カテゴリー「暦」の42件の記事

2019年1月 3日 (木)

一年が12ヶ月あるのは何に起因するか考える

Photo【いて座】・・・地球から見た現在の太陽の位置

 
 新しい年2019年、平成31年を迎え、平素、静まり返ってた我が家も誠に賑わってます。娘たち家族が年末から泊りがけで実家である私の家に来て、連日連夜、祝杯を挙げてるからです。大晦日には私も含め全員で倉渕の相間川温泉で一年の疲れを癒しました。
 
 多くの外国ではクリスマスが盛大であっても、昔から日本人にとって、お正月は一年でも最も楽しく家族が憩う習慣が根づいてます。しかし、現在と異なることは一月一日の時季です。明治5年まで日本は太陽太陰暦を採用してたことから、現在の2月上旬から中旬にかけての頃が1月1日でした。この頃になると日の出が早まり、自然界でも日差しが高くなり、草花の芽が顔を出して伸び始め、小鳥のさえずりも幾分か活気を感ずるようになります。今年、旧暦の1月1日は現行暦で2月5日の新月の日です。
 
 元旦に戴いた年賀状にも、「迎春」、「新春のお慶び」などの挨拶が多く見られます。しかし、季節はこれから小寒、大寒と年間で最も厳しい寒さを迎えます。つまり、これから真冬が来るのに、何故、春という言葉が使われるのか、子供の頃より不思議に感じてました。
 
 私の想像では、これらは江戸時代から明治初めまで年頭の挨拶として使われた名残が145年経過した現在でも脈々と受け継がれている言葉です。しかし、これは時季外れになります。同様に、江戸時代の七夕は7月7日であったことが、日にちだけそのまま受け継がれ、これは大変な天文学的な間違いになってしまいました。
 
 こちらも現在の太陽暦のままで7月7日のみを受け継いでしまいました。これは本来「こと座」のベガ【織姫星】と「わし座」のアルタイル【彦星】が日本の頭上に来て、しかも、月の満ち欠けが7日目で「お椀の舟」の形となる1年に一回の巡り合わせの日です。それにもかかわらず、現在はその光景を一切無視し、太陽暦の7月7日に行うことから、あるいは地方によっては月遅れの8月7日に行なうことから、夜空はそのロマンチックな「天の絵巻」を成してません。こちらも145年経過しても変えようとする動きはなく、この分野の日本の指導者はどうなってるのか疑問に感じてしまいます。
 
P1030277【高崎市と遠望は武尊山2158m】牛伏山山頂より、拡大してください
 
 正月を迎え、私は暦について改めて考えてます。何故、人類の先達は今の時季を1年の始まりに決定したか、これについて私は最近も記述した通り、秒速およそ29㎞で反時計回りに公転してる私たちの地球が、全天第一位の明るさを放つ「太陽」と全天第二位の明るさを放つ「シリウス」を線で結んだ位置にゴールする日であり、再度、出発する日であることを認識してます。ですから一月一日は天文学的に大きな意味を持つと考えてます。
 
 一方、タイトルの如く、「一年が何故12ヶ月である」かについては、日常の社会生活ではあまりにも当たり前のことで、生来考えることもありませんでしたが、本当のところ、これは何に起因するかを正月であることから改めて考えます。
 
 紀元前、特に、中近東にいた人類の祖先は、常に天体の動きに一定の法則を見出し、その一つが太陽の軌道である黄道の遥か背景に個性ある姿をしてる星座たちに名前を付け、太陽がその星座の前を通過する度に、季節が変化し、毎年その星座が同じ季節であることを突き止めたのでしょう。現在と異なり、空気が澄んでいた紀元前では星は恰も降かの如く、星座たちが明瞭に見えていたと想像できます。拙い体験でも、ネパール・カトマンズ郊外で見た星空と内モンゴル高原で見た星座は誠に小さな星まで肉眼ではっきり見えます。このため、紀元前の人々は「星座の動きと季節の移り変わり」について、その結びつきを体験的に認識していたと考えられます。
 
 現在でも、地球から見て黄道上の遥か背景に並ぶ特異な形を成す星座は1、やぎ座、2、水瓶座、3、魚座、4、おひつじ座、5、おうし座、6、双子座、7、蟹座、8、獅子座、9、乙女座、10、天秤座、11、さそり座、12、射手座がほぼ等分に並んでます。
 
 この黄道十二星座は、地球の地軸の傾きが千年単位程の長期で多少変化することから、太陽の背景にある星座が変わり、時季がずれます。このため、当時と現在では多少異なってます。例えば、紀元前の冬至に太陽は「やぎ座」の方向にあったといわれます。しかし、現在の冬至に太陽は未だ「さそり座」近くにあります。これが原因で、現在でも南回帰線のことをthe Tropic of Capricornといわれるのは紀元前の名残と考えられます。私は現在でも一年が十二ヶ月に分かれてる起源は、これら黄道上の遥か彼方に季節を示す十二星座が並んでいることに起因すると考えてます。
 

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2019年1月 1日 (火)

2019年は平安な心で過ごしたい

P1070167_2【今朝7時55分に国際宇宙ステーションから送られてきた太平洋上の日の出です。】

 
皆さま、2019年、平成31年です。明けましておめでとうございます。昨年はブログを通じて楽しい交流を有難うございました。本年もお互いに健康をモットーとし、そして得意な分野をより発展させましょう。今年も交流をお願い申し上げます。
 
Everyone, 2019 year, Heisei 31 year has come. Happy new year. I appreciate your fun exchange through blog last year. Let's develop our health and further develop the special fields each other this year. Please exchange this year as well.
 
 
P1070177 【我が家の3階から見た初日の出です。】

1月1日午後4時より家の前の道を20往復ウォーキングしました。片道50mなので2㎞です。1000mを過ぎると背中が汗ばんできます。今年は散歩の感覚から抜け出し、スポーツウォーキングとして、あくまで有酸素運動を心掛けたい。

I walked back and forth twenty times on the path in front of my garden, from 4 pm on January 1. It is totally 2 km because it is 50m one way. My back sweats a little bit after 1000 m. This year, I will keep sports walking in my mind as aerobic exercise, getting out of the feeling of strolling. 
 
P1020981【1往復したら石を隣へ・端から端までで1000m】
 

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2018年12月 5日 (水)

巨大な「冬のダイアモンド」が南東の空に出現

最近、南東の空に「冬のダイアモンド」が見えるようになりました。恰も天を覆うかの如く巨大なダイアモンドです。有名なシリウスとオリオン座が分かればすぐに把握できます。このダイアモンドが南に来て、特に一番下で輝くシリウスが午前0時に真南に来ると1月1日です。1月1日は天文学的に大きな意味を持ちます。除夜の鐘が鳴るとき真南をご覧ください。


Recently, "Diamond of winter" can be seen in the southeastern sky in our nation. It is a huge diamond as if covering the sky. As soon as you discover the famous Sirius and Orion, you can grasp it. When this diamond comes to the south, especially Sirius which shines at the bottom of this diamond comes to due south at 0:00 AM is January 1. Therefore, January 1 has a big astronomical significance. Please look at the due south when the night bell rings. 
 
Photo
 

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2018年11月 9日 (金)

明治6年1月1日より太陽暦を採用

Photo

 
今日は太陽暦採用【を決定した】記念日です。以前は旧暦であったことから、昔の人は月の形で日にちを知りました。また、仏滅の日に生まれると誕生日は毎年、仏滅となり、あまり嬉しくなかったと推測します。明治6年1月1日より太陽暦が採用され、最も明るい一等星シリウスが午前0時に真南に来る瞬間を1月1日にしています。南半球ではシリウスが真北に来る瞬間です。
 
Today is the solar calendar anniversary. As it used to be the lunar calendar, former people knew the date by the phase of the moon. Also, when people born on unlucky day, their birthday becomes unlucky day every year, I guess they were not very happy. Since January 1st in Meiji era 6, the solar calendar was adopted, and the moment when the brightest first-magnitude star "Sirius" comes to the due south at 0 hour midnight is January 1st. In the southern hemisphere, the moment that "Sirius" comes to the due north is the beginning of New year.
 
 
Photo_2
 

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2018年11月 8日 (木)

今日は旧暦で10月1日です。

P1030138

 
今日は旧暦の10月1日です。従って、月は出ません。概して日本列島はこれから1ヶ月ほど移動性高気圧に覆われ、温かな春のような季節があります。この時季を小春日和といい、旧暦10月の異称でもあります。野に山に出て自然との対話を心掛け、五感を磨き、思い切り身体を動かしたいです。

Today is October 1st in the lunar calendar. Therefore, the moon does not come out. Generally, the Japanese archipelago is covered with migratory anticyclones for about a month from now on and It will become like a warm spring season. This season is called Koharu-biyori that literally means Indian summer, it is also an alias of the lunar calendar's October. We should go out to the mountain and field, to aim for dialogue with nature, to refine our five senses and to exercise our body as possible as we can.
 

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2018年9月24日 (月)

太陽の背景は「おとめ座」である秋分の日

P1050043【実生から生えたマユミ】

 春分の日と秋分の日とでは昼の時間の長さがほぼ同じであるのに、気温はまるで違い、群馬県でも春分の日の平均気温は10℃ほどなのに、秋分の日の平均気温は22℃ほどもあります。「暑い寒いも彼岸まで」と言っても、両者の気温差は平均12度も異なります。
 
 これは一般的に大気の性質に因るもので「大気は温まり難く、冷め難い」からです。つまり、春分の頃は温まり難く、秋分の頃は冷め難いということです。一方、季節が逆である北半球と南半球の大気は赤道を中心として繋がっており、互いに流動し、これも影響を受けると考えられます。
 
 これに比較し「人間の心は燃えやすく、冷めやすい」のは私が青春時代を振り返っても思い出すことです。このことはさておき、今回は天文学的に「秋分の日とはどういう日であるか」改めて捉えたいと思います。
 
P1040990【サルピアの花】
 
 地球は約9億5千万Kmの距離を持つやや楕円形の公転軌道上を365日と4分の1日ほどの時間をかけ、北極星側から見て、反時計回りに周回してます。このため、中心にある太陽は動かずにいても、地球から見る太陽の背景にある星座たちは西から東へ刻々と未来永劫、移動して行きます。
 
 太陽の背景とは紀元前にバビロニア人が発見し、命名したとされる黄道十二星座です。これらの星座はほぼ等間隔に並んでおり、地球から見ると太陽の背景に来る黄道十二星座はほぼ春に三つ、夏に三つ、秋に三つ、冬に三つに配分されてます。
 
Photo_2【金木犀】
 
 ところで、おさらいです。全天の経度は地表面の経度と異なり、赤経で表し、全天一周24h【hはhourの略】とし、それ以下の単位は60進法です。つまり全天を時間のように考えます。これにより、春分の日の太陽の位置を赤経0h、赤緯±0°で表します。赤緯は地表の緯度に似てますが、それぞれ天の赤道を0°とし、北半球に+を、南半球に-をつけ、天の北極、南極をそれぞれ+90°、-90°とします。
 
 さて、秋分の日の太陽は春分の日の太陽の位置とは反対側に見えることから、その位置は赤経12h、赤緯±0°にあります。この太陽の背景の黄道十二星座は「おとめ座」です。このことは春分の日の午前0時に「おとめ座」が真南にあることで理解できます。
 
Photo 【おとめ座にある秋分の日の太陽・・・ここが秋分点】
 
 秋分の日の太陽は天の赤道上にあり、秋分の日の太陽の背景は「おとめ座」になりました。このまま刻々と東へ、同時に、天の赤緯の-【南】へと移動して行きます。
 
 おとめ座には有名な1等星スピカがあり、この1等星は珍しくほぼ黄道上にあるので発見しやすく、つまり、火星や木星など惑星が通過する道にあることからも見つけやすいです。しかし、現在は太陽の近くにあり、太陽光に遮断され見えません。「おとめ座」はいわゆる春の星座です。
 
 これら天体の現実の動きをより理解するには、「宇宙に浮いてる自分自身」を実感することから始まります。私はそれにより、比較的簡単に二十四節気などと黄道十二星座の関係が分かりやすくなりました。
 
Photo_3【彼岸花】
 
 地上では秋分の日は休日となり、お墓参りだ、ボタモチだ、旅行だ、お酒だと人間の多くは行動を同じにしてます。しかし、秋分の日=the Autumnal Equinox Dayとは、春分の日=the Vernal Equinox Dayと太陽を挟んで、逆の位置に私たちの地球が浮いてることを実感し、春分の日の太陽の背景は「うお座」であり、秋分の日の太陽の背景は「おとめ座」であることを、しっかり頭に入れたいものです。これは毎年不変なことです。
 

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2018年7月 2日 (月)

今年の真ん中は7月2日午後2時54分ころ

P1040210【群馬県赤城山の小沼、標高1450m】

 6月が終わると「早いもので今年も半分が終わりました。」とテレビで耳にすることがあります。なるほど1年は12ヶ月あり、6月が終われば半分過ぎたことになります。しかし、その時点で暦の基となる地球は、太陽の周りを未だ半周してません。
 
 その前に、暦の一年と、地球が公転により太陽の周りを一周する時間にはずれがあります。暦の一年は365日が3年間、366日が1年の割合で、暦の1年と地球の1周の違いは4年に一度、閏年=reap year を入れて調整してます。
 
 しかし、これでも長い間にはずれるので、必ず4年に1回閏年を入れるのではなく、つまり、400年に100回閏年を入れるのではなく、400年に97回閏年を入れることになってます。それでも長い年月には少しずつずれるので、このままでは暦と季節が合わなくなります。これについては遠い未来の人類に調整法を委ねましょう。
 
P1020463【アガパンサス・・・紫君子蘭】
 
 カレンダーを見ると今日は「半夏生」となっており、昔から7月1日か7月2日が半夏生になってます。おそらく閏年は7月1日のことが多いでしょう。「半夏生」は一年の真ん中の意味であるし、この頃はハンゲショウという植物の葉が半分白くなる頃であると言われます。
 
Photo【半夏生の葉】
 
 ところで、私は一年の「半分がいつ」であるか拙い計算をしてみました。前述の通り、暦の1年と地球が太陽の周囲を一周する時間は異なることから、あくまで、「1月1日午前0時から地球が半周した時間」を求めました。
 
 地球が太陽の周りを一周する時間は、恒星の位置を計ることにより365.2421日と計算されてます。これを2で割ると182.62105日で、これは地球の公転が半分進んだ瞬間です。
 
 暦は1月1日~6月30日まで平年で181日です。ですから地球が太陽の周囲を半周する時間は7月1日と0.62105日です。0.62105日を60進法に直すと14時間54分です。故に、今年、地球が公転軌道上を半周した瞬間は「7月2日午後2時54分」になります。
 
P1030956【高崎市木部町の田植え】
 
 ところで、今年は梅雨明けが6月末なので、長い夏になるかもしれません。でも、人間には近未来のことも分かりません。なるべく後から出される最新の予報が正確さを増します。私の拙い予測では、今年の秋は例年より早めに来る気がします。互いに、こまめな水分補給に心掛けましょう。
 
 一方、最近の火星は一際大きく橙色に輝いてます。午後11時から深夜にかけ南南東から南の方向です。このまま地球に接近を続け、最大の接近は7月下旬と伝えられてます。
 
 ※なお、火星が地球に接近する意味は、「太陽~地球~火星が一直線に並ぶ」ことです。
 

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2018年5月21日 (月)

今日は「小満」、麦も収穫間近で小さな満足

P1030837【高崎市矢中町の麦畑】・・・拡大してご覧下さい。

 時まさに「麦秋の候」。麦に限っては刈り入れ寸前で、恰も秋の佇まいです。ここは私が毎朝、朝食に行く矢中食堂の前に広がる麦畑です。毎朝見てると麦の成長がよくわかります。ついこの間、土中から小さな芽が出たと思ったら、どんどん成長し続け、10日ほど前よく観察したら麦の穂が出てるではありませんか。一見して、稲より成長の速度が速く感じられます。
 
 小満とは、農業に携わる人が小さな満足を感じることで、昔から麦が穂をつけたり、蚕が桑の葉を食べ始めたり、生産が順調に進み、今年も大きな段階を無事に過ぎ、やれやれといった時季と考えられます。
 
 私たちが生命をつなげられるのは、このように自然の恵みと農家のご努力によってです。しかも、農業に携わってるのは高齢者のみで、若い人は見当たりません。若者が従事しなくても、その分、農業の機械化によって仕事量は賄われ、需要と供給が釣り合っています。しかし、10年後、20年後に高齢者のみの労働には限界があります。
 
 ところで、今日は二十四節気で「小満」です。以前の私は「小満」と言う表現は、あまり季節感が感じられないと思ってました。それは日本国内で二十四節気の名称変更について議論が始まる頃でした。結局、各分野から選ばれた専門家による会議では「変更なし」との結論に達しました。
 
 今となってはこれられ表現のどれをとっても、「啓蟄」に代表されるように、なるほどと思わせるものばかりで、二十四節気について名称変更はなくなり「ホッとした」というのが私の実感です。
 
P1030839 【庭のビワも実が大きくなってる】
 
 このピワはピワの生産日本一といわれる長崎県の苗を植えました。苗の品種名は「長崎クイーン」です。如何にも美味しそうな名称ですが、幹が太く成長した暁には長崎クイーン」本来の美味しさになると期待してます。
 
 今年ももちろん食しますが、未だ幹が細いことから、それほど期待してません。数年後には幹も成長し、味も納得の「長崎クイーン」になると思います。しかし、実が生ってる姿に心は確かに「小満」です。
 
P1030840【しだれ白梅の実】
 
 しだれ白梅は観賞用に植えましたが、見事に枝垂れる枝ぶりと、2月の花が無い季節に白く咲く姿に希望が感じられ、心穏やかな早春の息吹を感じるものです。しかも、おまけに5月にはたくさんの実が生り、人間に食料として提供することで古来より、梅は私たちの生活に身近にありました。
 
 このように梅雨を目前にして梅が実ると心は確かに小満」です。昨年は嫁いだ長女が梅ジュースを作ってくれました。この他、庭の樹木をよく観察すると「源平しだれ」の桃もずいぶん実が生ってます。
 
 これにはかなりの地下の水を養分をとし、太陽光とで、いわゆる光合成によって作られる「でんぷん」により樹木の生長と共に実を作る自然現象は驚くばかりの量で、古来より人間に多くの幸を齎してきました。
 
P1030842 【源平しだれ桃の実】
 
 一方、「小満」とは本来、二十四節気の一つであるから、地球が太陽の周囲を一周する公転距離360°を24で割ると12°になります。つまり、地球が12°移動すると二十四節気の名称が次に変わります。
 
 実際には地球から見た太陽がどの星座を背景するかです。紀元前バビロニア時代より、人類は太陽の通過する道に丁度12の特徴ある星座を発見し、それらを黄道12星座と命名しました。
 
 このため、二十四節気の太陽の位置は黄道十二星座の一つに二つ含まれるようになり、今回の「小満」は黄道十二星座の一つ「おうし座」です。太陽光に消されて見えなくても、今日の太陽の背景には「おうし座」があります。この星座の中でも最も有名なのがアルデバランという一等星です。アルデバランは真冬に日本列島上空より少し南に輝きます。
 
350pxtaurus_constellation_mapsvg  【おうし座と一等星アルデバラン】
 
 真冬に「おうし座」を見つける方法で最も簡単な方法は「スバル」星団のすぐ左下です。
 
Photo 【巨大な冬のダイアモンド】・・・日本上空を驚くほど広く覆う
 
 現在の太陽の位置や関連する星座を直接見るには、半年後に日本上空にこれらの天体が来て良く見えます。これからしばらく太陽は上図のようにダイアモンドの中を東へ進んで行きます。
 
 きょうは「小満」、私たちの人生も少しずつ小満を積み重ね、日々、脳と体に鞭を打ち、己の「大きな満足」となる目標に一歩でも近づきたい。その源となるのは筋肉です。日々、すべての基本となる筋力を養っておこう。
 

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2017年7月 3日 (月)

今年の中間は7月2日正午頃・・・半夏生の頃

P1010500【半夏生に咲いてるサボテン=cuctus】

 「一年の真ん中がいつであるか」を考えると平年と閏年では異なります。日にちを計算すれば例年7月1日か2日頃です。拙い考えでは1月1日午前0時に、つまり除夜の鐘が鳴ってるとき、真南に輝く一等星は全天で(太陽を除いて)最も明るいシリウスです。
 
 逆に「正午にシリウスが真南に来る日時」を知れば、その瞬間がその年の真ん中と私は考えます。下図は私が描いたものです。
 
P1030109【1月1日は太陽~地球~シリウスの順に並ぶ】【7月2日は地球~太陽~シリウスの順に並ぶ】
 
 暗黒の宇宙の中に浮かび、北極星側から見て反時計回りに秒速約29㎞で公転してる地球は、常に太陽光が当ってる面が昼間であっても、半年経過するとその面の向きは逆になります。
 
 前述の通り、1月1日午前0時にシリウスは南中し、半年後は地球が公転軌道上を半周することから、シリウスは正午に南中することになります。
 
 このブログの右下にある国立天文台による「今夜の星空」を調べると、1月1日午前0時のシリウスは南中してます。拡大してご覧ください。
Photo
 
 半年後、地球から見てシリウスは7月2日正午に南中してます。実際は眩しくて見えません。
 
Photo_2
 
 この両日、太陽、地球、シリウスの3つの天体は直線でなくても、方向はまっすぐに並んでます。
 
 実際、地球が太陽を一周する時間は365日5時間48分46秒と計算(観測)されてることから正確な時刻は別としても、今年の真ん中はシリウスが南中する7月2日正午頃ではないかと考えます。
 
 ところで、タイトルの如く今年の7月2日は七十二侯の「半夏生」に一致してます。昔からこの日は農家にとって作業の節目であり、特に田植えはこの日までに済ませる目安と言われます。半夏生の半という字は、一年の半分と関係してるのかと思いましたが、元来はハンゲショウという植物名からで、この時季に葉が半分白くなる植物です。
 
 一方、七十二侯は古代中国で作られ日本に来たものといわれ、二十四節気の中を更に三分割した日であり、およそ5日ごとに変わります。私は七十二侯の日についても地球から見た太陽の赤経がそれぞれ0分、20分、40分によると考えます。
 
 つまり、二十四節気は春分の太陽の位置0°から始まり、15°ずつ東へ移動した位置で、天の経度、つまり赤経では1hです。このため春分は0h、夏至は6h、秋分は12h、冬至は18hで、七十二侯はhの三分の一であり、h以下は60進法なので、例えば半夏生の太陽の位置は6h40′です。
 
P1030101【半夏生に咲いてる紫君子蘭=agapanthus】
 
P1050451【半夏生に咲いてるねむの木=silk tree】
 
 いよいよ、これから夏本番です。涼しいうちに勉強や仕事に精を出し、健康維持のため運動も涼しい時間帯に「心拍数が105ほどに上がる有酸素運動、及び筋肉トレーニング」のバランスを取り、スムースな血液循環をお互い心掛けたいものです。
 

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2016年9月22日 (木)

秋分の日についておさらい

P1060057【秋分の日、南極点と北極点では終日、太陽は地(水)平線すれすれに動くが、動く方向は逆・・・写真は私の家から撮った日の出】

 今日は二十四節気の一つ「秋分」です。二十四節気は公転軌道上を自転しながら進む地球が半永久的に約23°26′21″傾いてることに起因するもので15°進むと次は寒露~霜降~立冬と名称が変わります。一方、地球から見た太陽は黄道十二星座の中を東へ東へと通過します。

 地軸の傾きは数千年~二万年を経過すると変化すると考えられてます。今のところ、北極星は北極点のほぼ真上ですが、地球の歳差運動により遠い未来は北極の頭上には他の恒星が来ることが考えられてます。

 ところで、地球が公転軌道上を進む速度は秒速およそ29㎞なので、秋分点を通過するのも瞬間です。今年の秋分は9月22日23時21分と計算されてます。この瞬間は多くの国でも22日であることから今年の秋分の日はほぼ世界中で9月22日です。もちろん北半球です。南半球は春分です。

 P1030115 【秋分の日に咲いてるマユミ】

 秋分の日は昼と夜の長さが同じと考えられやすいですが、群馬県高崎市では日の出時刻5時31分、日の入り時刻17時41分で、昼が12時間10分、夜が11時間50分で、昼の方が20分ほど長いようです。

 これは日の出と日の入りの定義に因ります。どちらも地平線と太陽の中心位置で考えれば昼夜の時間は等しくとも、日の出も日の入りも太陽の上の端が地平線から出たり沈んだりする瞬間と定義づけられてるからです。また、実際には大気により光が屈折し、日の出は早めに太陽光が見え、日の入りは沈んだ後まで光が少し見えることに因ります。

 また、秋分の日の太陽は世界中の地点【南半球も含め】で真東に昇り、真西に沈みます。この日、太陽は赤道上を動きます。赤道では正午ころ真上を通過します。

Earth 【The living Earthより転記】

 一方、北極点や南極点では秋分の日は一日中、水平線または地平線に太陽の半分が顔を出してる状態ですが、太陽の動く方向は逆です。見かけ上、北極点での太陽は東~南~西~北の順であり、南極点では東~北~西~南の順に回り、太陽が昇りもせず、沈みもせずの日です。

 前述の如く、極地では太陽は上の半分が顔を出してるため、それぞれ南極点、北極点より少し奥まで光が差すことになります。

Photo【おとめ座と秋分点(赤)】・・・ウィキペディアより転記

 地球から見た太陽は秋分の日に秋分点を通過します。 天空における秋分点の位置は有名な一等星スピカがある「おとめ座」にあり、太陽黄経180°です。この位置は赤経12h、赤緯±0°です。これから太陽は「スピカ」をかすめます。

 なお、今の時季、深夜午前0時に日本の上空に春分点が来ています。それはインドの形に似た「魚座」の少し南です。

Photo_2 【魚座と春分点(赤)】

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