カテゴリー「教育」の15件の記事

2017年3月 9日 (木)

驚き!ドイツ日本人学校へ派遣されるS君に会う

P1020378【ドイツへの門出を祝うように咲く白梅】

 先日、前橋市のロイヤルホテルで行われた海外日本人学校派遣教員の壮行会に出席したところ、会場に入るや否や「柿沼先生、暫くでした」と一人の若者が私に声をかけてきました。咄嗟のことで、何事かと思ったら「前高時代に先生に音楽を教わったSです」とのこと。
 
 今回、海外へ派遣される教員の中に教え子が入ってるとは全くの予想外で、驚きの余り、対応する心に準備ができていませんでした。
 
 壮行会が始まる前に彼曰く、【先生の授業がとても印象に残っており、授業でクラシックギターを取り上げ、全員が禁じられた遊びを弾けるようにしてくれたこと、ソプラノサックスを演奏してくれたこと、世界の国歌を何ヵ国も教えてくれたこと、授業の合間に、レース鳩の楽しさと先生が飼育してた一羽の鳩が日本海を越え、中国内モンゴルまで飛んで行き、その鳩に夏休みに会いに行かれ日中友好の交流をされて来たこと、中でも、最も深く記憶に残ってることは、先生が最初の就職でインドのカルカッタ日本人学校に勤務された話です】と話してくれました。
 
P1020420 【海外日本人学校派遣壮行会プログラム】
 
 今回の壮行会で5名が派遣されること、及び派遣者名については本部から事前に連絡をいただき、S君の名も知らされてました。しかし、前高での授業から大分経過してることや、事前にすべての教え子9000人の中の一人を思い出すのは難しく、まさか今回、派遣される教員の中にS君がいるなど全く考えてもいませんでした。こんな驚きを得て、壮行会に出席し本当に良かったです。
 
 彼は前高時代に野球部所属であり、私は仕事柄、野球応援には吹奏楽部の生徒と何度も行きました。今回、彼に会い、背も高く、精悍な容貌、見るからに揺るぎない精神の持ち主であることに逞しさを感じつつ、すでに群馬県内で教員されてることから、随分、立派な教員と、職業魂が溢れんばかりの風貌を確信です。
 
P1020472【昔、インド滞在中、春休みにカトマンズ旅行・・小生右】
 
 ところで、S君の言によると、私がインド・カルカッタ日本人学校に勤務した話が、高校生の彼の心に深く残ったようで、もし、それが「切っ掛け」の一つとなり、今回、ドイツ日本人学校へ派遣されることに繋がったとしたら私も嬉しいです。
 
 一般論として、「教師の仕事は」と問われると、専門教科を通して目の前の児童・生徒が将来、大きな「夢の実現に向かう気持ちを育む」ことと共に、何と言っても、心身ともに逞しく「旺盛な探究心を持つ人間」をめざす一役を買うことではないでしょうか。
 
 これから3年間ドイツに暮らすS君には前高での音楽の時間に、ドイツ歌曲などドイツ語の読み方の基礎は扱っており、有名なドイツ国歌についてはハイドンの弦楽四重奏であることから幾度となく聴いて、身についてます。日独交流の際には日本の教員として立派に民間外交を果たしてくれるものと思います。
 
 今回、私は派遣される5名の先生方に事前に書いておいた激励文を手渡しました。その要旨の一部は、学校業務が第一であること。現地語を学んで現地の方と交流を深めること。休日は住まいを拠点とし「何でも見聞、何でも体験をモットー」にしてほしいこと。
 
 一方、語学は習うより慣れろで、生活で毎日使って身につくもの。英語と現地語に囲まれた環境とは「羨望の的」に身を置いてます。ぜひ、国際理解教育の最先端にいる誇りを胸に職務を全うしてほしいです。
 
 特に、若いS君、おっと失礼、S先生には、この千載一遇のチャンスを生かし、ドイツ・ハンブルグで意義ある教員生活を送ってほしいです。
 

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2017年2月 6日 (月)

忘れられない担任の言葉・・・担任の仕事とは

P1020503【県立前橋高校で】

 今は亡きS先生は倉賀野中学校で私の担任であり、理科教育と部活でお世話になりました。卒業以来、同窓会や偶然に街角でお会いするだけで殆ど話す機会がなく、その後、残念にも亡くなりました。しかし、担任として先生の話された言葉が半世紀以上、経過した今でも私の脳裏から離れません。あるいは、その言葉が後押しとなって、無い頭を絞り、拙いブログを1400回以上、更新してるのかもしれません。今後いつまで書き続けられるでしょう。
 
 S先生曰く、「人間の脳とは、いくら詰め込んでも入るもの。容量に限度がない」という教えです。また、人の話を聞くときは「メモを取って聞く習慣を持つべき」というものです。後者について、後に私は教員になってから上司や指導主事が話す内容をメモする習慣が備わりました。
 
 人間の脳とは「いくらでも入る代わりに、いくらでも忘れるもの」。その点、後日、メモを見るとその要旨が蘇り、改めて一人で吟味できるのです。それが蓄積すれば、教育に携わる者としてポイントが把握でき、座右の銘になります。
 
P1040728【インド・カルカッタ日本人学校】
 
 一方、私の中学時代から高校時代における進路希望は就職で、教員を全く志望してませんでした。しかし、高校時代も個性溢れるH先生との出会いにより、急遽、音楽専攻での大学進学を薦められ、結局、先生の熱意が元で、生涯を通じた職業は教員となりました。しかし、H先生も既に故人となり寂しい限りです。
 
 私が勤務した学校は写真のインドの日本人学校に始まり、帰国後は支援学校、そして高校4校です。特に青年教師時代から40代までは毎年のようにクラス担任となり、教科から離れた生徒指導の業務に忙しさと喜びを感ずる日々でした。
 
 しかし、今となって振り返ると、20代の榛名高校時代や30~40代の高崎商業高校勤務時代に、どれ程、彼等の「生き方を変えられるほど、ためになる話」ができたか、恥ずかしい思いです。最初、インドでお教えした小学生はすでに還暦です。
 
 タイトルの如く、担任になっても担任の仕事内容について、先輩教員からの研修会はなく、日々、試行錯誤で取り組むほかはなく、失敗に失敗を重ねつつ、20代を過ごしました。同様のことは教科指導でも失敗の連続で100回に1回ほど上手くいったくらいです。上手く行ったときの内容と方法を覚えておき、それに味付け、肉付けし、授業の方は多少、自信が持てるようになったかもしれません。
 
 ところで、今思うに朝、明るい顔で教室に入り、10分間のホームルームほど担任として大切なことはないでしょう。出席を取ることと、連絡事項で5分過ぎます。残った5分こそ担任としての力量が評価される時間です。
 
 日々、「生徒の目を見つつ、生徒の心に如何に新鮮で印象に残る話ができるか」ということではないでしょうか。連絡事項、注意事項のみであってはならず、「担任は話の幅の広さ・深さこそ磨くべき」で、テーマは森羅万象を対象とし、「よし、今日はこの話をするぞ」」と意気込んで学校に向いたいものです。担任と生徒は目を見ながら、言葉でしっかりつながる関係でありたい。
 
 特に、クラスの生徒が部活・勉強、その他の場面で「頑張ったことを見逃さない担任」でありたいものです。
 

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2016年10月31日 (月)

倉賀野小学校長の話に感銘・・・集団下校訓練

2498 【近隣のマンション最上階から撮影】

 地元の倉賀野小学校で年間、数回行われる集団下校訓練が本日行われ、巡回ボランティアーとして私も参加し、列をなして下校する小学生たちと共に歩きます。現代は少子化社会といわれても、余りの子供の数に驚き、同時に、未来ある元気な子供たちの姿に心底より拍手を送りたい気持ちでいっぱいです。

 集団下校に先駆け、全体集会で最初に校長先生の話がありました。「集団訓練はだんだん上手になるのでなく、細心の注意を払い常に上手でなければなりません。」の言葉に、小学生は耳を澄まし、自らのこととして捉えられたように感じ取れます。子供たちの心に響くスピーチは難しいものであっても、真剣に的確に子供の心に訴えるご指導に頭が下がります。

 これは先生方による教科指導と共に、平素の生活指導が功を奏してる表れでしょう。どの子供も、きちんと話を聞く生活習慣が身についてように見受けられます。

P1030052 【私たちが倉賀野小のときに中央玄関にあった由緒ある書】 

 一見して本日の地区ボランティアーは70~80名で、皆さん、パトロール用の服を着てるのですぐ分かります。これらの人たちが各地区ごとに子供たちと共に通学路を通り、子供の家の近くまで歩きます。

 信号では一度に全員が渡り切れないので、信号の地点から列が分散しても、それぞれ地区パトロール役員がついており、子供たちだけで歩くことはありません。

P1010143

 ところで、先日は群馬県内で不審なメールが教育委員会に届いたとのことで、県下の小学校では臨時に下校対策を行い、倉賀野小でも訓練でなく「本番として」集団下校を実施しなければなりませんでした。私たちにも緊急連絡が入り、学校へ集合し訓練と同じように「無事に下校」させました。

 結果的に事件は起こりません。これは、いわゆる愉快犯と考えられます。年末を控え、社会が慌ただしくなる時期になり、「常に防犯意識を持つ子供」に導くべきは大人です。

 私は一人暮らしのため、家に通学する小学生はいませんが、近所の二軒に小学生がいることから、平素より、交流を深めるよう努めてます。遊びを通して子供と人間関係ができてこそ、大切なことを聞いてくれると思います。

P1010147 【倉賀野一大きな欅の木は倉小の南にある】

 推定200~300年前の江戸時代に生を受けた大きな樹木も最初は実生から生え、風雨に晒され、倉賀野小学校の子供たちを見ながら巨大な欅に成長しつつあります。

 この樹木は倉賀野の七不思議です。実はこの欅の幹の途中には大きな穴があいてます。家の人に尋ねたことがありますが、理由は不明で昔からのことだそうです。

 子供たちは思いのほか早く成長します。小学生のうちに学習法や健康増進など人生の基盤を培ってやるべきは大人であり、愛情を持って「鉄は熱いうちに打て」です。

 学校のみに任せず、「将来ある子供」の成長に資することこそ地域の大人の役目です。集団下校はとてもよい交流の機会でもあります。 

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2012年7月30日 (月)

靴下の線が14本になる高崎商業・・・甲子園出場

P1020508 【読売新聞より転記】

 先日行われた高校野球群馬大会の決勝戦では、エース同士の投げ合いとなり、高崎商業が2-0で桐生市立商業を破り甲子園の切符を手にしました。高崎商業にとって夏11回目の甲子園出場です。

 高崎商業は地元では高商と呼ばれ、戦前4回、甲子園に出場し、特に昭和13年の第24回大会ではベスト4に進出。これが高崎商業の歴史を飾る最高記録となり、古豪といわれる所以です。

P1020514 【昭和13年、準決勝を伝える当時の新聞】

  昨年の群馬大会では決勝戦敗退。「今年こそ甲子園へ」と選手の思いは強く、それは昨年夏の決勝戦。

 決勝戦の日は試合前、午前7時から相手チームの投手対策として145Kに設定した打撃マシーンを打ちこみ、選手たちは好感触を持ったと伝えられます。

 その感触が大きく生きたのか、初回の4安打につながり2点先取です。何事も、本番直前に【身体に実戦の感覚を呼び起こすこと】は、精神、肉体両面がはっきり目覚め、非常に効果があると考えられます。

 P1020502_2  タイトルの如く、これが高崎商業の甲子園出場回数を示す靴下の線です。全部で13本あり、これに今年1本加わります。このまま出場回数が増えたらどうするのでしょう。

 線は色別になっており、紺は戦前の回数4本、オレンジは戦後の夏の回数6本、下のエンジは春のセンバツ3本で、合計13本です。今年の甲子園大会ではオレンジが1本加わわり、全部で14本になり、戦前から脈々と伝わる大先輩の業績を忘れず戦います。 

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2011年4月26日 (火)

危機感が記憶力を高める・・ピアノと英単語に応用

★東北巨大地震による津波で犠牲となられた多くの方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された方々の一日も早い復興を日本中で助け合いましょう。特に農産物や海産物の風評の撲滅に努めましょう。

 写真はお洒落なインド女性です。重い水がめを頭に乗せ、一見この姿が生活習慣に見えても、バランス感覚が脳によい刺激を与えてると考えられます。

 数学における0の発見はインド人であり、釈迦が仏教の悟りを拓いたのもインドのブダガヤです。

 今やIT関連を中心として新興国経済の最先端にあるのがインドです。私たちが学生時代に習ったことは「カースト制の貧しい国」という概念でした。しかし、現代はこの概念から脱皮してるようです。

 しかも、日本のように英語が学校の科目としてのみ存在せず、日々の言語生活で欠くべからざるものです。この他、本来のヒンズー語などは自由自在で、羨ましい限りのバイリンガルを司る脳は何から来てるのでしょう。

P1010918 【インドを専門とする北村真画伯展より】

 頭に物を乗せ目的地まで運ぶには、背筋がピンとする身体のバランス感覚はもとより、愛する家族のために大切な水をこぼしてはならない【危機感が脳を刺激している】と考えられ、猫背では問題外です。一方で、この姿勢は血液循環に好影響を与え、脳の活動にプラスしてると想われてなりません。

 ところで、恥ずかしながら私は多趣味でどれも虻蜂取らず気味です。

 主なものは自然散策を目的とした中低山の山登りです。これはいい酸素といい眺めが脳に刺激を与えると思ってます。

 シャクナゲなど花木の手入れを通じて開花までの希望や、レース鳩飼育を通じて遠方からの帰巣本能に神秘性を感じたり、ドライブは未知なる所へと好奇心が生まれます。

 いろんな趣味の中でも英単語のボキャブラリーに挑戦と、ピアノで古今の名作に挑むことは最も自分らしいことと感じます。

 本日のテーマである効果的な記憶方法の一つは、一度、覚えたらその後、睡眠をとることがポイントで、特に英単語の記憶では声を出したり書いたりして覚えたらその後、眠ることがいいようです。

 そして翌朝、同様の方法で復習します。記憶とは翌日の繰返しが効果的で、睡眠中に脳内で整理され、目覚めた後に復習したいものです。また、機会を作って覚えたことを実際に使ってみると、記憶がより着実になると思います。

 覚えたら、どんどん使うことが脳に定着するでしょう。

 レース鳩の場合、自分の鳩舎位置を覚えず、迷っていたら【猛禽類の餌食になる危機感】があり、巣のありかを必死で覚えると考えられます。

 ところが、私たちの場合、英単語を覚えなくても命に別条なく、これが記憶力向上を阻んでいるでしょう。

 ですから、外国を一人で旅することを想定しただけでも、脳の受け入れ態勢は違ってくることになります。

 こんなことから、記憶力を向上させるには、書いたり声を出して覚えたら眠り、翌朝、同様の方法で復習することです。覚えなくてはならない危機感を想定します。そして実際に使って定着させることではないでしょうか。

 ピアノでは10本の指先が第二の脳になるまで日々繰返し、余裕ある演奏につなげたいものです。

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2009年1月23日 (金)

結婚式での奇抜なアイデアとその後の生活

 どうしたことか中学・高校時代から好きな科目が音楽と英語であった。それ以来、この二つに対する気持ちは今でも変わらず、日々の生活から離れることはないです。少年・青年時代の心的刺激や教師から受けた印象は成人した後の生き方にまで影響を与えるようです。

 最近、小学校から英語を教えようとする傾向に賛否両論あっても、英語を聞いたり、話したりする【楽しさ】が身につくなら私は大いに賛成どころか、今の小学生に対して羨ましささえ感じます。ましてや小さいうちにネイティヴの先生から教えてもらえることなど夢のようです。私は外国人と言えば、ガムを噛んでる進駐軍を見ていただけの時代でした。えっ~カッキーいくつ。

 小学生時代に最も重点を置くべきことは【正しい日本語】の習得であることは論を待ちません。一方、世の中のグローバル化を考えたり、未来に世界で活躍する日本人を生むためには、英語の習得が必須であることも間違いない事実です。しかし、学校週五日制で各教科とも時間数が減らされてる現状では、小中高ともバランス取れたカリキュラムの工夫こそ肝心です。

 ところで、今の音楽教育では、どの程度、読譜力がつくでしょうか。【楽譜は人類の偉大な遺産です。】文章を読むように、楽譜を見てすらすら読めるでしょうか。これは楽器の力を借りず、音程を正し取って歌えることを指します。また、国語における作文同様、自由に作曲できるまで指導がなされているでしょうか。

 英語の勉強では話す、聞く、読む、書くの4つの領域をバランス良く学ぶことが大切と言われますが、音楽の領域でも同じではないかと考えます。

 それは、話すに相当することは(歌う・弾く)という演奏です。聞くは鑑賞です。読むは知らない曲であっても、「楽譜を見て」メロディーを歌ったり弾いたりできることです。また、書くは作曲です。

 このように音楽の学習領域では「演奏」と「鑑賞」は比較的よく学習できていても、読むに相当する「読譜」、及び書くに相当する「作曲」についてはあまり時間をかけてないように思われます。

 特に、作曲を習うことは皆無に近い状態かもしれません。作曲こそは音楽における創造性の中で中枢であると思います。ぜひ、音楽教育で力を入れてほしい分野です。プロの作曲家が作ったものを歌うだけでなく、自分で作曲した音楽を楽しめるようであったら全く新たな世界でしょう。作曲は作品としていつまでも残るものです。

 プレゼントは目で見えるものも嬉しいですが、例えば、家族の誕生日プレゼントとしてオリジナルな曲を作曲し、プレゼントしてあげたらどうでしょう。目に見えるプレゼントはいつかは消え去ります。作曲したものは良ければ良いほど心にずっと刻まれるものです。

 ましてや、恋人のために素敵なオリジナル作品を作ってプレゼントすれば、彼女のハートを射止められるかもしれません。大作曲家による名作誕生の由来は、そのほとんどが愛する女性のためであり、男性にとって音楽と女性は偉大この上もありません。

 ところが、昔、私の存じ上げてるご夫妻の結婚式でのこと。新郎は「愛する気持ち」を新婦に伝えるため、頑張って自ら作曲した曲を披露宴会場でエレクトーンで弾き彼女に捧げました。しかも、その音楽の始まりは「ラが半音上がった音」、つまりドイツ音名でAis(アイス)の音です。曲の途中も溢れるほどAisの音をたくさん入れ、「愛す」に引っ掛けて曲は次第に速度とともに重厚味を増し盛り上がりました。ついに、クライマックスとなって幸せにも、最後の音もAis「愛す」の音を伸ばし、勇壮にエンディングしたのです。こんな愛の表現もあるのかと若き日の私は驚きました。

 しかし、二人の結婚生活は長続きしなかったのです。私は結婚式での終始Aisの音が詰まったあのオリジナル作品は、「一体、何だったのだろうか。」と思いました。でも、よく考えたら私なりに答えが出ました。

 Aisは「愛す」の音でなく、氷の「アイス」の音だったのかと結論づけたのでした。冷たい訳でした。

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2008年11月 4日 (火)

選抜されるか!高崎商業、前橋商業

 地元・群馬県では高商(たかしょう)、前商(まえしょう)と呼ばれる2校の「センバツ大会」出場が有力になってます。昨日行なわれた秋季関東大会で両校がベスト4に勝ち進みました。例年の出場枠を考えると、関東大会の4強が選ばれる可能性は大いにあります。

 同じ県から2校の出場は珍しく、もし、両校が選抜されれば群馬県では1978年に前橋高校と桐生高校が出場して以来の快挙になります。夏の大会では1県1校なので有りえないことがセンバツでは起こりそうです。

 高崎城南球場で仕事をし群馬各校の選手をつぶさに観察している私の友人の話では、高崎商業の投手は近年稀に見る好投手とのことです。なるほどあれあれという間に県大会優勝し、関東大会でもすでに2勝しました。

 一方、前橋商業も監督の信頼に応えた1年生投手が大活躍です。打撃はもちろんのこと、投手が優れていることは負けない野球に通じることでしょう。

 ところで、前橋商業の監督は高校時代に高崎商業の選手として甲子園を経験、前橋商業の監督になっても甲子園を経験されてます。このため、もし、両校がセンバツ大会に選ばれれば、最も嬉しいのは前橋商業の監督かもしれません。私は昔から彼の母上を存じ上げてます。選手時代、また、監督になっても常に息子さんの試合に駆けつけておられます。

 一方、同様に高崎商業の監督は前橋商業ご出身で選手時代は主将であった。このため両校の現役選手から見ればライバル校の監督は大先輩だ。こんな奇跡とも思われる関係はないでしょう。甲子園出場になれば大きな話題になりそうです。

 私が思うに、両監督の胸のうちは、母校はあくまで心の故郷。しかし、現任校が甲子園で勝利することこそ最大の目標としてる筈だ。甲子園出場が決まった後の両監督の夢は互いに勝ち進み、両校が夢舞台で対戦することかもしれない。

 その時の心境はどんなだろう。きっと、母校の勝利については心で祈り、監督としては現任校の勝利のため最大の努力を払うと思う。こんなことは両監督にとって人生の夢のようなことであろう。稀にみる母校と競える夢舞台は近づきつつある。

  ご存知の通り、夏の地方大会ではどのチームも大応援団は欠かせないもの。しかし、同じ甲子園に通じる大会であっても、秋季大会の応援は地味といわざるを得ません。これは前者が夏休みのこともあり、動員しやすいことがあるでしょう。しかし、甲子園につながるという点では全く同じですから、しっかり応援したいものです。

 その点、高崎商業吹奏楽部は今回、神奈川県まで駆けつけ65名がスタンドの応援をリード。しかも、前日には群馬音楽センターにおいて、部創立50周年の記念すべき定期演奏会を終えたばかり。

 定期演奏会が終了することは3年生にとって部の卒業式のようなもの。それにもかかわらず、翌日は全員で野球応援に駆けつける姿には学校全体の団結力や学校の指導体制がすばらしく、教育として目を見張るみのがあります。

 センバツ大会の出場校を決める選考会は来年1月23日。両校の今後の試合内容や、野球部生徒のみならず学校全体も評価され、総合的に選考されると考えられます。

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2008年10月23日 (木)

いよいよ全国のステージ、頑張れ!富岡東高校音楽部

 香川県高松市で今月25日に開催される全日本合唱コンクールに群馬県立富岡東高校音楽部が出場します。遠方なので応援に行けず、ブログでご活躍を祈念いたします。

 私は6月に「かぶら文化ホール」で行なわれた同校定期演奏会を拝聴し、洗練されたハーモニーの響きに感銘。未だその美しい歌声は脳裏から離れません。

 定期演奏会・第一部最後に発表された組曲<火へのオード>より「火の王よ あなたの国の・・・」(新井和江作詞、鈴木輝明作曲)を全国大会でも自由曲として披露されるとのことです。

 私はこの演奏を聴いていますが、その時の印象は富岡東高校音楽部の「総合的な力」がひしひしと観客席に伝わってきたのです。背中がぞくぞくするような「烈火の」感動は未だ心に焼きついてます。

 顧問教師による指揮のもと、生徒さん全員の響きがよく冴えわたり、訴えが迫ってきたのです。多分、平素の練習において「遠くまでよく響く発声法はいかにしたらよいか」という観点での発声法を追求する方向に、目を向けられてる気がしました。会場へ声がよく透りました。

 今年8月には群馬県で「全国高校総合文化祭」が行なわれ、同校は高崎市群馬音楽センターにおいて全国から高校生を迎い入れる立場で活躍されました。合唱部門ではその中心となり仕事にも邁進されました。それが延いては群馬大会金賞・関東大会金賞と連なり、晴れて群馬県の高校では初めて全国切符を手にする快挙につながりました。

 毎日の練習では、きっと悩みがあったり、辛いことのほうが多かったのではないでしょうか。でも、それが人間としての成長につながり、同時に、より深い音楽表現に結びつき、心一つとなり、集大成として見事な芸術へ開花したと思われます。

 25日の大舞台ではベストコンディションで登場され、比類なき富岡東高校の響きを奏でてください。「人生、全ては時間との戦いと思ってる」佳奈さん、期待してます。

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2007年12月14日 (金)

音楽教育で鍛えてほしいこと

 写真は高崎観音山の頂上にある「躍進」の像です。青年時代においては脳を鍛え、身体を鍛え、そして人格の陶冶が3本柱として重点とされ、これらは学校では教科の勉強と多くは部活動を通してバランスを取ってると考えられます。 

 勉学やスポーツの成績に秀でていても、最後の柱がお座成りになると、積み重ねてきた努力や周囲の期待まで一瞬にして水の泡になることは枚挙にいとまがありません。

 小学生のうちから良い刺激をたくさん与えて小さな時から「考える習慣」を伸ばしてやりたいものです。そして、一人で何でも出来るように生きる力や、自らと人を大切にする気持ちを育んでほしいものです。小さい時から潜在してる可能性をしっかり引き出してやることこそ大人の役目でしょう。

 「教育する」ことは英語でeducateですが、語源はラテン語で「その人の持ってる能力を導き出す」という意味といわれます。教えるというより本来は「引き出す」ということらしいです。

 このような点から、私が学校の音楽の時間で徹底して行なってほしいものに「発声法」があります。人は顔が一人ひとり違うように、声もその人だけの極めて個性的なものです。顔を見なくても誰が話してるか分かります。

 折角、一人ひとり無垢な声が潜んでいるのに、発声の教育がお座成りになると、その特徴ある声が上手く響かず、生涯の損失です。大人になっても声の質に無頓着な人は意外と多いものです。これは音楽の時間に発声法を徹底して教えてない場合があるかもしれません。正しい発声法ができれば歌はもちろん、日々話す声も清々しく、聴いただけでも惹きつけられ、人間的魅力にも一役買うでしょう。

 一方、「声は健康のバロメーター」とはよく耳にする言葉です。はつらつとした声こそ精神も肉体も健全である証拠に思います。マイクなしでも良く通る声を目指し、ものを鍛えるに遅いことはない筈ですから、今からでもよく響く声に鍛えたいものです。

 僧侶の読経には極めて芸術的な響きがする方をお見かけし、感銘を受けることがあります。若いときから徹底した修行によるものと思われます。

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2007年8月26日 (日)

子供の脳を刺激

 少子化に伴ない親はどうしても子供に大きな期待をかけてしまいがちです。確かに子供の脳は才能の宝庫であると思います。「難しいといわれる日本語をなぜ3~4才で話せるようになるのでしょう。」ここに早期教育のヒントがあるように思います。外国人にとって難しい「日本語の抑揚」を正しく操るのですから素晴らしい耳を持ってるのです。

 子供たちが日本語を習った方法で私たちも英語を学習したら今頃はぺらぺらになってるでしょう。しかし、何十年しても話せないのは、子供の方法と私たちが英語を習う方法が違うからと思われます。少しでも子供の方法に近づきたいものです。

 特に、音楽や絵画、英語などは感性に関係する分野なので、子供が特別な興味を示した場合、「親は決してそれを見逃さない」で、学校の公教育とは別に勉強させるべきでしょう。この時こそ才能が大きく開花するチャンスと思います。分野については上記の3つに限ったことではありません。親はあまり教える必要はなく、というより、本来、教えられるものではないし、やたら教えないほうがいい場合もあると思います。

 親が出来るのは教えることより種を蒔くことではないでしょうか。種とはいい環境作りこそ第一と思います。これは「子供がいい刺激を受ける環境」ということになります。展覧会や音楽会などに連れて行き、本物を見せ、本物を聴かせ、本物に触れさせてやりたいものです。また、親は評価をしっかりすべきで、特に、よく出来た時は十分褒めてやりたいものです。

 小さい時にピアノを習わせ発表会に出演する程になっても、受験が迫ってくると9割くらいは良い学校へとやめさてしまいがちです。そのピアノを「いらなくなったピアノ」と称して売られてゆく姿は私は非常に間違ってると思います。人生を豊かにするためのピアノであった筈なのに、これからの人生の幅をわざわざ狭くしてしまいます。新聞やテレビでこの広告を見るたびに、折角、子供の夢を育てるために購入したのに、どうしたことだろうと私は切なくなります。

 私の家の近くには、若くして夭折した画家「かまち」の家があります。お父さん、お母さんとも私はよく存じ上げてます。かまちの才能の素晴らしさの一つは「絵画の作品量が莫大なのです。」幼少のときからの作品をご両親がずっと保管してたことは、親として彼の非凡な才能を見逃さなかったからでしょう。

 未来ある子供にはいろんな所へ連れて行き、本物を聴かせたり、本物を見せたり良い刺激をたくさん与え、脳の芽を伸ばしてやれるのは、親こそできることと思っています。

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