に満ちた音楽」を聴かせることこそ、その子の「感性を培う」上で親の大切な役目と考えてます。

 時あたかも寒中の真っ最中。客は防寒具に身を包んでの鑑賞であったが、演奏が始まると楽員の熱気で寒さを忘れました。しかし、管楽器など気温に敏感な楽器はピッチが低くなりやすく、ガラス一枚のみのロビーでは、奏者にとって音程が下がらない工夫など困難であったでしょう。それでも演奏は室内全体によく響きわたり、とても充実してました。 

P1000409_2 【みかぼ室内管弦楽団】

 指揮者の言によると、今回のテーマは「お客とのつながり」とのことで、驚いたことに、音楽会は先ず「みかぽ室内管弦楽団」伴奏による「ラジオ体操第一」に始まり、観客は全員立ち上がりラジオ体操を始めました。これには「びっくりポン」です。

 音楽会で客全員がラジオ体操する光景を見たことがありません。これで、テーマである「客とのつながり」や「観客参加型」の音楽会は十分にその趣旨が汲みとれ、身体は温かくなって、観客の耳に演奏がすんなり入るようになったことは確かです。

 実は、健康維持のため最近の私は毎朝6時30分のラジオ体操を習慣としてるので、今日は2回目のラジオ体操になりました。私たちは「健康に生きるため」や、音楽演奏においては心の明暗、テンポ感、リズム感とともに「瞬時の美に素早く反応する心身」は聴き手にとっても基盤であると考えられます。今回は、この奇抜なアイディアに意表を衝かれ、これにより一体感が生じ、会場は和やかな雰囲気になりました。

 ただ、後方の客までマイクがよく通らなかったので、前面にプログラムの掲示があれば次に演奏する曲目が分かりやすかったと思います。

P1000406 【バッハ作曲バイオリンとオーボエのコンチェルト】

 ところで、客は、指揮者がオーボエを演奏し始めたには驚いたようです。しかし、先日の第26回定期演奏会ではベートーベン第八、シベリウス第一で大活躍されたオーボエの洗練された音色は未だ、私の脳裏に焼き付いてます。

 この曲にはバッハ音楽の真髄が感じ取れ、掛け合いになる対位法的な動き、バロック的で優美なハーモニーに、当時の室内楽曲の楽しみが垣間見られ、この作曲技法こそ当時の音楽家が目標とした「真の音楽美」だったのではないでしょうか。300年前の室内バロックの雰囲気にちょっと浸ることができ、カッキーラッキーでした。

 一方、「参加型」がテーマである今回のミニコンサートは、客の希望者に「津軽海峡冬景色」などを歌ってもらいオケが伴奏するとは「ありそうでありえないこと」。いつもはオケがないので空オケです。歌った女性は本オケ伴で、きっと生涯の思い出になるでしょう。

 楽器紹介も楽しく、クラリネットの「あさが来た」には殆どの方が親しみを感じたようです。私は月末に前橋でパーティーがあるので、これをヒントに戴き、ソプラノサックスで「あさが来た」全曲を吹く気持ちに固まりました。また、ファゴットの音色には一貫した重厚みが漂い、聴く人の心底に響いたようです。

 今回も、企画がよく練られ、全体的に楽しく拝聴できましたが、私が最も感銘したのはアンコールで演奏された「G線上のアリア」です。正に、室内オーケストラのための曲であり、四声体の特色ある独立した動きが聞こえ、バッハの作品の中でも親しみやすさと共にバッハ音楽の真髄が内包されてる名曲であると、今回、みかぼ室内管弦楽団の演奏で改めて作品の崇高さに参りました。楽員の皆さん、寒い中、市民のために演奏され、心より感謝いたします。

【写真は明瞭でないので掲載させていただきました。】 

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