対蹠点は意外な国
地球の反対地点【真後ろ】を対蹠点(たいせきてん)といいます。日本の対蹠点はアルゼンティン沖の大西洋上です。外国の方もそれぞれその国の対蹠点は知ってるようです。
対蹠点は地球の中心点を通っての反対地点のため、おもしろいことに対蹠点での元の国の形は東西南北がすべて逆になるでしょう。
正式な対蹠点を求めるには、例えばA地点が北緯であれば南緯になり、南緯であれば北緯になり、度、分、秒はそのまま同じ数値です。ところが経度については英国グリニッチが東経0度であり、同時に西経0度でもあるので数値はそのまま使えず180度からA地点の経度を引くことになります。そして東経は西経に、西経は東経になります。
有名なのは南太平洋に浮かぶアンティポーズ諸島です。これは対蹠点という言葉をそのまま地名にしました。イギリスの反対側です。昔の航海で重要地点であったことが窺えます。
このように、世界の対蹠点を調べると意外な所になったりしておもしろいものです。すぐ調べる方法は右手と左手の指一本で地球儀を両端で持てるところです。実際には多くの対蹠点が海になります。
皆さんは地球儀や地図をご覧にならないでスペインの対蹠点はどこだと思いますか。また、ハワイの対蹠点はどこでしょう。
答えはスペインはニュージーランドです。ハワイは南アフリカ共和国です。
以前にニュージーランドの小学生にこれについて質問したことがあります。彼女が即座にスペインと答えたのは驚きましたが、やはりどの国でも自国の対蹠点については地球上で最も遠い所という意味があり興味があるようです。
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