カテゴリー「花木」の64件の記事

2018年12月 4日 (火)

主人亡き後まで咲き続ける植物の不思議

P1070092

 
紅葉してる葉は亡父が植えた八重桜です。春には一般の桜より遅く開花し「今年も花見が終わったね」という頃に満開になります。亡くなって35年経過しますが、父が植えた植物は今でもこの他、椿、金木犀、コデマリなど13種類が開花します。植物は主亡き後も長期に亘り庭に四季彩りを与える神秘性があります。

The brown foliage of double-cherry was planted by the late father. It becomes in full blossom around the time that people said "Cherry blossom viewing has ended this year. So this cherry blooms later than ordinary cherry. And it has passed thirty-five years since my father died, but 13 kinds of plants planted by my father still bloom, such as camellia, fragrant olive, spirea and so on. Plants have a mystery to give seasonal coloring to the garden even after passing a long period of my father's death.
 
P1070094 【今朝、雲間から見えた下弦の月と金星のランデブー】
  

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2018年7月 9日 (月)

未然に防護策をとれば事なきを得るサルスベリ

P1040920【サルスベリの根元を巻いた金網】

 昨年6月の朝、サルスベリの根元に誰かがドリルで穴を開けたのではないかと思えるほど直径1㎝近くの丸い穴が深くあいてました。私の庭には門がなく、自由に出入りできるので、そのときの私は誰かにいたずらされたと勘違いしました。
 
 根元に少しの木の屑が散らばっていたことから、おかしいぞといろいろ調べた結果、カミキリムシの仕業と分かりました。それは、時を同じくして群馬県の桃や梨の農家が外来種カミキリムシに根元に穴をあけられたという新聞記事を目にし、かなり被害が出てる記事でした。
 
 このサルスベリも同じ外来種カミキリによって穴をあけられ、木の中に卵を産みつけられたと、二ュースを見てから判明しました。日本在来のカミキリムシより威力が強く、大きな穴が深く開けられました。
 
Photo【クビアカカミキリムシ】
 
 おそらく外国からの木材運搬船で積荷の木材の中に潜み、日本に上陸したと考えられます。このカミキリムシは強い歯を持ち、硬い樹木を噛み砕き、深く穴を掘り、その中に卵をたくさん産んで子孫を残す本能なのでしょう。彼らも子孫繁栄に真剣に生きてることが分かります。
 
 しかし、大切にしてる庭木や農家の果物の木の根元に入り込まれては大損害になります。当時、私はこの穴を見て、サルスベリは朽ちるかもしれないと覚悟もしました。だが、可能な限り手を尽くそうと、木工ボンドを口までいっぱい詰め込み、その後、同じ太さのサルスベリの枝を切って、金槌で叩いて差し込みました。今思うと、最初に勢いのよい水道水で穴の中を洗った方が賢明だったかもしれません。
 
 今年は、3月の段階で最初の写真のように、細かく硬い金網を根元に張り巡らしました。もう、産卵期は終えたことから、今年は大丈夫と思います。
 
 しかし、サルスベリの幹は年々太くなるので、巻いた金網が壊れるか、サルスベリの幹に金網の痕が入り込むかの状況になりつつあります。いずれにしても、毎年3月には同じ対策が必要なので、本体が傷つかぬよう、新たなものに換える必要があります。
 
P1040919【前のお宅の玄関先に咲くサルスベリ】 ・・・すでに満開です。
 
 私の家のサルスベリは数年前に購入し、今では私の倉賀野町でも大きなサルスベリの一つになってます。剪定しない方法で育て、根元に池を作り井戸水をたっぷり与えたところ、成長が早く、近年は花が多く、正に百日紅と表現するように9月下旬まで100日間の開花が楽しめます。
 
P1040918 【梢にちらほら咲き始めてる】
 
 先日の小暑の日に開花したのを確認しました。夏本番にはいよいよ満開となり、庭先なので我が家のシンボルツリーになります。常に水を遣り、健康状況を把握し、何事に対しても適切な処置を施したい。
 

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2018年3月 3日 (土)

しだれ紅梅は今が盛りです。

♪写真はすべて拡大してご覧ください。

P1020723【しだれ紅梅】

P1020722【しだれ白梅】
 
P1020718【しだれ紅梅】
P1030504【1本の木が紅白に咲く思いのまま】
 
P1030458 【鹿児島】

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2017年7月17日 (月)

藤の蔓の剪定は7月に終え、夏は水やりを徹底

P1030161【植木鉢の藤に水遣り】

 音楽の世界ではアフタクトがあり、これは1小節前の最後の拍の音やパセージです。合奏や合唱では、これがしっかり合うと次の強拍がきれいに奏でられるものです。多くの音楽にはアフタクトがあります。
 
 植物の世界でも、開花時や開花間近のみ世話では、特に花木のきれいな花は期待できないことが多く、年間を通じて剪定や水遣りが欠かせません。
 
 P1020806【前の道から見やすくした今春の藤の開花】
 
 ところで、鉢植の良さは移動できることです。上の写真の如く総重量100Kほどあっても「てこの原理」を使えば持ち上がり、良い場所への移動は思ったより簡単です。しかも、植木鉢の底は丸いので転がしながら移動できます。
 
 一方、植木鉢の場合、もう一つの利点は他の植物の根に栄養を奪われず、栄養を一人占めできることです。これは以前に記述した通り、地下では常に植物の根同士による戦いが行われてます。樹勢の弱い植物は養分が失われ、葉が萎んでしまったり、枯れてしまい、これでは来春の開花は望めません。
 
 これを未然に防ぐのは人間の知恵であり、それぞれ植物が平等に根を張れるよう直植えの場合は特に気を配る必要があります。人間の社会に似てます。
 
P1030156 【今朝撮影のサルスベリ】
 
 自己の持味を最大に誇るかの如く、いよいよ濃厚な赤になってます。まだ、蕾の方が断然多いことから、七分咲きと言ったところです。三週間前に外来種と想われるカミキリムシに幹の一部をやられましたが、それを上回る私の朝夕の水遣り(?)の成果でしょうか、昨年より枝が広がりを見せ、東西6mほどになってます。
 
 サルスベリでは多くの場合、毎年、秋に剪定するようですが、たまたま庭の中央に植えてあるので、私は剪定せず自然な樹形を追求し、ふっくらした樹形にしてます。サルスベリへの水遣りはほぼ一年中です。根元は水か溜まる池のようにしてあり、ポンプで汲み上げた井戸水を豊富に与えてます。サルスベリも水を与えるとどんどん成長し、花の色は濃くなることを経験してます。
 
 ところで、植物の開花状況と人間の脳の成長は似てると感じてます。花を咲かせるのは一時的であっても、残された11ヶ月ほどの期間の積み重ねではないでしょうか。多種の植物を育成しつつ、私については、英単語ボキャブラリーを増やすことと、ピアノ演奏は一年間の積み重ねです。いくら本番でしっかり演奏しようとしてもとんでもないことです。
 
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 植物も人間も、結局は日々の手当てや集中した積み重ねであり、この基盤があってこそ、本番につながるのではないでしょうか。現在、ショパンの遺作ハ短調に挑戦してます。ヒポクラテスさんに聴いて戴きたい。
 

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2017年5月15日 (月)

Root competition・・植物は地中で養分を奪い合う

 
P1020647【西洋シャクナゲ大輪・・・こちらはroot competitionなく元気】
 
 植木について素人の私は今まで試行錯誤の連続で失敗に失敗を重ね、つまり、大切なシャクナゲなど幾度か枯らしてしまった苦い体験があります。二度と同じ失敗を繰り返さないように思っても、その原因の本質が分からないことがあります。植木について師匠がいないことが遠因と思います。
 
 33年前、亡くなった父は植木が好きでした。現在でも父が植えた植木は、しだれレンギョウ、コデマリ、金木犀、八重桜など10種ほどが毎年、花を咲かせてます。
 
 若き日、植木に興味を示さなかった私は、生前、父に植木の育て方を訊いたことはありません。しかし、どうしたことでしょう。父が他界した後、血統の蘇りでしょうか。植木に対する血が騒ぎ出し、今では早朝から夕方まで、植木の世話なしには考えられない日々です。
 
 「親孝行したいときに親はなし」ですが、植物について「育て方、質問したいときに親はなし」です。
 
P1020851【問題の西洋シャクナゲの開花・・・今春は少し回復】
 
 以下の文章は以前に書いたものに重複する部分があります。カテゴリーが異なるので新たな読者のためです。
 
 実は私はこの西洋シャクナゲの色彩に心から惹かれ、埼玉県花園で4年前に購入しました。しかし、年々、樹勢が悪くなり、葉は垂れ下がり、新芽もあまり吹かなく、みすぼらしい姿です。自らの考えで、半日陰の場所を選び、水はけを良くするため土盛りし植えました。でも、良く咲かせようとする私の気持ちとは裏腹に、年々、葉の数が少なくなったのです。
 
 そして昨秋のことです。「よしっ、土をすべて入れ替えよう」思い、シャクナゲを掘り起こしたところ【予想外の状況に驚愕し、地中でこんなことが起こってたのか】と大きな現実が勉強になました。
 
 それは半日蔭を作っていた近くの大きな梅の木の強靭な根がシャクナゲの根の上や周囲に勢いよく絡んでるではありませんか。最初はシャクナゲの根かと思いましたが、根があまりにも太く強く、すぐに隣の梅の根と分かり、「かわいそうなことをした。」と、この哀れな現状を見てシャクナゲに謝りまり、育たぬ理由に納得です。
 
 善かれと思い、半日蔭になるよう梅の近くに植えたのですが、物事には善いと思ってしたことにも裏があるのです。今回のことに限らず、薬に副作用がある如く、何事も一つのことにはその反面があることを学びます。
P1020931【穴を掘り、西洋シャクナゲ近くの梅の木の根を切り取る】
 
 ご覧の通り、昨秋、梅の木とシャクナゲの間を長さ2mに亘って、30㎝ほど深く掘り、鋸でシャクナゲの方へ出てる梅の根を数本切り取りました。掘った穴は水はけのため、今でもそのままにしてあります。
 
 これを施したシャクナゲの結果は今春見事に咲き、今では来春用の新芽が勢いよくたくさん出たではありませんか。
 
P1020810【赤紫の藤も大きな植木鉢に】
 
 実は、地中で根と他の樹木の根が養分を奪い合う戦いを英語でroot competitionということをオーストラリア在住の逍遥さんから教わりました。彼はシャクナゲに関心がおありで、拙いブログにアクセスとコメントをいただいてます。南半球ではシャクナゲが咲く季節は日本と逆でしょうが、アクセスしていただき感謝しております。感謝と共に、改めてインターネットがリアルタイムなworld wide webで、便利であることを実感です。
 
P1020811
 
 ところで、余り大きくない植木は写真のように大きめの植木鉢で育てれば、root competitionは起こらず、水はけがよく、日光の当たり具合により半日蔭に移動できます。長いことシャクナゲを育ててますが、今後はより良く咲くためroot competitionを頭に入れ育てます。
 

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2016年7月14日 (木)

数多く咲いたサボテン・・・何かよい前兆か

P1010510 【本日のサルスベリの開花状況】

 日に日に開花が増えてるサルスベリはご覧の通り、深紅の情熱を表現し七分咲きです。インドの火炎樹の如く、暑い夏には燃えるような赤が似合います。私は根元の池に朝夕、毎日、水を溜めてます。これだけ咲くにはかなりエネルギー源が必要と考えるからです。

 一方、幹の中に巣を作ってる数千匹と推測される小さく赤い蟻の除去は毎日の日課です。幹の表面には蟻の出入り口がたくさん存在し、内部は思いのほか食い荒らされてると想像でき、今のままでは数年後に朽ちる可能性があります。今のうちに手を打たなくてはなりません。

P1010511_2 【朝夕、井戸水をたっぷりと】

 このため、蟻の食い荒らしに負けない体力を補給する必要から、蟻の除去と、たくさんの水遣りを励行しなくてはなりません。

P1010513  これから10月上旬まで世話を続けますが、実をいうとサルスベリには一年中、何らかの世話をしてます。年2回は油粕を肥料として与え、枝は剪定しない咲かせ方です。枝ぶりを味わうのも庭木の大切な観賞法です。人間が感銘する樹木の美とは「色彩」のみならず「樹形」にあります。

P1010506 【今朝こんなに咲いたサボテン】

 一方、今朝3時ころから咲きだしたサボテンは今夏は樹勢が良く、今回で3回目の開花です。前回も6月に咲きましたが、今夏は例年になく数多く咲いてます。

 しかし、花の命は短く、午後2時ころには萎みます。やっと9時間咲いてるのみです。今夏このように3回も、たくさん咲いたのにはその原因が考えられます。

 先ず、5月に植木鉢を大きいものに替えました。同時に、花用の土を入れたからです。やはり、根のために窮屈でなく、ゆったりしたスペースが大切です。また、サボテンは本来、砂漠で咲くので水はあまり要らないと考えがちですが、たくさん水を与えると調子が良くなり、たくさん咲くものです。実は砂漠だって物凄いスコールがあるでしょう。今年は特に土壌もよくしたので、より健康に育ってます。

 ところで、今日は午前中、金融機関の女性が2名来訪し、玄関前に咲いたサボテンに感銘してました。私としてはサボテンもタイミング良く咲いてくれたものと思います。1名の方が四国へ転勤となるとのことで、ご挨拶に見え、引き継ぎの担当者を連れて参りました。サボテンも今後、新天地での健康とご活躍を応援しているようでした

 こんな関係でも、親しくなった方との別れは寂しいものです。人間とは数回会って互いに話をすると情が移るもので、別れは本当につらいものです。私はピアノで震災復興支援曲「花が咲く」を送別記念に弾いて差し上げました。寂しいとき、辛いとき、音楽とは言葉以上に人の心に訴えるものです。

https://www.youtube.com/watch?v=4JjjJ7e3_HQ

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2016年6月30日 (木)

夏至のころ咲く「紫君子蘭」「サボテン」「ねむの花」

P1010458 【紫君子蘭=agapanthus】・・・拡大してご覧ください。

 三年ほど前、引っ越してしまった隣の家から頂いた「紫君子蘭」の根の一部は今では直径1mほどの大きな株となって毎年、夏至の頃に咲き始め、今を盛りに薄い青紫の花が咲き誇ってます。

 前の道を通る人の目にも留まるようで、私も毎日見てますが、とりわけ今年の開花状況は勢いよく花弁の色彩に深みがあります。

 例年より、茎が長く、およそ80㎝です。これには心当たりがあり、早春よりほぼ毎日、灌水したからです。肥料は与えませんが、他の花木に水を与えるとき、紫君子蘭の葉にも十分に与えました。

 一般的に、植物が成長するには「何と言っても、たっぷり水を与える」ことで、同時に水はけの良さが肝要です。すでに10日間ほど咲き続けており、今後も暫く咲く気配です。

P1010423 【サボテン=cuctus・・・こんなに咲くのは初めて】

 一度にこんなにたくさん咲くとは、私の近未来に何か良いことが起こる前兆でしょうか。

 実は、今春大きな植木鉢に植え替えました。土はホームセンターで108円と安いものを購入し、こちらも時々灌水したからでしょう。こんなに咲いたのは初めてです。「おしくらまんじゅう」から解放されたことが功を奏しました。サボテンの根はゆったりしたのでしょう。

 しかし、この植物の宿命です。それは早朝3時ころ一斉に開花し、その日の午後1時ころには萎みます。何と短い花の命でしょう。それでも、今年は樹木に勢いがあり、小さな蕾がいくつか確認できるので今後もまだ咲く気配です。

 このサボテンも元は小さな1本でしたが、ご覧のように子供がどんどん増え、植え替えても「おしくらまんじゅう」の様相です。

P1030855【ねむの花=silk tree】

 こちらは珍しく葉が就眠運動する「ねむの花」です。葉はご覧の通り小さく、左右対称にたくさんついてます。1本の枝におよそ50枚です。この対称になってる葉が夕刻から明朝まで、ぴたっと閉じる不思議な植物です。

 何故このような性質があるのか不思議です。こちらも灌水によって樹高が3mほどになりましたが、高い位置では花が見難いことから、昨年、途中で切断し観賞しやすくしました。

 このほか、もうすぐ開花するのがサルスベリです。こちらも例年より樹勢が盛んであり、樹高も高くなって花が色濃くなる気配です。すでにたくさん蕾が付き、開花はスタンバイです。根元の周囲はクレーターのようにし、朝夕、井戸水を満杯にします。

P1040005 【百日紅(サルスベリ)=Crape myrtle・・・2年前の写真より】

 今ではこの姿より一回り大きくなってます。果たして深紅の開花となり、文字通り、百日間開花するでしょうか。頭でっかちなので強風対策として三方向から紐で引っぱってます。

 ところで、サルスベリの天敵は小さなアリです。顎の力が強いのでしょう。幹の中に空洞を作り、住み家とし産卵します。あまりの多さに驚きます。かわいそうですが、毎日、除去してます。そうしないと次第に樹木が弱ります。樹齢10年ほどなので22世紀まで咲いてほしいです。それまで頑張って育てるつもりです。 

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2016年5月20日 (金)

魅力ある色彩・・・オリエンタル・ゴールドの黄色

P1010096 【今朝、咲きだしたオリエンタルゴールド】・・・拡大してください。

 植物の研究者は既存の植物に比較的近い品種を交配し、剛健な品種の開発に力を入れてるようです。以前に拙いブログで取り上げた「春一番」という名称の植物も、ツツジにシャクナゲを掛け合わせた人為的な植物であり、華やかなにして、花の日持ちがよい品種です。

 今回、取り上げた「オリエンタルゴールド」はその名の通り、東洋の金のイメージでしょうか。初めてこの黄色の表情を見たときは、暫くその場から離れられず、まるで恋人と巡り会ったかのような感銘でした。

 実は、この「オリエンタル・ゴールド」も人間によって生み出された植物といわれ、それは芍薬と牡丹の掛け合わせです。結果的に花弁がなかなか落下せず、いつまでも咲き続ける強さを産んだようです。

 先日、埼玉県花木流通センター(花園)へ遊びに行き、帰りがけにこの植物が目に留まりました。透き通った黄色の大輪は暫く私を帰らせませんでした。

 平素、比較的大きな花木のみに興味がある私としては珍しいことです。「よしっ」これをゲットしようと心が弾みました。その日はそのまま帰宅し、翌日、開園と同時に蕾の多い二鉢を購入しました。

P1010097 【未だ蕾・・・あと2~3日で開花か】

 植木鉢の植物は一本が17本に増えた君子蘭くらいで他の植物はあまりありません。あるのは花桃の実生で生えた子供や、自然に生えたねむの木の子供です。

 今回、高さ1mほどの台を作り、オリエンタル・ゴールドが近所の皆さんにとって、前の道から観賞しやすいようにしました。

P1010105 【塀の向こうは道・・・通る人に見やすい】

 ところで、植物には太陽光を好むものと、半日蔭を好むもの、水はけのよさを好むもの、水がないとすぐ萎れるものなど多種多様です。その植物の特性を知ってこそ、順調に生育します。私の場合、師匠がいないので、残念ながら失敗を繰り返して(枯らして)植物から教わった事ばかりです。

P1010104 【アヅマシャクナゲ・・・日本シャクナゲ】

 こちらはすでに開花が終わり、来春の準備に入り、逞しさ溢れるアヅマシャクナゲです。新芽が勢いよく出てます。半日蔭を好むことから、大きな「しだれ梅」の枝が直射日光から葉を守ってます。今は朝夕、水遣りです。

P1010094

 オリエンタル・ゴールドの蕾を数えると、今春は全部で八つの花が見られます。植木鉢を大きくしたので数年はこのままにします。

 来春の芽がすでに数本、根元から生えており、開花中であっても、もう次への準備に入ってます。こんな準備に植物の永遠性が感じられます。私たち人間も「常に次への準備を怠らない生き方」をしたいものです。 

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2016年5月 6日 (金)

戦時中、父母が使った防火用水が今、役立つ

P1010049 【車庫の雨水を溜める防火用水】

 夜中に少しでも雨が降ると殆ど空であった防火用水が翌朝満水になります。早速、この天然水を有効利用し、多くの花木に灌水しても只であることから何か得した気分です。

 日本の歴史を紐解いても、水の重要さについては如何に河川から田畑に水を引くかなど、先達は工夫して水路を作りました。その名残は今でも至る所にあり、農業用水や防火用水として私たちの生命維持に役立ってます。

P1010062 【灌水でたわわに実り始めた梅の実】

 5月4日は「みどりの日」です。多くの植物はこの日に殆ど新緑となり、一年で最も生気に満ちてます。新芽が吹き出るのが比較的遅い「サルスベリ」や「ねむの木」など夏に開花する樹木も新緑になり、漲る生命力に満ち溢れています。

P1010059 【やっと芽が出たサルスベリの新緑】

 拙い経験では、サルスベリに多くの水を与えると見る見るうちに樹木の勢いが変わり、7月上旬に開花する花の濃さが、より真紅となり、私に不足してる情熱さを催促してるように思えてなりません。今年こそサルスベリから与えられる「情熱」を近未来の生活に生かしたいものです。

P1040006 【二年前の開花】

 たまたま、私は職業が高校音楽教師であったことから本来、情熱こそ音楽芸術の根幹である筈なのに、現在の私にはこれが大分不足してるかもしれません。

 有難いことに、友人Samuel Toddさんから情熱については、幾度となく教えを請うてますが、彼の青春時代の体験や、ニュージーランドでの女子教育、国内での女子教育の体験からアドバイスをいただいてます。近未来には彼のご指導が実を結び、私は今の生活と決別できるのではないかと密かに期待してます。

P1010061 【灌水すると葉の勢いが変わる芍薬】

 ところで、車庫の屋根に降った雨水の有効利用は多くの方々にお勧めします。雨水は河川に流れ込む仕組みですが、屋根に降った雨の一部でも溜める設備を作ると植物の灌水はもちろん、防火用水として役立ちます。火災では何と言っても水です。バケツリレーするにしても水がたくさん溜まってなければ不可能です。

P1010054 【防火用水の重さは推定200K、満水では400K】

 この防火用水は庭の異なる所からここまで転がして来ました。近くにはリンゴの木、キンカン、アンズ、ねむの木などがあり、朝夕、二回灌水してます。

 植物の成長にとって必要な三要素は「太陽」「良い土壌」「水」です。特に新緑の頃、開花時、そして実が生ってるとき水が必要で、与える水の量により、結果が違ってきます。植物の生育を観察してると人間の努力により違いが出ることが分かります。

P1010051 【ねむの木・・・実生から生まれた幼木】

 根の周りをクレーターのようにして灌水すると、根の深い部分まで水が達します。

 先の戦争が終結して70年経過します。戦時中は私の住む倉賀野町でも焼夷弾が落下し、火災が発生したと今は亡き父母より聞きました。子供たちを防空豪に入れたり、爆弾による火災を防くためにこの防火用水を使いました。

 今、防火用水を使用しつつ、子供を守ろうとした当時の両親の思いが伝わってきます。私たちの子々孫々に至るまで国家間の摩擦や争いは話し合いによって解決するのが人類の知恵です。

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2016年2月15日 (月)

It's a cinch【朝飯前だ】・・・金木犀を活性化する

586 【数年前の9月下旬に撮影した金木犀】

 この金木犀について「いつ、誰が、どこで手に入れたか」今は亡き父母に訊いておくべきであったと後悔してます。もしかしたら祖父母の可能性があるからです。私が誕生したとき祖父母すでに他界しており、もしかして金木犀は祖父母の生まれ変わりに思える樹木だからです。

 金木犀は祖父により大切に育てられた可能性があり、祖父母にしてみれば、孫の私が21世紀に観賞してるとは予想外でしょう。金木犀を媒介にして直接は会うことがなかった祖父母と孫が交流してることになります。世代を股に掛ける長寿の樹木です。

 私が子供の頃は金木犀が以前の家の裏庭にあり、良い匂いがしたことを微かに覚えてます。当時、子供であった私にとってすでに大きい常緑樹の印象です。

 これを今の地にリャーカーで運んだのは20才の私です。きっと父母の提案で引っ越し先の今の地に植えようということになったのでしょう。置いてくるには忍びなく、立派な樹木を持って来ることにしたと想われます。

 毎年、秋分の日前後に黄色の花が香りを放ち、庭中に漂います。常緑樹であることから平素は雀など小鳥のねぐらです。

P1000618 【枝を切ったあとの金木犀】

 昨日、金木犀のより活性化をめざし、大きくなった枝を10本ほど切りました。思いの外、柔らかく簡単に切れました。しかし、その後の処置が手間仕事です。長さを90㎝に均等に切りました。昨日はそれまでです。

 束ねるのは今朝、朝食前に8束にまとめました。推定、総重量は80kgほどです。しっかり束ねないとゴミ収集車が持って行かない場合がありえます。かなり重たいのでやっとのことで束ね収集所へ、車で2回に分けて運びました。

P1000609 【束ねた金木犀の枝】

 朝6時30分のラジオ体操してから、朝食前に束ねる作業を頑張りましたが、力仕事なので誠に良い運動です。このように朝食前の一仕事を英語ではタイトルの如く、It's a cinchと言ったり、It's a piece of cake.ということを思い出しつつ作業しました。「こんなの朝飯前だ」です。

 結果的に、お腹が空き朝食が美味しかったです。私たちが健康を自覚できるのは朝食が美味しく感じ、ある程度の量を食することでしょう。

P1000604 【今が盛りの紅梅】

 ところで、早春の季節は花が殆ど咲きません。唯一、花梅だけが立春と共に私たちに希望を与え、世界経済の低迷を瞬間的に忘れさせてくれます。

 「経済とは生活するのに支障がなければそれで十分である。」と紅梅が説諭しているようです。それにしても、昨今の世界経済は原油安、及び、中国経済の低迷といわれ、本来健全であるアメリカおよび日本経済まで大きな影響が忍び寄り、私たちの生活を不安に陥れてます。本格的な春になったら世界経済が立ち直ることを期待したいです。

 経済とは「ガソリンが安くなった」と喜べないのが本当の理解者です。これでは出費が減ったといっても、一ヶ月にしても大した額ではありません。それより、社会全体に収入が増えることこそ肝心要です。

P1000602 【紅梅の品種名は思いのまま・・・紅白に咲き分ける】

 昨日は四月頃の陽気であったのに、三寒四温です。今日はまた厳しい寒さの群馬県です。寒いときの体調管理は、一に温まる食生活、二に激しくない運動を生活に取り入れる。三に夢中になれるもので脳を活性化する。 

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