カテゴリー「教育」の23件の記事

2020年11月20日 (金)

西御荷鉾の山頂で雪合戦・・・憶えているだろうか

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 写真は私のウォーキングコースです。高崎市や前橋市から南によく見える二つの峰は、東御荷鉾(みかぼ)と西御荷鉾です。昭和時代に私が高崎商業高校吹奏楽部の顧問をしてたとき、冬休みにこの近くで合宿し、レクレーションで全員が西御荷鉾山に登りました。標高1286mある頂上は広場になっており、この日は快晴で高い位置から高崎などがよく見え、景色は最高。
 
 たまたま雪が積っていたことから金管打楽器群対木管群に分かれて雪合戦になりました。実際にはこの時とばかり、後輩は先輩を目がけ、女子は男子を目がけて投げてました。
 
 当時の生徒さんたちもすでに50代半ば。今でも御荷鉾山の山容を見るたびに頂上で雪合戦したことや、音楽に燃えた青春時代を思い出しているだろうか。
 
 The photo is one of my walking courses. The two peaks that can be seen to the south from Takasaki City and Maebashi City are Mt. East-Mikabo and Mt. West-Mikabo. When I was a teacher of Takasaki High School of Commerce Wind Orchestra in the Showa era(1926~1989), we camped near here during the winter vacation. At that time, all of members climbed Mt. West-Mikabo as a recreation. The summit at an altitude of 1286m is a spacious place, and on this day it was fine so that we could see Takasaki-city from a high position and the scenery is the best and the ground was snowy.
 
 Therefore students were divided into a brass group including percussion and a woodwind group, so they played a snowball fight. Actually, just at this time, the juniors aimed at the seniors, and the girls threw at the boys.
 
 Now, the students at that time are already in their mid-50s. Do they still remember the snowball fight at the summit when seeing Mt. Mikabo and their adolescence burning with music?
 
※上の英文をネイティブの発音で聴くには英文をドラッグしてコピーし、次に貼り付けて下さい。https://ttsreader.com/ja/.
 

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2020年11月14日 (土)

今でも生きてる「担任の言葉」

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 中学校を卒業して以来、半世紀以上も経過しますが、当時、担任であったS先生の言葉が今でも忘れられません。日々、それを信じて過ごしています。その言葉は「人間の脳とは使ったつもりでも1%位しか使っていない。だから未だ未だ、いくらでも入る」」と言うものです。
 
 人生100年時代を迎え、退職後の長い日々を考えるとき、私は語彙の拡充に、ピアノの練習に、この教えが大きな支えになってます。この教えは脳と共に身体運動にも当てはまるように考えてます。
 
 長い人生をより人間らしく生きる上で、このことは誰にも共通する基盤ではないでしょうか。
 
 It has been more than half a century since I graduated from junior high school, but I still can't forget the words of teacher S, who was in charge of me at that time. Still now I believe it every day. The word is, "Even if we used our brain, we used about 1% only. So we still can learn many knowledge as much as we want from now on."
  
 Now is about to the life of 100 years. When I think about the long days after retirement, this teaching is a great support for my vocabulary expansion and piano practice. I think this teaching applies not only to brain, but to move the body.
 
 Isn't it a common foundation for everyone to live a long life more like a human being?
 

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2020年7月30日 (木)

鹿を殺傷する映像を茶の間に流した配慮のなさ

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【モリアオガエルの生息地として有名な大峰湖・群馬県

 昨日7月29日、夕方6時30分よりNHK前橋放送局制作の番組「ほっとぐんま630」で流れた映像に驚いた群馬県民は多かったのではないでしょうか。

 この番組は、群馬県の山岳地帯に鹿が増えて過ぎて農作物を荒らすことから駆除するもので、映像では足かせになる罠を前もって仕掛けておき、その後、現場に行くと、若い鹿が罠のワイヤーに引っかかり、挟まった1本の足が痛くてギャーギャーと苦しんでる映像に始まりました。この悲痛な声と、逃げられずに体をもがき横たわる鹿の映像に、可哀そうで私も目を覆いたいほどでした。

 その後、映像はずっと悲痛な声を上げ、横たわって苦しみ続ける若い鹿の体に対し、今度はハンターが電気ショックを与え続けるものです。その間も、生身の鹿はすぐに死に切れずギャーギャーと鳴き続けています。そして、ハンターによる声が聞こえました。「心臓はここだから、ここにショックを与える」という若いハンターに対する指導者らしき人の声が聞えました。

 お茶の間で夕食を囲みつつ、一家団欒のひと時に多くの小中学生たちや幼児も見ています。この大切な時間帯に、この様な残虐な映像を流す番組に、多くの県民がNHKの無神経さを感じたのではないでしょうか。

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【大塩湖・・・富岡市】

 鹿が増えて農作物を食い荒らすことは農家にとって死活問題であるので、駆除は仕方ないことを県民は知ってます。

 ここで問題なのはテレビを通じて子供たちの前にリアルな動物殺傷の映像を流したことです。野生の鹿も、家で飼育してるかわいい愛犬も同じ命です。どんなにか辛く感じた子供もいたことでしょう。

 今や、国を挙げて動物はもちろん、親の子供に対する虐待防止に努めてます。動物愛護管理法では、国民の間に広く動物の愛護と適正な飼養についての理解と関心を深めるため、9月20日から26日を動物愛護週間と定め、虐待防止について子供のうちから教育に努めてます。

 私たちは日々、豚や牛、そして、鳥の肉を食用としてることから、これらはすべて人間によって殺されたものであることも知ってます。しかし、平素から、その様子を見ていたら肉など食べられるものではありません。

 弱きものに対する虐待をなくす教育の観点から、動物を殺す直接的な映像をテレビで流してはならないです。

  

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2020年6月12日 (金)

体験から学んだことは忘れない

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 午後2時頃から群馬県高崎市は暫くぶりにもの凄い雨が降りました。朝はよく晴れていたことから雨具を用意してなかった小学生は下校に困ってる思いますが、夕立ちなので直に止むか、小雨かもしれません。

 小学生もこの体験から天侯は急変することを学んだでしょう。

 ところで、いよいよ梅雨の時期です。この漢字は梅の雨と書きます。誠に梅が実るときの雨で風流な表現です。今日も梅の実がたくさん落ちました。とりあえず、傷のついてない梅を拾います。もったいないので梅ジュースに挑戦してみましょう。未だ、たくさん生ってます。

【この文は昨日書いたものです。】


 It was a downpour in Takasaki City, Gumma Prefecture, around 2:00 pm after a long interval. Elementary school students who didn't prepare the rain wear or umbrella because it was sunny in the morning, are having trouble when leaving school, but it may be stopped raining or it may be a light rain due to summer afternoon shower.

 Elementary school students will also learn from this experience that the weather will change rapidly.

 By the way, it is finally the rainy season. This Chinese characters are written as plum and rain. it is an elegant expression. A lot of plum fruits have fallen today as well. For the time being, I will pick up undamaged plums. It's wasteful, so I will try to make plum juice. There are still many plums growing.


 

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2020年1月22日 (水)

先生方に任国国歌を贈呈・・世界の日本人学校へ

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 4月から海外日本人学校に赴任する群馬県の先生方の壮行会が3月6日に前橋市で開かれます。このため、私はOBとして出席し、先生方に任国国歌の楽譜を贈呈する予定です。私にはもう30年位この役割があります。同時に激励文もお渡しします。

 言語、気侯、貨幣、食物、文化、治安の違いの中で、外国で3年間、暮らすことは大きな収穫があるので、いろいろ吸収してきてほしいと思います。そして、帰国後、その貴重な体験を教育に生かしてほしいと思います。

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 The send-off party for teachers from Gumma Prefecture who will be dispatched to Japanese schools overseas in April, will be held on March 6 in Maebashi City. For this reason, I will participate in the party as an OB and present the scores of the national anthems to the teachers. I have been in this role for about 30 years. At the same time, I will give teachers an encouragement sentence.

 Living in a foreign country for three years is a big harvest in the differences between language, climate, money, food, culture, and security. And after returning to Japan, please use the valuable experience in education.

 

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2019年11月29日 (金)

人間の脳は使ったつもりでも、ほんの一部のみ

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 今年も残り32日です。明日は次女の長女の学芸会で前橋に行きます。子供の成長は心身ともに想像以上に早いものです。それに比較し、この一年、私は何か成長したか疑わしいものです。

 年を重ねても今までとは違う新たな分野に出合い少しでも自らを変革しなくてはなりません。「人間の脳とは使ったつもりでも、実際には、ほんの一部しか使ってない」と話された中学時代の担任の先生の言葉が今でも脳裏に焼き付いてます。

 写真は台風19号でできた鏑川の砂浜です。


 The remaining is 32 days in this year. Tomorrow I will go to Maebashi for the second daughter's eldest daughter's theatricals. A child's growth is fast both physically and mentally beyond expectation. Compared to that, my effort is suspicious of what I've grown over the past one year.

 As we age, we must meet new fields that are different from the past and transform ourselves. Even though, "We intended to use my brain, in fact, we used only a small part of it". This is my teacher's words in my junior high school days. It remained still now in my mind.

 The photo is the sand beach of Kabra-River made by Typhoon No. 19.

 

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2019年7月 9日 (火)

小学生の 輝く未来に 安全指導

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 昨日は地元・倉賀野小学校児童の下校時に巡回指導する日でした。どうしたことでしょう。昼食後ちょっと昼寝したら予定の3時を過ぎてしまい、さあ大変、ユニフォームを着て慌てて通学路へ行きました。

 写真のような長閑な道と違って通学路は込み入ってます。それでも、輝く未来ある子供たちの姿にはエネルギーが溢れてます。私も名前には「わか」がついてるので、名前の通り、いつまでも心は青春でいたい。


 Yesterday was the day of patrolling at Kuragano Elementary School children's road. What's wrong? After lunch, I took a nap, when I waked up it was after 3 o'clock, I hurried to school road in the uniform.

 Unlike a calm and peaceful road like the photo, the school route is complicated. However, I felt that the children have energetic appearance and who have full of brilliant future. I also have "Waka" in my name. As the name suggests, I'd like to be young in heart forever.

 Not change the subject, but the upper bank is in Kabra-River in Kibe-town, Takasaki-city, Gumma and it is my favorite 4km walking course. As you can see, the forest on the left is the shrine for longevity that allegedly my ancestors made during Edo period.

  

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2019年5月 5日 (日)

柱のきずは おととしの 五月五日の 背比べ

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【西洋シャクナゲを今朝撮影】

 日本では、こどもの日は「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日」と定められてますが、諸外国では「子供の権利」に重点を置いてるようです。多くの国では6月1日です。子供を一人の人間として人格の形成こそが、私たち大人の責務です。しかし、世の中では見えないところで子供への虐待があるようです。我が家の近所では以前に比べ、毎日賑やかに子供たちの声が聞こえ、明るい環境になってます。


 Children's Day is defined as "the day of respecting their children's personalities and honoring children's well-being and of appreciating their mother" in our nation, but in foreign countries it seems to emphasis on "children's rights". In many countries children's day is held on June 1st. The formation of children's personality as a single human being is our duty as adults. However, there seems to abuse to children in invisible place. In the neighborhood of my home, children's voices can be heard daily more vividly than before, and the environment became brighter.

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 今宵一人寂しく夕食してから、庭の植物を撮りました。写真はコデマリです。不思議なことに、コデマリの蕾は五角形です。よく観察すると、花弁が確かに5枚です。それにしても夕食は好きな人と一緒に食べたいものです。生きてる間にそんなことあるのだろうか。

 
 Tonight, I had a lonesome dinner and after that, I took photos of some plants in the front garden. The picture is a spirea. Curiously, the spirea's bud is a pentagon. If I observe it carefully, there are 5 petals in one flower. Even so, I would like to eat dinner with my favorite lady. Is there something like that situation while I am alive?

 

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2017年3月 9日 (木)

驚き!ドイツ日本人学校へ派遣されるS君に会う

P1020378【ドイツへの門出を祝うように咲く白梅】

 先日、前橋市のロイヤルホテルで行われた海外日本人学校派遣教員の壮行会に出席したところ、会場に入るや否や「柿沼先生、暫くでした」と一人の若者が私に声をかけてきました。咄嗟のことで、何事かと思ったら「前高時代に先生に音楽を教わったSです」とのこと。
 
 今回、海外へ派遣される教員の中に教え子が入ってるとは全くの予想外で、驚きの余り、対応する心に準備ができていませんでした。
 
 壮行会が始まる前に彼曰く、【先生の授業がとても印象に残っており、授業でクラシックギターを取り上げ、全員が禁じられた遊びを弾けるようにしてくれたこと、ソプラノサックスを演奏してくれたこと、世界の国歌を何ヵ国も教えてくれたこと、授業の合間に、レース鳩の楽しさと先生が飼育してた一羽の鳩が日本海を越え、中国内モンゴルまで飛んで行き、その鳩に夏休みに会いに行かれ日中友好の交流をされて来たこと、中でも、最も深く記憶に残ってることは、先生が最初の就職でインドのカルカッタ日本人学校に勤務された話です】と話してくれました。
 
P1020420 【海外日本人学校派遣壮行会プログラム】
 
 今回の壮行会で5名が派遣されること、及び派遣者名については本部から事前に連絡をいただき、S君の名も知らされてました。しかし、前高での授業から大分経過してることや、事前にすべての教え子9000人の中の一人を思い出すのは難しく、まさか今回、派遣される教員の中にS君がいるなど全く考えてもいませんでした。こんな驚きを得て、壮行会に出席し本当に良かったです。
 
 彼は前高時代に野球部所属であり、私は仕事柄、野球応援には吹奏楽部の生徒と何度も行きました。今回、彼に会い、背も高く、精悍な容貌、見るからに揺るぎない精神の持ち主であることに逞しさを感じつつ、すでに群馬県内で教員されてることから、随分、立派な教員と、職業魂が溢れんばかりの風貌を確信です。
 
P1020472【昔、インド滞在中、春休みにカトマンズ旅行・・小生右】
 
 ところで、S君の言によると、私がインド・カルカッタ日本人学校に勤務した話が、高校生の彼の心に深く残ったようで、もし、それが「切っ掛け」の一つとなり、今回、ドイツ日本人学校へ派遣されることに繋がったとしたら私も嬉しいです。
 
 一般論として、「教師の仕事は」と問われると、専門教科を通して目の前の児童・生徒が将来、大きな「夢の実現に向かう気持ちを育む」ことと共に、何と言っても、心身ともに逞しく「旺盛な探究心を持つ人間」をめざす一役を買うことではないでしょうか。
 
 これから3年間ドイツに暮らすS君には前高での音楽の時間に、ドイツ歌曲などドイツ語の読み方の基礎は扱っており、有名なドイツ国歌についてはハイドンの弦楽四重奏であることから幾度となく聴いて、身についてます。日独交流の際には日本の教員として立派に民間外交を果たしてくれるものと思います。
 
 今回、私は派遣される5名の先生方に事前に書いておいた激励文を手渡しました。その要旨の一部は、学校業務が第一であること。現地語を学んで現地の方と交流を深めること。休日は住まいを拠点とし「何でも見聞、何でも体験をモットー」にしてほしいこと。
 
 一方、語学は習うより慣れろで、生活で毎日使って身につくもの。英語と現地語に囲まれた環境とは「羨望の的」に身を置いてます。ぜひ、国際理解教育の最先端にいる誇りを胸に職務を全うしてほしいです。
 
 特に、若いS君、おっと失礼、S先生には、この千載一遇のチャンスを生かし、ドイツ・ハンブルグで意義ある教員生活を送ってほしいです。
 

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2017年2月 6日 (月)

忘れられない担任の言葉・・・担任の仕事とは

P1020503【県立前橋高校で】

 今は亡きS先生は倉賀野中学校で私の担任であり、理科教育と部活でお世話になりました。卒業以来、同窓会や偶然に街角でお会いするだけで殆ど話す機会がなく、その後、残念にも亡くなりました。しかし、担任として先生の話された言葉が半世紀以上、経過した今でも私の脳裏から離れません。あるいは、その言葉が後押しとなって、無い頭を絞り、拙いブログを1400回以上、更新してるのかもしれません。今後いつまで書き続けられるでしょう。
 
 S先生曰く、「人間の脳とは、いくら詰め込んでも入るもの。容量に限度がない」という教えです。また、人の話を聞くときは「メモを取って聞く習慣を持つべき」というものです。後者について、後に私は教員になってから上司や指導主事が話す内容をメモする習慣が備わりました。
 
 人間の脳とは「いくらでも入る代わりに、いくらでも忘れるもの」。その点、後日、メモを見るとその要旨が蘇り、改めて一人で吟味できるのです。それが蓄積すれば、教育に携わる者としてポイントが把握でき、座右の銘になります。
 
P1040728【インド・カルカッタ日本人学校】
 
 一方、私の中学時代から高校時代における進路希望は就職で、教員を全く志望してませんでした。しかし、高校時代も個性溢れるH先生との出会いにより、急遽、音楽専攻での大学進学を薦められ、結局、先生の熱意が元で、生涯を通じた職業は教員となりました。しかし、H先生も既に故人となり寂しい限りです。
 
 私が勤務した学校は写真のインドの日本人学校に始まり、帰国後は支援学校、そして高校4校です。特に青年教師時代から40代までは毎年のようにクラス担任となり、教科から離れた生徒指導の業務に忙しさと喜びを感ずる日々でした。
 
 しかし、今となって振り返ると、20代の榛名高校時代や30~40代の高崎商業高校勤務時代に、どれ程、彼等の「生き方を変えられるほど、ためになる話」ができたか、恥ずかしい思いです。最初、インドでお教えした小学生はすでに還暦です。
 
 タイトルの如く、担任になっても担任の仕事内容について、先輩教員からの研修会はなく、日々、試行錯誤で取り組むほかはなく、失敗に失敗を重ねつつ、20代を過ごしました。同様のことは教科指導でも失敗の連続で100回に1回ほど上手くいったくらいです。上手く行ったときの内容と方法を覚えておき、それに味付け、肉付けし、授業の方は多少、自信が持てるようになったかもしれません。
 
 ところで、今思うに朝、明るい顔で教室に入り、10分間のホームルームほど担任として大切なことはないでしょう。出席を取ることと、連絡事項で5分過ぎます。残った5分こそ担任としての力量が評価される時間です。
 
 日々、「生徒の目を見つつ、生徒の心に如何に新鮮で印象に残る話ができるか」ということではないでしょうか。連絡事項、注意事項のみであってはならず、「担任は話の幅の広さ・深さこそ磨くべき」で、テーマは森羅万象を対象とし、「よし、今日はこの話をするぞ」」と意気込んで学校に向いたいものです。担任と生徒は目を見ながら、言葉でしっかりつながる関係でありたい。
 
 特に、クラスの生徒が部活・勉強、その他の場面で「頑張ったことを見逃さない担任」でありたいものです。
 

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