数字の9に拘った父
私は6人兄弟の末です。父が50才の時に誕生しました。あまりにも父と年齢が離れていたために、どこから連れてってもらった思い出や一緒に遊んだ思いでは皆無です。商売をしてたのでそんな暇はなく、家族を経済的に支えなくてはならなかったのでしょう。
そんな父でも私が音楽を専攻することや卒業後の進路については将来を見据え、前向きに対処してくれました。初めての就職の頃、海外日本人学校の話があったとき、母は暑いインドでは病気にでもなったらどうするの、と大反対しましたが、父はこんな恵まれた機会はない。若いときに外国で働くことは大いに意義があると大賛成してくれ、当時の私としては本当に助かりました。
子供の頃から年齢差のため、つながりに希薄さを感じていても、いざここ一番の時、ポイントを押さえてくれ、父の存在を頼もしく思ったものです。現在、私も若い娘2人の父親です。これから人生で決断を迫られるようなことがあれば、親として十分に対応してあげようと思います。
左の写真は43年前に父が植えた八重桜です。今でも毎年薄いピンクの花を咲かせてます。近年、樹勢が増してきたようです。大切に手入れします。また、父が植えたシャクヤクも毎年咲いてます。
ところで、いくつかの拘りを持つ父でした。以前に書きましたように多くの方々から赤ん坊の命名を依頼され、画数の偶数奇数を順序良く並べ、しかも、苗字との合計画数まで考慮し、推定約200人位につけてやったと思います。
私の名前はもちろん父の命名です。苗字の初めの漢字は「柿」ですから9画で、最後の漢字が「香」で、やはり9画です。私の氏名は漢字5文字で画数の並び方は9,8,7,8,9と7を中心として左右対称的に並んでます。しかも奇数、偶数、奇数、偶数、奇数と変わり番こで、画数の合計が41となり、良い人生を祈念したようです。
このように数字に執着を持ち、特に「9」の数字に霊感を感じていたようです。確かに数字の中で最も大きいのは「9」です。これ以上の数は組合わせによって出来てます。前述のように我が家の苗字の「柿」が9画であると同時に、生まれた孫が9人です。最後に父がお世話になった菩提寺が九品寺といいます。
もっと不思議なことは本日「9月9日」が父の命日なのです。どうしたことでしょう。早速、九品寺に墓参りに行きたいと思います。
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