カテゴリー「花木」の60件の記事

2017年5月15日 (月)

Root competition・・植物は地中で養分を奪い合う

 
P1020647【西洋シャクナゲ大輪・・・こちらはroot competitionなく元気】
 
 植木について素人の私は今まで試行錯誤の連続で失敗に失敗を重ね、つまり、大切なシャクナゲなど幾度か枯らしてしまった苦い体験があります。二度と同じ失敗を繰り返さないように思っても、その原因の本質が分からないことがあります。植木について師匠がいないことが遠因と思います。
 
 33年前、亡くなった父は植木が好きでした。現在でも父が植えた植木は、しだれレンギョウ、コデマリ、金木犀、八重桜など10種ほどが毎年、花を咲かせてます。
 
 若き日、植木に興味を示さなかった私は、生前、父に植木の育て方を訊いたことはありません。しかし、どうしたことでしょう。父が他界した後、血統の蘇りでしょうか。植木に対する血が騒ぎ出し、今では早朝から夕方まで、植木の世話なしには考えられない日々です。
 
 「親孝行したいときに親はなし」ですが、植物について「育て方、質問したいときに親はなし」です。
 
P1020851【問題の西洋シャクナゲの開花・・・今春は少し回復】
 
 以下の文章は以前に書いたものに重複する部分があります。カテゴリーが異なるので新たな読者のためです。
 
 実は私はこの西洋シャクナゲの色彩に心から惹かれ、埼玉県花園で4年前に購入しました。しかし、年々、樹勢が悪くなり、葉は垂れ下がり、新芽もあまり吹かなく、みすぼらしい姿です。自らの考えで、半日陰の場所を選び、水はけを良くするため土盛りし植えました。でも、良く咲かせようとする私の気持ちとは裏腹に、年々、葉の数が少なくなったのです。
 
 そして昨秋のことです。「よしっ、土をすべて入れ替えよう」思い、シャクナゲを掘り起こしたところ【予想外の状況に驚愕し、地中でこんなことが起こってたのか】と大きな現実が勉強になました。
 
 それは半日蔭を作っていた近くの大きな梅の木の強靭な根がシャクナゲの根の上や周囲に勢いよく絡んでるではありませんか。最初はシャクナゲの根かと思いましたが、根があまりにも太く強く、すぐに隣の梅の根と分かり、「かわいそうなことをした。」と、この哀れな現状を見てシャクナゲに謝りまり、育たぬ理由に納得です。
 
 善かれと思い、半日蔭になるよう梅の近くに植えたのですが、物事には善いと思ってしたことにも裏があるのです。今回のことに限らず、薬に副作用がある如く、何事も一つのことにはその反面があることを学びます。
P1020931【穴を掘り、西洋シャクナゲ近くの梅の木の根を切り取る】
 
 ご覧の通り、昨秋、梅の木とシャクナゲの間を長さ2mに亘って、30㎝ほど深く掘り、鋸でシャクナゲの方へ出てる梅の根を数本切り取りました。掘った穴は水はけのため、今でもそのままにしてあります。
 
 これを施したシャクナゲの結果は今春見事に咲き、今では来春用の新芽が勢いよくたくさん出たではありませんか。
 
P1020810【赤紫の藤も大きな植木鉢に】
 
 実は、地中で根と他の樹木の根が養分を奪い合う戦いを英語でroot competitionということをオーストラリア在住の逍遥さんから教わりました。彼はシャクナゲに関心がおありで、拙いブログにアクセスとコメントをいただいてます。南半球ではシャクナゲが咲く季節は日本と逆でしょうが、アクセスしていただき感謝しております。感謝と共に、改めてインターネットがリアルタイムなworld wide webで、便利であることを実感です。
 
P1020811
 
 ところで、余り大きくない植木は写真のように大きめの植木鉢で育てれば、root competitionは起こらず、水はけがよく、日光の当たり具合により半日蔭に移動できます。長いことシャクナゲを育ててますが、今後はより良く咲くためroot competitionを頭に入れ育てます。
 

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2016年7月14日 (木)

数多く咲いたサボテン・・・何かよい前兆か

P1010510 【本日のサルスベリの開花状況】

 日に日に開花が増えてるサルスベリはご覧の通り、深紅の情熱を表現し七分咲きです。インドの火炎樹の如く、暑い夏には燃えるような赤が似合います。私は根元の池に朝夕、毎日、水を溜めてます。これだけ咲くにはかなりエネルギー源が必要と考えるからです。

 一方、幹の中に巣を作ってる数千匹と推測される小さく赤い蟻の除去は毎日の日課です。幹の表面には蟻の出入り口がたくさん存在し、内部は思いのほか食い荒らされてると想像でき、今のままでは数年後に朽ちる可能性があります。今のうちに手を打たなくてはなりません。

P1010511_2 【朝夕、井戸水をたっぷりと】

 このため、蟻の食い荒らしに負けない体力を補給する必要から、蟻の除去と、たくさんの水遣りを励行しなくてはなりません。

P1010513  これから10月上旬まで世話を続けますが、実をいうとサルスベリには一年中、何らかの世話をしてます。年2回は油粕を肥料として与え、枝は剪定しない咲かせ方です。枝ぶりを味わうのも庭木の大切な観賞法です。人間が感銘する樹木の美とは「色彩」のみならず「樹形」にあります。

P1010506 【今朝こんなに咲いたサボテン】

 一方、今朝3時ころから咲きだしたサボテンは今夏は樹勢が良く、今回で3回目の開花です。前回も6月に咲きましたが、今夏は例年になく数多く咲いてます。

 しかし、花の命は短く、午後2時ころには萎みます。やっと9時間咲いてるのみです。今夏このように3回も、たくさん咲いたのにはその原因が考えられます。

 先ず、5月に植木鉢を大きいものに替えました。同時に、花用の土を入れたからです。やはり、根のために窮屈でなく、ゆったりしたスペースが大切です。また、サボテンは本来、砂漠で咲くので水はあまり要らないと考えがちですが、たくさん水を与えると調子が良くなり、たくさん咲くものです。実は砂漠だって物凄いスコールがあるでしょう。今年は特に土壌もよくしたので、より健康に育ってます。

 ところで、今日は午前中、金融機関の女性が2名来訪し、玄関前に咲いたサボテンに感銘してました。私としてはサボテンもタイミング良く咲いてくれたものと思います。1名の方が四国へ転勤となるとのことで、ご挨拶に見え、引き継ぎの担当者を連れて参りました。サボテンも今後、新天地での健康とご活躍を応援しているようでした

 こんな関係でも、親しくなった方との別れは寂しいものです。人間とは数回会って互いに話をすると情が移るもので、別れは本当につらいものです。私はピアノで震災復興支援曲「花が咲く」を送別記念に弾いて差し上げました。寂しいとき、辛いとき、音楽とは言葉以上に人の心に訴えるものです。

https://www.youtube.com/watch?v=4JjjJ7e3_HQ

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2016年6月30日 (木)

夏至のころ咲く「紫君子蘭」「サボテン」「ねむの花」

P1010458 【紫君子蘭=agapanthus】・・・拡大してご覧ください。

 三年ほど前、引っ越してしまった隣の家から頂いた「紫君子蘭」の根の一部は今では直径1mほどの大きな株となって毎年、夏至の頃に咲き始め、今を盛りに薄い青紫の花が咲き誇ってます。

 前の道を通る人の目にも留まるようで、私も毎日見てますが、とりわけ今年の開花状況は勢いよく花弁の色彩に深みがあります。

 例年より、茎が長く、およそ80㎝です。これには心当たりがあり、早春よりほぼ毎日、灌水したからです。肥料は与えませんが、他の花木に水を与えるとき、紫君子蘭の葉にも十分に与えました。

 一般的に、植物が成長するには「何と言っても、たっぷり水を与える」ことで、同時に水はけの良さが肝要です。すでに10日間ほど咲き続けており、今後も暫く咲く気配です。

P1010423 【サボテン=cuctus・・・こんなに咲くのは初めて】

 一度にこんなにたくさん咲くとは、私の近未来に何か良いことが起こる前兆でしょうか。

 実は、今春大きな植木鉢に植え替えました。土はホームセンターで108円と安いものを購入し、こちらも時々灌水したからでしょう。こんなに咲いたのは初めてです。「おしくらまんじゅう」から解放されたことが功を奏しました。サボテンの根はゆったりしたのでしょう。

 しかし、この植物の宿命です。それは早朝3時ころ一斉に開花し、その日の午後1時ころには萎みます。何と短い花の命でしょう。それでも、今年は樹木に勢いがあり、小さな蕾がいくつか確認できるので今後もまだ咲く気配です。

 このサボテンも元は小さな1本でしたが、ご覧のように子供がどんどん増え、植え替えても「おしくらまんじゅう」の様相です。

P1030855【ねむの花=silk tree】

 こちらは珍しく葉が就眠運動する「ねむの花」です。葉はご覧の通り小さく、左右対称にたくさんついてます。1本の枝におよそ50枚です。この対称になってる葉が夕刻から明朝まで、ぴたっと閉じる不思議な植物です。

 何故このような性質があるのか不思議です。こちらも灌水によって樹高が3mほどになりましたが、高い位置では花が見難いことから、昨年、途中で切断し観賞しやすくしました。

 このほか、もうすぐ開花するのがサルスベリです。こちらも例年より樹勢が盛んであり、樹高も高くなって花が色濃くなる気配です。すでにたくさん蕾が付き、開花はスタンバイです。根元の周囲はクレーターのようにし、朝夕、井戸水を満杯にします。

P1040005 【百日紅(サルスベリ)=Crape myrtle・・・2年前の写真より】

 今ではこの姿より一回り大きくなってます。果たして深紅の開花となり、文字通り、百日間開花するでしょうか。頭でっかちなので強風対策として三方向から紐で引っぱってます。

 ところで、サルスベリの天敵は小さなアリです。顎の力が強いのでしょう。幹の中に空洞を作り、住み家とし産卵します。あまりの多さに驚きます。かわいそうですが、毎日、除去してます。そうしないと次第に樹木が弱ります。樹齢10年ほどなので22世紀まで咲いてほしいです。それまで頑張って育てるつもりです。 

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2016年5月20日 (金)

魅力ある色彩・・・オリエンタル・ゴールドの黄色

P1010096 【今朝、咲きだしたオリエンタルゴールド】・・・拡大してください。

 植物の研究者は既存の植物に比較的近い品種を交配し、剛健な品種の開発に力を入れてるようです。以前に拙いブログで取り上げた「春一番」という名称の植物も、ツツジにシャクナゲを掛け合わせた人為的な植物であり、華やかなにして、花の日持ちがよい品種です。

 今回、取り上げた「オリエンタルゴールド」はその名の通り、東洋の金のイメージでしょうか。初めてこの黄色の表情を見たときは、暫くその場から離れられず、まるで恋人と巡り会ったかのような感銘でした。

 実は、この「オリエンタル・ゴールド」も人間によって生み出された植物といわれ、それは芍薬と牡丹の掛け合わせです。結果的に花弁がなかなか落下せず、いつまでも咲き続ける強さを産んだようです。

 先日、埼玉県花木流通センター(花園)へ遊びに行き、帰りがけにこの植物が目に留まりました。透き通った黄色の大輪は暫く私を帰らせませんでした。

 平素、比較的大きな花木のみに興味がある私としては珍しいことです。「よしっ」これをゲットしようと心が弾みました。その日はそのまま帰宅し、翌日、開園と同時に蕾の多い二鉢を購入しました。

P1010097 【未だ蕾・・・あと2~3日で開花か】

 植木鉢の植物は一本が17本に増えた君子蘭くらいで他の植物はあまりありません。あるのは花桃の実生で生えた子供や、自然に生えたねむの木の子供です。

 今回、高さ1mほどの台を作り、オリエンタル・ゴールドが近所の皆さんにとって、前の道から観賞しやすいようにしました。

P1010105 【塀の向こうは道・・・通る人に見やすい】

 ところで、植物には太陽光を好むものと、半日蔭を好むもの、水はけのよさを好むもの、水がないとすぐ萎れるものなど多種多様です。その植物の特性を知ってこそ、順調に生育します。私の場合、師匠がいないので、残念ながら失敗を繰り返して(枯らして)植物から教わった事ばかりです。

P1010104 【アヅマシャクナゲ・・・日本シャクナゲ】

 こちらはすでに開花が終わり、来春の準備に入り、逞しさ溢れるアヅマシャクナゲです。新芽が勢いよく出てます。半日蔭を好むことから、大きな「しだれ梅」の枝が直射日光から葉を守ってます。今は朝夕、水遣りです。

P1010094

 オリエンタル・ゴールドの蕾を数えると、今春は全部で八つの花が見られます。植木鉢を大きくしたので数年はこのままにします。

 来春の芽がすでに数本、根元から生えており、開花中であっても、もう次への準備に入ってます。こんな準備に植物の永遠性が感じられます。私たち人間も「常に次への準備を怠らない生き方」をしたいものです。 

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2016年5月 6日 (金)

戦時中、父母が使った防火用水が今、役立つ

P1010049 【車庫の雨水を溜める防火用水】

 夜中に少しでも雨が降ると殆ど空であった防火用水が翌朝満水になります。早速、この天然水を有効利用し、多くの花木に灌水しても只であることから何か得した気分です。

 日本の歴史を紐解いても、水の重要さについては如何に河川から田畑に水を引くかなど、先達は工夫して水路を作りました。その名残は今でも至る所にあり、農業用水や防火用水として私たちの生命維持に役立ってます。

P1010062 【灌水でたわわに実り始めた梅の実】

 5月4日は「みどりの日」です。多くの植物はこの日に殆ど新緑となり、一年で最も生気に満ちてます。新芽が吹き出るのが比較的遅い「サルスベリ」や「ねむの木」など夏に開花する樹木も新緑になり、漲る生命力に満ち溢れています。

P1010059 【やっと芽が出たサルスベリの新緑】

 拙い経験では、サルスベリに多くの水を与えると見る見るうちに樹木の勢いが変わり、7月上旬に開花する花の濃さが、より真紅となり、私に不足してる情熱さを催促してるように思えてなりません。今年こそサルスベリから与えられる「情熱」を近未来の生活に生かしたいものです。

P1040006 【二年前の開花】

 たまたま、私は職業が高校音楽教師であったことから本来、情熱こそ音楽芸術の根幹である筈なのに、現在の私にはこれが大分不足してるかもしれません。

 有難いことに、友人Samuel Toddさんから情熱については、幾度となく教えを請うてますが、彼の青春時代の体験や、ニュージーランドでの女子教育、国内での女子教育の体験からアドバイスをいただいてます。近未来には彼のご指導が実を結び、私は今の生活と決別できるのではないかと密かに期待してます。

P1010061 【灌水すると葉の勢いが変わる芍薬】

 ところで、車庫の屋根に降った雨水の有効利用は多くの方々にお勧めします。雨水は河川に流れ込む仕組みですが、屋根に降った雨の一部でも溜める設備を作ると植物の灌水はもちろん、防火用水として役立ちます。火災では何と言っても水です。バケツリレーするにしても水がたくさん溜まってなければ不可能です。

P1010054 【防火用水の重さは推定200K、満水では400K】

 この防火用水は庭の異なる所からここまで転がして来ました。近くにはリンゴの木、キンカン、アンズ、ねむの木などがあり、朝夕、二回灌水してます。

 植物の成長にとって必要な三要素は「太陽」「良い土壌」「水」です。特に新緑の頃、開花時、そして実が生ってるとき水が必要で、与える水の量により、結果が違ってきます。植物の生育を観察してると人間の努力により違いが出ることが分かります。

P1010051 【ねむの木・・・実生から生まれた幼木】

 根の周りをクレーターのようにして灌水すると、根の深い部分まで水が達します。

 先の戦争が終結して70年経過します。戦時中は私の住む倉賀野町でも焼夷弾が落下し、火災が発生したと今は亡き父母より聞きました。子供たちを防空豪に入れたり、爆弾による火災を防くためにこの防火用水を使いました。

 今、防火用水を使用しつつ、子供を守ろうとした当時の両親の思いが伝わってきます。私たちの子々孫々に至るまで国家間の摩擦や争いは話し合いによって解決するのが人類の知恵です。

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2016年2月15日 (月)

It's a cinch【朝飯前だ】・・・金木犀を活性化する

586 【数年前の9月下旬に撮影した金木犀】

 この金木犀について「いつ、誰が、どこで手に入れたか」今は亡き父母に訊いておくべきであったと後悔してます。もしかしたら祖父母の可能性があるからです。私が誕生したとき祖父母すでに他界しており、もしかして金木犀は祖父母の生まれ変わりに思える樹木だからです。

 金木犀は祖父により大切に育てられた可能性があり、祖父母にしてみれば、孫の私が21世紀に観賞してるとは予想外でしょう。金木犀を媒介にして直接は会うことがなかった祖父母と孫が交流してることになります。世代を股に掛ける長寿の樹木です。

 私が子供の頃は金木犀が以前の家の裏庭にあり、良い匂いがしたことを微かに覚えてます。当時、子供であった私にとってすでに大きい常緑樹の印象です。

 これを今の地にリャーカーで運んだのは20才の私です。きっと父母の提案で引っ越し先の今の地に植えようということになったのでしょう。置いてくるには忍びなく、立派な樹木を持って来ることにしたと想われます。

 毎年、秋分の日前後に黄色の花が香りを放ち、庭中に漂います。常緑樹であることから平素は雀など小鳥のねぐらです。

P1000618 【枝を切ったあとの金木犀】

 昨日、金木犀のより活性化をめざし、大きくなった枝を10本ほど切りました。思いの外、柔らかく簡単に切れました。しかし、その後の処置が手間仕事です。長さを90㎝に均等に切りました。昨日はそれまでです。

 束ねるのは今朝、朝食前に8束にまとめました。推定、総重量は80kgほどです。しっかり束ねないとゴミ収集車が持って行かない場合がありえます。かなり重たいのでやっとのことで束ね収集所へ、車で2回に分けて運びました。

P1000609 【束ねた金木犀の枝】

 朝6時30分のラジオ体操してから、朝食前に束ねる作業を頑張りましたが、力仕事なので誠に良い運動です。このように朝食前の一仕事を英語ではタイトルの如く、It's a cinchと言ったり、It's a piece of cake.ということを思い出しつつ作業しました。「こんなの朝飯前だ」です。

 結果的に、お腹が空き朝食が美味しかったです。私たちが健康を自覚できるのは朝食が美味しく感じ、ある程度の量を食することでしょう。

P1000604 【今が盛りの紅梅】

 ところで、早春の季節は花が殆ど咲きません。唯一、花梅だけが立春と共に私たちに希望を与え、世界経済の低迷を瞬間的に忘れさせてくれます。

 「経済とは生活するのに支障がなければそれで十分である。」と紅梅が説諭しているようです。それにしても、昨今の世界経済は原油安、及び、中国経済の低迷といわれ、本来健全であるアメリカおよび日本経済まで大きな影響が忍び寄り、私たちの生活を不安に陥れてます。本格的な春になったら世界経済が立ち直ることを期待したいです。

 経済とは「ガソリンが安くなった」と喜べないのが本当の理解者です。これでは出費が減ったといっても、一ヶ月にしても大した額ではありません。それより、社会全体に収入が増えることこそ肝心要です。

P1000602 【紅梅の品種名は思いのまま・・・紅白に咲き分ける】

 昨日は四月頃の陽気であったのに、三寒四温です。今日はまた厳しい寒さの群馬県です。寒いときの体調管理は、一に温まる食生活、二に激しくない運動を生活に取り入れる。三に夢中になれるもので脳を活性化する。 

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2015年8月25日 (火)

猛暑の落とし子か・・・「ねむの木」が15本生える

P1070104 【自然に種から芽が出て生長】

 今夏の猛暑は内陸を中心に記録し、当地・群馬県でも8月に入り36℃~38℃の日々が続き、私も例年になくビタミンやミネラル入りの水分をこまめに補給しました。日本各地では熱中症で搬送された方が多かったと伝えられます。

 一方、庭の植物も水不足が大敵であり、それは特に鉢植えの藤です。その他、シャクナゲ、ツツジにも井戸水を毎日与えました。これが功を奏してか、猛暑で枯れる樹木は1本もなく、やれやれです。

 植物の中でも、原産地が暑い地方であるサボテン、サルスベリ、ねむの木などは今夏は水を得た魚の如く、いずれも情熱的な美しさを私に与えてます。

 サボテン=cactusに関しては、最初に10個咲き、2回目は7個咲き、近日中にまた4本咲く気配で蕾が出てきました。今までこんなに咲いたことはなく、猛暑が幸いしてと思われます。

P1060890 【神秘的な雰囲気のサボテンの花】Enlarge please!

 サボテンの生育地は砂漠であることから日々水を与えなくても、時には砂漠のスコールごとく植木鉢いっぱいに水をやりました。また、春に咲いたシャクナゲなどにお礼肥を施すとき、ついでに少々の油粕を与えたことが体内に養分を蓄えたのかもしれません。それとともに猛暑が拍車をかけ、環境的に多くの開花につながったと考えられます。

 ところで、本日のテーマの「ねむの木」=silk treeの子が実生により15本も庭で発見できました。8月下旬になると草がたくさん生え、草の中で小さく可愛らしい「ねむの木」が生えてます。

 近年こんな現象を見たことがなく、今年に限って子孫がたくさん芽を出してるのは、間違いなく猛暑による「落とし子」と想われます。小さくても夕刻になるとちゃんと葉を閉じ、他の植物ではあまり例を見ない就眠運動は不思議な習性です。

P1060816 【夏至に開花したねむの花】

 実は近年、「ねむの木」が自然に生えましたが、私の庭には暫く「ねむの木」がありませんでした。昭和時代に亡父が植えた「ねむの木」がありましたが、現在の「ねむの木」はもしかして、その子孫らしいのです。というのは近所にも「ねむの木」はないことから本当に暫くして発芽し、今では高さ5mほどに成長し、数え切れないほど多くの花を咲かせました。前述の通り、夏至の日から咲き始めたのは恰も太陽の位置を知ってるかの如くです。

 今夏は、「ねむの木」の多くの実生が生えたことから、もう少し大きくなったら植え替えます。しかし、結構、大きな樹木になるので「ねむの里」になったら大変です。他の植物との関係から、どうするか考慮中です。

P1060948  猛暑に似合う樹木は何と言っても燃えるような「サルスベリ」=crap martleでしょう。中国語で「百日紅」と書きますが、咲き始めて丁度50日です。このため9月いっぱい咲き続けるでしょう。私は枝を剪定しない方針で、枝ぶりは年々膨らみを増します。時折、根元をクレーターにして水を溜め、より情熱的な色彩をめざします。

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2015年6月16日 (火)

就眠運動する「ねむの木」の不思議

P1060816 【ねむの花】・・・拡大してご覧ください。

 数年前に自然に生えた「ねむの木」は今では高さ5mほどになり、予想以上の高木となって庭に木漏れ日を作ってます。一般的に、花木の開花が一段落した梅雨の現在、何と優雅な花を咲かせているのでしょう。ご覧の通り、蕾がたくさんついてるので、暫くはねむの花が楽しめそうです。

 実は、40年ほど前、亡父が植えた「ねむの木」が庭の隅にありました。時々は開花を見たことがあっても、今の「ねむの木」ほど華やかに咲かなかった記憶があります。しかし、現在の家を建設することから敷地の関係で切り倒してしまいました。

 それから数年して、庭の真ん中という全く違う場所に幾本かの「ねむの木」が生えました。昔の「ねむの木」の種が暫くしてから生えた可能性があります。種を通じて生命を次代につなぐ神秘です。町内の友人に1本分けて上げたことがあります。

P1060821【たくさん花が咲く夕刻時】

 ところで「ねむの木」という命名の由来は「夜間に葉が閉じることに因ります。互いに対となる葉が重なり合って閉じ一枚のようになると共に、葉を支えてる茎も閉じます。日没とともに閉じ、日の出とともに開き、日照時間に忠実です。これが「ねむの木」の名称の由来で、夜間に葉が閉じる理由については科学的にも本当のところは分からないようです。

P1060825 【午後7時頃、閉じた葉の様子】

 日中の葉が開いた様子から夜の葉の閉じた状態は全くの変貌です。なぜ、このように「就眠運動するのか」子供の頃から不思議な植物と感じてましたが、よく観察すると一枚一枚の葉が0.1㎜ほどでとても薄く、しかも小さく、しかも左右対称に並んでいます。もしかして、あらゆる植物の中で最も薄く、最も小さい葉かもしれません。

P1060828 【日中は開いてる葉】

 ご覧の通り、一枚一枚の葉は対になっており、また、葉の集団同士も左右の対になってます。1枚の葉は小さな楕円形を成し、夜間に対をないしてる葉同士で重なり合って閉じます。

 夜間に閉じるので「ねむの木」は中国では夫婦円満の象徴といわれ、葉の付け根を良く観察すると少し太くて丸くなってます。おそらくこの中に光に反応する物質があり、膨らんだりすることで、結果的に葉が閉じるのかもしれません。

 ところで、「ねむの木」の原産地はサルスベリ同様、夏に咲く樹木であることから、中近東ではないかと推測されます。現在の分布はイラン、アフガニスタン、中国、アフガニスタン、日本の本州以南といわれます。私は20代前半にインドの日本人学校に勤務してましたが、インドで「ねむの木」を見たことはなかったと記憶してます。インドでは火炎樹が夏の象徴でした。

 ところで、「ねむの木」は葉が極小でも、数えてみると最も小さい集団は約50枚です。この倍数となって1本の枝につく葉の数が約1000枚です。このため、樹木全体の葉数は大きさによりますが、数万から数十万ではないでしょうか。これは結果的に、半日蔭を好む植物のため、また、人間のために「木漏れ日」を作ります。

 木漏れ日を作ることが夏の樹木として大きな役目を果たし、暑い太陽光線を遮ることからでシャクナゲなど半日蔭を好む植物にとっては、福音である植物でしょう。

P1060824【すべての葉が閉じ、就眠が始まった夕刻時】

 「ねむの花」が魅力なのは極楽浄土を彷彿させる雰囲気ではないでしょうか。 

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2014年6月30日 (月)

藤を咲かせるには8月末まで樹勢をつける

P1050437_2 【現在、狂い咲きしてる藤の花】

 購入したときは咲いていたのに、それ以来、数年間どうにしても咲かなかった藤が3年前から咲きだしました。物事には原因とそれに伴う結果があるのです。私たち人間に分からなくとも、どこかに答えはあるものです。

 実は、今朝、町内の方から連絡を頂き、もう10年間ほど藤が咲かないというのです。それで私に見てほしいというのです。早速、自転車を走らせその藤を見ましたら、幹の直径は10㎝もある見事なものです。しかし、それにしては上の枝や葉がこじんまりしていました。蔓も2~3本短いものが出ていました。

 おそらく、今までは大きくしないために蔓が出たらすぐ切ってしまっていたらしいです。藤は折角、成長しようとしてるのに人の手により成長を阻まれてる感じです。直植えでも根の周りをテラス用ビニールで囲んであります。

 この状態を見て、私はすぐさま原因を見極めることができました。先ず、1年のうちで植物が最も成長するのは今の時季です。蔓をすぐに切られたのでは栄養が根から吸い上げられないのではないでしょうか。植物にも自由を与えることが必要と感じます。

P1050079 【今春の我家の藤】

 拙い体験では、蔓は8月下旬まで自由に伸び放題に伸ばし、9月初旬に20㎝ぐらい残して切ると藤の体内に養分が蓄積され、来春に咲く花芽がつくと思います。咲かないときは「どうしてか」とがっかりですが、「蔓の剪定の時季を間違わなければ」咲くと思います。これから時々様子を見に行き、来春は咲くように手伝いたいと思ってます。

 ところで、2年前の5月に我が群馬県を通過した巨大台風により、サルスベリが傾き、開花が1ヶ月遅れました。おそらく根が動いたことで養分が枝の末端へ届くのが遅れたようです。近年は地球温暖化に伴う気候変動により、台風は巨大化し、冬季は物凄い大雪が降ったりで、子々孫々の未来が危ぶまれます。

P1050432_2【庭先でもうすぐ開花するサルスベリ】

 最近、ご覧のように、サルスベリに違和感のない緑のロープを3方向から引っ張りをつけました。果たして、この補強がこれから襲来する台風の脅威に勝てるでしょうか。理屈では3方向ならどちらへも傾かない筈です。このサルスベリは頭でっかちです。樹勢は良く、たくさん花芽がついてます。開花したらアップします。葉はたくさんあっても若木のため未だ幹が細いです。

P1050434【夏至に咲きだしたねむの花】

 ねむの木は樹勢がよく、このような花が毎日100個ほど咲いてます。ねむの木とサルスベリは花のない時季に咲くので貴重です。このねむの木は自然と種から生えたものです。

P1050423 【先日、幹を切って台杉にした杉の木】

 この杉の新緑は誠に勢いが素晴らしく、元気のいい若者のようで未来を感じます。梢まで10mもあって住宅街では高過ぎ心配してました。これからは台杉として庭に活気を見せるでしょう。

P1050440 【細葉日本シャクナゲの新芽】

 今春、開花をご覧に入れましたが、新芽の勢いに頼もしさがあります。木漏れ日の中で、1日1回水を与えてます。ずいぶんと勢いが感じられます。シャクナゲは10本ありますが、来春にまた異なる日本シャクナゲをあちこちの花木センター巡りで探し、未来は日本シャクナゲ園のような庭を夢見ています。 

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2014年4月 3日 (木)

紅白に咲き分ける植物の不思議・・人生も肖りたい

P1040953 【東洋錦・・・ボケ=Japanese quince】

 先般の記録的な雪に覆われた家の庭も見違えるほど色彩豊かになってきました。冬の佇みから早春の気配や希望を与えてくれた花梅はその殆どの花弁が散り、それに代わってご覧のボケが咲き出しました。

 庭のボケは2種類あってご覧頂いてるのは3色に分かれている東洋錦という品種です。なぜ3色に咲き分けるのでしょうか。

 もう1本のボケは赤かったのですが、近年、何かの原因ですべて白になりました。理由は分かりませんが、神秘なことです。植物は年数が経過すると色が変化する場合があるのかもしれません。

P1040947 【源平しだれ桃=bicolored weeping peach】

 源平しだれは昨年の2月に手に入れ、玄関前の築山に植えました。ここは「日当たりがよく」根元をクレーターのようにして水をたくさん与えても」、築山であることから「水はけがよく」すくすく生育してきました。

 この【たくさん水を必要とし、水はけが良い、一見矛盾したこと】が成長に望ましいようです。

P1040959  画像をクリックしますと赤い花弁が少し見えますが、あと数日すると赤が増える気配です。今年も源氏でなく平家が勝ちのようです。書物によれば、「源平しだれは」樹齢が増すと源氏が勝ったり、平家が勝ったりとその年によって優劣が変わるようです。未だ、幼木なので暫くは平家の優勢が続くのでしょうか。樹木そのものは年々大きくなるような気配です。

P1040906【思いのまま・・・花梅=bicolored apricot】

 「思いのまま」は梅であることからすでに開花が終わりました。これは昭和時代に埼玉県花園にある花木流通センターで手に入れ、すでに四半世紀以上、咲き続けています。最初は紅白が混ざってましたが、最近は上が赤で下が白になりました。しかし、部分的には1本の枝が紅白に咲き分けてる所もあります。花が少ない早春に本当に目を楽しませてくれる品種です。

P1030636 【常夏・・・ツツジ=bicolorerd azalea】

 写真は昨年のもので、時季的にこれから開花です。色彩が3種類に咲き分け絞りも含まれてます。大きくなればいいのですが、ツツジは成長が遅く、大きくなるには50年~100年単位で成長するものと考えられます。

 ところで、このように色彩が咲き分けるのは遺伝子や、染色体ということらしいです。よく「接いだのですか。」と質問がありますが、枝によっては紅白に順番に咲くことから接いだことはあり得ないです。

 私たちも、咲き分けの植物のように脳を柔軟にして生活し、いろいろに挑戦し、いろいろの楽しみを享受し、一度しかない人生を咲き分けたいものです。 

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