カテゴリー「レース鳩」の156件の記事

2017年5月29日 (月)

アドールボーイ直仔×稚内モザイク直仔による雛

P1020970【新緑の中にある緑の鳩舎】

 住宅街に鳩舎を構えてるので、舎外運動は一度にすべてを飛ばさず、成鳩については♂♀別々に出舎させ、♂の部屋にも♀の部屋にもそれぞれ出舎口があります。また、今春生まれの雛の舎外は失踪しないよう馴致が終了まで成鳩とは別に行います。
 
3527_2【毎朝の舎外】
 
 以前は60羽から70羽を一度に飛ばしてましたが、昨今は近隣から舎外をしてることが分からないよう羽数とともに時間帯など工夫してます。これで羽音も静かだからです。余り遠征しなかったり、近くの屋根や電線に止まるのは習慣ですが、案外、前日の夕方の餌が多過ぎると翌朝の入舎が悪くなります。常に空腹感ある状態を作ると調教はうまくいくものです。
 
 動物の調教は猛獣のみならず、犬もレース鳩も餌の調整で、飼い主の思う壺になるもので、以前にも書きましたが、その点、私は大麦をかなり与えてます。それは意外とエネルギーがあり、元気が出ます。一方、空腹感が起こるからです。
 
P1020965 【手に持つと腰回りがしっかりし、立ち姿が良いアドールボーイ系】
 
 ところで、表題の件です。北海道の大橋鳩舎は、皆さんから通称「デカ橋さん」と呼ばれてます。私は未だお目にかかってませんが、東京にご出張の際でも、いつか高崎駅前「どんどん」で一杯飲み鳩談義することになってます。
 
 というのは、レース鳩掲示板で彼と知り合いになり、親しくしていただいたことから私は当舎作「稚内モザイク号」直仔М♀【カッキーチェ・・・命名はデカ橋さん】をお送りしたところ、彼の方から1羽の鳩B♂が送られてきました。その鳩【25174】はデカ橋鳩舎基礎鳩であるスケルケンス作「アドールボーイ」自身に「ハイレスカ」交配による鳩です。大橋鳩舎作「ハイレスカ」はシルバーエクセレントピジョン賞を受賞し、「アドールボーイ」の孫であることから、送られたBは近親です。
 
 当舎では、大橋鳩舎作「アドールボーイ直仔」B♂を今春は「稚内モザイク号×デヨング系BCW」交配による当舎作では鳩質が良い「白いモザイク」♀と交配したところ、写真上の雛が誕生してます。未だ生後20日ほどでも、巣房にいて威厳を感じさせます。今回は写真を撮るので止まり木に止まられました。堂々としてます。
 
P1040777【当舎作翔・稚内モザイク号】
 
 ところで、雛作出における管理面で、私が配慮してることの一つは飲水が「冷たいこと」です。ご存じのとおり、鳩の体温は人間より5°高温で41°~42°であり、飲水が生ぬるい状態であってはならず、冷たい水が状態を良くします。特にこれから夏にかけては作出時に限らず、レース鳩には冷たい水を与えることが基本と考えます。
 
 このためには「鳩舎の外壁と内壁の間に断熱材を入れたり」、換気は特に東西によく流れるように涼しい室内環境づくり、そして、「飲水は冷たく」が良い状態の維持に大切と考えられます。夏場、私は鳩舎に入ったら水を交換してやります。
 
 雛を育てる上で、腰回りなどしっかりした鳩体に育てるには「巣房の中に餌があること」がポイントで、内容は小粒で栄養価が高いサフラワー、麻の実、菜種、豆類などです。巣房の中に餌があると、雛のできが断然違ってきます。また、雛が早くから啄ばみ始めます。
 
 最初に記述したデカ橋鳩舎のアドールボーイ系雛のモザイクは貴重です。しっかり舎外をつけます。
 
 

| | コメント (0)

2017年5月 1日 (月)

方向判定能力を陶冶する単羽訓練・・・レース鳩

1920pxtomihiro_art_museum_2【群馬県・草木湖畔にある富弘美術館】

 昨日、既に基礎訓練してある成鳩15羽を直線距離50キロある富弘美術館近くで1羽ずつ放しました。今まで殆どの訓練は集団で行ってきましたが、拙い体験では単羽放鳩では放された鳩が他の鳩に頼らず、広大な大空の中で自らの方向判定能力を高め、併せて孤独な飛翔力が培われる効果的な訓練と感じてます。
 
P1010606
 
 実際の長距離レースでは途中から個々の実力の相違により集団と離れ、孤独な戦いが強いられることを考えるとき、単羽放鳩こそ実戦に役立つ訓練であり、長距離レースの前には一つの選択肢として実践したいものです。
 
 以前にGNの前に1羽の鳩【稚内モザイク号】を持寄りの2週間前から3回の単羽訓練しました。その距離は猛禽の危険を避けることから極短距離で実施しました。10K、15K、25Kです。この距離でも自らの方向判定に磨きをかけ、特に孤独な単独飛翔に慣れさせたことは十分意義があったと考えます。
 
 ところで、今回、放鳩地に選んだ富弘美術館の画家・星野富弘氏の著書を読むと、彼は子供の頃、鳩を飼育してたことが書かれてます。
 
 私と同窓でも学年と専攻が異なることから話す機会はありませんでしたが、彼が勤務してた倉賀野中学校の校歌を私の友人を通じてピアノで弾いた録音テープを送ったことがあります。彼の印象は微かに覚えているとのことを友人を通じて知りました。今回、富弘美術館近くでレース鳩を飛ばしたことを知れば、彼はきっとご覧になりたかったことでしょう。
 
P1020840【稚内モザイク号・・・本日撮影】
 
 ところで、単羽訓練は数回の集団訓練を体験させた後に行うべきで、あまり若いうちから行うことは前述の通り危険性があります。飛翔能力や方向判定が十分培われた後の期間や、狙った長距離レースの前です。
 
 単羽訓練のポイントは前に放した鳩の姿が完全に見えなくなってから次の鳩を放すことです。鳩舎までその鳩1羽の実力で帰還させることが目的です。
 
P1020841
 
 ところで、展望台兼入舎口が鳩が降りる重みや、雨に晒され劣化したことから崩落寸前でしたが、自ら補強工事を行い、暫くは安全でしょう。いずれ欧米スタイルのアルミ製のものに取り替える予定です。 写真の展望台は雛の馴致に便利でした。
 

| | コメント (0)

2017年4月 3日 (月)

自然界に合わせ四月の交配・・・ランボー号系など

P1020576【花と共にある緑の鳩舎】

 60年間レース鳩を飼育して、今年初めて4月の交配を試みてます。今まで秋レースに有利なために、早ければ1月あるいは2月に交配してました。交配してから大雪が降ったり、まだまだ寒い季節の孵化は、主翼の伸びや換羽の早さが二番仔に先を越されました。
 
 レース鳩と野鳥は異なっても、例えば、選手鳩の舎外では暫くの期間、1時間30分の遠征をし続け、その間、鳩舎近くで飛翔する姿は見えませんでしたが、3月下旬からは遠征後の帰還が1時間に短縮してます。
 
 これはいわゆる「盛り」が来て、鳩舎内では一日中オスがメスを追いかけ、体力が消耗してるからと考えられます。選手鳩鳩舎は♂♀分離可能ですが、時間の無駄をなくすため一度に舎外してます。しかし、選手鳩のこの動作は、いよいよ種鳩にとって本来あるべき交配時期と察し、本日、4月3日は温暖な気候なので午前中に交配しました。
 
 全部で9ペアーです。一方、自然界の動きでは、私がウォーキングしてる鏑川でも春分の日を境に白鳥がシベリア方面へ渡りを行いました。これは子育てのためです。また、蟻が地表で活動し始めてます。結果的に、今春はこれらの自然界の動きにレース鳩の交配時期を合わせてみました。今までの作出より、1番仔の成長は良くなるか比較してみます。
 
P1020319【毎朝、舎外の黒旗を三階の窓に掲げる】
 
 13年前、小学校の現職の校長であった妻に先立たれ、現在2人の娘は比較的近くに嫁ぎ、一人暮らしにとって持寄り時間は私の夕食の準備時間と重なり、自身の健康を優先することから持寄りが困難となり、レースに参加してません。
 
 しかし、毎日すべての選手鳩をレースに出せる臨戦態勢で飼育し、日の出が早まった現在は、毎朝、6時から舎外し、1時間以上の遠征舎外に磨きをかけてます。舎外とは、鳩舎周辺でなく高度ある遠征が基本です。
 
 ところで、作出は当舎作翔「稚内モザイク号」を源鳩とし、長距離系を主体に交配相手を決定しました。今後、生活環境に変化が起これば地元・上州連盟でレースに参戦です。どなたでも、自鳩舎でレースが出来るときと、一身上の都合や環境問題、家族状況、自身の健康状況など取巻く境遇の変化により、できなくなることがあります。私は近未来にレース参加をめざし、私自身の健康を築き、長距離レースに期待感を持ち続け、飼育を続けてます。
 
 次に今春の主な種の♂を掲載します。写真は今朝撮りました。拡大してご覧ください。
 
P1020599【ランボーモザイク号♂】
 
 父=当舎作翔「稚内モザイク号」、母=吉田正徳鳩舎作ランボー系です。祖父は香山鳩舎作ランボー818号、祖母は一文字ロフト作ランボーⅢです。吉田鳩舎は昨年春の八郷国際オリエンタルカップ700キロで総合優勝され、私と同じ連盟のいわゆるValue Pigeon鳩舎です。
 
 「ランボーモザイク号」の手持ちの感触はすっぽりと柔らかめ、目は明るいレッドです。顔に威厳が感じられます。交配♀はスチール号【オランダ1000K総合優勝】×香山鳩舎作ワンダーセレクト系です。
 
P1020598【貴重号♂】
 
 この鳩について、父=当舎作翔「稚内モザイク」、母=高塚久雄鳩舎作「稚内ブルー号=GN総合3位」直仔3067号で、最近、種鳩群の中から見つけた貴重な鳩です。高塚氏作の鳩は現在♀1羽3067号のみ飼育ですが、もう、子はとれないかもしれない高齢です。このため、この鳩を「貴重号」と命名し、交配♀は香山鳩舎作デ・ヨング系です。しかし、今春は源鳩「稚内モザイク号」に高塚鳩舎作3067号14才♀を交配してみました。果たして血が入るでしょうか。
 
P1020601 【16年生まれ、ヤングモザイク号】
 
 父=稚内モザイク号×母=香山鳩舎作デ・ヨング系です。
 
 上記以外の主な♂は「サハリンブラック系」及び、北海道・大橋鳩舎作「アドールボーイ×ハイレスカ」です。大橋鳩舎のB♂には鳩質最高ホワイト・モザイク号を交配です。
 
P1020606【ブラックサハリン号孫・・・長距離に期待】
 
 ところで管理面について、孵化後10日間、雛に与える餌は小粒で栄養価あるもののみです。鉱物飼料はレンガ、塩土、2種類の鉱物飼料をブレンドしたもの。餌の補給は巣箱の中です。これで生育がよくなります。また、ご覧のように巣皿の底は常に乾燥させてます。
 
P1020610【雛用の餌・・・特に乳ビ期間はこの餌のみ巣房内で与える】
 
 孵化10日目以降、雛が大きくなり始めたら混合飼料を増やします。暑くなったら種鳩鳩舎へ蛇が侵入しないよう小さな隙間を塞ぎます。
 
 作出はレース鳩飼育の基本中の基本です。作出中は衛生面と湿気のないよう気を配り、巣房内と巣皿の清掃は朝晩2回行い、雛にとって新鮮な空気と乾いた環境を維持してやりたいです。
 

| | コメント (0)

2017年2月16日 (木)

舎外は1時間30分の遠征・・・今までにないこと

P1020351【7時05分から8時40分まで遠征】・・・拡大してご覧ください。

 家でレース鳩を飼育し、毎朝、舎外を見るのは楽しいことですが、小学生時代に飼育を開始して以来、最近の飛び方は今までにない程、調子が良いように感じます。それは長時間に亘り高度を保ちつつ遠征してると想われるからです。
 
 遠征中、飛んでる姿を見ることはできず、遠征に出かけたままです。鳩舎の周囲をひらひら飛んでることはありません。高度は100~200mと推定できますが、飛翔高度を確認できるのは帰還時です。かなりの高さから鳩舎をめがけ一斉に舞い降りてきます。
 
P1020347【一瞬、帰舎かと思っても再び遠征に】
 
 実は、近年あまり良い飛び方をせず、近くのY鳩舎(協会は別)の舎外の高さに驚いてましたが、Y鳩舎がご都合で飼育を断念してから、どうしたことか当舎の舎外は遠征が始まりました。しかし、このことと因果関係はないと思います。
 
 前回のカテゴリー「レース鳩」でも餌のことを記述しましたが、1時間半の遠征をするようになったのは明らかに「大麦」の塩梅と実感してます。先日、餌を埼玉に購入に行き、大麦25kgを一袋と混合3袋そしてレンガを仕入れてきました。
 
 ところで、最近は餌の与え方を少々変えてます。舎外が終わるや否や、全鳩が素早く入舎すると私はすぐ「大麦のみ」撒きます。鳩は表情に何の変化もなくどんどん啄ばみます。かなり空腹感があるのでしょう。やはり腹が減ってれば何でも旨いと見受けられます。3分ほど大麦のみ与えてから、混合飼料を撒きます。嬉しさを表す如く啄ばみますが、15秒ほどすると啄ばむ速さが鈍くなり、満腹感らしいです。
 
P1020340 【大麦は混合に混ぜず、先に単品で与える】
 
 大麦を単品で与えることは空腹感ある鳩が餌を好き嫌いで選ばず飼育者冥利です。あまり旨くなくとも、大麦のエネルギーについては一般に考えられてるより高く、しかも、繊維類として腸壁を刺激することから、より空腹感を起こし、以前は近くの電線に止まり、近所の目が気になりましたが、大麦を与えるようになってからその癖はなくなり、入舎の良さは抜群です。
 
P1020341 【混合飼料は大麦の後に与える】
 
 このように大麦と混合とに餌を分け、いっしょに与えません。この方法により飼育者は調教してる感覚になります。ある程度大麦を与えると鳩によっては私の手を見るようになり、混合をくれと言わんばかりです。そこへ混合を撒くと、大騒ぎです。しかし、腹がきついため、そんなに食べることはできません。混合は腹5分程度です。
 
P1020342 【大きな黒旗は鳩舎から飛び出したとき効果あり】
 
 三階の高い所に黒旗を掲げてから出舎させると旗に驚いてすぐに見えなくなります。黒旗の高さは地上から10mほどです。1時間過ぎたら下ろします。いつになっても帰舎せず、今朝はたまたま一時的に上空に来たところをシャッターを切りました。再度、どこかへ行ってしまい、その後、時間どおりに帰還しました。
 
P1020343 【梅に囲まれた鳩舎】
 
 選手鳩鳩舎は、原則的に雛のうちは影響が少なくとも、選手になってから最後まで室内を改造すべきではありません。
 
 ずっと同じ鳩舎内のままが帰巣本能向上に効果があり、人間の都合で変えるとレース鳩の心理にとってマイナスと考えられます。鳩舎の構造は一部屋が3畳以内が落ち着き、自分の止まり木から猛禽や猫など天敵の姿が見えない構造が鉄則です。
 

| | コメント (0)

2017年2月 2日 (木)

レース鳩飼育によって考える人間の健康法

3047【飛行機雲と舎外のコラボ・・・もしかして芸術性ありか】

 長い期間レース鳩を飼育して良かったことの一つは、鳩のお陰で職業の同僚以外に、異業種の人脈が広がったことです。レース鳩仲間は広い意味でライバルであっても同じ趣味であることから共通した苦労や喜びを分かち合え、オフ会と称して、県内外の方々との出会いは予想外に広がります。時に彼らは私の家に集まり、一杯酌み交わし、レース鳩を通じたワイドな交流は楽しみの極みです。
 
 ハンドルネームを持ってる彼らとは先ず掲示板などで知り合い、実際に会うチャンスに恵まれ、ずいぶん交流が深まるものです。その範囲は沖縄から北海道まで全国津々浦々に広がり、一方、私も県外へ宿泊を伴ってお邪魔することも多々あります。
 
 訪れたのは国内のみならず、中国内モンゴル自治区を含む広範囲です。国と国との関係は厳しくとも、一人の国民として民間外交は誠に楽しいもので今後も続けたいと考えてます。特に永い年数のレース鳩飼育により、素晴らしい人物との邂逅は生涯の宝です。中でも地元・群馬県内のレースマンであるアルカディアさん、ピジョンクレージーさん、はとさんとの出会いは、血統や飼育法を超越した次元までの交流になってます。
 
P1020326【朝の舎外を終え寛ぐ鳩】
 
 ところで、多くの方々と友人になるチャンスに恵まれる一方、いわゆる強豪鳩舎が飼育者自身の健康上の理由で鳩飼育を断念することが最近、増加してます。近隣連盟を含め折角知り合いになったのに他界した方々はかなりの数に上り、悲しみの極みです。いくら楽しい趣味であっても私たちは「勝負のみに専念し過ぎず」、一度きりの人生なので健康を維持し、いつまでも楽しいレース鳩飼育を、そして、レース鳩を通じて培った友人関係を続けたいものです。
 
  このことはレース鳩以外でも同様で、私の関係してるサクソフォーン関係では、クラシックサックス奏者として世界のパイオニア的存在であったフランスのマルセルミュール氏は世界有名人100才に顔を連ねてます。
 
 近年、故人となられても私が目指すものは氏のような正しい呼吸法の習得と、クラシックサックスの魅力ある音色と共に、この楽器の演奏自体を自らの健康につなげることです。それは心肺機能を刺激です。健康であって音楽であり、レース鳩飼育です。
 
 私たちは動物なので新鮮な酸素を吸うことが健康の基本と考えるとき、生活空間にどれだけ酸素が維持できているか常に意識する習慣が大切です。
 
 音楽家にありがちな、音が外部に出ないために狭い地下空間などで長時間練習することがあると伝えられますが、もしかして酸素不足になり臓器に異常をきたすことも考えられます。どんな場面でも、新鮮な酸素を取り入れてることを第一と考えるべきで、音楽で一流になっても健康を害してはなにもなりません。私たちは大勢が集まる特に狭い室内では、換気を忘れてはなりません。
 
P1020318【今朝の舎外で立てた黒旗】
 
 ところで、レ-ス鳩飼育でも健康上考慮すべきことは舎内の空気です。鳩舎内の空気は上下や縦横に換気できることが基本です。若き日、20代に先輩に教わった話は今でも脳裏から離れません。それは「鳩舎全体を煙突にする」ということです。一般的に意外に気づかぬことです。空気は温まると上昇する性質があり、このように教えてくれたのでしょう。
P1010989【二階と一階の間の換気口】
 
 ところで、毎朝の舎外時間はぴったり1時間で、どこへ行くか出舎と同時に姿が見えなくなり、決まって1時間で鳩舎上空へ戻ります。私はNHK朝ドラ「べっぴんさん」を見ることから、現在は7時15分に舎外を始め、朝ドラが終わるころ集団が帰還するので三階の黒旗を降ろし、飛翔中の鳩を口笛で呼び込み、すぐに餌を撒きます。それは大麦三割の餌です。
 
P1020316
 
 配合飼料に混ぜ、あくまで舎外用でレース用ではありません。レース日に逆算し、餌は工夫して次第に脂肪分を増やします。大麦は一般に想われてるよりエネルギーがあり、腸壁を刺激することから時間の経過とともに極度に空腹感を感じさせる特徴があります。
 
 これを私は日本鳩レース協会元会長で医学博士であった並河靖著「作出と競翔」から学びました。この著作は日本におけるレース鳩専門書の永久保存版でしょう。私にとって福音書です。こんなことから舎外後、鳩は大屋根や電線に止まりません。もし、止まっても一時的で、すぐ入舎します。
 
 舎外では、いわゆる遠征=ランニングしてるので飛翔してる姿を確認したくても、見つける方法はありません。これはレースで飛翔コースが見えないのと同様です。遠征中は鳩舎近辺での飛翔より高度があると考えられ、大麦を与える塩梅はレース鳩調教において有効な方法と実感してます。
 
P1020327  
 実は、私自身もここ数年来、大麦を常食とし、肝心な大腸は快調で、便秘とは縁のない生活になってます。人間がレース鳩から学ぶこともあるものです。
 

| | コメント (0)

2017年1月16日 (月)

脳をクールダンンさせる鼻呼吸を生活習慣に

P1020126 【私のウォーキングコースである「めがね橋」から見た碓氷峠旧道】

 1月15日、雪の中で行われたセンター試験、そして吹雪の中で行われた都道府県対抗女子駅伝の如く、青春とは心身に鞭打ち夢を実現させるため、一歩でも前へと頑張るものです。
 
 一方、私自身も若いときを振り返ると、本当に頑張ったのは、やはり大学受験の数学でした。元々、数学が苦手であったからです。数学は一歩一歩の積み重ねなので毎晩、深夜まで取り組み、あれほど集中た事は人生になかったように思います。
 
 その後も試験の連続で、2年間のインド滞在から帰国し受験した高校教員採用試験で、こちらは特に音楽に関する分野で、中世から現代までの音楽史を漏れなく復習、移調楽器の編曲法や音程名など音楽理論、ピアノを聴いて楽譜にする聴音、そして実技ではグラズノフのサキソフォーンコンチェルトに挑戦し、音色と効果的なヴィプラートに専念した思い出があります。こんなことで高校音楽教員が生涯を貫く職業になりました。
13669301_973198009469932_6730073602
 
 その後は試験を受けたことがあっても、人生に関わるようなことはなく、吹奏楽部の楽器運搬のため大型車の免許取得、そして日本鳩レース協会による公認審査員試験です。難解なのは距離測定試験の筆算で、地球上は平面でなく球面だからです。
 
 放鳩地と鳩舎位置の二点が緯度経度で度、分、秒とその下の桁で示され、それだけで二点間の距離を計算します。こちらは問題集が市販されてないため自ら問題を作り、反復練習しました。
 
469pxsatellite_view_of_japan_1999
 
 例えば、稚内駅から高崎駅まで、あるいは舞鶴駅から札幌駅までの直線距離をメートルの単位まで計算する球面三角法です。前述の如く生来、数学が苦手である上に対数計算を筆算で行う試験でした。こんなことでも協会から合格通知を受けたときは嬉しく、その晩の一杯は格別でした。昔、大学受験で取り組んだ数学が蘇り、これにより、いっそうレース鳩が好きになりました。
 
 一般的に血統、飼育法を云々言っても、結局、鳩レースとは放鳩地~各鳩舎間の距離が正確に計算されていてこそ成り立つスポーツです。人生と共にあるレース鳩は60年間飼育してます。
 
P1020276【生活空間の温度と特に湿度を調整】
 
 ところで、冬季の健康維持で私たちが最も怠ってならないことは、現実には意外と難しいことで新鮮な酸素を吸うことです。平素、忘れていても酸素は最大の栄養であり、時々にこれについて考えるだけでも、その後の健康度が変わるかもしれません。
 
 新鮮な酸素に入れ替えるには窓を開け、反対方向の窓も開けて通過させるだけです。誤りやすいのは空気清浄機で、新鮮な酸素を生じさせることはありません。細菌や埃を除去しつつ室内の同じ空気を循環させてます。
 
 一方、酸素を肺に入れるには、口呼吸の習慣から脱皮し、徹底した鼻呼吸の習慣化です。鼻呼吸を行うと、より深く吸えます。鼻呼吸は複雑な鼻の内部を瞬時に通過するので、粘膜により埃を除去したり湿気を与えてから肺に酸素を送ります。
 
 無意識のうちに鼻呼吸が習慣化できると「両眼球の奥で、脳のすぐ下にある蝶形胴と篩骨胴」を空気が通過することで脳をクールダウンさせると考えます。身体は温めても、脳は涼しい状態がまさに冷静に働くことから、ぜひ、鼻の通りをよくして鼻呼吸を習慣にしましょう。
 
P1020271 【ショウガ湯とトウモロコシのスープ】
 
 今の時季、身体を内面から温めるには昔の人の知恵で、ご覧のショウガ湯などは効果があり、寒いままより温めることで鼻の調子もよくなる傾向です。入浴は最高に温まります。また、暖かな日、暖かな時間帯でのウォーキングは効果があります。ウォーキングを習慣化するには自分のお気に入りコースを持つことです。 
 
P1020191
 
 身体を外面から温めるには室温を一定に保ち、前述の通り、時々、換気を励行することと思われます。あと、二週間余りで立春です。思い切り野外で活動できる季節はどんどん近づいてます。 
 

| | コメント (2)

2016年12月22日 (木)

鳩と飼育者の信頼関係・・・1時間の遠征に

Photo_3 【以前に撮影した鳩舎上空・・・遠征中の飛翔は撮影不可能】
 
 11月初めより本日まで気温の関係から飛びやすいこともあってか、出舎するとすぐに姿が見えなくなり、なかなか帰還しません。朝の舎外は太陽が出てから30分経過すると空気が多少温まり、飛びやすいようです。こんなことから当舎では7時15分前後に出舎し、8時20分頃に鳩舎上空に帰還です。
 
 口笛により低空飛行となり、全鳩、近くの母屋か直接鳩舎に舞い降り、入舎を始めます。近くに電線があっても、そこに止まることはまずありません。口笛と共に直ちに床に餌を撒き、鳩は先を争って一気に全鳩が入舎です。
 
 このような状態は飼育者にとって管理冥利に尽きます。私は上空の鳩に・・・飼育者の姿を見せる・・・口笛・・・鳩舎に降りるや否や餌を撒くこの「一連の約束」を大切にしてます。
 
 鳩には1時間遠征して帰れば飼育者から必ず餌がもらえるという関係を脳に叩き込みます。ですから嘘をついてはなりません。飼育者は鳩が「餌を啄ばむ速さ」を観察し、それにより撒く量を調節します。
 
Photo【展望台兼入舎口】
 
 レース鳩が健康な状態を維持する目安は、高度ある飛翔、遠征する舎外です。このためには飼い主は試行錯誤の連続でも、特に【よく飛んだ時のことを振り返り】、それは混合飼料のバランスであったり、餌の乾燥度であったり、舎外の時間帯、天候、黒旗の高さ、大きさなど、飛翔にとって良い条件が揃うと、鳩の動きは一変します。
 
 以前にも記述しましたが、今の時季レース鳩にとって大切な餌の調整は大麦の塩梅と確信します。大麦を2割ほど混合飼料に混ぜると、飛び方が変化します。
 
 これは大麦自体「人間が思ってる以上にエネルギーがあったり」、馬力となる栄養素があっても、大麦は繊維類の最右翼であることから、腸壁を刺激し、消化を助け、「空腹感」を感じさせます。
 
  餌を少なくするのでなく、エネルギーがあっても【空腹感を感じさせること】が飼育者のテクニックと考えます。
 
P1020146_2【N鳩舎へ行くスチール号直仔♂】
 
 ところで、写真の鳩は隣の連盟N鳩舎へ行く「スチール号直仔」です。N鳩舎は今夏、富岡市で行われたピジョンクレージー鳩舎(吉田鳩舎)による「2016年・国際オリエンタルカップ700K全国優勝祝賀会」で知り合った方で、先日、初めて鳩舎訪問させて戴き、相当熱が入ってる方とお見受けしたことから、ぜひ、私の1ペアーを使ってもらうことにしました。このBC♂はチャンピオン「スチール号」の直仔です。
 
 「スチール号」はプロンク鳩舎作翔で2001年7月8日モントバーン~北部オランダ1022K、5796中総合優勝は翌朝3時34分の打刻です。この時季、北部オランダは白夜であることから帰還地まで一気に飛んだ可能性がある鳩です。分速1484m。
Photo_2【ありし日のスチール号雄姿】
 
 「スチール号」は当舎に数年在舎し、孫に「稚内モザイク号」を輩出し、現在、直仔が数羽います。この血が新進気鋭N鳩舎で蘇ってくれることを期待してます。
 
 一方♀は「稚内モザイク号」の娘です。この鳩の姉妹は北海道「デカ橋鳩舎」へ行ってる「カッキーチェ」と同腹姉妹です。「カッキーチェ」直仔は舞鶴~北海道間GN総合7位の偉業を成し遂げました。
 
 この2羽は♂♀でも、母が同じ「ネナ号」直仔なので、近親になることからN鳩舎ではペアにせず、他の長距離血統との交配がよいと考えます。   

| | コメント (0)

2016年11月14日 (月)

11月~12月のレース鳩には大麦2割の餌

P1020031 【カッキーチェの同腹姉妹・現当舎種鳩】

 近年、北海道の鳩友「デカ橋鳩舎」へ送った当舎作「カッキーチェ」♀の直仔が東舞鶴~北海道間GNで総合7位になり、その旨の連絡をいただいたときの嬉しさは今でも忘れません。この結果を引き出したのは、デカ橋さんはもちろん、銘ハンドラーである奥様のレース鳩に対する感性、及び「カッキーチェ」の配合♂との相性が極めて良かったからと考えてます。

 写真の鳩は「稚内モザイク号」の直仔で種用に作出した♀です。カッキーチェの同腹姉妹でカッキーチェに似てます。同腹2羽のうちどちらをデカ橋鳩舎へ送ろうかと考えた際、一瞬の閃きで少々白っぽい方を北海道へ送りました。

 それには理由があり、少しでも猛禽対策として有利と考えたからです。関東以南などでは一般に白系統は目立つので不利と考えられがちですが、東北地方から北海道にかけての冬から春の季節は遠方の山々が雪をかぶってるので、猛禽から見た場合、背景の白さから白っぽい鳩の方が狙いが定めにくいと考えられるからです。

P1020022

【今の時季、混合飼料に大麦2~3割混ぜた飼料を種と選手に】

 ところで、飼育面ではレース鳩は健康度がレースを左右する最大の要因ではないでしょうか。日々の体験では鳩が餌を食べる動作の観察こそ「飼育者と鳩との対話」の機会です。鳩は空腹のとき飼育者の手の動きをよく見てます。ここがレース鳩飼育者の感性が磨かれるときです。

 餌を与えるときは、いつも空腹で舎外から真っ先に鳩舎に飛び込むことが健康の証明です。空腹とは餌を余り与えないことではありません。【消化が早い餌を与えること】です。

 11月~12月の今こそは春に向け、日常の管理がゆるがせにできないときです。ご覧のように、乾燥した大麦を混合飼料に2~3割混ぜてます。現在は作出前の種も選手も同じ餌です。

 一般に寒い時期は脂肪分の多い餌が選ばれる傾向であっても、同時に繊維性飼料の中心である大麦が健康に有効であることは鳩レースの先進国でも知られてます。つまり、大麦は消化が大変に良いのです。このことは健康的な糞を見て納得できます。

 要するに皮のゴツゴツした繊維が消化に不可欠であり、特に食欲旺盛な時こそ大麦を多めに含んだ餌を与えると、舎外において遠征という形で健康度に結びつき、結果的に1時間の舎外からの入舎は我先の状態になります。近くの電線に止まってることなどありません。この空腹時こそ、レース鳩飼育者の思う壺です。

P1030620

 現・デカ鳩鳩舎の種「カッキーチェ」の両親です。左が父「稚内モザイク号」(当舎作翔)、右が母「ネナ号」直仔(香山鳩舎作)。ネナ号直仔BC♀はValue pigeon鳩舎に在舎してます。

 

| | コメント (0)

2016年10月24日 (月)

遠征する舎外、高度ある舎外をめざす工夫

14712526_1242355262494960_167730094 【ピジョンクレージー鳩舎(吉田鳩舎)のオリエンタルカップ全国優勝鳩】

 上の鳩は日本鳩レース協会発行「レース鳩誌」今月号(10月号)の表紙を飾ってる鳩です。

 私と同じ上州連盟の吉田正徳鳩舎【別名value pigeon鳩舎】のレース鳩に対する知識、及び、研究熱心さ、そして何より謙虚なお人柄に常に私は敬服してます。今回、日本の精鋭が一堂に会して行われた八郷700Kオリエンタルカップレースで、悲願の優勝をされ、心底より祝福の気持ちで私の胸は熱くなってます。

 彼のレース鳩に対する情熱の表れは、第一に「血統について」これほど詳しい人は少ないでしょう。例えば、私は岐阜の香山鳩舎からすでに十数羽を導入してますが、彼は当舎を訪れ、それらの直仔を見ると血統を当ててしまいます。これには驚きます。

 おそらく血統についての豊富な知識により、手に持った感触、羽色、立ち姿、表情などで分かるのでしょう。レース鳩の血統に対する彼の感性は個体の特性と結びついてます。

 なお、今回のオリエンタルカップ優勝鳩earnst wishの命名において、悲願達成の気持ちを織り込み、私も少しばかりお手伝いしました。

 ところで、先日、世界文化遺産で有名な群馬県富岡市の料亭において吉田鳩舎の全国優勝祝賀会が開かれ、以前よりお付き合いがあることから招待を受け、全国各地のレースマンとの交流の機会に恵まれました。早速、広い意味で同僚N氏と知り合いになれました。驚いたことに彼は以前より私の拙いブログにアクセスいただいてたとのことで驚くと共に嬉しく感じました。

P1020840 【秋の個人訓練・・・前橋東高校の東の田んぼ】

 ところで、最近は鳩も暑さから解放され、朝、舎外で出舎させるや否や姿が見えなくなります。鳩舎の周囲にはいつになっても姿を見せず、1時間以上の遠征です。すでに猛禽に遭遇しても、素早い対処法を身につけたのでしょうか、遠征しても羽数が減りません。遠征のよさは帰舎すると入舎が素早く、近くの電線に止まらず鳩舎に降ります。

 よく起こりうることで鳩が近くの電線に止まる理由は、1、餌のやり過ぎで身体が重い、2、前日の夕刻の餌のやり過ぎで空腹感がない、3、暑さや酷使で疲れが残ってる、4、レース鳩は習慣化する動物のため悪い癖で止まる、5、訓練不足など。

 私の場合、この対処法は出来る限り大きな黒い旗を高い位置で振ることです。カラスが嫌いな鳩は旗が動くと、一瞬カラスと勘違いするのか、飛び立ちます。出舎時に大きな「黒旗が揺れて見えることがポイント」で、驚いて遠征しやすいです。

P1010881 【3階から屋根の上まで伸びる黒旗】

 ゴミ袋を切って二倍の大きさにします。鳩は動体視力が優れてるので旗が揺れると反応し、鳩舎から遠ざかります。また、25キロ以内の訓練では集団訓練より、単羽放鳩が断然効果があり、飛翔力はもちろん、方向判定能力、孤独な戦いを陶冶できます。2羽で行うことも可能です。

P1030243 拡大してご覧ください。写真の鳩は当舎の父「稚内モザイク号」×母「サハリンブラック系」による交配で生まれた「モザイク二世号」♀です。目が何かを予感させます。これに似た鳩がいくつか在舎してます。

P1010896  餌については混合に大麦を少々加えると、鳩の調子が上がる傾向です。もみ殻により腸壁が刺激されるかもしれません。また、餌の量について私の場合、撒き餌で【量は啄ばむ速さ】で決めます。体調は日に日に異なるので一日何グラムと決めるより、「食べるスピードを観察」しながら与え、速さが鈍くなったら給餌を終わります。

 天高く翔び、遠征する舎外は鳩の健康が良好であることを示し、レース鳩飼育者の一つの喜びです。 

| | コメント (0)

2016年10月17日 (月)

元鳩協会長・並河氏の壮大な夢を実現させたい

12493744_848021578654243_4575276593 【当舎の朝の舎外運動】

 ここへ来て、衆議院の解散がにわかに波立ってきました。解散するからには与党にとって断然有利となる状況が起こるかもしれないと考えられます。衆議院議員の任期が半分過ぎれば、いつ解散になっても不思議はなく、現時点で安倍首相は解散を考えてないと公言しても、火のない所に煙は立たず、来年4月~5月に衆議院選挙が行われる公算は日に日に増してるような情勢です。しかし、与党が断然有利となる事案とは何でしょうか。

 一方、年末にロシアのプーチン首相の来日が決定してます。戦後70年間の懸案事項である日露平和条約の締結に向け、今度こそ後退より前進の可能性がありうることではないでしょうか。

P1010875 【レースマンにとって旧約聖書である並河靖著・作出と競翔】

 ところで、レース鳩飼育60年の私はレースを始めた若い頃、また、少々、勝利を味わい始めたり、稚内GNから帰還し始めた頃、この「作出と競翔」を幾度となく読み返したもので、このような名著はそうは見当たりません。今でも、時折、目を通し、特に単羽訓練の必要性を熟読してます。

 現在、種になってる「稚内モザイク号」は、持寄り前に2回、25Kを単羽訓練したことが功を奏しました。この名著は私にとって生涯の福音です。

P1010876【作出と競翔より転記】

 並河氏は長きにわたり日本鳩レース協会会長の要職にあり、戦時中は中国北部の戦場に軍医として赴き、また、現地で軍用鳩の飼育に従事されました。

 一方、私は氏が会長を退かれる頃の「日本鳩界への思い」を綴った文章を拝読し、心から感銘したことがあります。それは何とも崇高にして壮大な鳩レースへの夢です。今は亡き並河氏の壮大な夢が実現する日は近づいてるかもしれない。

89ad29ee542970d2e50a4e7432491bd1  氏曰く、未来に北方四島【択捉島、国後島、色丹島、歯舞諸島】が我が国の帰属になった暁は、日本中の鳩飼育者が「一同に参加できるレースが可能になる」と話されました。つまり、北方四島から鳩を放すという壮大な計画です。これはGNクラスの俊鳩でなくては帰還が難しくても、今までなかった日本中のレースマンがで同一放鳩地からのレースという画期的な並河氏の夢です。まるで、ヨーロッパのレースのようです。

 おそらく日本のどの地点から距離測定しても、稚内からの距離とほぼ同じでしょう。

P1010873【作出と競翔より転記】

 ところで、ヨーロッパの鳩レースはその殆どがスペインやフランス南部など南方からの放鳩であり、北方の鳩舎へ向けるレースです。つまり、鳩は南から北へと同一方向です。しかも、1000Kレースでは国際レースになります。

 一方、日本の放鳩地は東西南北いろいろで、レースが行われる日はほぼ同じであることから、日本上空では行き先の異なる鳩が縦横無尽にすれ違い、時には第一集団同士が衝突することが起こります。この状態は鳩にとって極めて飛び難く、失踪の原因は猛禽類の出現のみでなく、異なるレース方向による摩擦と考えられます。

 年末の日ロ会談から目が離せません。故・並河氏の夢はもちろん、全国民にとって念願の島々の日本帰属が来る日を心底より期待してやみません。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

anti-aging | Anti-locomotive syndrome | anti-sarcopenia | anti-senile dementia | Audi TT Quattro | English pronunciation | facebook | ISSからの景色 | My Soprano Saxophone | New Year's resolutions | お薦めの散策コース | お酒の飲み方 | がん予防 | ご挨拶 | しだれ桃の世話 | インド生活の思いで | ウォーキングの効用 | エクステリア | エコの実践 | グルメ・クッキング | ゲーム | サイクリング | サマータイム | サルスベリの育て方 | スポーツ | トキの野生化へ | ビール | ピアノの練習 | ファッション・アクセサリ | ブログについて | ホームコンサート | ボケない方法 | ボランティア―活動 | レース鳩 | レース鳩の世代交代 | レース鳩の交配 | レース鳩の夏の健康管理 | レース鳩の血統 | レース鳩の訓練 | レース鳩の雛の餌 | レース鳩の餌 | レース鳩の馴致 | レース鳩の高度ある舎外 | レース鳩・帰還後の手当て | レース鳩持寄り前の調整法 | レース鳩梅雨時の管理 | レース鳩飼育者の健康維持 | 一人暮らしの健康維持 | 七夕について | 上毛新聞「ひろば」に掲載 | 上毛新聞に連載 | 二十四節季 | 二十四節気 | 交通安全 | 人命救助 | 人生 | 住まい・インテリア | 体脂肪率 | 倉賀野のすばらしさ | 倉賀野の七不思議 | 健康 | 健康的な冬の過ごし方 | 健康的な夏の過ごし方 | 健康長寿 | 健康食 | 健康食品 | 先人の知恵 | 八重桜 | 内視鏡による検診 | 前立腺 | 動物愛護 | 古代史 | 君子蘭 | 吹奏楽演奏会 | 呼吸筋 | 国際交流 | 地球 | 地球環境 | 大腸の健康 | 天体 | 夫婦 | 夫婦の絆 | 季節の移り変わり | 学問・資格 | 安全な入浴法 | 安全パトロール | 室内楽の楽しみ | 家族 | 寒中の過ごし方 | 小学校の英語教育 | 庭の石の不思議さ | 庭作り | 心と体 | 心の温かさ | 恋愛 | 愛車の手入れ | 愛鳩の友に掲載記事 | 我が家の仕来たり | 我が家の菜園 | 持寄り前の調整 | 指揮法 | 携帯について | 携帯・デジカメ | 教育 | 文化・芸術 | 旅行・地域 | 日中友好 | 日本の安全 | 日本シャクナゲ | 日本シャクナゲの育て方 | 日米関係 | 日記・コラム・つぶやき | 星座 | | | 杉の木 | 果物の木 | 柴犬「ころ」 | 植物の生態 | 樹勢よくする方法 | 樹木の天敵 | 次女Marie Persimmon Marsh | 歯の健康管理 | 母の思い出 | 比較文化 | 気候変動 | 気象 | 決意 | 海外日本人学校 | 渡り鳥 | 火山の噴火 | 災害への備え | 父の思い出 | 生活習慣病の予防 | 発声法の研究 | 発電所 | 登山 | 百日紅 | 目の健康 | 石楠花の手入れについて | 神秘なこと | 私のウォーキング | 私のクリスマス | 私の経済展望 | 種鳩の管理 | 第九 | 筋トレ | 素敵な女性 | 経済 | 経済・政治・国際 | 経済講演会 | 群馬のいい所 | 群馬の日帰り温泉 | 群馬の秘湯めぐり | 群馬の自然 | 群馬県の世界遺産 | 群馬県民の声援 | 肉体の鍛錬 | 胃の内視鏡検査 | 背骨の運動 | 腰痛対策 | 自然 | 自然界の掟 | 自転車的生活 | 花木 | 花桃 | 花梅 | 若さの維持 | 英作文 | 英語のボキャブラリー | 英語の勉強 | 草花 | 落ち葉の再利用 | 蔵人 | 藤の咲かせ方 | 血圧対策 | 血流の促進 | 血液検査 | 血糖値を下げる | 西洋シャクナゲ大輪 | 親の役割 | 観葉植物 | 語学 | 谷川岳遭難救助の鳩 | 赤紫の藤 | 超音波による検診 | 趣味 | 足腰の鍛錬 | | 車の運転心得 | 近所の交流 | 選手鳩鳩舎の構造 | 長寿について | 防災 | 集中力を高める | 雨水の有効利用 | 青春真っ只中 | 音感 | 音楽 | 音楽会 | 音楽教育 | 頭の活性化 | 高崎のいい所 | 高崎市 | 高齢化社会 | 鳩レース | 鳩月刊誌ビクトリアル | 鳩舎の改築 | 鳩舎の構造 | 鼻の健康法 | 1年を振り返って | 1月1日の天文 | MRIによる検査