カテゴリー「季節の移り変わり」の27件の記事

2019年1月 7日 (月)

太陽高度は冬至より高くなってる小寒

P1020598【既に芽を出してる水仙】

 
 新年も早1週間経ち、昨日は小寒、今日は七草です。子供の頃、母が七草雑炊を振るまってくれたことが懐かしく思い出されます。お正月で飲み過ぎたり、食べ過ぎたりして疲れた胃を回復するための先人の知恵なのでしょう。
 
 寒冷の今朝、庭を観察したら、ご覧の通り、幾本ものスイセンが芽を出しており、私たちの季節到来とばかり、寒さに震える人間に早くも春の到来を知らせています。
 
 なるほど日没時刻に関しては12月7日辺りが最も早く、16時28分でしたが、1ヶ月経過した今日は16時44分と、既に16分も日が伸びてます。一方、日の出に関しては今日あたりが一年で最も遅くて6時56分です。【群馬県】
 
 それでも全体的に日照時間は伸びてます。また、太陽高度も高くなりつつあり、あるいは、地中の温度がほんの少し上がり、それを感知してか、スイセンのみならず、梅の蕾も膨らみ、日当りのよい廊下に入れてある10本の君子蘭はすべてに蕾が出始めてます。これらの植物にとって春はもう到来しているのです。
 
 因みに正午の太陽高度について冬至は30.2°、本日1月7日は31.2°、6月22日の夏至は77°となり【国立天文台】、夏至の太陽は冬至の2倍以上の高さになります。
 
Dscf0371【室内の君子蘭の蕾】
 
 この勢いでは君子蘭は大寒には咲くでしょう。おそらく今月末には花盛りと推測できます。人間にとって、これから厳寒の季節であるのに、これらの植物は春を先取りする強い気迫を啓示してます。
 
 「冬来たりなば春遠からじ」はイギリスの詩人Shelleyの一節で、原詩はIf winter comes, can spring be far behind? です。「冬が来れば、もう春は遠くない。」ですが、今は不幸な状況でも、じっと耐え忍んでいれば、いずれ幸せが巡って来るという教えです。まるで、現在の私の心境を歌ってるかの如くです。
 
 ところで、季節の移り変わりの原因は、地軸の傾きが23°26′21″であることに起因します。地球はこの角度で傾いたまま公転を続けることから、見かけ上、太陽高度が上下します。また、日の出、日の入りは時刻が変わるとともに、その場所の角度の差はおよそ46°です。
 
Photo【水沢山山頂からの日の出】・・・友人・故Samuel Toddさん撮影
 
 現在、地球から見た太陽の背景にある黄道十二星座は「射手座」です。日本でこれを確認するのは難しくても、広大な砂漠地帯であれば靄が無く、空気が澄み、太陽が昇る直前の東の空、及び太陽が沈んだ直後の西の空に、これらの星座が見えることから紀元前の人々は太陽の背景の星座を知り、季節がそれと結びついてることを把握してたと想われます。
 
 地球から見る現在の太陽の位置は赤経19hです。つまり19h×15°=285°で太陽は昨年の春分の日から黄道上を285°東へ移動しました。
 
 昨日は暫くぶりに部分日食がありましたが、今日はその太陽を隠した月が上弦の月として夕方西の空に細く出ます。
 
 ところで、今朝はブログを6時から書き始め、途中、地元倉賀野小学校で三学期が始まるので子供たちの安全を願い、登校時巡回パトロールをし、その後、矢中食堂で朝食をとり、ブログの後半を書いてます。皆さん、明日から日の出が一分ずつ早まります。日没も一分ずつ遅くなります。植物に比較して人間は寒さに弱い生物です。このため、夜間を温かくして過ごすことが健康につながります。
 
 

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2018年11月20日 (火)

野鳥が訪れ、静寂な晩秋の佇まい

P1060006

 
庭は晩秋の佇まいが濃厚です。柿の実は私と同じく渋いです。それでも、野鳥が甘くなった実だけを啄ばんでます。花の少ない時季にあって、赤い実をつけたマユミは一際目立ちます。しかし、これは花なのか実なのかどちらでしょう。実は、小さな白い花が5月頃咲きました。ですから実なのでしょう。しかし、食べるところが無いので野鳥は啄ばみません。
 
P1070009

It is the midst of atmosphere of late autumn in the garden. The taste of persimmon fruit is astringent the same as me. Nevertheless, the wild birds pick at sweet one only. In this season there are few flowers, Mayumi that is Euonymus hamiltonianus in academic name is bearing red fruit conspicuously. But I wonder if, this is the flower or fruit. Actually, small white flowers bloomed around May. So it will be fruit. However, there is no place to eat for wild birds. So they do not approach to mayumi.
 

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2018年11月14日 (水)

晩秋を感じさせる菊の花

P1070007【拡大してご覧ください。】


晩秋に咲く花は少ないですが、今の季節を代表するのは菊です。ずいぶん長い期間咲いてます。不思議なことに何故、晩秋に咲くのでしょう。一方、ご覧の通り、半年後に咲くのに今から蕾を膨らませてる植物は私の好きなシャクナゲです。現在、庭に五品種が植えてあります。群馬県の高校音楽では歌集「しゃくなげ」を副教材として使ったことが基になり、私は本物のシャクナゲを育て始めました。
 
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In our nation, there are few flowers blooming in late autumn, but the flower of chrysanthemum that represents the current season. It has been blooming for quite a long period. Why does it bloom in late autumn? On the other hand, as you can see, though it blooms after six months, a plant swelling the buds now is my favorite rhododendron. Currently, five varieties are planted in the garden. In high school music class in Gumma prefecture, students was using the song collection "Shakunage" that means rhododendron as an auxiliary teaching material, because of this I began to raise real rhododendrons.
 
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2018年11月 7日 (水)

今日は二十四節気の「立冬」です。

P1020008【高崎市役所最上階から望む高崎駅方面】

 
7日は立冬です。猛暑の夏はどこに行ったのでしょう。最近はストーヴをつける機会が増えてます。これからますます寒くなりますが、人には常に温かく、自らは夢を持って過ごしたい。ところで、天文学的に立冬とは地球が春分の日から225°公転し、地球から見た太陽が天秤座にある日を指します。太陽の位置は赤経15hです。
 
7th of this month is the beginning of winter in 24 solar calendar. Where has the extreme hot summer gone? Recently the opportunity to use a stove is increasing. It will be getting colder and colder from now on, but always I'd like to show great hospitality to people and spend having my own dreams. Astronomically, the first day of winter is that the earth revolves 225 ° from the vernal equinox and the background of the sun is Libra seeing from our planet. The position of the sun is right ascension 15h..   
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2017年10月19日 (木)

季節の変わり目は十分な体調管理を心掛けたい。

P1030965【前の道を往復し100mウォーキングしたら小石を1つ移動】全部で1000m

 今年の8月の気象は雨や曇りの日が多く、一方、秋の長雨の筈の9月は比較的よく晴れ、10月になってからはぐずついた日々の連続で、しかも、台風21号が日本列島に接近中です。
 
 人間生活が便利になると、世界中で火力発電を中心に化石燃料の消費が多く、これも温暖化の一因でしょう。それに伴いペルー沖太平洋のエルニーニョ現象【海水面の温度が平年より上昇】やラニーニャ現象【海水面の温度が平年より低い】により世界的規模で気候変動が起こり、日本における昨今の不自然な気候はこれが遠因ともいわれます。
 
 一方、秋分の日を境に昼の時間が急速に短くなってます。群馬県の本日【10/19】の昼の長さは「日の入り17時3分-日の出時刻5時54分=11時間09分です。因みに夏至【6/21】の日中の時間は14時間39分ですから、すでに3時間30分も昼の長さが短くなってます。
 
 日照時間が短くなると太陽光の角度も低くなり、寒気を伴ったシベリア大陸の高気圧が威力を増し、日本列島の気温は著しく下がります。因みに、太陽が南中する角度は夏至が77.1度、本日【10/19】は43.6度で、その差は33.5度という予想超えた低い角度です。なお、冬至の南中時の太陽光角度は30.2度です。
 
 これにより就寝中は特に冷えるので、体調の管理に万全を期したいものです。体調の管理とは、1、朝食をきちんと摂取、2、温かい時間帯に適度な運動の励行、3、深い睡眠を心掛けることですが、日中に充実した時間を過ごすと睡眠が深くなると考えられます。
 
P1020148【温かいジャスミン茶】
 
 寒いとき、体を内から温めるには温かい飲み物が効果があり、私は香りのするジャスミン茶を愛飲してます。この飲み物は気持ちが落ち着きます。
 
 一方、先日、記述した便秘対策で効果抜群のトマトジュースは、抗酸化作用があり、がん対策に効果があると先日の前立腺対策の講演会で学び、以来実践してます。トマトにはリコピンが含まれ、これががん対策に良いと考えられます。講演会を受講し、その後の生活が一変しました。
 
P1020080【リコピン1.5倍のトマトジュース】
 
 習慣的な便秘は大腸のみならず、多くの消化器官に害はあっても益はないでしょう。スムースな排便は健康生活の基本と言えます。特に爽快感を伴うことが大切と考えます。
 
【老人施設】
 
 一方、昨日は赤城山の中腹の富士見町に行き、上から2番目の姉に会って来ました。住んでるのは自分の持ち物である部屋ですが、ホームのようであり、食事も用意してもらえ、常駐のヘルパーがいる施設です。また、この施設の近くには彼女の娘がおり、何かと安心です。姉は思った以上に元気でした。
 
 私が生まれたとき母が母乳をあまり与えられず、暫くの間、この姉が高崎女学校の帰りにミルクを買って来てくれたとのことで、以来、私が背が大きく育ったのは姉のお陰であり、乳幼児期にカルシュームを豊富に摂取したのが遠因と考えられます。
 
 彼女は来年90才です。昔、音楽教員だったことから現在でも声が高く、内臓は健康とのことです。20年前に配偶者をなくし、結局、私と同様に一人暮らしです。でも、この施設でいろいろの人に会える環境です。暫くぶりに話をした感じでは認知症とは縁のない生活です。この年にして本をかなり読んでるとのことで感心し、生活は充実してるようで安心しました。
 
 ところで、昔から健康維持には「腹に八分」といわれてます。食べ過ぎへの戒めと思います。私は朝食9、昼食7、夕食8の割合で平均して腹八分を励行し、朝食をしっかり摂る主義です。どの食事も動物性脂肪や、可能な限り欧米化した食事を避け、今後も前立腺マーカー0.6の維持に努めます。
 
 

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2017年9月 7日 (木)

今日は二十四節気で「白露」・・・優雅な響きです。

Photo【秋に見られる・うろこ雲】

 最近、朝夕はひんやり感じられ、特に日が暮れるのが早くなりました。私の群馬県では本日の日の出は5:19、日の入りは18:04で昼の長さは12時間45分です。

 同じ日本でも緯度・経度が変わるとこれらの時間は異なり、北緯43度の根室では日の出が4:48、日の入りが17:43で、昼の長さは12時間55分です。一方、北緯26度の那覇では日の出が6:12、日の入りが18:43で、昼の長さは12時間31分です。
 
 日の出については根室の方が那覇より1時間24分も早く、日の入りについては那覇の方が根室より丁度1時間遅いです。昼の時間については、秋分までは北へ行くほど白夜に近いことから根室が那覇より24分も長いです。
 
P1030890【未だ咲いてる百日紅】
 
 一方、この時季の天気は秋の長雨も加わり、実際には不安定の日が多くても一旦晴れれば大陸からと思われる「うろこ雲」が天高く偏西風に乗って日本上空を通過し、太平洋側へと流れます。季節はこれから本格的な・・・天高く馬肥ゆる秋・・・へ向かいます。
 
 ところで、季節の移り変わりは、地軸が23.度26分ほど傾斜しつつ、毎秒およそ29㎞の速度で公転してる地球の動きに起因し、これにより太陽光の角度が変化するからです。
 
 地球から見た太陽はその後方に存在する黄道十二星座の中を東へ移動してるように見えます。星がはっきり観察できる場所であれば、日の出前と日没後に黄道十二星座と太陽の位置関係が分かります。
 
 現在の太陽は「しし座」を離れつつあり、いよいよ「おとめ座」へ向かってます。そして秋分となり、一等星では珍しくほぼ黄道上にあるスピカに近づきます。
 
New 【しし座】
 
Photo【太陽がおとめ座にくると秋分】・・・ウィキペディアより転記  
 
 本日・白露での太陽は「しし座」と「おとめ座」の中間付近にあり、その正式な位置は春分点から数えて経度で165°です。これは赤経では11hです。あと2週間経過すると地球は春分から公転軌道上を半周し、太陽の赤経は12hになり、「おとめ座」の秋分点に達します。
 
 一方、星座は夜間に見えることから、現在は春分点がある「うお座」が七夕の星座たちの東に来ており、それは暗黒の宇宙に広がる雄大なインドの形であり【私見】、それに挟まるかの如く、メソポタミアの肥沃な農地【紀元前、メソポタミアにいたバビロニア人の思い】を表す「秋の四辺形」が日本の頭上に到来しており、秋が深まると共にこれらの星座は益々その存在感を呈してきます。
 
Photo_2【春分点がある魚座】
 
 元来、二十四節気は遠い昔の中国から来た季節の区分です。実に季節の変化と特徴をよく捉えており、確かに今の時季、草花には朝見ると露が溜まり、これは夜間に気温が低下し、大気中の水蒸気が露となって植物の葉に付くようになる季節です。これが冬になれば霜です。その季節は10月23日の霜降と表してます。
 
 いよいよ本格的な秋が近づき、私は年を重ねる毎に健康第一を最重要事項とし、日々、筋肉を落とさないサルコペニア対策、スムースな血流の促進、しっかり朝食、そして、亀井勝一郎を中心とする読書に、音楽芸術に、可能な限り「内面生活を充実」させたい。
 

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2015年2月 9日 (月)

春と聞かねば知らでありしを・・・早春譜の季節

P1060145 【咲き始めた馬酔木】

 立春から10日経ち、我が家の庭も幾分か春の気配が漂っても、気温はまだまだ寒いです。1月の間はおよそ三寒四温の繰り返しであっても、ここへ来てその間隔が縮まり、二寒三温ほどに変化してるように感じます。そして、その後は一寒二温となり、ついに一寒が解消されるのは春分の後でしょうか。

 しかし、寒い日が続いても、なぜ、植物は季節を知ってか、蕾が膨らんだり、早くも開花し始めるのでしょう。植物は何によって春の到来を感じとるのでしょう。

P1060141 【紅梅の開花】

 確かに最近の日照時間は伸びつつあります。群馬県では冬至の昼の時間が9時間41分であったのに、本日2月9日の昼の時間は10時間38分であることから、昼の時間は冬至と比較して1時間も伸びています。

 これは同時に太陽光の角度が概略1日平均0.26°高くなるとして0.26×50日(冬至~本日まで)=13°となり、これは視覚的に、太陽の高さは手を伸ばして中指の長さほど高くなってます。

 このように植物は日照時間の増加と太陽高度の変化を感知して、次第に蕾から開花へと変化していくのではないでしょうか。

P1060148 【一輪咲いた白梅しだれ】

 実は今年はこの梅に期待してます。というのは花梅であっても樹木が大きいことから実が多く収穫できます。今まで実はそのまま落ちてしまうことが多かったです。しかし、昨年、友人Samuel Toddさんに分けてあげたところ、かれは梅ジュースにしてくれました。それが驚くほど美味しく生き返る思いなのです。

 このとき、私は来年こそ梅ジュースを作ると決心したのです。梅の木は6本あることからかなりできることになります。梅の実を殆ど有効利用しなかった今までは何ともったいなかったことをしたのでしょう。今年は楽しみが一つ増えました。

P1060149【廊下の陽だまりの君子蘭】

 ところで、タイトルの如く、立春を過ぎ、現在は季節の上で春であっても、まだまだ寒い日や北日本では雪の日々です。暦と季節のずれを歌った「早春譜」は今の季節感がよく出ています。

http://youtu.be/n_vWpnYv2FA

 私は特に3番の歌詞が素晴らしく思います。

3、春と聞かねば知らでありしを 聞けば急かるる胸の思いを いかにせよとのこの頃か いかにせよとのこの頃か

 今まで炬燵の中で温かくしていて、春という言葉を聞かなければ知らずに済むのに、近頃は春という言葉を度々聞くようになった。「いったい何から活動を始めたらよいのか」と自らに問うています。

 私たちも、寒さに負けないで今年こそ新たな人と出会い、積極的に活動を広げたいものです。

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2012年11月 1日 (木)

今日は「小春日和」です。

P1020954 【赤城山・覗き岩からの紅葉】 

 先日、木枯らし1号が吹き、群馬県でも季節が急激に変化し、私は風邪気味になりました。特に就寝中は気温が下がり、風邪を引きやすいです。やがて来る冬のために新たな冬用パジャマを購入しました。肌触りが良く、温かく寝心地がいいです。これは近くのサンキで購入しましたが、本来ならば2000~3000円の布地です。ところが、何と599円です。その代わり、難ありと書かれていました。

 何【難】だろうと思って、良く見るとボタンが左側に付いています。ボタンが嵌め難いかなと一寸、迷いましたが、大切なことはボタンより温かいことが肝心なので購入を決意し、結果的に就寝中はとても温かく寝心地がいいです。安くていいものを手に入れたと思ってます。

P1020961  隣の家のミカンが色づきました。庭に果物がなる光景は穏やかなものです。私の家では花木が多く、なりものはザクロと柿だけです。柿は不作でした。なりものは楽しみが増し、将来は2~3本の果物を植えようと考えてます。記念樹になればいいです。

 何の記念樹かって、それは追々発表いたします。

 ところで、今日のように晩秋の時季に気圧配置がゆるみ、大陸からの移動性高気圧が日本列島をすっぽり包み、まるで春を思わせるような穏やかな日を「小春日和」というようです。

 ですから、2月~3月の温かな初春を言うのではなく、昔から11月頃の温暖な日を「小春日和」=Indian summerと言ってきたようです。

 太陽太陰暦(旧暦の)の10月は神無月と呼ばれ、小春はその異名です。現在の太陽暦ではおよそ11月に当ります。昔からこの時季は一時的に冬型の気圧配置がゆるみ、移動性高気圧に覆われ、温かな日があったのでしょう。晩秋なのに春がつくのはおもしろいです。

 逆に、5月末に麦が黄色くなる頃を「麦秋」というのもおもしろいですね。

825 【吉井町・牛伏山山頂よりの景色】

 一方、テレビの天気予報では時々、5月のよく晴れた日を「今日は皐月晴れでした。」という放送が流れることがあります。しかし、「皐月晴れ」の皐月は本来、旧暦の5月なので、現在のおよそ6月を指します。

 ですから「皐月晴れ」とは「梅雨の晴れ間」を指すのではないでしょうか。現在の5月で晴れの日は「五月晴れ」(ごがつばれ)というのが正しいでしょう。

 このように、旧暦のいろいろの名残を現在の太陽暦でも、その日付のまま使っていることがあり、不都合が生じてます。

 例えば、七夕は旧暦の7月7日の夕刻の月の満ち欠け状態を表すので、東京のように現在の7月7日に行うのは昔と時季がかなりずれ、梅雨の最中で彦星と織姫星はまず見えません。旧七夕の日は現在では8月で、毎年必ず「先勝」と決まってます。男女の出会いは先勝がいいのでしょうか。

 また、ひなまつりは3月3日ですが、これも本来は旧暦の3月3日ですから、現在の4月で桃が咲く頃です。旧ひなまつりの日は子供の幸せを求め、必ず「大安」と決まってます。 

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2012年4月30日 (月)

コデマリの蕾は五角形の世界

P1020169  デジカメでコデマリの蕾を撮りました。クリックすると神秘の世界が広がります。

 今日で四月も終わり一年で最も良い季節である五月になります。地球は公転軌道上を毎秒29kmというもの凄い速さで、一月一日以来すでに約3億km移動したことになり、これは1周の約120度周遊したことになります。

 その間、例えば、先般は金星・三日月・木星が並んで見えましたが、三つの天体は互いに想像を絶する距離に浮いてても、私たちの宇宙船「地球号」から見ると同方向にあり誠に神秘でした。

 来たる5月21日、東京では173年ぶりの金環食です。観察方法を工夫し、網膜を損傷しないよう決して裸眼で見てはなりません。太陽の位置は殆ど真東です。

 金環食の日は金星が6月6日に起こる内合【今回は日面通過】の直前で、見かけ上、金星が太陽の左隣に近づきます。空が多少薄暗くなるので果たして金星が見えるかどうかも楽しみの一つです。なお、金環食の日は旧暦の4月1日です。日食が起こる日は旧暦の1日か、その前後です。

P1020157  ところで、多くの植物は開花も終わり、すでに新芽が出始めても、夏に咲く「ねむの木」や「サルスベリ」はなかなか芽が出ず、枯れたのかとハラハラしました。しかし、ゴールデンウィークになると、やはり枝から芽が出てホッとします。夏に開花する植物の新芽が出る時季は他の植物より遅いことが分かります。

 子供の時から庭にあるコデマリを細かく観察したところ、蕾がすべて五角形であることを知り、その後、花弁が五枚になることが分かりました。

P1020167  蕾が五角形とは何とも不思議ですが、ツツジやシャクナゲの花弁も五角形が多いようです。いろいろ植物を観察し花弁は何枚か調べるのも面白そうです。枚数には何か理由があるのでしょう。

 一方、当地では一般の桜が終わり、庭には今を盛りと八重桜が咲き誇ってます。花弁は白とピンクの二色で、これも不思議です。

P1020153  亡父が50年前に植えたもので、植えた主人はこの世に存在しなくとも、それ以来ずっと咲き続け、父の魂が生きてるかの如くです。

 最近、私がつくづく感じることの一つに、庭の植物の成長には、やはり多くの水を与えることです。八重桜の近くに近年、サルスベリを植えたので水やりしたら八重桜にも波及効用があり、樹勢が良くなりました。

P1020152  5月6日にはお客様が数多く見え、お料理を持寄って花見をします。そのとき開花する予定は西洋シャクナゲ大輪です。その日のために、現在は水を与えてます。築山に植えてあるので水はけが良く、果たして、例年のように見事に咲くかワクワクしてます。

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2012年3月 5日 (月)

残しておきたい「啓蟄」の表現・・・季節とも合致

Dscf0259_2  今日は二十四節気でいう啓蟄です。「啓」は動作や行動することで、「蟄」は虫の冬ごもりを意味することから、この時季になると地中に隠れていた虫がそろそろ地上に顔をのぞかせたり、野菜についた虫が蝶になったり、桃の蕾が膨らんだり、野山では小鳥の鳴き声が聞こえてくる頃です。

 翻って、人間にとっても比較的じっとしていた冬の生活から脱皮し、さあ、働くぞと意気込みを始める日でしょう。

 吉丸一昌作詞、中田章作曲「早春賦」は啓蟄にぴったりの音楽です。私は3番がとても好きです。

http://www.youtube.com/embed/B2F4qqn-RG8"

  二十四節気は本来、天文学的なことであり、啓蟄はその年によって多少異なってもほぼ3月6日ですが、今年は閏年のため3月5日です。国立天文台の計算によると啓蟄の天文学的な瞬間は13時21分とのことで、太陽黄経は昨年の春分から345°移動し、 冬至から5/24年、時間が経過したことになります。

 二十四節気は古く中国で始まったと伝えられ、当時は太陽太陰暦(旧暦)であったことから、季節のずれが毎年起こった筈です。旧暦は月に合わせた暦であるため、農作業の時季に狂いが生じ、その問題を解決するために二十四節気が考えられたのでしょう。

 明治初期まで日本も同様でしたから、特に江戸時代では庶民にとって二十四節気は非常に大切な暦であったと推測できます。

 先日ブログに書きましたように、日本気象協会によると今秋には新たな二十四節気の名称が生まれるようです。決定すれば、平成25年のカレンダーに新たな名称が書き込まれる公算が強いです。果たして、カレンダーの製作に間に合うでしょうか。早めの対応が望まれます。

 ところで、二十四節気とは1年を24等分するので、季節はおよそ15日ずつ移り変わるという見方です。

 その名称と今年の日本での月日は、春分(3/20)、清明(4/4)、穀雨(4/20)、立夏(5/5)、小満(5/21)、芒種(6/5)、夏至(6/21)、小暑(7/7)、大暑(7/22)、立秋(8/7)、処暑(8/23)、白露(9/7)、秋分(9/22)、寒露(10/8)、霜降(10/23)、立冬(11/7)、小雪(11/22)、大雪(12/7)、冬至(12/21)、小寒(1/6)、大寒(1/21)、立春(2/4)、雨水(2/19)、啓蟄(3/5)です。

 上記の中から現在の日本に合わない名称を変更するとのことですが、すでに定着してる春分、夏至、秋分、冬至は天文学的にも変更できないでしょう。

 立春、立夏、立秋、立冬の名称もすでに定着し変更できないでしょうが、それぞれもう少し遅い時期にずらしてはどうでしょう。立春は寒過ぎるし、立秋はく暑さの真っ盛りです。これらを1ヶ月遅らせると平均した日本の季節に合致するでしょう。

 一般的に馴染みの少ないのが穀雨、小満、芒種、白露、寒露、などですから、これらは日本の季節感に合う名称が望まれます。

 一方、本日の「啓蟄」はとても味わい深い表現です。日本の季節にも合致し、私は残してほしい名称と感じてます。

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