カテゴリー「暦」の33件の記事

2016年9月22日 (木)

秋分の日についておさらい

P1060057【秋分の日、南極点と北極点では終日、太陽は地(水)平線すれすれに動くが、動く方向は逆・・・写真は私の家から撮った日の出】

 今日は二十四節気の一つ「秋分」です。二十四節気は公転軌道上を自転しながら進む地球が半永久的に約23°26′21″傾いてることに起因するもので15°進むと次は寒露~霜降~立冬と名称が変わります。一方、地球から見た太陽は黄道十二星座の中を東へ東へと通過します。

 地軸の傾きは数千年~二万年を経過すると変化すると考えられてます。今のところ、北極星は北極点のほぼ真上ですが、地球の歳差運動により遠い未来は北極の頭上には他の恒星が来ることが考えられてます。

 ところで、地球が公転軌道上を進む速度は秒速およそ29㎞なので、秋分点を通過するのも瞬間です。今年の秋分は9月22日23時21分と計算されてます。この瞬間は多くの国でも22日であることから今年の秋分の日はほぼ世界中で9月22日です。もちろん北半球です。南半球は春分です。

 P1030115 【秋分の日に咲いてるマユミ】

 秋分の日は昼と夜の長さが同じと考えられやすいですが、群馬県高崎市では日の出時刻5時31分、日の入り時刻17時41分で、昼が12時間10分、夜が11時間50分で、昼の方が20分ほど長いようです。

 これは日の出と日の入りの定義に因ります。どちらも地平線と太陽の中心位置で考えれば昼夜の時間は等しくとも、日の出も日の入りも太陽の上の端が地平線から出たり沈んだりする瞬間と定義づけられてるからです。また、実際には大気により光が屈折し、日の出は早めに太陽光が見え、日の入りは沈んだ後まで光が少し見えることに因ります。

 また、秋分の日の太陽は世界中の地点【南半球も含め】で真東に昇り、真西に沈みます。この日、太陽は赤道上を動きます。赤道では正午ころ真上を通過します。

Earth 【The living Earthより転記】

 一方、北極点や南極点では秋分の日は一日中、水平線または地平線に太陽の半分が顔を出してる状態ですが、太陽の動く方向は逆です。見かけ上、北極点での太陽は東~南~西~北の順であり、南極点では東~北~西~南の順に回り、太陽が昇りもせず、沈みもせずの日です。

 前述の如く、極地では太陽は上の半分が顔を出してるため、それぞれ南極点、北極点より少し奥まで光が差すことになります。

Photo【おとめ座と秋分点(赤)】・・・ウィキペディアより転記

 地球から見た太陽は秋分の日に秋分点を通過します。 天空における秋分点の位置は有名な一等星スピカがある「おとめ座」にあり、太陽黄経180°です。この位置は赤経12h、赤緯±0°です。これから太陽は「スピカ」をかすめます。

 なお、今の時季、深夜午前0時に日本の上空に春分点が来ています。それはインドの形に似た「魚座」の少し南です。

Photo_2 【魚座と春分点(赤)】

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2016年9月 6日 (火)

白露は太陽が「おとめ座」近くに、いよいよ秋本番

 今年の白露は9月7日です。春分点から計る太陽黄経は165°となり、地球から見た太陽の位置は赤経11hです。赤経とは天空の春分点【魚座の近く】を0hとし、東へ向かい1周24hで表します。hの下の位は分、秒で表し、白露の太陽は春分点から24分の11を経過した位置にあります。

Photo【しし座】・・・ウィキペディアより転記

 処暑(8月23日)で「しし座」にあった太陽は秋分では「おとめ座」の中に入るので、白露は二つの星座の中間に達することになります。これは半年前の啓蟄(3月5日)の午前0時の真南を見れば分かります。半年前は「しし座」・・・「地球」・・・「太陽」と並んでいたからです。

Photo_3 【国立天文台より転記】

 公転軌道上を北極星側から見て反時計回りに周遊する地球から見ると、太陽の背景にある黄道十二星座は季節と共に東から西へ移り変わります。これらの星座は実際に日中には見えなくても、日の出直前の星座や日没直後の星座を確認して分かることです。

Photo_2【おとめ座】

 おとめ座の一等星は有名なスピカです。春の大三角の一つです。現在は太陽に近いので見えなくとも、春には見えます。

 ところで、「白露」の本来の意味はこの頃から植物の葉に露が落ちる時季で、蝉は鳴かなくなり、ツバメは今春生まれた雛を連れて南方へ向かい、私の群馬県ではすでに姿が見えません。晴れた日の日中は残暑でも、朝晩の気温は下がり、体調を崩しやすくなります。

 庭の草も成長が止まり、草むしり後は繁茂しなくなります。秋に収穫の柿なども次第に実が大きくなってます。

Mikabo1  白露を過ぎれば秋本番となり、私たちは健康を求め、天気のよい日は野山へ出かけ、よい空気を吸い、自然に触れ合いたいものです。また、山登りで疲れた足腰を温泉で癒す楽しみも味わえます。

 一方、気温が適温になることから、「脳の活性化」にはよい時季であり、読書、語学の勉強などに集中できるでしょう。年齢を重ねても、夢中になるものがあればdementiaは遠のき、ウォーキングに勤しめば、Locomotive syndromeも遠のくでしょう。

 私の趣味の一つは英作文であり、課題は「自ら考えた文を英文にすること」を楽しみにしてます。フェイスブックはほぼ毎日、日英両言語で発信してます。

 フェイスブックは、外国の方のために英文にしてます。このため、日々使用する辞書は和英辞典が8割ほどで圧倒的に多く、英和辞典は発音の確認、新たな単語の確認で2割程度です。

 今になって英和辞典はもちろん、特に和英辞典の存在ほど便利で素晴らしいものはないと先達に感謝の日々です。

 皆さん、水を得た魚の如く、心身ともに秋本番を有意義に過ごしましょう。  

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2016年9月 1日 (木)

9月は旧暦の日付と同じで十五夜は15日

P1010669 【中村堰・・・山名町鏑川】・・・拡大してご覧ください。

 物心ついたときから1年は12ヶ月あることが当たり前で、「何故」暦はこのようになってるか疑問を持ちませんでした。1年が12ヶ月あることで、四季の移り変わりはもちろん、人間社会の動きもすべて1月から12月に組み込まれ、1ヶ月は長くも短くもなく、人間生活に適切にして非常に便利にできてます。

 人類の先達は、1年を12ヶ月とした優れた知恵を未来の人類(現代人)へ作っておいてくれたものです。しかし、1年が12ヶ月であるのは本来、何の理由に因るのでしょう。

Dscf0311 【玉村町付近の利根川】

 ところで、早くも今日から9月です。平成28年も3分の2が過ぎ、今年も残り4ヶ月となり、何とはなしに寂しくなります。年齢と共に月日の経過は早く感じます。

 これらは要するに「秒速約29㎞」で公転してる地球が、北極星側から見た場合、反時計回りに、9億5千万㎞【平均1億5千万km(地球~太陽間)×2×π】の公転軌道上をどれだけ移動したかに因ります。つまり、地球は一日に公転軌道上を約250万㎞進むことになり、これは月までの距離の約6.5倍に相当します。地球は今年になって公転軌道上を3分の2移動しました。

Photo 【9月3日及び10月3日に見える三日月】

 一方、表題の如く、今年の9月と10月は太陽暦と旧暦(太陽太陰暦)の日付が一致するので、例えば、三日月が9月3日と10月3日の夕方、西の空に見えます。十六夜(いざよい)の月は十六日の夕刻東の空に出ます。つまり、月の満ち欠けと日にちが一致します。これはまるで江戸時代の庶民の日常生活を体験するかのようでしょう。

 故に9月15日に十五夜が見られます。尚、十五夜(中秋の名月)は毎年、必ず仏滅です。理由は、六曜については旧暦8月は友引から始まるからです。中秋とは旧暦の秋は7月8月9月なので8月を指します。

 ところで1年が12ヶ月あることについて、以下は私の考えです。

 地球から見た太陽は一年間で12の星座の中を潜り抜けるように東へ東へ移動するように見えます。この星座たちは太陽が通過する道(黄道帯)にあり、黄道十二星座と呼ばれます。それらは「やぎ座」「水がめ座」「魚座」「牡羊座」「牡牛座」「ふたご座」「かに座」「しし座」「乙女座」「天秤座」「さそり座」「射手座」です。地球から見た太陽は9月1日現在、「しし座」からその東に位置する「乙女座」へ向かってます。

 紀元前のバビロニア時代から今日に至るまで、太陽はこれら黄道帯にある星座の中を繰り返し潜り抜けてるように見えます。1年が12ヶ月ある起源は、これら「十二星座」が元々、黄道帯に存在することに起因するのではないかと私は考えます。

 尚、1年の始まり(1月1日)は太陽(全天1位の明るさ)とシリウス(全天2位の明るさ)を線で結んだ位置に公転軌道上を進む地球が差し掛かる日で、天文学的に大きな意味を持ちます。

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2016年3月 8日 (火)

地球から見て、太陽は魚座近くの春分点へ近づく

Photo 【天の赤道と黄道が交差する魚座近くの春分点】・・・ウィキペディアより転記

 私は若き日、二年間インドに滞在してたことから、黄道十二星座の一つである「魚座」に親しみを感じます。というのは形がインドに大変よく似ており、しかも、右に恰もバングラデッシュのような形まであります。

 「魚座」=Pisces【発音paisi:z】は春分の日前後には見えません。方角として太陽の近くにあるからです。つまり、日中に出てるからです。半年後である秋分の日前後であれば、深夜に頭上に来ます。しかし、実際には春分の日の三ヶ月前後であれば明け方東の空や夕刻に西の空に見えます。

 「魚座」の西に大きな四角形があります。これはペガサス座の一部である「秋の四辺形」です。これらの星座名を命名したのは紀元前の古代バビロニア人と考えられ、彼らは「魚座」の大きな2本の線をそれぞれチグリス・ユーフラテス川、そしてその間の「四辺形」がメソポタミアの肥沃な土地であると類似点を見つけ、しかも、彼らは四辺形の中にある二つの星について「神が天窓から地上を覗いてる」と考えたようです。実際にこの四辺形を見ると本当に「天窓」のように見えます。

 P1000726 【地図上のチグリス・ユーフラテス川に挟まれたミソポタミア地方】

 ところで、「魚座」は夏から秋にかけ、日本のほぼ頭上に来ます。しかも、肉眼で見つけやすく、意外と大きいのに驚きます。前述のように、その特徴がインドの形に似ており、一度発見すればその後ずっと分かります。

 実は今の時季「魚座」は太陽のほぼ後ろ側に来てます。最初の図の赤い点が春分の瞬間【2016年3月20日13時30分】の太陽の位置を表します。このとき太陽の位置は赤経0h、赤緯±0°と表記されます。

 地球上の位置を示すには北緯と南緯、及び東経と西経です。天の位置を示すには赤緯と赤経です。

 赤経は春分点【魚座の赤い点】を0hとして東へ15°移動したら1hとなり、天空を1周して24hです。対称的な秋分点は12hになります。hの下は時間のように60進法で分と秒で表します。

 一方、赤緯は+が天の北半球で、-が天の南半球です。それぞれ天の赤道から計り、地球上の緯度と同じに度、分、秒で表し、地上の緯度に合致します。その点、赤経は地上の経度と表示法が異なります。

P1000727【蕾が膨らんだ水仙】

 啓蟄や春分の日など季節を表す「二十四節気」は「黄道十二星座」の倍数であることから、魚座の春分点に始まり、その後は二つの節気で一つの黄道十二星座にほぼ一致します。

 私たちは人類の先達が考えた便利なカレンダーで季節を判断しますが、その元は地軸が23°26′21″傾いてる地球から見た太陽が、黄道十二星座のどの位置に移動したかにより、一年の月日が決まると認識しつつ地球上で暮らしたいものです。

 それにしても黄道十二星座とずれても1年を12ヶ月とし、地球から見た太陽が30°移動して1ヶ月を30日又は31日に調整しつつ、2月を28日又は29日【400年に97回】とする太陽暦ほど人間生活に便利なものはありません。

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2016年1月18日 (月)

大寒の頃、太陽は「いて座」から「やぎ座」方向へ

P1000454 【紅梅の蕾と雪・・・今日、群馬県では雪】

 長い期間、私は季節の移り変わりについて、漠然とカレンダーと結びつけるだけでしたが、最近は、地球の公転により春夏秋冬の星座が移動すること、地軸が23°26′ほど傾いてることに起因すると共に、特に、地球から見た「太陽が日々東に移動してる」ことを意識するようになってます。

 地球が太陽の周りを一周する公転距離については【太陽~地球間約1億5千万㎞】×2×π=9億4200㎞と概算できます。

 地球がこの距離を一周するのに365日だけでは約四分の一日分が足らず、4年に一回366日とし、これでほぼ元の位置に戻しても、これを400年に100回繰り返すと多過ぎるので、400年に97回繰り返すことになってます。

 これで地球は元いた位置に半永久的にほぼ戻り、季節のずれがないように調整した先人の偉大な知恵です。現代の地球人はその恩恵を享受してます。

 実はこれも近似値であることから、千年単位で少しずつずれ、いずれにしても、恒星の位置の綿密な観察で修正できるのではないでしょうか。その時の修正法は未来の人類に託しましょう。

 ところで、黄道十二星座は「星占い」のためにあるのでなく、本来は古代バビロニア時代に制定した「地球から見たとき太陽が通過する道に並ぶ十二星座です。」正しくは太陽が通過する背景にある星座たちです。

 これらは春分点が近くにある「魚座」から東へ、「おひつじ座」、「おうし座」、「ふたご座」、「かに座」、「しし座」、そして、秋分点がある「乙女座」、「てんびん座」、「さそり座」、「いて座」、「やぎ座」、「みずがめ座」と並んでます。

Photo 【やぎ座・・・ウィキペディアより転記】

 現在の太陽の背景は実際には太陽光に遮られ見えなくとも「いて座」と「やぎ座」の中間にあり、次第に東の「やぎ座」方向へ向かってます。これは半年前【7月18日】の午前0時に「いて座」と「やぎ座」が南中してたことによります。また、国立天文台の1月18日の日中の星空でも確認できます。

Photo_2 【国立天文台・今夜の星空より転記】

 ところで、現代では、冬至の太陽の背景にある星座は「いて座」ですが、南回帰線のことを英語ではThe tropic of capricornといい、capricornとは「やぎ座」を意味します。このため古代バビロニア時代に冬至の太陽は「やぎ座」にあったのでしょう。現在使われてる南回帰線の英語名は昔の名残と考えられます。

 このことは1千年1万年という長い期間で、春分点、夏至点、秋分点、冬至点が少しずつずれてくることを意味し、これは地球の歳差運動によるといわれ、地軸が長い年月に少しずつ変化することを意味し、1万年後は北にある星は北極星でないかもしれません。こうなったら、日本の気候は物凄く変化するでしょう。

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2015年11月27日 (金)

日没は今頃が最も早い・・・太陽はさそり座方向へ

P1000089 【すでに春を待ってる西洋シャクナゲの大きな蕾】

 例年ですと今頃は「小春日和」と称し、穏やかな日々が続く頃です。しかし、今年は当地・群馬県でも雨の日が多く、草津温泉などでは雪に見舞われてます。例年より寒く感じます。

 因みに「小春」とは旧暦10月の異称で、気候が春のような陽気が続くことから「小春日和」といわれ、本日は旧暦10月16日なので今頃の気候を指します。

 一方、地球から見た太陽は現在、黄道十二星座の中の「さそり座」付近を東に進みつつあり、赤く輝く一等星として有名なアンタレスと隣り合ってます。

Photo 【さそり座のアンタレス付近にある太陽】・・・ウィキペディアより転記

 ところで、太陽が「さそり座」に近づく頃は、日本では日没時刻が年間で最も早くなります。緯度と経度によって多少異なっても、特に同じ緯度であれば、北半球では同様の現象と考えられます。

 国立天文台によると、群馬県前橋市の日没時刻は本日11月27日と28日が16:30で、11月29日~12月4日が16:29となり、【12月5日~12月8日までが16:28となり、この4日間の日没時刻が最も早いです。】そして12月9日から次第に遅くなっていきます。

 12月22日・冬至の日没時刻は16:32であることから、日没に関して冬至では4分ほど日が伸びます。緯度・経度が異なると日没時刻が変わりますが、前述の現象は同様でしょう。

 ※注・・・日没時刻は平野として計算されており、実際は群馬県南西部はすべて山であるから前述の時刻より少し早まります。

P1000093 【食べ頃が近づいてるキンカン】

 植物の変化も自然現象なので、毎年、今頃は太陽が「さそり座」付近に移動することと一致します。

 これは地軸が公転面に対して23°26′傾いたままの状態で、地球が秒速約29㎞の速度で公転してる現象により四季が起こり、私たちはその恩恵に浴してます。

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2015年11月10日 (火)

立冬とは・・・地球から見て太陽が「てんびん座」に

P1050832 【尾瀬ヶ原から望む福島県の燧ヶ岳】

 今年もあと2ヶ月を割って年末に近づき、何とはなしに忙しさを感じつつあります。日々、私たちはカレンダーによって月日や曜日、季節を知ることができ、カレンダーは日常生活の上でなくてはならないものです。

 しかし、そのカレンダーは、いったい何を基準に作成されてるかと言えば天体の動きです。

 地球が公転する結果として、地球から見た太陽が黄道十二星座の内、現在どの星座内にあるか、あるいはどの星座近くにあるかに因って月日が決まります。

 地球上で、太陽と星座を同時に見ることは太陽光線の強さから不可能であっても、地上からおそらく50Km~100Km上空へ行けば、太陽と星座を同時に見られると推測します。

 ところで黄道十二星座とは便利で、およそ暦の12ヶ月と一致し、また、二十四節気に一致します。

 今年の立冬は11月8日です。これは太陽が春分点(赤経0h)から赤経15hに達した瞬間の日本時間の月日になります。ですから外国では1日ずれることがあります。

 このとき地球から見た太陽の位置は黄道12星座のうち「てんびん座」内にあります。これは拙いブログの右サイドにある「今夜の星空」【国立天文台】でも確認できます。例えば12時間前や12時後の日中に設定すれば太陽がてんびん座と共にあることが分かります。

 ところで、「てんびん座」=Libra=the Balanceは、その名の通り、形が天秤ばかりに似てます。おそらくメソポタミア時代やバビロニア時代に、この名がついたのでしょう。

284pxlibra_constellation_mapsvg【てんびん座】・・・ウィキペディアより転記

 γ及びαの星がてんびんの皿の位置に相当します。てんびん座は概略、赤経15h、赤緯-15°に位置します。

 東に有名な「さそり座」、西に乙女座、があり、これらの星座はいずれも半年前や半年後の5月~6月頃の深夜に南に見えます。この時季は公転してる地球が太陽とこれらの星座の間に入るので、地球から見て互いに正反対の位置になるからです。

Photo【さそり座】 

  太陽は来月、「さそり座」へ向かいます。正式には、地球から見て太陽の背景が「さそり座」ということです。 

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2015年9月24日 (木)

中秋の名月【十五夜】が毎年必ず仏滅である理由

B924a57010a343b282f9fc9fdeeab47e_l 【ウサギが餅をつく紋様の月は地球から約38万㎞離れてる】

 今月27日は十五夜であり「中秋の名月」です。この頃になると夜の時間も次第に長くなり、お月見には最適な季節です。

 月が見える東の窓際に月見まんじゅうやススキを飾った昔が思い出されます。どの家でもちゃぶ台にこれらのお供えをしたことから、子供たちは近所の月見まんじゅうを内緒で失敬する竹やりを作ったものです。近年は、そのような微笑ましい風習はなくなりました。

 ところで、カレンダーでお気づきの通り、十五夜である中秋の名月は毎年必ず仏滅です。これは未来もずっと変わりません。仏滅とは古代中国から伝わった陰陽道で万事に不吉とする日です。なぜ、中秋の名月を毎年、仏滅としたのでしょう。不思議なことです。彼岸に近いからでしょうか。

 ところで、六曜の順番については、月においても、日においても、先勝~友引~先負~仏滅~大安~赤口の順に決まってます。

 ですから、旧暦の1月1日は先勝から始め、2月1日は友引から、以下、3月は先負、4月は仏滅、5月は大安、6月は赤口から始まり、同様に、7月1日は先勝から始まり、8月は友引、9月は先負、10月は仏滅、11月は大安、12月1日は赤口から始まります。

 一方、旧暦で秋とは7月が初秋、8月は中秋、9月は晩秋であることから、中秋とは秋の真ん中を意味し、8月をさします。旧暦の8月1日は前述の通り、友引から始まるので、日を順に数えると十五夜は必ず仏滅になり、これは未来永劫、変わらぬことです。

 このように旧歴では年中行事について六曜が決まります。

 例えば、3月3日の旧ひな祭りは毎年・大安であり、旧七夕は毎年・先勝と決まり、この晩は彦星と織姫星が「七」日目の「夕」刻の半月に乗って天の川を渡り、1年一回会うことが許されます。恋は「先」手必「勝」なのでしょう。

B924a57010a343b282f9fc9fdeeab47e__3  ところで、東に上る「中秋の名月」をオーストラリアなど南半球で同時に見ると、日本で見るのと月の紋様の角度が70度ほど左に変わり、上の写真のように見え、ウサギが餅をつく姿とは異なります。地球が丸いので月を見る人の目の角度が変わります。

 世界の国々では高緯度と低緯度及び南半球では月の紋様が異なって見え、また、時間が経過すると地球の自転により、紋様は時計回りに変化します。

 太陽と地球と月の位置関係では、このような満月では月は公転する地球より外側にあることから、地球の公転スピードより速度を増すことになり、地球が秒速約29㎞であることから、月はおそらく秒速30km以上のスピードになるのではないかと推測します。

 それにしても、太陽と地球間の距離は約1億5000万㎞であるのに対し、地球から月までの距離は約38万Kmであるこから、太陽までの距離は月までの距離の約400倍ということになります。

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2015年7月 2日 (木)

今年の半夏生は7月2日・・・太陽黄経100°

Photo 【半夏生に太陽は双子座にある・・・右の太陽は夏至の位置】・・・ウィキペディアより

 本日、7月2日は二十四節気を更に三分割した七十二候の一つである半夏生(はんげしょう)です。また、本日は2015年の真ん中の日です。1月1日から数えて183日目に当たり、半夏生の日に太陽黄経は春分の日から丁度100°に達します。

 上図のように、地球から見て、現在の太陽は双子座=Geminiの中にあることになります。もちろん太陽光に邪魔され実際には見えません。また、今年の半夏生では珍しく金星と木星が殆ど重なってます。こちらは夕刻、晴れてる地域では西の空にこの天体ショーが見えます。

 現在、太陽と同じ位置にある「双子座」は、日本では冬の星座として有名であり、馴染みのある「オリオン座」の少し上【北半球で見たとき】に特徴ある姿を見ることができます。

 「双子座」は冬季の深夜に現れても、夏季の現在では日中にあり、現在の太陽は「双子座」に囲まれるようにあり、一方、上図が示すように、太陽は北回帰線上空からすでに南下し始めてます。

 半夏生とは、農家にとって大切な暦で、この日までに田植えを終えないと実りが遅れ、収穫があまり見込めないという目安の日であり、昔から言い伝えられてるようです。

 一方、半夏生とは植物名でもあり、葉がドクダミニ似て、その名の通り、この頃、葉が半分白くなり、半分化粧したようであるという説もあるようです。

 半夏生の今日、私の庭では百日紅【サルスベリ】の蕾が大きく膨らんでいます。

P1060902  一部の枝では二~三輪が開花しました。今年は枯れ枝の剪定や乾いた日に充分な水を与え、手入れしたので、濃厚な紅色になって、十月上旬まで、その名の通り、百日間咲いてくれそうな気配となりました。

 花の少ない夏季にあって、サルスベリは庭を華やかにする貴重な植物です。また、半夏生には「紫君子蘭」・・・別名アパガンサツが咲き始めています。

P1060903 【紫君子蘭】

 多年草のため何もしなくても毎年咲くのであまり世話が要りません。根分けにより、増える植物です。

 あまり聞きなれない半夏生ですが、この日がどういう日か知ってると暦を天文学的に捉えることができるのではないでしょうか。

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2015年6月22日 (月)

夏至に太陽はオリオン座の少し北にある

Photo_2 【ふたご座=Geminiの少し右が夏至点】・・・ウィキペディアより

 私たちの住む地球から見て、太陽がどの星座の中を進んでいるか、あるいは、どの星座の近くにあるかが「1年の季節」の元です。実際には太陽光が眩しくて日中に星座を見られなくても、現実には、太陽は1年かけて、いわゆる12星座の中を西から東へ刻々と移動しています。現在の太陽は「おうし座」を過ぎて、「ふたご座」に向かってます。

 本日が夏至であるのは、太陽が夏至点に瞬間的に到達することによります。夏至点の位置は宇宙空間のある一点です。そこに目印はありません。同様に、春分点、秋分点、冬至点も宇宙空間の一点であり、目印はありません。これらの位置は私たちが生きてる間は変わらないでしょう。

 しかし、いずれも、12星座の近くであり、今後、年間を通じて星座を見るとき、春分点、夏至点、秋分点、冬至点の位置を意識して見ると、夜空の見方が深くなり、12星座がより身近になるのではないでしょうか。これらの至点が確認しやすいのはそれぞれ半年後の深夜に上空に来るときです。

 太陽が夏至点を通過する時刻は今年はイギリスのグりニッチで6月21日16時38分と計測されていることから、この瞬間は、時差が+9時間ある日本時間では6月22日午前1時38分になります。

350pxorion_constellation_mapsvg 【冬によく見られるオリオン座=Orion】・・・ウィキペディアより

 半年前の冬の夜空に特徴ある姿を見せたのがお馴染みの「オリオン座」です。実は、夏至の太陽の位置は【北半球から見ると】このオリオン座の少し上にあって、ふたご座の少し右付近にあり、そこが夏至点です。

 なお、オリオン座のベルトの位置にある三つ星の最も右の星は「ミンタカ」と呼ばれ、常に赤道の真上にあります。「ミンタカ」は一年中、真東から昇り、真西に沈みます。

 ところで、半年後の冬に「オリオン座」を眺めるとき、あの少し上【北】で、「ふたご座」の少し右が夏至点であると意識して見ましょう。6月22日の太陽は地球から見てこの夏至点にあったことになります。

 一方、夏至点など至点は地軸のブレにより、長い年月に変化すると考えられ、現在でも「星占い」で使われる12星座の期間はバビロニア時代のもので、現在とは1ヶ月近くずれてることになります。

Dscf0330  一般に、夏至とは、1年で昼間の時間が最も長い日という答えになりますが、それは地軸の傾きと太陽黄経90°により、結果的にそうなり、夏至とは、あくまで、地球から見た太陽がオリオン座の上【北】で、ふたご座の少し西の位置にある夏至点を瞬間的に通過することです。

 夏至の日は、北回帰線上では太陽が正午に天頂に達し、北緯66°33′以北では太陽が1日中沈まず、白夜です。 

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