カテゴリー「群馬の自然」の5件の記事

2008年7月13日 (日)

木漏れ日の森を散策し五感を刺激

Dscf0023  ここは友人サミュエル・ドットさんお気に入りの群馬の森。今や地球の最重要課題は気候変動問題です。私たちの何世代か後から生まれてくる人たちのために、地球上を現代の私たちが住みやすい温度にしておかなくてはなりません。

  便利過ぎる生活を見直し、人類の未来のため、今できることを考え実行しなくてはなりません。

Dscf0029  最近、 山へ行っても中高年の女性が多く、若い人をあまり見かけません。自然とのふれあいが不足しているように思います。仕事でも休日でも常に建物の中にいるのでしょうか。花粉症と言って、ますます外へ出なくなる悪循環です。森などを散策し、少しは免疫力をつけ健康体にしたいものです。春は悲惨であっても、夏は花粉が飛散しません。

 森林浴は心身にとって、解放感などいろいろ効果を感じてます。もうすぐ真夏になるこの時期、木漏れ日の森林浴は心と体のリラックスに絶好の機会と捉えています。

Dscf0034  喧騒たる日々の都会生活にあっては、人間の脳を刺激する五感を養えません。素朴な自然の中においてこそ養えると考えます。

 森の中では美しい新緑を見て視覚を養い、Dscf0036 野鳥のさえずりや水のせせらぎを聞いて聴覚を養い、樹木の発する香りで嗅覚を養い、葉を通過する快い風で肌さわりの触覚を養い、涼しい空気や冷たい水を味わう味覚ほど幸せはないでしょう。

Dscf0035  地球上に人類が誕生して以来、99%は自然と向き合い、森林の中に暮らしてきたと推測されます。現代人も森の中が快適と感ずるのは、樹木に囲まれた環境が体の中にしみこんでいるからでしょう。

 歩くことは身体に良いといわれますが、私はどこを歩くかが大切な選択と思ってます。

Dscf0037  日中は紫外線も多く暑いところを歩いてはなりません。理想は写真のように木漏れ日の森が効果があると考えられ、どうしたことか、心身ともにリラックスできるのです。

 多分、森林の中では身体活動の中で副交感神経が働き始め、脈拍や血圧は低下する傾向と考えられます。歩くのが疲れる高齢者にとっては歩かなくてベンチに座っているだけでも、森の中は健康によいと思います。

Dscf0022  本日は群馬も暑い日でしたが、午後、群馬の森を1時間ほど散策しました。森の中は涼しいです。ベンチでウクレレを練習してるカップルの隣に座り、素朴に響く二重奏に聴き入っていました。CやG、F、Aマイナーなどコードを仲良く練習していました。ウクレレは樹木とマッチします。

 木漏れ日の自然空間に身を置くことは、自然治癒力、ひいては免疫力が高まるという研究もあるようです。今年の夏は森の中を散策し、心の掃除もしてみよう。

| | コメント (1)

2008年6月13日 (金)

群馬にいる幸せ・・それは谷川岳があるからだ

Dscf0008  天気が良かったので急に思い立ち、関越自動車道を北に走破、1年1ヶ月ぶりの谷川岳は、「よく来た」といわんばかりにいつもと変わらぬ厳格な表情で私を迎えてくれました。しばし、魔の山の偉容を心行くまで満喫。

Dscf0009  昨年は「めおと橋」という名の吊り橋を渡り、利根川の激流沿いにハイキングコースを1時間ほど歩いてから天神平に行きましたが、今回はまず「マチガ沢」、続いて「一の倉沢」の迫力ある岩壁を堪能、雪渓がすぐ近くまで押し寄せています。昔はこの雪解けの中から、今の時期、遭難者が発見されたと伝えられます。約千名があの岩場から転落、尊い命を落としている魔の谷川岳です。

Dscf0011  30年程前、5月のある真夜中のこと、この雪渓のところに来たことがあります。辺りは真っ暗で、人がいる気配はありません。不思議なことに2個の提灯のような薄明かりが、10メートルほど横に行ったり来たりしてるのです。そのうち今度は縦にも動くのです。いつまでも消えません。何の音もしません。

 今、あの光景を思い出しても「あれは一体何だったか」答えは出ません。薄気味悪い光はスースーとかなり速く動いてるのです。果たして雪渓の中に埋まったままの遭難者が居場所を知らせていたのでしょうか。

Dscf0032  いよいよロープウェイに搭乗、群馬でも私の心を最も癒してくれる別天地「天神平」へ向かいます。海抜1500メートル程の高天原は下界と打って変わってマイナスイオンがいっぱい、頬を伝わる空気は爽快そのもの。こんな所を心の知れた方と散策できたらと思わずにはいられません。

 また、ここは鳩友でスキーの名手アルカディアさんの故郷のようなところです。彼がここでスキーしていた時、彼の鳩は国際鳩舎の500Kレースで全国優勝したのです。これを知った私は、この銘鳩を「天神1号」と命名させていただき、その名は鳩界誌を通じて日本中に知れ渡りました。ですから谷川岳「天神平」は銘鳩命名の地でもあります。

Dscf0018

 左の写真がトマの耳と称される谷川岳の頂上です。長女が10才ころ頂上まで登らせました。厳しい登山道をよく頑張ったと思います。果たして嫁ぎ先の横浜からこのブログを見て思い出してくれるでしょうか。この時「この子は大自然が好きなのかな」とかすかな希望を持たせてくれたのですが、今は子育てでそんな時間はないでしょう。いずれ山登りの楽しさを二世に伝えてほしいものです。

Dscf0029_2  左はそれに続く上越国境・谷川連峰縦走コースの山々、どんどん行くと仙の倉山、及び平標山方面です。

 一生に一度でいいから、したかったことが二つありますが、その一つは、このコースを縦走したたかったのです。今となっては無理をせず、体力に見合った山々を登り続けます。

 幸い、山岳と英語の達人サミュエルトッドさんと知り合いになれ、機会ある度に同行していただいていますし、私のことを親身に心配してくれてる方です。

Dscf0030  おやおや、いい顔がハッキリしませんね。これで一層「谷川岳」が引き立つでしょう。全国の皆様は、群馬県にはなかなかお出でにならないと思われます。本日は群馬の良さを拙いブログで見ていただきます。写真を必ずクリックし拡大してご覧くださいね。

 私が群馬県が好きなのは「温泉の宝庫」であると同時に、この谷川岳、浅間山、上毛三山の峰々の魅力が私を離しません。こんな山々に登り、疲れた肉体を奥山の温泉で癒し、群馬の銘酒を味わえば今の私の辛さは拭えるでしょうか。

| | コメント (6)

2008年2月20日 (水)

見事な眺望を誇る伊香保見晴台

Dscf0075  群馬県の中央に位置する榛名山中腹に日本の名湯「伊香保温泉」があります。この温泉街の最高地点に伊香保スケートセンターへ行くロープウェイがあり、これに乗るとあたかも天空へ登るかの如く白銀の山々が眼前に広がります。

Dscf0068  ロープウェイの窓から下を見ると雪の中に小さな足跡をたくさん見ることができ、狸やウサギなど野生動物が活動してることが窺えます。山頂駅を降りると、スケートセンター入り口です。そこを標識に沿って左方面へ10分ほど歩くと、ものの見事に白銀の上越国境の山々が望めます。その長い連なりは群馬の別天地と言っても過言ではありません。

Dscf0085  本格的な山登りをしなくても、このような絶景をすぐ見られるのは群馬に住んでるお陰で幸せです。

 「短い人間の歴史など比較にならんぞ」と言わんばかりに白銀の谷川連峰はその威容を見せつけています。一方、1000人もの犠牲者を飲み込んだこの連峰は美Dscf0090_2しさとは裏腹に大自然の脅威をも人間に示しています。サミュエルドットさんと登った八間山や平標山がまるで「お~い、しばらくだね」と、こちらに向かって合図しているように見えます。

Dscf0081  この展望抜群の見晴台はお薦めです。アクセスは関越自動車道・渋川インター下車で、あとは標識に従い伊香保温泉方面に行けばよいのです。絶景を見た後、日帰り露天風呂に浸かれば一石二鳥の味わい深い旅となるでしょう。

Dscf0089_2 ここ伊香保見晴台は意外と知られてないのでしょうか、ほとんど訪れる人もいません。このような絶景を見るには季節的にチャンスがあると思います。それは空気の澄み具合です。春や夏よりも「今の早春こそ」空と稜線のコントラストが明瞭です。まだまだチャンスは続くと思われます。日本列島が高気圧にすっぽり覆われる日に行かれれば、今の時期は一年でも最もいいでしょう。

 私が訪れた時はカップルが2組と私だけでした。彼らもこのような白銀を目にして、心はいっそう近づく思いであろうと、内心またもや私は孤独になりましたが、雄大な谷川連峰はそんなことちっぽけな事だと訴えているようにも見えました。

Dscf0084 今回、白銀の上越国境を見て、青春時代にカトマンズから見た万年雪のヒマラヤ山脈を思い出しました。いつの日か再びネパールへ行き、もう一度、世界の屋根を眺めたい衝動に駆られたのです。その時こそパートナーと行ってみたい。 

| | コメント (0)

2008年2月 8日 (金)

眺めて飽きない群馬の山並み

Dscf0001_2  私の住んでる群馬県には上毛三山である赤城山、榛名山、妙義山がそれぞれ独自の味わいを与えてくれてます。これに加えて活火山である浅間山、浅間隠山、武尊山、本白根などは威厳があり、凍てつく今の季節、深い雪に覆われ人を寄せつけません。

Dscf0170  一方、上越国境に位置する谷川岳は上越線の開通以来、多くの登山家がその魅力に惹きつけられました。しかし、一の倉沢などではロッククライミングで、どれほど多くの方々が命を落としたことでしょう。魔の山といわれる所以です。

 山は見る角度によって姿が変わり印象も異なるものです。特に高崎市街近辺から見える上毛三山はそれぞれ最も良い眺めで、私はその雄姿につい惹きつけられてしまいます。

Dscf0008  忠治で有名な赤城山は力強さとどこまでも長い裾野、ワカサギ釣りで有名なカルデラ湖を持つ榛名山は優しさ、石門や大砲岩などユニークな形をした古い岩石の妙義山は厳しさなど、あたかも異なる性格の3人が群馬に住んでるかの如くです。生まれ故郷であることを差し引いても、私はこれらの山々をいくら眺めていても飽きないです。

 上毛三山の写真は最近開業した「イオン高崎」の屋上から撮りました。ほとんどの客は屋上の駐車場まで来ても足早に下の店の方へ行きますが、私はこれほど群馬の山々が思う存分眺められ、揺るぎないその姿に心を奪われる場所は他にないと思ってます。

Dscf0005  この他、群馬県はspaに事欠きません。白根山の近くには「万座温泉」及び夏季に音楽国際アカデミーが開催されます「草津温泉」があり、この界隈はスキーのメッカでもあります。榛名山には「伊香保温泉」、谷川岳の近くには「水上温泉」「谷川温泉」「宝川温泉」など多くの名湯に恵まれてます。四方(しま)温泉はNHK朝の連続テレビ小説の舞台になりました。

 地図で見る群馬県は本州のほぼ中央に位置し、自然災害が比較的少ないと言えるでしょう。住みやすく子供を育てるなら群馬県です。一方、昔から「かかあ天下と雷、空っ風」という特徴もあります。おっと、大切なことを忘れてました。それは私の好きなbottleも旨いです。

【写真は上から赤城山、谷川岳、榛名山、妙義山】

| | コメント (0)

2007年10月12日 (金)

鏑川の下流を散策

Dscf1206  ここは群馬県西部を流れる鏑川(かぶらがわ)と烏川(からすがわ)の合流地点で、写真は鏑川最後の流れです。私の住む倉賀野町の南東に位置する木部町です。水がきれいなので子供の頃よくここで泳いだものです。先日の台風では記録的な豪雨があり、鏑川の上流に位置する南牧村、富岡市、吉井町などでは生活道路の分断や崖崩れ、家屋への浸水がありました。水はすべてここへ流れてきたのです。現在、流れは穏やかです。

 ご覧のように、ここは推定300羽程と思われるカワウの生息地です。ときどき水面すれすれを群れをなして飛行し、これだけの数が川に潜ると魚も一網打尽ではないでしょうか。人家から離れていて安心でカワウにとって聖域でも、自然の掟があるようです。観察してると時々猛禽がカワウに狙いを定めて飛来するのです。すると、一斉に飛び立ちますが、そんなことがあっても、その後も水面をすれすれに飛んでいて、平和的、まさにサンクチャリーです。

Dscf1207  写真は土手の上から撮りましたが、昔は土手がなくこの地域も水害に見舞われたのです。母はこの近くで生まれ育ち、氾濫して本家に逃げたことや、「ほうき星」を見に母親に連れられて鏑川に行ったことを生前話していました。今で言う「ハレー彗星」です。このときは大きく見えたようです。昔からこの鏑川へはたくさんのアユの遡上があったとも話してました。

Dscf1201_2  こんなこともあり今でもカワウが生息してるのでしょう。カワウはアユを好むようで、現在ではアユの放流や遡上には天敵であるカワウ対策が必要でしょう。

 私にとって、この川辺の土手を歩くのは景色も空気も良く、明後日に迫ったサムュエル・トッドさんとの「四阿山」登山への小手調べとなります。   

| | コメント (0) | トラックバック (0)